マスターは犬?...狼?......いいえ大神です   作:シャーロックペン

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間が空きまくって申し訳ないです。

内容覚えてる人は全然いないと思いますがどうぞもう一度よろしくお願いいたします。



誰のセリフなんだろう笑


「誰の女に手ェ出してんだ、えぇ!!」

「見事なものだな、まさか蘇生の法を体得していたとは、それとも呪いの類か?」

 

急所を穿っているはずなのに未だに意識を保ち続けるセイバー。しかしそこに戦意はない。終わったのだ。俺たちの勝利で

 

「発動するには一定の条件がいるし俺にしか意味がないがな」

 

彼らで言う宝具とでも言えばいいのだろうか?

 

『胃袋』、もちろん普通のではない。元来食事を貯めるのが役割だが、俺の言う胃袋は違う。人の幸福を咲かすことで溜まっていく。そして一定量を変えると死ぬと発動する宝具へと昇華する。

 

「ほう、だがこれで終わりではない。これからが始まりなのだからな、聖杯探索という大いなる旅路のな」

 

またそれか...

 

「...なぜあなたがその言葉を!!セイバー?!」

 

「答える義理はない、が少年貴様にとっては英雄への、神への道となろう。」

 

英雄なんぞなりたくはないが、俺は俺のすべきことをするまでだ。

 

「面倒な話だな」

 

「ふっ...期待している。」

 

その一言とともにセイバーの姿が煙となって消える。それを追うようにキャスターの体も

 

「うぉ!!ここで俺も退場かよ。せっかく良いところまで来たのになぁ。」

 

「ありがとうキャスター、お前には何度も助けられた。」

 

心からそう思う。彼に幾度となく助けられたのだから。アーチャーだって彼の足止めがあってこその敵だったのだ。

 

「何言ってんだ、坊主の力があってこそだろう。まぁ、機会があれば呼んで戦わせてくれりゃ満足さ、もちろんランサーでな」

 

当たらん、いや...

 

「あぁ、その時はよろしく頼む」

 

「おうよ...。嬢ちゃんあ..........、........。..............だぜ。」

 

返事をするとキャスターはマシュに小声で話しかける。なんだ?口説いてるのか、なら保護者を通してからにしてもらおうか。お前にはやらないけどな!

 

「...?......?!ふぇ!!」

 

いつかの一人百二十面相の後に赤面するマシュ。

 

「何の話だ?」

 

「いえ!!大神さんには関係ない話です!」

 

いや、本当になんの話だよ

 

「ハハハハ!!じゃあな」

 

言葉を最後に魔力の残滓を残してキャスターは本当にその場から姿を消す。いったい彼はどこへと消え、次はどこへ向かうのだろうか?できれば、もう一度会いたいものだ。

 

「これで終わり?」

 

藤丸が呟く。

 

「いえ、まだよ。聖杯を手に入れてレイシフトで帰らないと」

 

そう、まだ終わっていない。俺たちも世界の崩壊に巻き込まれる前に帰らなければならない。

 

が、この気配、どこかで?

 

「良いや、終わりだ。オルガ君はここで終わるんだ。」

 

「レフッ!」

 

所長

 

「まさかっ!」

 

 

「生きていた?」

 

藤丸

 

「そうです姉上、地獄の底から舞い戻って来ました。」

 

黙れ小次郎、それは叛逆の人だ。1つも被っちゃいない。

 

「まさか、生き残っていたとはな。いや、一人死んでいるか」

 

一人死んでいるだと?...まさか、あぁ、なんだよ。そういうことかよ。最初から俺は救えてなかったのか。

 

「ねぇレフ、私ちゃんと役目を果たしたわよね...レイシフトは事故だったかもしれないけど、私やり遂げたのよ。」

 

そこまでして俺の平々凡々なハッピーエンドな人生の邪魔をしたいか貴様ら

 

「あぁ、そうだな....オルガ、君の人生をな!!」

 

お前の人生を潰してやる

 

「な..にを言っているの?私はここに」

 

人を追い詰めるのが楽しいか。人間もどき、悪魔風情が!!

 

「君こそ何を言っているんだオルガ。君にレイシフトの適性はなかっただろう。なのにどうしてここにいると思う?」

 

「それは、たまたま事故のせいで」

 

「そんな訳がないだろう?あるだろう?もっと簡単にレイシフトできる存在が、今しがた去った者たちと同様」

 

「霊......体...」

 

「そうだ!!つまり君はすでに死んでいるんだよ!」

 

「嘘よ?!お願いレフ嘘と言って!だってそれじゃあんまりじゃない!!やっとできたのよ私にも!!」

 

「なら現実を見るがいい」

 

「カルデアスが赤い」

 

青かったカルデアスが赤へと染まっている。それが余計に目障りだった。

 

「いやよ、待って?!カルデアスは高密度のエネルギーよ!!そんなのに触れたら?!まだ、やっと、やっと始まったのに。ねぇなんで私だけがこんな目に会わなきゃいけないの?!ねぇ、助けてよ大神ぃ!!」

 

言われるまでもなく

 

「もちろんそのつもりなんですけど!」

 

『足玉』を所長の足にかけて引っ張る。つよ?!カルデアスへの引力が強すぎる。だが後3秒

 

2

 

1

 

「無駄だ、君一人でどうにかなる力ではない。」

 

「ぐっ?!」

 

 

 

「ハハハハハ!!君の力には驚いたが所詮はその程度、我々には遥か遠く及ばない。身の程を知りたまえぃぃぃぃいいいいっっったたたたたいい?!?!?」

 

チビテラスの噛みつきからのアマテラスの血族の奥義『Zutuki』がクリーンヒット!

 

「ナイスタイミング」

 

さすが、お気に入りを攻撃されたせいなのかご立腹のチビテラス。やはり完全体はやばいな

 

「待て?!よせ!貴様!!あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

そのままレフがカルデアスの方へと飛ばされる。空中で身動きなど取れるわけもなく

 

「二人称は[君]じゃなかったのか?身の程を知れ」

 

もうちょっとましなセリフはないのかよ。と俺

 

「おぉ、溶けてったねぇ、マシュは見ちゃいけないよ」

 

「先輩、何も見えません聞こえません!!」

 

「立派なかませ犬であった。」

 

「まぁ、あのくらいじゃ死なないだろうけどさ、それより所長を」

 

先に所長だ

 

「大神ぃ...私帰れないみたい、まだ生きたいの、私はまだ死にたくないのに「生かしますよ」....え?」

 

「誰一人死なせやしませんよ。ただ、プライドの高い同居人ができるってことだけは覚悟してくださいね?」

 

「それってどういう...」

 

蘇神

 

 

 

レイシフトが始まり最初と同じように意識が跳んだ

 


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