超次元ゲイムネプテューヌ 夢のヒーローを目指して   作:ホタチ丸

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何とか今日中にあげることができたぜ
いや、難産でしたぜ、旦那
今回はサブタイの通りあるキャラクターの活躍がメインだ
みなさんの期待通りだと思いますよ?
それでは 覚醒 はじまります


覚醒

 バーチャフォレスト奥地にて、ゲイムキャラを発見した夢人達。

 

 しかし、ゲイムキャラを破壊しようとしていたマジェコンヌの下っ端リンダが4人の前に立ちはだかる。

 

 果たして、夢人達はゲイムキャラを救いだすことができるのか!?

 

 

*     *     *

 

 

「オラオラオラ! ハハハハ!! どうしたどうした? アタイを下っ端呼ばわりした割には随分とよええじゃねぇか!」

 

 リンダは4人に刀を振るう。

 

 リンダ相手に4人がかりで戦っている夢人達であったが、リンダの猛攻撃に反撃すらできずにいた。

 

「ホラホラホラ! アタイを倒してゲイムギョウ界を救うんじゃなかったのか? この雑魚ども!!」

 

 リンダは刀を素早く振り回して攻撃してくるため、夢人達はその攻撃に対して防戦一方になってしまっていた。

 

「っく!? 何であんな攻撃があんなに強く感じるのよ!?」

 

「うぅぅぅ……まともに戦えないです……」

 

 アイエフとコンパはリンダのあまりの強さに驚いている。

 

「言ったろ、もうゲイムギョウ界のほとんどのシェアはマジェコンヌのものなんだよ! テメェらみたいな女神の味方の力なんかほとんど残ってねぇンだよ!!」

 

 リンダの力の秘密、それはゲイムギョウ界におけるシェアの差を表していた。

 

 特に、プラネテューヌは女神がマジェコンヌに敗れたことに加えて、女神候補生であるネプギアの不調がプラネテューヌの人々に伝わりシェアが急速に弱まっていたのである。

 

「……私のせいだ……私が……女神の力が使えないから……」

 

 リンダの言葉にネプギアは戦闘中にも関わらず、膝をついて涙を流す。

 

「……ん? まさか、お前がプラネテューヌの女神候補生か?」

 

 ネプギアの反応を見てリンダはネプギアが女神候補生であることに気付いた。

 

「お前がポンコツなおかげでアタイ達が大手を振って居られるんだ。ありがとなクソチビ女神」

 

 リンダはにやりと笑いながらネプギアに向けて言った。

 

「ふざけたこと言うな!!」

 

 そんなリンダの反応を見て夢人はリンダに木刀で上段から殴りかかる。

 

 しかし、その一撃はリンダに当たることはなく避けられてしまう。

 

「……何だ? その攻撃は? お遊戯ならよそでやってな!!」

 

 リンダは夢人の腹を思いっきり蹴飛ばした。

 

「ぐわぁ!!」

 

 その衝撃によってネプギアの近くまで吹き飛ばされてしまう夢人。

 

「夢人!? ネプギアは夢人をお願い! 行くわよ! コンパ!」

 

「はいです!」

 

 夢人が吹き飛ばされたことを見て、アイエフとコンパはリンダに向かっていく。

 

「何だ2人掛かりか……まぁ、テメェら雑魚なら関係ねぇがなぁ!!」

 

 そんな一見不利な状況でもリンダは余裕の表情で2人を迎え撃つ。

 

 

*     *     *

 

 

 ネプギアは目の前の光景を見て3年前の戦いを思い出した。

 

 目の前で戦う女神達。

 

 しかし、その攻撃は相手に効かない。

 

 次々と倒されていく女神。

 

 お姉ちゃんの決死の攻撃も受け止められ地面に叩きつけられてしまった。

 

 そんな状況なのに恐怖で動けないネプギア。

 

 ただ泣き叫ぶことしかできず震えてしまっていた。

 

「……私には……何もできない……」

 

 ネプギアは目の前でリンダに吹き飛ばされた夢人を見て、その姿が姉がやられた時の姿に見えてしまい動けない。

 

「……私なんかが……なんで……」

 

 大粒の涙をこぼしながらつぶやく。

 

「……っ痛えな!」

 

 意識を飛ばしていた夢人が顔に当たるネプギアの涙によって意識を取り戻した。

 

「……どうしたんだよ……ネプギア……お前、お姉さんや女神達を助けるんじゃなかったのかよ?」

 

 夢人は痛みをこらえながら泣いているネプギアに尋ねる。

 

「……無理だったんです……私なんて……女神の力が使えない私なんかが……アイエフさん達だって……私なんか助けなければ……」

 

 ネプギアは泣きながら夢人に応える。

 

「……勇者さまだって……私のせいで……ゲイムギョウ界に来て……何度も死にそうになって……全部私のせいで……」

 

 ネプギアは懺悔するかのように夢人に心の内を吐き出していく。

 

「……こんな誰の役にも立てない私なんていなくなればいいのに!!」

 

 そう叫ぶネプギアに夢人は体を起こしながら近づく。

 

「ネプギア」

 

 夢人に呼ばれたことで顔を夢人に向けた時、夢人はネプギアのおでこに軽くデコピンをした

 

「え?」

 

「……何言ってんだよ……お前が誰かの役に立ってないだって? そんなわけあるわけないだろ?」

 

 夢人はネプギアに笑いかけながら言葉を続ける。

 

「俺がバーチャフォレストでスライヌに気絶させられた時に、いつも治療してくれたのはネプギアじゃないか?」

 

 夢人はバーチャフォレストでスライヌにやられる度に気絶してしまっていたが、無事であったのは理由があったのだ。

 

 それは、毎回ネプギアが夢人が気絶をした時に治療をしていたからである。

 

「……そんなことありません」

 

 ネプギアは俯きながら夢人に応える。

 

「俺はここに来てからずっとネプギアに感謝してない日はないぞ? お前に勇者として召喚されたから、俺はここで頑張れるんだからな、っと!」

 

 ネプギアにそう言いながら立ち上がり、再び木刀を構える。

 

「無理ですよ!? もう、ゲイムギョウ界を救うなんて……無理なんですよ!?」

 

 夢人のその姿を見て慌ててネプギアは止めようとする。

 

 夢人は何とか立ち上がっているが、足が震えて立っているのもやっとの状態であった。

 

「……ハハ、まあこんな状態じゃ心配されるのも仕方ねぇか」

 

 それでも笑いながらネプギアに応える。

 

「どうして!? どうして、そんなになってまでゲイムギョウ界のために戦えるんですか!? あなたには関係ない世界なんですよ!?」

 

 ネプギアは夢人のその姿を信じられずに叫ぶ。

 

 夢人は本来ならゲイムギョウ界と関係ない世界の住人。

 

 だから、もう傷つきながら戦う必要なんてないのに。

 

「俺の世界のヒーローの言葉でな……」

 

 夢人はそんなネプギアに背を向け、リンダに向き直りながら話す。

 

「弱かったり、何も知らなかったりしても……それは何もしない言い訳にはならない……俺はまだここに来て日が浅いし、女神達のことだって知らない」

 

 夢人は話しながらゆっくりと木刀を構えた。

 

「それでも! 俺はこの世界が好きだって言える! この世界で関わったネプギアにアイエフやコンパ、イストワ―ルさん、イワだって! そんなお前らが目の前で苦しんでいるのに何もしないわけにはいかない!!」

 

 夢人は叫びながらリンダに向かって駆け出した。

 

「意地があんだよ!! 男にはよ!!」

 

 

*     *     *

 

 

 ネプギアは夢人の言ったことが信じられなかった。

 

 しかし、信じようとしている自分がいることに気付いた。

 

「……勇者さま……」

 

 夢人が勇者としての力が使えないことはわかっている。

 

 それでも今の夢人の姿を見てネプギアは思わずつぶやいてしまっていた。

 

 

*     *     *

 

 

 アイエフとコンパはずっとリンダの攻撃に押され気味であった。

 

 リンダの攻撃は夢人とネプギアがいなくなったことにより、さらに激しさを増して2人に襲いかかっていた。

 

「っく!? どうにかしないとまずいわね!」

 

 アイエフは何とか打開策を見つけようと考えるが、そんなことをリンダが許す訳がなかった。

 

「ハハハ! いくら考えても無駄なんだよ!」

 

 リンダは笑いながらアイエフ達に攻撃した。

 

「きゃぁぁぁ!!」

 

 そして、ついにリンダの攻撃に耐えきれずコンパは武器である注射器と共に吹き飛ばされてしまった。

 

「コンパ!? この!」

 

 コンパがやられてしまった姿を見て、アイエフは焦りながら攻撃を繰り出す。

 

「テメェもおとなしく寝てな!!」

 

 リンダは余裕の表情でアイエフの攻撃を捌きながら、強烈な一撃をお見舞いしようと力を込めた。

 

「うおりゃぁ!!」

 

 そんな時、叫び声とともにリンダに夢人が木刀で殴りかかった。

 

「んな!?」

 

 夢人の突然の奇襲に驚きながら攻撃を中断して避けるリンダ。

 

「夢人!? なんで!?」

 

 アイエフ自身も夢人がリンダに攻撃をしたことに驚いていた。

 

「ンだよ……お遊戯会場はここじゃねぇぜ?」

 

 リンダは夢人の奇襲にこそ驚いたが、夢人が立っているのもやっとの状態だとわかるとニヤつきながら挑発した。

 

「そうよ!? あなたは下がってて! そんな状態じゃ無理よ!」

 

 アイエフも今の夢人の状態では戦闘は無理だと判断して下がらせようとした。

 

「いいや、引けないね」

 

 そんな言葉を聞きながら夢人はハッキリと下がることを拒否した。

 

「言うこと聞きなさい! 今のあなたじゃ無理よ!」

 

 そんな夢人の言葉を否定するようにアイエフは言う。

 

「そっちの生意気タカビーの言うとおりだぜ。なんの力もねぇくせにしゃしゃり出てんじゃねぇよ!」

 

 リンダもアイエフの言葉に賛同するように夢人に言った。

 

 しかし、内心では夢人が下がっても背中からバッサリと斬ってやろうと企んでいた。

 

 そんな2人の言葉を聞きながら夢人は叫ぶ。

 

「無茶で無謀と言われようと……意地を張るのが男なんだよ!!」

 

 夢人は叫びながらリンダに木刀を向ける。

 

「ゲイムギョウ界のため……いや、今泣いてる女の子見捨てて逃げ出すなんて勇者として、いや、男として! 絶対出来ねえんだよ!!」

 

 夢人はリンダを睨みながら叫び続ける。

 

「……なんですか? なんですか? 理想主義の勇者気取りのバカが吠えたところで何も変わんねぇよ!」

 

 リンダは夢人の叫びに笑いながら応える。

 

「勇者気取りじゃねえよ! お前を倒してゲイムキャラを救い、ゲイムギョウ界を救うんだよ!!」

 

 その笑いに反応せず、夢人は叫ぶ。

 

「そんなボロボロの勇者なんて怖くねぇンだよ! マジェコンヌはもうこのゲイムギョウ界のほとんどを支配してんだよ! 今更、プラネテューヌのこんな場所で泣こうが叫ぼうが変わらないんだよ! テメェらみたいな弱者が何やっても遅いんだよ!」

 

 リンダは夢人にそう言った。

 

「……っは! なら大丈夫じゃねぇか」

 

 リンダのその言葉を夢人は笑い飛ばしながら言う。

 

「これからお前らマジェコンヌに楽勝で勝っていけばいい……そうすりゃいいだけの話だろ?」

 

 

*     *     *

 

 

 夢人の言葉を聞きながらネプギアは姉であるネプテューヌとの会話を思い出していた。

 

 その日は初めてネプギアが『変身』ができた日であった。

 

「さっすがネプギア! 我が妹よ! もう『変身』できるなんてすごいじゃん!」

 

 ネプギアが変身ができたことにより、興奮してネプテューヌは何度もネプギアをほめる。

 

「私だってお姉ちゃんの妹で、プラネテューヌの女神候補生なんだよ」

 

 ほめられてネプギアは満更でもない様子で嬉しがる。

 

「それでもすごいよ! だって、他の大陸の女神候補生はまだ『変身』できないのにさ! もうこれはわたし達が世界に愛されてるとしか思えないよ!」

 

 イヤッホー、ととび跳ねながらネプテューヌは喜びを表現する。

 

「私はただお姉ちゃんに憧れて……そして、同じようになれたらいいなって思っただけだよ」

 

 ネプギアは姉への憧れだけで『変身』をすることができたのである。

 

「そんな憧れなんて……フフン! これで姉の威厳はさらに急上昇だね!」

 

 ネプギア以上に喜ぶネプテューヌ。

 

「でもでも、それだけじゃ駄目だよネプギア」

 

 喜んでいた表情から真剣な表情に変え、ネプテューヌはネプギアに顔を向ける。

 

「え?」

 

 今までほめられていたのに、急に真面目な顔になったネプテューヌの変化にネプギアは戸惑った。

 

「女神の力はね……大切な人達を守るための力なんだよ」

 

 真面目な顔の中でも妹に対して優しさを見せながら話し続ける。

 

「これから先、ネプギアは真面目だからきっと悩んじゃうと思う……それでも、ネプギアの力は大切な人達を、ゲイムギョウ界を守るための力でもあるんだよ」

 

 ネプテューヌは話しながらネプギアに近づき、ネプギアを抱きしめる。

 

「わたしに憧れて『変身』したことはとっても嬉しい……でも、いつか必ずネプギアだけの理由を見つけて」

 

「理由?」

 

「そう……きっと見つけることができるよ。ネプギアだけの力の理由……なんたって」

 

 わたしの妹なんだから……

 

 

*     *     *

 

 

「……そうだった……忘れてたんだ」

 

 ネプギアは俯きながら立ち上がった。

 

「……最初は憧れだった……でも、今は……」

 

 ネプギアは目をつぶりながらゆっくりと夢人達の方へと視線を向けた。

 

「私だけの! 力の理由!」

 

 

*     *     *

 

 

 いくら啖呵を切ったところでボロボロの状態の夢人がリンダに勝てるわけがなく、何度も吹き飛ばされた。

 

「しつこいんだよ……ったく、さっさと寝てれば楽になれんだぜ?」

 

 リンダは夢人が何度も自分に向かってくる姿に呆れていた。

 

「諦めるかよ……何度だって……立ちあがってやるよ……」

 

 木刀を支えにして何とか立とうとする夢人に向かってリンダはため息をついた。

 

「仕方ねぇなぁ……じゃあ、テメェは殺してやるよ!!」

 

「夢人!?」

 

 アイエフが悲鳴に似た声で夢人に向かって叫び、リンダが夢人に向かって刀を振り下ろそうとした時

 

「はああああ!!」

 

 ネプギアがリンダと夢人の間に割って入り、リンダを刀ごと弾き飛ばした。

 

「テメェはクソチビ女神!?」

 

 リンダは自分を体ごと弾き飛ばしたネプギアのことを信じられないような顔で見る。

 

「……」

 

 ネプギアは無言のまま目をつぶっていた。

 

「……何だ? 女神の力も扱えないポンコツ女神候補生が今更やって来てどうしようってンだ?」

 

 リンダはそんなネプギアの姿を怯えていると思い余裕の表情を崩さない。

 

「……ネプギア?」

 

 夢人も自分の前に来たネプギアが何の反応も見せないこと疑問に感じた。

 

「……私は逃げていました……」

 

 ネプギアは目をつぶりながら静かに話し始めた。

 

「……私の力の理由……それは!」

 

 ネプギアは目を開いて叫んだ。

 

「私が! 私が大好きな人達を! 大好きなゲイムギョウ界を守るための力なんだから!!」

 

 ネプギアは叫び終えると、後ろに居る夢人に微笑みかけた。

 

「だから……見ててくださいね……『夢人さん』!」

 

 ネプギアが初めて夢人の名前を呼び、力強く叫んだ。

 

「これが! 私の『変身』!!」

 

 ネプギアが叫ぶと同時に、ネプギアを中心として光が広がった。

 

「な!? 女神の力は使えねぇはずじゃなかったのかよ!?」

 

 その光を見てリンダは慌てた。

 

「これが……『変身』……」

 

 夢人は目の前で起こる変化に目を奪われていた。

 

 ネプギアの淡いピンク色の髪が輝き。

 

 白い衣装の背中には機械的な翼からも光があふれていた。

 

 手には武器である《マルチプルビームランチャー》を手にしていた。

 

 そして、光が収まると同時にゆっくりと水色へと変化した瞳をリンダに向ける。

 

「女神ネプギア、ここに参上です!」

 

 ネプギアが『変身』を終えたのである。

 

 

*     *     *

 

 

「……聞いてねぇぞ!? 女神の力を取り戻すんなんて!?」

 

 ネプギアが変身した姿を見てリンダは今までの余裕の表情を消し去り慌て始めた。

 

「……あなたがゲイムギョウ界を破壊しようとするなら……私は、ゲイムギョウ界を守るためにあなたを倒します!」

 

 マルチプルビームランチャー、MPBLを構えてネプギアはリンダに向かって飛ぶ。

 

「女神候補生とはいえ!? シェアによる力があるこっちに敵うわけが!?」

 

 リンダはそう言ってネプギアの攻撃を受け止めるが、後方へと弾き飛ばされてしまう。

 

「ウソだろ!? 何でだ!? プラネテューヌのシェアなんてほとんどないのに!?」

 

 ネプギアの攻撃の強さを信じられず、リンダは思わず叫び出す。

 

「……この力は……私だけの力じゃありません」

 

 ネプギアは冷静にリンダへ向けて言う。

 

「この力は夢人さんやアイエフさん、コンパさん……他にもこのゲイムギョウ界を救いたいと願う人たちの思いの結晶です!」

 

 ネプギアは左手を胸の前に持っていきながら応える。

 

「だから……あなた達みたいなゲイムギョウ界を破壊するマジェコンヌには……絶対に負けません!」

 

 ネプギアは毅然とした表情でリンダに向けて叫ぶ。

 

「んなバカなことあるかよ!?」

 

 リンダは信じられず、ネプギアに向けて叫ぶ。

 

「これで終わりです!」

 

 その隙を見逃さず、ネプギアはリンダへと向かい飛翔する。

 

「はええ!?」

 

「音速剣! フォーミュラーエッジ!!」

 

 ネプギアの必殺技がリンダに決まり、リンダは吹き飛ばされてしまった。

 

「覚えてやがれぇぇぇ!?」

 

 そんなことを叫びながらリンダはバーチャフォレストの外へと吹き飛んでいく。

 

 その姿を見て、ネプギアはゆっくりと夢人の前へと降りてくる。

 

「……夢人さん、前に言いましたよね?」

 

 ネプギアはほほ笑みながら夢人へと語りかける。

 

「『女の子を助けるのはいつだって男だって』」

 

 夢人は笑みを浮かべるネプギアを見つめることしかできない。

 

「男の子を助けるのもいつだって女の子なんですよ」

 

 ネプギアは救出されてから一番の笑顔を見せながら夢人へと話しかけた。




はい、リンダとの戦闘が終わりました
リンダが強いように見えるのは仕方がないことだったですよ
私は二次創作を読んでからmk2のゲームをしていて最初のリンダ戦ぐらい楽勝でしょ?と思っていたのですが、だいぶ苦戦を強いられました…
レベル上げの重要性を改めて知った瞬間でしたよ…
ということで、見事主人公として覚醒したネプギアでしたね
あれ?夢人の覚醒じゃないのと思う読者もいると思うのですが…
それは、この後投稿予定のエピローグ用であるネプギア視点の話を作ってそこで説明しようと思います
実は、一人称にしたほうが作成したほうが作りやすいのではないかと思った思いつきであるのですが…
そんなことは置いておいて、さっそく今から作成いたしますので(オイ!)
皆様が寝てしまう前にあげらるどうか時間との勝負ですね
では、次回 女神通信(ネプギア編) をお楽しみに
ネプギア編としたことの意味は、おそらくその通りだからね

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