超次元ゲイムネプテューヌ 夢のヒーローを目指して   作:ホタチ丸

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はい、皆さんこんばんわ!
いつの間にか4月も終わっているんですね。
それでは、 救世の魔剣 はじまります


救世の魔剣

 ギョウカイ墓場にそびえる黒い塔の内部、夢人とフィーナ以外にも邂逅を果たしている2名がいた。

 

〔どうやらまだ眠っているようですね〕

 

 薄暗いの部屋の中、無造作に床の上に転がされているイストワ―ルだけしかいない空間に声が響き始める。

 

 次第に天井から光の粒子が零れだし、薄暗かった部屋を照らし出すと球体となってイストワ―ルの頭上に姿を現した。

 

〔……何とも酷い扱いですね〕

 

 フィーナはエヴァへのプレゼントと言っておきながら、その実余っている部屋にイストワ―ルを放り投げただけなのだ。

 

 ベッドの上で寝かされていた夢人に比べて扱いに差があるのは、一重にフィーナの興味の度合いが影響している。

 

 扉を施錠すらせずにいたのは、仮にイストワ―ルが起きて抜け出そうとしても自分には関係ないと思っていたからなのか。

 

 それよりも夢人の方を優先した結果、対応がずさんになってしまったのか。

 

 しかしながら、自分に報告しに来た時の上機嫌な様子から後者が濃厚であると判断すると、次にどうやってイストワ―ルを起こすべきかを考え出す。

 

 下手に起こして騒がれることは、エヴァにとっても不都合である。

 

 イストワ―ルの放置具合から、もしフィーナの逆鱗に触れることになってしまえば、彼女は確実に消されてしまう。

 

「……むにゃむにゃ……ネプテューヌさん……まじめに……」

 

〔……彼女はちゃんと役目を果たせているみたいですね。さて、いつまでもこうしているわけにもいきませんね……起きてください。起きてください、イストワ―ル〕

 

 こんな状態であるにもかかわらず、イストワ―ルは頬を緩めて口をもごもごと動かしながら寝言をつぶやく。

 

 ネプテューヌを叱る言葉のようであったが、イストワ―ルはどことなく嬉しそうに見える。

 

 そのことにエヴァは安堵し、イストワ―ルを起こすために優しく声をかけ始めた。

 

〔おーい、やっほー、はいさい、グッドモーニング、ボンジュール、グーテンモルゲン、ブオンジョルノ〕

 

「う、ううん……」

 

〔後もうひと押しですかね……ブエノスディアス、ボンディア、ゴーオンダイン、フーテモールヘン、ジェアグゥィチエルモジン〕

 

「う、うるさいですよ、ネプテューヌさん!! 今何時だと……あ、あれ、ここは?」

 

 最初こそ優しく語りかけるように聞こえていた言葉も、次々と並べられていくエヴァの声に、イストワ―ルは不快そうに眉をひそめながらうなされ始めた。

 

 イストワ―ルにしてみれば、念仏のように耳に届けられる言葉の羅列に安眠を妨害されているのと同じ事であった。

 

 嫌な手ごたえを感じたエヴァは畳み掛けるように続けるのだが、ついにイストワ―ルが限界を迎えて覚醒を果たした。

 

 見ていた夢とは関係なく、こんな悪戯染みたことを自分にするのはネプテューヌしかいないとわかっていたイストワ―ルは、バッと上半身を起こすと両手を振り上げて下手人を叱ろうとしたのだが、自分が見知らぬ場所で寝ていたことに気付き、きょとんとしてしまう。

 

「私は確か自室に戻ろうとして……」

 

〔フィーナに襲われたんですね〕

 

「っ、だ、誰ですか!?」

 

 起きぬけの頭であったが、イストワ―ルは自分がどうしてここにいるのかを思い出せる範囲で考え出した。

 

 『勇者への道』が雨の影響で第4試合が延期になってしまい、イストワ―ル自身も予定していた作業を中断せざるを得なくなったため、全員でプラネテューヌの教会に戻ってきた後、どれだけの効果があったかを確認していた。

 

 途中経過であっても、第2と第3試合のおかげで概ね予定通りの成果を上げることができていたことを確認し、ホッと胸をなでおろしながら自室へと向かったことまでは思い出せていた。

 

 しかし、その後からの記憶は全くなく、どうにかして思いだそうとしていたイストワ―ルに、エヴァがその答えを与えた。

 

 実際に、イストワ―ルはフィーナに背後から襲われ、気絶してしまっていたのだ。

 

 まだ頭が寝ぼけていたことで、周りへの警戒を疎かにしていたイストワ―ルは慌てて部屋を見渡すのだが、人影はどこにも見当たらない。

 

〔こちらですよ〕

 

「っ、あなたは……人、なんですか?」

 

〔いいえ、私はただのプログラム体です。名前をエヴァと言います。以後お見知りおきを〕

 

「は、はあ、ご丁寧にどうもありがとうござい……」

 

〔礼は不要です。何故なら……〕

 

 声が聞こえてきた方を向くため、わずかに視線を上に上げたイストワ―ルが見たのは、部屋に備え付けられている光源だと思っていたエヴァであった。

 

 最初はそれを信じられず、光る球体がスピーカーの役割をしているのではないかと疑った。

 

 しかし、視認した途端に自分の顔の高さにまで降下してきたエヴァとその自己紹介に、イストワ―ルは状況も忘れて挨拶を返そうとしてしまう。

 

 だが、エヴァはそれを遮り、イストワ―ルに近づくと……

 

〔ちょっとだけビリッとしますよ〕

 

「何を……っ!?」

 

 ……そのままエヴァはイストワ―ルの顔に体をぶつけた。

 

 

*     *     *

 

 

「……わかりましたか? 私の、『再誕』の女神としての役割を」

 

 瞳に涙を浮かべてフィーナは訴えるように、自身がどんな存在なのかを夢人へと語った。

 

 聞かされた夢人は、ただ言葉もなく呆然としてしまっていた。

 

(何だよ、それ……それじゃ、アカリとフィーナは何のために生まれてきたんだよ……)

 

 フィーナの言葉を解釈した結果、夢人にはシンや古の女神達が『再誕』の女神を便利な使い捨ての道具としてしか見ていなかったのではないかと思った。

 

 実際にネプギア達のように対面したわけではなく、フィーナの言葉だけしか知らない夢人であったが、それ以外の考えが思い浮かばない。

 

 自分がB.H.C.を使ったせいで心が生まれたとわかっていても、夢人にはアカリもフィーナも生きている個人である。

 

 それなのにゲイムギョウ界を修復し終えた後、死ぬしか選択肢しかない彼女達の運命を聞き、夢人は頭の中が疑問で埋め尽くされてしまっていた。

 

 必要だから誕生させられ、いらなくなったらすぐに消される。

 

 『再誕』の女神の理不尽な境遇は、勇者である自分とまったく同じだと夢人は感じた。

 

(何なんだよ、『再誕』の女神って……勇者って、いったい何なんだよ)

 

 深く感情移入してしまうのは、夢人がアカリの親だからと言う理由だけではない。

 

 自分も勇者として、死ぬことを強要されていたからだ。

 

 結果として、自分は生き続けることができているが、この先『再誕』の女神には未来がない。

 

 彼女達には2択しかない。

 

 ゲイムギョウ界を修復して消滅するのか。

 

 ゲイムギョウ界を修復せず、世界の崩壊と共に消滅するのか。

 

 どちらにせよ、彼女達には絶望の未来しか用意されていない。

 

 夢人は心の中で、そんな未来を強いらせたシン達への疑問をくすぶらせた。

 

 行き場のない感情は表情にも表れてしまい、夢人は辛そうに顔を歪めてフィーナから視線をそらしてしまう。

 

「父様がそんな悲しそうな顔をしないでください」

 

「だけど、お前が言っていることが本当なら……」

 

「大丈夫です。今言ったことはすべて過去の話です。今はゲハバーンがあり……父様が私の傍にいてくれるんですから」

 

 フィーナは悲しげに瞳を揺らしながら、ベッドの上で寝ている夢人の手を両手で包むと、顔を覗き込むように見上げた。

 

 そして、安心させるように顔を綻ばせて口を開く。

 

「ゲハバーンの力で、私は『再誕』の女神としての枷を取り外すことができました」

 

「枷?」

 

「ええ、私の体にはすでに自壊プログラムが存在しません。ゲハバーンの力で“カット”しましたから」

 

 フィーナが初めてゲハバーンを手にした時、自分を貫いた理由はそこにある。

 

 いくら『再誕』の女神が情報を統括する存在だと言っても、自身を構成する情報を改変するための力は有していなかった。

 

 それは、シン達が1つの完成された存在として『再誕』の女神を設計していたからである。

 

 『再誕』の力は、あくまで1つの形をなしている情報にのみ作用する。

 

 例えば、ギョウカイ墓場でレイヴィスが夢人の体内から女神の卵を抜きとれたのは、女神の卵が1つの情報の集合体であったからである。

 

 体内に入っていようとも、女神の卵は夢人の身体情報には含まれない異物の情報であったため、“カット”することができたのである。

 

 しかし、自壊プログラムは『再誕』の女神にとって異物でも何でもない。

 

 むしろ、正常起動するために必要なプログラムの1つであったため、通常の手段では取り外すことはできなかった。

 

 だが、その問題をゲハバーンが解決してくれたのだ。

 

 “カット”の力を強化する能力があるゲハバーンは、より精密な情報の細分化を可能にしたのだ。

 

 素の状態では触れることもできない細かい部分も、ゲハバーンを使うことで“カット”することができるようになったのである。

 

 それはまるでピンセットのような役割だろう。

 

 普通に考えるなら、機械から歯車を抜き取ってしまい、正常に働かなくなってしまうことと同じ行為であり、フィーナは『再誕』の女神としてのまとまりを失ってしまうように思える。

 

 だが、『再誕』の力は、本来バグによって歪んでしまったゲイムギョウ界を修復するためのものである。

 

 つまり、フィーナは自壊プログラムを“カット”と同時に、自身の体が崩壊しないように自身を構成する身体情報を基に新しい無害なプログラムを作成して“ペースト”させていたのだ。

 

 これは、夢人が犯罪神を復活させるための鍵を抜き取られてしまったトリックを助けた時と同じ行動である。

 

 目玉状態であったマジェコンヌが夢人の頭の中に直接補填すべき情報を送り、アカリの力でそれを形にした結果、トリックは死ななくてすんだのである。

 

「だから、私はもう例えゲイムギョウ界を修復し終えたとしても、体が消滅することはないんですよ」

 

「そうなのか……よかった」

 

 夢人はフィーナが消えなくて済むことに胸をなでおろした。

 

 フィーナの言い分はアカリも助けることができることを意味している。

 

 2人が理不尽に死ぬ未来がなくなっただけでも、夢人は救われた気分になった。

 

「ですから、私が未来を掴むために父様の力が必要なんです」

 

「俺の力? それって……」

 

「もうわかっているのでしょう? バグとしての、ゲイムギョウ界を歪ませてしまう力のことですよ」

 

「っ!?」

 

 にこりと笑って言うフィーナに、夢人は目を大きく見開かせて驚いてしまう。

 

 以前から考えていたことである自分がバグになってしまう可能性。

 

 アカリの態度しか判断材料がなかったそれを、同じ『再誕』の女神であるフィーナに肯定されたことで、夢人は自分の考えがあっていたことを確信することができた。

 

 だが、アカリが自分をバグにしないように自分の体にいるはずであった。

 

(アカリ!? おい、アカリ!?)

 

「無駄ですよ。アイツは私が“カット”してしまいましたから、父様がいくら呼びかけても返事は返ってきませんよ」

 

「くっ、お前はそれで俺をどうするつもりなんだよ!?」

 

「何もしません。さっきも言った通り、一緒に生きていくだけ。それ以外は何も望みませんわ」

 

 頭の中で呼びかけても返事が返ってこないことに焦りを感じる夢人に、フィーナほほ笑むだけだ。

 

 睨まれようとも、フィーナは嬉しそうに頬を緩めて言葉を続ける。

 

「父様が歪ませて、私が修復する……お互いゲイムギョウ界にとって不可欠の存在になり、ずっと一緒に生きていく。とっても素敵なことだと思いませんか?」

 

「……俺はそうは思わない。お前の掴もうとしているは、未来なんかじゃない」

 

「いいえ、私には父様と一緒に生きる未来しかないんです。勇者である父様と『再誕』の女神である私が未来を掴み取る唯一の方法、スクラップ&ビルドを繰り返していくしかないんですよ」

 

「違うだろ!! 何でそんな風に決め付けるんだよ!! 勇者とか『再誕』の女神とか、そんな生き方を縛る必要なんて……」

 

「だったら、どうして父様はニートでは駄目だったんですか?」

 

 夢人の反論に、フィーナは悲しそうに目を細めて口を開く。

 

「父様が職を求めたのは、何かに縛られたいからじゃないんですか?」

 

「……何を、言ってるんだよ」

 

「父様がニートを嫌っていたのは、決して社会的地位が低いからじゃない。自分の存在意義が見出せないからじゃないんですか? だから、ゲイムギョウ界から消えようとした時も、ずっと勇者にこだわっていたんじゃないんですか?」

 

「……違う。俺は……」

 

「違いません。父様は勇者だからこそ、オリジナル達と一緒にいられると思っていました。それはきっと今もそう、だから『勇者への道』なんて言うくだらないことをしてまでも、勇者であろうとしていた……それは私も同じです」

 

 夢人自身、フィーナを完全に論破するための言葉を持っていなかった。

 

 フィーナの言葉は決して的外れなものではない。

 

 夢人は自分が死んでしまうとわかっていても、勇者としての存在にこだわっていた。

 

 自分が思っていなくても、心の片隅ではまだその考えが残っているのではないか。

 

 そんな不安が夢人の口を重くしていた。

 

 フィーナは自分の胸元で両手を組み、不安そうに見つめ始める。

 

「私も『再誕』の女神としての生き方に縛られているんです。自壊プログラムを“カット”したところで、私はいずれ消えてしまうかもしれない。だったら、縛られてでも自分と言う存在を、このゲイムギョウ界で確立させたい」

 

「……ちょっと待ってくれ。消えるとか、存在の確立ってどう言う……」

 

「言葉の通りです。私は未来永劫、このゲイムギョウ界で存在する唯一の『再誕』の女神になりたい……だから」

 

「あっ……」

 

 組んでいた両手を解くと、フィーナは夢人の額を指先でツンと突いた。

 

 すると、夢人は瞼を閉じてベッドへと体を沈めて眠り始める。

 

「父様が起きる頃にはすべて終わっています……父様と私がこれからもずっと生きられるゲイムギョウ界にしてみせます。だから、ゆっくり眠っていてくださいね。目覚めれば、きっと私の考えも理解してくれるはずですから」

 

 眠ってしまった夢人に言い聞かせるようにフィーナはささやくと、椅子から立ちあがって部屋の出口へと向かっていく。

 

 扉の前に立つと、フィーナは1度夢人へと振り返り、ほほ笑んでつぶやく。

 

「いってきます、父様」

 

 言い終えると、フィーナは満足そうに頬を緩めて部屋を退室した。

 

 残されたのは、ベッドの上に眠る夢人だけであり、その寝息が静かに響くだけであった。

 

 

*     *     *

 

 

「……私……私……」

 

 ギャザリング城から飛び出したナナハは、森の中で木に背を預けて1人膝を抱えて泣いていた。

 

 涙は止まることなく溢れており、その悲しみが深いことは明らかである。

 

「何で……どうして……」

 

 言葉にならない疑問が胸の中で渦巻き、やがては現実逃避をするように断片的な言葉だけがこぼれていく。

 

 『転生者』が本来辿っていた運命。

 

 ネプギアが夢人の気持ちに気付いたこと。

 

 ……そして何より、自分の望んだキラキラした生き方が最初からできなかった事実がナナハを苦しめる。

 

 シン達の計画通りに進めば、ナナハは『才能』を失ってしまい、女神候補生ではなくなってしまっていた。

 

 そして、自分はベールの妹ではなくなってしまい、夢人も勇者の役目を終えて来てしまっていた未来が待っていた。

 

 だが、現状はシン達の計画は破綻したが、夢人はフィーナに捕らえられてしまっている。

 

 その解決策を見つけるため、ネプギアがパープルディスクの中に記録されている夢人の記憶を観たのだが、それはナナハの初恋を終わらせる可能性を秘めていた。

 

 事実、ネプギアは今まで気づかなかった夢人の気持ちを知り、自分達が両思いであったことを悟ってしまった。

 

 ユニ同様、すぐにどうこうなるとはナナハも思っていない。

 

 だが、問題はネプギアの知り方であった。

 

 ナナハには、まるで夢人とネプギアが最初から恋人になることが決められているように感じてしまったのだ。

 

 シンとウラヌスが夢人の気持ちに気付くことを前提に話していたことも、ナナハの思い込みに大きく影響を与えている。

 

 自分がどうあがいても変えられない事実であったと、打ちのめされた気分である。

 

 ……どちらの未来であっても、自分が望んでいたようなキラキラした生き方ができなかったという事実に、ナナハはアイデンティティが崩壊しそうになっているのだ。

 

 『特典』に対して、あまりいい思い出がないナナハにとってみれば、自分の望んだことが100パーセント叶うとは思っていない。

 

 『才能』で発動した女神の力のせいで生みの親からは捨てられ、ベールやチカ、ケイブ達からは天才だと勘違いさせられてしまっていたのだ。

 

 そんなナナハを変えたのが夢人との出会いであり、自分らしく生きていくことを誓っていた。

 

 だが、あまりにも唐突にもたらされた事実は、ナナハを混乱させ、絶望させるには充分であった。

 

「やだ……嫌だよ……」

 

(だったら、簡単でしょ?)

 

「っ、誰!?」

 

 弱音を吐いていたナナハは急に聞こえてきた声に驚いて、慌てて顔を上げて周りを見渡すが、誰の姿も見つけることができない。

 

 しかし、声は楽しそうにナナハの耳へと聞こえてくる。

 

(今が嫌なら壊しちゃえばいいんだよ。あなたにはその力があるでしょ?)

 

 ……瞬間、ナナハの胸が大きくドキッと高鳴った。

 

 声の主の正体はわからない。

 

 しかし、声が言っている力の正体には心当たりがある。

 

(さあ、何を躊躇う必要があるの? もっともっとその力を使っちゃいなよ。だって、その力はあなただけの物なんだから)

 

「……私だけの、力」

 

(そう、あなただけの力。どう使ってもいいし、何をしても構わない……すべてはあなたの望むままよ)

 

「私……私は……」

 

 ナナハは耳に聞こえてくる自分を助けてくれる天使のような、それでいて悪魔のようなささやきを聞きながら、自分の両手のひらを見つめる。

 

 そして、1度瞬きをすると、顔を引き締めて立ち上がった。

 

 その瞳にとある決意を秘めて……




という訳で、今回は以上!
5月は激ノワに、リバース2のDLCが楽しみですね。
早いところレベルキャップだけでも欲しいところです。
なんていうか、レベルアップのない戦闘の味気なさが周回プレイに辛くて……
それでは、 次回 「姉妹」 をお楽しみに!

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