マスターは犬?...狼?......いいえ大神です   作:シャーロックペン

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申し訳ありません!!!!

言い訳さしていただきますと、存在自体を忘れてました。そしてケータイからデータが飛びました。

申し訳ありません。

批判批評お待ちしております。


だからお前誰だよ!!

陸上

 

帰還

 

壊れた機械、焦げた部屋、目の前に広がっていたのは地獄の始まった場所。カルデア、赤く染まっていたその部屋はすでに消火されていた。

 

「帰ってきたんだ...」

 

帰ってこれた。この世の終わりのような特異点から。

 

そう、私たちは勝ったんだ。キャスターの力を借りて、マシュがいてくれて、大神くんが決めてくれた。私も自分を見失わずに済んだ。

 

今この世界がどうなっているかは知らない。親は生きているのか、先生は元気にしているのか、いや...あの人はわからないか。

 

「せ、先輩!怪我はないですか?!」

 

マーーーシューーー!!!うわぁ、生きてる?!!ハスハスしてもいいかな。ダメかなぁ、そんな格好してるとダメだよ?男の人に勘違いされちゃうよ?って隣の男誰?

 

「うん、バッチリ!」

 

無事を伝える。それだけでも、何か嬉しい

 

「そうですか。あの、大神さんはご一緒ではないですか?」

 

だよねぇ、でも残念ながら一緒じゃないんだよねぇ。ってことは、まだ彼はここへ帰ってきてないのか。でも、多分、所長のために遅れてるだけだと思うんだけどね。....だから隣の人誰?!?!

 

それもマシュのためかな

 

「大神くん?いや、見てないよ」

 

「そう、ですか」

 

はいはい、落ち込まない落ち込まない。

 

チビテラスが、そこで何もせずにおすわりしてるんだから、ご主人の帰還を待ってるんだよね。

 

だから誰ですか?

 

「大変だ!大神くんと所長の反応が弱すぎて掴めない!」

 

あ、ロマンだ。

 

「ロマン!ただいま!!」

 

「うん、お帰り。本当によく頑張ってくれたよ。君たちは」

 

だめだこれ、誰も気づいてないじゃん。あれ?私がおかしいのかこれは

 

「ど、ドクター?!大神さんが帰ってこないんです!!」

 

「お、落ち着いてマシュ」

 

「それが、最後に観測した場所から動かなくなってるんだ」

 

おいおい、これはちょっとマズイかな?

 

「そんな?!」

 

「落ち着いてよ、マシュ」

 

「もう、嫌なんです、あの人がいなくなるのは......」

 

うわぁ、何この可愛い生物!!.....ダメダメここは落ち着かせないと

 

「そっかぁ、大好きなんだね。大神くんが」

 

「ふぇっ?!いえ、そういうわけでは!」

 

「ふ〜ん、じゃ、彼が帰ってきたら私貰うから」

 

全然タイプじゃないけど

 

「え?!それは」

 

「それまで、部屋でゆっくりしてようよ!ほら乙女の園へlet's go!」

 

さぁいこう。そして、よくわかんないから逃げよう。

 

「先輩、ちょっと?!」

 

帰ってくるよね、こんなに良い子放ったらかしたら許さないよ

 

「......」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「所長!起きてください!」

 

大神が何度も声をかける。時間があまりないから。それでもなかなか目を覚まさないのは、彼女の生体としての死が始まっているから

 

「......んん、大神?」

 

ゆっくりと瞼が開かれる。大神は、真剣な表情は崩さずに心の中で安堵した。まだ、彼女を助けられると。あの人を悲しませずに済むと

 

「そうですよ、あなたの心に住まいを構えてない大神ですよ」

 

「って、ええ?!ここどこ!!」

 

状況を飲み込めない所長が取り乱す。

 

「やっと目、覚ましましたか」

 

「だから、どこなのよ?!ここは!」

 

「時間がないので率直に......俺の心象世界ってやつですよ。まぁ、もの寂しいとこですけどね。」

 

世界の崩壊が始まる。空が崩れ山が欠ける。

 

「あなたそんなこともできたの?それでなんでここに私たちはいるわけ?どうせ死ぬんなら早くしてちょうだい!」

 

「だから、あなたに聞くんです。生きたいですか?死にたいですか?」

 

「は?......何言ってるのよ......死ぬしか無いに決まってるのになんで......なんでそんなこと聞くのよ。」

 

唇を噛み締めながら、運命を受け入れたかのように言葉をこぼす。

 

「あなたにまだ、生きていてほしいからです。あなたが死んだらマシュが悲しみますからね。」

 

「ほんっと、貴方達って似てるわね。でも、どうやって?死の因果の逆転なんて神の領域よ?」

 

「だから俺がやるんですよ。見たでしょ?死んだ橋が元に戻ったのを」

 

「ええ、まさか......あれが?」

 

「そうです。あれを貴方でやります。そのかわり厄介な同居人ができても良いのならですけど」

 

「わかりました。アニムスフィア家の名をここで絶えさせるわけにはいきません。見せなさい、貴方の力を」

 

「では、いきます!」

 

「......ありがとう、大神」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




めちゃくちゃ短くてすみません。次からは、頑張ります。
ネタがやばいんです。fgoがどっか行きました。

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