どこにでもいそうで実は滅多にいない希少種的存在である主人公こと織田信孝。
 そんな彼は萌えの同志である駄神の凡ミスで死亡し、予想外の事態に慌てた駄神によって東方世界へ「原作では語られなかった隠された真実を探せ」という酷く大雑把な使命の元、強制的に転生させられることとなった。

 そんな信孝が知りたくなかった歴史の真実を解明したり、使命を全力で無視して原作キャラとイチャついたり、何故か国を建国したりと世界を股に掛けてで動き回った結果、徐々に人間という枠から外れ、原作の設定からもずれていくということになる。
 だが、一件原作と全く関係なさそうな事柄も、実はこの物語上の幻想郷にとって重要な出来事の引き金だったりする。

 これは知らないうちに重要人物となっていく信孝が紡ぐゆるい物語である。

※この小説はにじファンから移転したものです。


追記:作者は自他共に認めるガラスのハートです。 ウサギよりも弱いです。
   批評はもちろん受け入れますが、あまり強烈なものが来ると心にかなり深刻なダメージを受けます。
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