君がいた物語   作:エヴリーヌ

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うそうそ


 それから風呂からあがった後、晴絵達の元に戻ったら――何故か俺のTシャツを振って白旗を上げている晴絵と勝ち誇る三尋木がいた。


「あ、それじゃあ今日から私もここに住むからよろしく~」
「………………私もだから」
「……いったい何があった」


 俺の部屋が焼き畑状態なのは関係……あるんだよなきっと。



二十五話

 三尋木がうちに尋ねに来た日から一か月ほど経った。

 あれから多少のゴタゴタはあったけど別にプロの三尋木が遊びに来たからといってどうにかなるわけでもなく、あいつが帰った後も今まで通り俺たちは過ごして――いや、正確には少しだけ変わった。

 それは以前よりもさらに晴絵が俺にベッタリになったことだろう。あれ以来、今まで以上に料理に力を入れたり、編み物を始めたりもしたのだ。

 

 まあ、それだけを見れば三尋木に対する嫉妬からの可愛い対抗心なのだが、この前の事もあってなんとなく俺にはそれが少し違って見えた。

 そこで以前から考えていた事もあり、やはりこのままでは晴絵の為にも良くないと思い――

 

 

「麻雀……教、室?」

「ああ」

 

 

 大学帰り、買い物を終えて帰路につく途中、先日新子と相談して決めた話を晴絵に切り出すと、目を丸くして立ち止まった。

 内容もそうだが、俺の口から麻雀の単語が出てきたことに驚いたのだろう。繋いだ手から僅かに力が籠るのを感じた。

 

 確かに俺と出会ってからは晴絵が麻雀に対する感情を表したことは一度しかなく、そのときも吹っ切れたと言い、それ以降話題に上げることはなかった。そして付き合ってから一年経っても今までそのことには触れては来なかった。

 だけどこの前の事もあって流石に無視できなくなっていた為、少々心苦しいが思い切って話を続ける。

 

 

「なあ晴絵……やっぱお前、まだ麻雀に未練があるんだよな?」

「な、なにさいきなり急に……べ、別に……京太郎の気のせいだってば」

「アホ、これでも彼氏だぞ。隠してもわかるわ」

 

 

 立ち止まっていた足を再び動かし歩き、少しでも晴絵が気を使わないためにと誤魔化すように少々かっこつけながら話を続ける。

 

 勿論これは俺の勘だけではなく、新子から大会当時やその後の様子を聞いてもいるし、この前のことからも晴絵が麻雀を今でも気にしているのがわかっているからだ。プロとしてまだ新人の三尋木を知っているあたり、隠れて去年の大会を見ていたりと今でも麻雀について調べてもいたのだろう。

 そしてそれを隠していたのは、俺に余計な心配をさせないと気遣っていた面もあるのだろうな。

 

 

「そ、それじゃあ……もし百歩譲って麻雀に未練があるとしても麻雀教室って何さ」

「ああ、それなんだけどな……」

 

 

 しかし否定はしてもやはり興味あるのか、恐る恐るだが話に食いついてきた。なんだかんだでこういった所は晴絵らしかった。

 なので先日新子と相談したことを伝える。晴絵が麻雀に未練があるためにどうしたらいいかと相談しに行くと、新子も以前から晴絵の豆腐メンタルと頑固さにイラついていたのでどうにかしたいと思っていたことを。

 

 

「なんか気遣われつつも貶されてない?」

「気のせいだ」

 

 

 とまあそんなわけで具体的にどうするかという話になった時に、新子からいきなり麻雀をやらせるよりも子供たち相手に麻雀を教える麻雀教室をやってみないか?と提案されたのだ。

 その理由としては晴絵がどれほど麻雀と向き合えるかわからなかったし、今でも苦手意識が残っているなら単に麻雀をやるよりも、このようにワンクッションおくのが良いと思ったからだ。

 

 

「まぁ、大げさに教室って言ってるけど、一度穏乃達に麻雀教えるだけだからそんな難しい話じゃないさ」

「しず達に?」

「ああ、あいつら前から麻雀に興味あるらしくてな、どうせだったら晴絵に教えてもらいたいんだとさ」

「……そっか」

 

 

 その言葉に晴絵の歩みが一歩遅くなる。チラッと横顔を覗いてみると、複雑そうだがなにより満更でもなさそうな表情だった。多分チビ共が慕ってくれているのが嬉しいのだろう。

 とはいえ、だからと言ってすぐに『じゃあやろうか!』と言えるほど簡単な問題ではない。

 

 

「ま、勿論無理にやれとはいわないさ、だけど一日だけだしどうせだったらやってみないか? 俺も付き合うし」

「京太郎……」

「まぁ、全然知らないから穏乃達と一緒に教えて貰いそうだけどな、ははっ」

 

 

 少しでも空気を換えようと明るい声を出して笑い飛ばす。こいつからすればどのような形であれ、麻雀に携わるのは勇気がいることだ。

 

 

「で、どうだ? 実際晴絵は麻雀についてどう思ってる?」

 

 

 俺から話せることはすべて話したので後は晴絵自身の気持ち次第だ。故に立ち止まり、正面から真っ直ぐ晴絵の目を見つめて思い切って尋ねる。

 すると俺の視線に晴絵は一瞬目をそらしかけたが、それでも一度目を閉じてから意を決して口を開いた。

 

 

「――うん、京太郎の言う通り確かに今でも麻雀の事は忘れられない……忘れようとしたけどやっぱり何かあれば気にしちゃうぐらいだよ。だけど……やっぱり怖い」

 

 

 晴絵は歯を食いしばりながらつないだ左手に無意識に力を込めてそう洩らした。

 言葉は短かったがそれでも晴絵の気持ちは十分に伝わった。しかしやはりあと一歩が踏み出せない様子だ。ならばその背中を押してやるのが俺の務めだろう。

 

 

「だったらやろうぜ、やらないで後悔するよりやって後悔しろだ。何もできないけど俺も一緒にいるから」

「京太郎…………うん」

 

 

 涙を流しそうになりながらもそれを堪えた晴絵は俺の胸に飛び込み、僅かに嗚咽をもらしながら抱きついてきた。そんな晴絵を慰める様に頭を撫でてやる。

 こうして俺たちは晴絵のトラウマ克服の一環として麻雀教室を開くこととなったのだった――

 

 

 

 

 

 そして当日。俺たちは今日の麻雀教室の舞台を提供してくれた新子家に集まっていた。

 メンバーは俺と晴絵、そして教え子となる穏乃、憧、玄、宥だ。後は新子も一応いるけどあまり手は出さないという事で、別の部屋で待機していた。

 晴絵が困ってもすぐに自分に頼らないようにするためだろう。ただ、それでもいざという時の為に近くに待機している辺り、ほんとに面倒見の良い奴だった。

 

 ちなみに宥と玄がいるのは以前話の中で経験者だというのを聞いており、それならと思って俺が誘ったら是非参加したいとのことで来ていた。最初は年も近い灼も誘おうと思ったのだが、麻雀に興味ないかと聞いたら『…………興味ない』という一言でバッサリ切られてしまったので残念ながら諦めた。

 とまあそんなわけで、この六人によってついに新子家の一室で晴絵を中心とした麻雀教室が始まろうとしていた。

 

 

「さて、今日皆に麻雀を教える赤土晴絵だ。よろしく!」

「「「「よろしくお願いします!」」」」

「……ほら、京太郎もっ」

「え、俺も言うのか?」

「そりゃそうでしょ」

「京兄ノリわるーい」

「うっさい」

「「「「あはははっ!」」」」

 

 

 俺と穏乃のコントに皆が声を上げて笑いだす。いや、別に笑い取るつもりはなかったけどな。

 ちなみに穏乃と玄達は面識がなかったみたいだけど、持ち前の性格もあってすぐに和気あいあいとしていた。

 

 

「ま、とりあえず早速始めようか。それじゃあ麻雀について教えるけど、麻雀を全然知らない人は……」

「はい」

「京太郎だけか」

「……なに笑ってんだよ」

「ま、まぁ、あたし達もお姉ちゃんからちょっと教えてもらっただけだから……」

「ありがとうな」

 

 

 無理して気遣ってくれる憧の頭を撫でるとはたかれた。相変わらず照れ隠しが激しいやつだ。

 とりあえず手持無沙汰になったので隣にあった穏乃の頭を撫でておく。玄がこちらに向かって心なしか頭をずいっと向けた気がしたが気のせいだろう。

 

 

「むぅ……それで穏乃ちゃん達はどこらへんまで覚えてるの?」

「えっと……」

「実際に打ったことはないけど役なら全部覚えてるよ」

「え、まじか?」

「………………」

「おい」

 

 

 俺と同じ初心者だと思っていた憧の意外な言葉に驚いて、穏乃へと視線を向けるが目を逸らされた。だよなー。

 

 

「まあまあ、初心者が最初に躓くところだからしょうがないね。それで京太郎は?」

「……国士無双なら」

「…………」

「だって覚えること多すぎるし」

 

 

 お前それでもプロの親友がいるのかよって視線だったがしょうがないだろ、試合なんて勝ってるか負けてるかわかれば十分だし…………今さら覚えるのも恥ずかしかったし。

 

 とまあそんなわけで、それから晴絵を中心として俺と穏乃と憧に麻雀を教えてもらう事となった。一応憧たちは新子に少し教えてもらっていたみたいだけど、それでも実際に四人で囲んでやるのは初めてみたいで目を輝かせていた。

 

 ちなみに教え方としては初心者組のうち二人が席について、もう一人が後ろで見ながら覚えるといった感じだ。ここら辺は前日に晴絵と色々相談して考えた結果だ。最初は教材でも開きながらやろうかという案も出たのだが、それでは退屈だろうという事で、実践で覚えていこうということになったのだ。

 それで今は俺と穏乃、松実姉妹が席につき、晴絵と憧が後ろで見ながら教えていた。

 

 

「あー! そっちじゃないこっちだってば!」

「だってこっちの方が決まった時かっこいいじゃん!」

「確かにそれは大事だね」

「いや、しっかり教えてよハルエ」

 

 

 まあ、ちょっとカラ回っている部分もあるが何とかやっているようだった。こうやって見る限り、不安もあったけど晴絵も大丈夫みたいだな。

 そんで今回の趣旨から微妙に外れている&ガチ初心者の俺はそこから外れて主に玄と宥に教えて貰っていた。

 

 

「お、これでタンヤオだっけ? 上がれるのか?」

「あ……はい、他の役は付いていないけど必要なのはそろってますから合ってます。ただ、最後に必要な牌がもう河に捨ててあるからダメですよ」

「マジか、やっぱ色々難しいなぁ~」

「いやいや師匠なら大丈夫なのです!」

「お前の俺への根拠のない期待はなんなんだ……」

 

 

 そう言いながら駄目な部分を改めて教えて貰い改めて作り直す。

 俺よりも年下な二人だが、二人とも亡くなったお袋さんから教えて貰っていたらしく、中々手際も良かった。ただ、三歳の頃から麻雀をしていたと聞いた時は驚いたけどな。

 

 

「でも……京太郎さんはなんで麻雀やってなかったんですか? 京太郎さんのお友達が麻雀やってたんですよね?」

「ん? まぁ、さっきも言った通り麻雀は覚える事多いからな。それに昔、ダチがやってた中学の頃には違うことに熱中してたしそんな余裕がなかったんだよ」

「それってまさか―――――――――――――――おもち?」

「違うっての」

「ですよねー」

 

 

 玄にツッコミを入れながら牌を捨てる……いや、切るだったか?専門用語も多いっての。

 まあ覚えることが多い――勿論それもあるが、当時の理由は他にも色々ある。やっぱり運任せのゲームが好きじゃなかったってことや、友人同士で力の差がある遊びをする気がなかったってのもあったが、今それを楽しんでいるこいつらにはわざわざ言うつもりはなかった。

 ただ食わず嫌いしてた所もあったけど、こうやって実際にやってみると麻雀も結構面白いもんだな。

 

 

「しっかし……欲しいのが来ないな」

「ああ、そこらへんは読みが必要かな、長く続けてると直感でこれが来るこれが来ないってつかめて来るし。他にも……例えばこのパーソウ捨ててみて」

「え、いいのか捨てて? 三つ同じの揃ってたけど」

「うん、時と場合にもよるけど今は変に刻子に拘るより一回崩して雀頭、アタマにした方が良いと思うよ。ほら、今他にアタマ用に残り一つ待ってた状態だけど、それだと欲しいのが来るのが確率的にも低いからね。だったらあがりから遠のくけど待ちを増やし方がいいよ」

「なるほど」

 

 

 晴絵の言う通り、竹の絵が描いてある八の牌を捨ててみる。すると次の次に来たのはおもち……じゃなくて丸が四つ書かれた牌だった。そして手元を見ると同じマークの五がある。

 

 

「お、なるほどこれであと一個三か六が来れば……えっと順子だったか? それが揃うってことだよな」

「そういう事、一種類の牌を待つより二種類の牌を待った方が良いでしょ?」

「確かに」

「???」

「えっとね」

 

 

 省いていた今の説明で俺は理解できたのだが、一緒にやっていた穏乃が理解できていなかったために隣に座っていた宥が手元の牌を使って説明をしていた。

 まあ、しょうがないよな麻雀って運ゲー以前に覚えることが多いし難しいから。

 

 

「しかしこうして見るとあれだな……」

「ん? 何か気になることでもあった?」

「…………晴絵が賢く見える」

「そっち!?」

 

 

 いや、だって普段の晴絵と違って色々物知りだしな。

 だけどいくら前日に予習しといたとはいえ、五年近くブランクがあったにもかかわらずこうやって流れる様に教えられるところからしてもやはり相当な麻雀狂だったのだろうな。

 

 

「さ、続きやろうか」

「「「「おーっ!」」」」

「フォローなし!?」

 

 

 そんなこんなでその後途中、様子を見に来た新子が乱入するなど色々あったが、日が暮れるまで麻雀教室は続いた。

 始める前は不安に感じていた晴絵も十分満喫したようで、その日は俺たちの中で掛け替えのない日となったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――その夜

 

 

「今日はありがとうね、京太郎」

 

 

 麻雀教室が終わった後、皆を家に送って解散となったのだが、家に帰らずうちに泊まった晴絵が布団で俺の腕枕に頭を乗せながら唐突にそんなことを言い出した。

 

 

「どうしたんだよいきなり。別に俺は何もしてないぞ」

「ううん……一緒にいてくれるだけ助かったよ。京太郎が一緒にいたから私はあそこにいられたから」

「おいおい、そこはお世辞でもいる以外にも役に立ったというべきだろ」

「へへ、ごめんね」

 

 

 冗談交じりに額を小突くと、舌を出して晴絵が笑う。今日は色々気を張って過ごしてそれなりに疲れた日であったが、この笑顔が見られただけでもその甲斐があったな。

 

 

「それで今日はどうだった?」

「うん……久しぶりちゃんと牌に触ったけど思ったより全然普通に出来たし楽しかったよ。京太郎はどうだった?」

「俺か? そうだな……食わず嫌いしてたけど、結構面白かったな。どうだ、また今度開いてみないか? それこそもっと人集めたりして」

「そうだね……そうなったらきっと楽しいだろうね」

 

 

 そう言うと晴絵は徐々に瞼を閉じ始めたと思ったらすぐに寝息を立て始めた。どうやら今日の事で思った以上に疲れてたみたいだ。

 気持ちよさそうに眠る晴絵の髪を梳きながら寝顔を見つめると温かく穏やかな気持ちになる。しかし……嬉しそうに眠る晴絵を見つめていると、以前から感じていた一抹の不安が浮かんできた。

 

 

 

 晴絵は嫉妬深い。それこそ身近な新子を始め、子供の照達にまで嫉妬するほどだ。勿論嫉妬と言っても危害を加えるものでもないし、それ自体も愛されていることの裏返しといえるから俺としては満更でもなかった。

 

 

 だけど――本当にそれはそんな簡単に片づけられるものなのだろうか?少々いきすぎではないだろうか?いつしか俺はそんなことを思うようになっていた。

 

 

 まず先日、三尋木が来た時の出来事。晴絵は聞き分けが良かったし、機嫌が悪くなりそうな場面でもそれを出さずにむしろこちらを気遣うようにしていた。

 そう――まるでそのような感情を出すべきではないと言わんばかりに……故にこのこともあり、俺は晴絵が無理をしているという結論に至った。

 

 何を無理しているか――それは恐らく俺から嫌われること、そして俺がいなくなることをだろう。

 

 勿論そんなのは恋愛において誰しもが思う不安であって、実際に俺も頭の片隅では考えることはある。しかし晴絵の場合は過去のトラウマがあった。

 自分の好きな物が離れていってしまう恐怖――麻雀と向き合う事の出来なくなってしまった過去のトラウマ――それが全ての原因だろう。

 だから晴絵は二度とそのようなことが起きないように、自分が嫌われない様にと、心のどこかでそういった我儘を言う気持ちを抑えていたのかもしれないと思ったのだ。

 

 そしてそこからもう一つ――晴絵が俺に向ける愛情が過剰な理由には麻雀を出来ないという思いから来たのもあったのではないかと考えた。

 

 晴絵は今まで大好きだった麻雀を遠ざけていた。だったらそれまで晴絵の心の中にあるそれを占めていた部分はどうなっていたのか?そのような心の傷というのは簡単に埋まるものではない。

 ならば麻雀をまともに出来ないというストレスを俺への愛情の一部へと変えていたからこそ、あそこまで献身的に俺に尽くしてきたのではないかと考えた

 

 とはいえ勿論だが晴絵の愛情に疑いはない。俺があいつを好きなようにあいつも俺のことを大事に――愛してくれているのはわかっている。だが、その全てがそうだとは俺には断言できなかった。

 今まで恋愛経験が無かった身だが、盲目的に愛を信じられるほど俺は若くはない。俺とて今でも晴絵に麻雀をやらせずに、ずっと俺の傍にいて欲しかったと思う自己中心的な気持ちもあるぐらいだ。

 とはいえここまで来たらもう戻れない。俺は晴絵の背中を押して、晴絵もゆっくりだが歩き出したのだ。

 

 

 だから今後、晴絵が押さえつけていた麻雀を続けていくならば、俺たちの関係はどう変わっていくのか。俺はその時どうするべきなのか。今はまだわからなかった――

 




 麻雀教室という明るい話から一転、前話の話から順調にフラグを立てつつBAD……いや、TRUEENDへの道を全速前進で突き進む二十五話でした。

 前回との繋がりで、今回はレジェンドの過去から来る話。ただ、京太郎のとはかなり違いますし、問題自体も根深いものとなっています。
 そして作中の京太郎の独白通り、レジェンドのデレっぷりの中には僅かにそのような一面もありました。とはいえレジェンドには自覚もない状態で、大きな問題ではないのですが、当人たちからすれば些細な事でも気になってしまう感じですね。

 さて、今回で過去編四部終了となります。続きの五部は次の現代編四部が終わってからになりますので、またしばらくお待ちください。
 それでは今回はここまで。次回もよろしくお願いします。

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