学園艦誕生物語   作:ariel

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今回の話で政治家が中心になる話は終了です。これ系の話は個人的には好きなのですが、キャラが絶対に自分からは動いてくれませんし、時系列や史実を完全に無視してしまうと面白みがなくなってしまうため、書くのは結構準備が大変です。ということもあり、ようやく第四章の政治パートが終わったと言う事で(後半部も少しは絡むと思いますが、それでもメインは架空人物の予定)、ちょっとホッとしています。


第48話 大洗女子学園

1974年 4月 東京

 

自民党幹事長の橋本登美三郎は、彼を取り巻く政治的状況がこの年に入って厳しさを増しており、日々難しい舵取りを強いられていた。自分の盟友である首相の田中角栄も、昨年のオイルショック以降支持率を急速に落しており、政治的影響力が弱くなっている。そして昨年の十二月に大蔵大臣に就任した福田赳夫は、学園艦などへの財政支出の抑制派であり、これから開校する大洗女子学園の都市機能整備予算が削られるなど、頭の痛い問題が山積していた。しかし自分がこれまで関わってきた大洗女子学園の学園艦が来月に進水式を迎えることとなり、ここ数日は上機嫌な日々を過ごしていた。

 

進水式を来月に迎えたこの日、橋本は田中と次の参議院選挙の候補者調整をするために首相官邸にやってきていた。そして現在の困難な政治的状況を打破するために、今年七月に行なわれる参議院選挙をいかにして乗り切ろうかという相談をしていたが、それらの話も終わると橋本は田中に一つのお願いをした。

 

「角さん。今度の選挙の話はとりあえず一段落ついたと思うが、一つお願いを聞いてもらえるかな。来月、私が角さんに以前お願いした学園艦が進水するんだが、進水式に出てもらえないかね。」

 

「う~ん…来月ですか。橋本先生の頼みとあれば、出たいのは山々なのですが、ちょっと日程的に厳しい気がしますな。代理の者という訳にはいかんですかね?」

 

田中は細かいスケジュールまでは把握していないが、おそらく来月は国会で拘束される時間が増えるだろう。そのため盟友の橋本の頼みとは言え、一日完全に空ける事は難しいだろうな、と感じていた。

 

「まぁ、角さんの内閣は今重要な状況にあるから、仕方ないだろうな。とりあえず、岸先生には出席してもらう事になっているが、角さんの代理として誰にお願いしたものかね?」

 

「う~ん…若手でも良いのでしたら小沢君が代理でもいいのですが、流石に小沢君では軽く見られすぎますね。ここは通産大臣の中曽根君にお願いしましょう。大蔵大臣の福田さんの件で、橋本先生には少しご迷惑もかけている事ですからね」

 

「角さん、すまんね気を使ってもらって。中曽根君ならば、角さんの代理としては問題ないだろう。すまないが、よろしく頼むよ。まぁ、福田君の件はちょっと困ったものだが、しばらくは私も大人しくしているしかないだろうな。新造学園艦が出来ただけでも御の字だよ。」

 

学園艦予算削減派の福田が大蔵大臣に就任したことで、橋本の新造学園艦の都市機能についてはかなり簡略化する事になっていた。また、新設する大洗女子学園の運営費も当初よりも削られる事は確定しており、このことも橋本にとってはあまり面白くない事態だった。そのため、学園艦計画に非常に理解がある中曽根に田中の代理として進水式に出てもらうことは、橋本にとって渡りに船だった。

 

「角さん、政権運営だがあまり無理はしてくれるなよ。最近、党内でもかなりきな臭い動きが出てきている。角さんの政権が倒れてしまうと、おそらく次は福田君か三木君が権力を握る事になる。どちらも私はあまり反りが合わないから…出来れば、中曽根君に政権をとってもらいたいものだが、いかんせん中曽根君はまだ首相としては若すぎるからな。しばらく私にとっても学園艦にとっては冬の時代になりそうだよ。だから、私個人としては角さんには出来るだけ長い間政権を握っていて欲しいものさ。」

 

「橋本先生。私は最近少し疲れましたよ。とはいえこの角栄、まだまだ政権を手放すつもりはありませんよ。まぁ、次の選挙でお互いに頑張りましょうや。」

 

橋本は、田中に進水式に出てもらうという事は叶わなかったが、学園艦推進派の中曽根に代理に出てもらう事を約束してもらったため、とりあえず満足して首相官邸を後にした。

 

 

1974年 5月5日 大洗女子学園 学園艦

 

 

「それでは、田中内閣総理大臣の代理として通商産業大臣の中曽根康弘様から、本艦の命名をお願いします。」

 

「本艦を『大洗女子学園』と命名する。昭和49年5月5日 内閣総理大臣 田中角栄」

 

その瞬間、学園艦の最上甲板ではたくさんの風船が舞い、ファンファーレの音が鳴り響いた。いくら量産型学園艦よりも規模が小さいとはいえ、それでも全長7600m、幅1700mの巨大艦の進水式とあって、これまで工事にあたってきた鹿島造船所の社員や付近の住民も総出で、新しい学園艦の進水を祝った。この学園艦の産みの親とも言える橋本は、その姿を見て『自分の仕事は終わった。』と感じていた。実際には、これから学園艦内に都市機能を整備したり、学園運営の準備作業、そして第一期生の受け入れといった、やらなければならない事は山積みなのだが、『地元に仕事を持ってくること、そして新たな学園艦を作り出すこと』と言った政治家としての仕事は、この進水式で終わる事は間違いない。橋本は、命名式を終え壇上から降りてきた中曽根を迎えると、少しホッとしたような表情で中曽根に話しかけた。

 

「中曽根君、角さんの代理を引き受けてくれてありがとう。君も閣僚として忙しいだろうに、よく出席してくれたね。本当に感謝しているよ。」

 

「いえいえ、党内をいつも纏めてくれている橋本先生のお願いですから、気にしないで下さい。それに私は主計科だったとはいえ、帝国海軍に居た人間です。ですから、こういう巨大艦を見るのは今でも好きなのですよ。しかもこの学園艦は、通常の量産型学園艦とは異なり空母瑞鶴の姿を模した物と聞いていましたから、私も一度本物を見てみたかったという理由もあります。」

 

「そうか、中曽根君はたしか海軍だったな。私は当時新聞記者だったからあまりそういう実感はないのだが、やはり海軍の人間からするとそう考えるものなのかね…。」

 

橋本は先の戦争では、大陸を中心に活躍していた新聞記者だったため、今回の学園艦が空母瑞鶴を模した船だと言われても、特に思うところはなかった。しかし、帝国海軍に所属していた人間にとって、今回の学園艦は通常の量産型の場合と異なり、かなり思い入れがあるようだ。そのような話をしていると、戦車道連盟の会長をしている岸信介が二人の元にやってきた。

 

「あぁ、二人ともここに居たのかね。橋本君も中曽根君も、国会が忙しいというのに今日はこんな所まで来て、今は密談中かね?私は、もう半分引退したに等しい身だから問題なかろうが、君達二人は現政権の主要人物でもあるだろうに。困った物だ。」

 

「あ、岸先生。今日は進水式に参加して頂きありがとうございます。岸先生、そうはいいましても、今回のこの新造学園艦の誕生には私は大きく関わっていますから、やはり進水式は出たいと思いますよ。まぁ、自分の娘を嫁に出すような感覚ですかね…。これで、この学園艦は完全に私の手から離れるわけですから。」

 

「ふむ…橋本君も洒落た事を言うね。その嫁に出した娘が三行半を叩きつけられないように、もう少し君自身が見守っても良いだろうに。」

 

「いえ、岸先生。この学園は、我が茨城県の若い者に任せることにしました。ですから、私のような老人が口を出さん方がいいでしょう。それに、私が大々的に後援をしてしまっては、ただでさえ学園艦計画に否定的な福田さんから意趣返しを受ける可能性もありますからね。私は何もしない方がいいのですよ。」

 

橋本の返答に岸は苦笑いをした。たしかに、今回の新造学園艦は田中と橋本がかなりの無理を推して計画を進めた経緯がある。現在の大蔵大臣である福田は学園艦計画の縮小派であるため、今回の新造艦については言いたいことが山ほどあるだろう。そのため今回の無理を通した橋本が、大々的にこの艦の後援を行なう事は、たしかに避けたほうが良い。

 

「まぁ、田中君が総理総裁をやっている内は、福田君もそれ程の事は出来んだろうが、ちょっと最近は雲行きが怪しいからね。ここで田中君が倒れるとなると、次は福田君の可能性も高い。そうなると少し大変なことになりそうだね。中曽根君はどうかね?」

 

「私は学園艦が好きですから、学園艦計画をどちらかと言うと守る立場ですが、福田さんが政権を取ると、厳しそうですね。おそらくあの人は、極力田中さんの影響を消そうとする筈ですから…。そういう意味では、この学園艦…大洗女子学園ですか?ギリギリのタイミングで出来上がったという感じですね。ここまで来たら、今更計画凍結は出来ないでしょうからね。ただ、私も噂程度でしか聞いていませんが、初年度の運営費交付金はかなり削られたようですね。橋本さん、大丈夫なのですか?」

 

「たしかに…私が建艦を急がせたというのもあるが、本当にギリギリのタイミングで完成した感じだな。先行きが不安と言うか…この艦はこれからも色々と難儀する事になりそうだな。運営費交付金はかなり削られたよ。新しく学園長になる青山がぼやいていたさ。なんでも『黒森峰女学園で戦車道を見て、自分の学園でもやってみようと思って計画したが、戦車購入費の予算は軒並みカットされたから、計画は白紙状態だ』そうな。それに元々員数外の学園艦だからね…、大蔵省だけではなく文部省からも、もっとも目を付けられやすい学園ではあるわな。」

 

橋本は将来を予見する力はなかったが、数十年後にその懸念は現実の物になる。元々員数外の学園艦として生まれた大洗女子学園は、学園艦の統廃合計画で真っ先に槍玉に挙げられる事になるためだった。そしてその頃には橋本や岸はこの世になく、中曽根も既に政治の表舞台から身を引いていたため、その話を事前に止める事は出来なかった。

 

 

 

1975年 2月 石川県加賀市 辻家 

 

 

「ふ・・・不合格だと・・・?」

 

その日、黒森峰女学園の普通科を受験していた辻正子の元に、黒森峰女学園から不合格を通知する書類が送られてきた。今年の黒森峰女学園普通科の入試倍率は23.7倍。しかし辻は、これまでの模擬試験ではA判定を連続して出しており、合格は間違いないと思われていた。そのため地元の中学でも、担任の教師からは『辻は、来年から黒森峰女学園か。お姉さんのように学園艦に行っても頑張れよ』と言われていた。そして先月試験を受けた感触では、問題なかったはずだ。一体何故・・・何かの間違いではないか?しかし、黒森峰女学園から届いた書類を何度読み返しても『不合格』と書かれている文字は変わらなかった。

 

「正子。黒森峰女学園からお手紙来ていたでしょう?合格していたの?合格していたのなら、制服とかも揃えないといけないから、お買い物に行きますよ。」

 

階下からは、母の声が聞こえる。母も自分の娘が黒森峰女学園に合格している事を疑っていない口振りだ。さぁ、この事実をどうやって伝えるべきか・・・。正子の頭は混乱していたが、いつまでも隠し通せるような物ではない事は、よく理解していた。こうなってしまっては、正直に話して傷口を少しでも浅くしなければ・・・そう考えた正子は、居間で待っている母の所に向かった。

 

「あ・・・あのね、母さん。駄目だったみたい・・・ゴメン。」

 

「あらあら、それは残念だったわね。とはいえ、落ちてしまったのは仕方ないでしょう?地元の学園艦に行きなさいな。」

 

不合格を聞いて誰よりもガッカリすると思っていた母は、意外にも自分の不合格を聞いても驚かず、ごく普通に地元の学園艦に進学するように勧めてきた。しかし自分の周りの同級生に、『来年から黒森峰女学園に行く』と言ってきた正子にとっては、今更地元の学園艦に行き現在の同級生達と一緒に学ぶという選択肢はなかった。

 

「母さん、今更地元の学園艦に行くのはちょっと・・・流石に私も恥ずかしいよ。とりあえず陸にある高校でもいいから、これから少し考えてみる。」

 

「正子、電話で東京に居るお姉ちゃんと相談してみたら?お姉ちゃんなら、何か良い案を考えてくれると思うけど。」

 

「嫌!絶対に嫌!お姉ちゃんに相談でもしようものなら『国立の学園艦に行けないなんて、辻家の恥さらしだ!』から始まって、延々と嫌味を言われるだけだから、絶対に嫌!」

 

「あらあら、困った子達ね。実の姉妹なのだから仲良くしなさいな。仕方ないわね、今日お父さんが帰ってきたら、一緒に三人で考えましょう。」

 

正子には6歳年上の姉がおり、その姉は知波単学園の普通科の卒業生だった。そして知波単学園在学中は秀才の誉れ高い生徒であり、卒業後は現役で東京大学に進んでいた。そのため出来る姉の下に産まれてしまった正子は、小学校・中学校と事あるごとに教師達から姉と比較されており、あまり姉に対して良い感情は持っていない。また姉の方も、6歳も年齢が違う妹を、時折軽い気持ちでからかっていたが、正子にとっては正直かなりキツイつっこみも含まれており、それもあって正子は姉とは極力関わらないようにしてきた。そのため、姉の母校でもある知波単学園を避け、黒森峰女学園を受験した経緯がある。

 

世間では、国立学園艦の知波単学園と黒森峰女学園の普通科では、僅かに知波単学園の進学実績が勝る。そのため、自分の母校である知波単学園よりも格下の黒森峰女学園への受験が失敗した事を姉に知られたら、何を言われるか容易に予想がつく正子は、絶対に姉に相談する事など出来なかった。そして、とりあえず夜に父親が帰宅したら相談にのってもらい、姉に知られる前に今回の敗戦処理をしたいと考えていた。

 

「ん?正子は黒森峰女学園の受験に失敗したのか・・・。まぁ、全てが思い通りに行くなんて事はないからな。早めに挫折を知るというのも良いことだろう。それで・・・来年からどうするんだ?母さんから聞いたが、地元の学園艦は嫌なんだな。」

 

「えぇ、父さん。流石にこれだけ受験勉強してきて、それで受験失敗したんだから、友達にも合わす顔がないよ。仕方ないから陸上の高校も考えるけど、父さん何かいい学校知らない?」

 

「そうだな・・・。地元でなくてもいいなら、一つあるんだが・・・」

 

そう言うと、父親は読んでいた夕刊を正子に見せた。夕刊には様々な記事が載っていたが、父親が指を指したのは新聞に掲載されていた広告だった。その広告には『茨城県に新設される大洗女子学園では、一期生を全国から募集します』と書いてあった。

 

「どうやら、茨城に新しい学園艦が出来るようで、そこの一期生を地元以外からも募集するようだな。なんでも、中・高一貫教育の学園にする予定だが、最初の三年間だけは高校からの入学者も受け入れるそうだ。正子、新設学園の一期生だから、物凄く大変だと思うが、行ってみてはどうだ?」

 

「う~ん、新設校の一期生か・・・ちょっと躊躇するな・・・。一期生という事は、何もない状態から、自分達で色々な物を立ち上げないといけないという事だよね・・・」

 

『この無鉄砲な娘でも躊躇する事はあるのだな』と父親は思った。そしてそんな正子の答えを聞いて、少し背中を押してやるかと考えた。

 

「正子が生まれる前に行方不明になってしまったから、正子は直接会った事はないけど、正子のお爺さんは戦後何もない状態から、学園艦や戦車道を立ち上げたのだよ。正子にもその血は受け継がれているのだから、心機一転、新設艦で頑張ってみたらどうだい?」

 

「う~ん、お爺さまの事は話でしか聞いたことないけど、随分破天荒な人だったんだよね?それに戦車道を立ち上げた人というのは知っているけど、どうせなら孫の私が黒森峰女学園か知波単学園に入学出来るように取り計らってくれていれば良かったのに・・・。」

 

そういえば父は『自分の孫には絶対に戦車道はやらせない』といつも言っていたなと、父親は昔のことを思い出した。

 

「まぁ、正子のお爺ちゃんなら、『自分の道は自分で切り拓け』くらいの事は言うだろうな。それで、どうする?この学園艦なら、今からでも願書は間に合うし、他県の学園艦だから、そこで知り合いに会う事もないと思うけど。」

 

「大洗女子学園か・・・分かったよ、父さん。私、新設校で頑張ってみるよ。母さん、心配させてゴメン。私、この学校に行くから願書出すの手伝って。」

 

「はいはい、それにしても正子が茨城の学園艦に行ってしまうと、来年から我が家も随分寂しくなりそうね。」

 

母親の方は、父親が新設学園艦の話をした時点で、自分の娘がそこに行く選択をするだろうと分かっていたようで、すんなりと娘の決断を受け入れた。こうして、新設学園となる大洗女子学園の一期生として、辻政信の孫娘である辻正子が入学することになる。そしてこの破天荒な生徒によって、初代学園長の青山一郎は三年間毎日胃が痛くなるような日々を送る事になる。

 

 

 

 

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「それにしても、辻さんの孫らしいな。点数は合格基準点を優に超えているんだが、肝心の受験者番号を答案に書き忘れているのだから・・・ハハハ。詰が甘いというか、肝心な所でミスをするなど、血は争えないね。そう思わないですか、家元。」

 

「本当ですね、黒森峰女学園に入学してきたら、一度顔を見てみたいと思っていたのですが、残念です。池田さんから以前聞いたのですが、一番上のお孫さんは知波単学園の普通科を数年前に卒業したという事ですよ、学園長。」

 

「ほぉ、機甲科ではなく普通科ですか。辻さんの孫なら、てっきり戦車道をやると思っていたんですけどね。」

 

「いえいえ、これも池田さんから聞いたのですが、以前『孫には絶対に戦車道はやらせない』と言っていたようですから、戦車道はやらせていなかったようですね。それにしても、二番目のお孫さんが黒森峰女学園に来てくれないのは残念ですね。まぁ、あの辻さんのお孫さんですから、どの学園に行く事になっても、そのうち何か騒ぎを起こしそうな気がするのですけど。」

 

「ハハハハ、たしかにあの辻さんの孫ですからな。もし私の目に留まるような事があったら、気をつけて見てみますよ。」

 




大洗女子学園の戦車道、どうやって始めさせようか…と考えた結果、辻~んの孫を使うのが一番手っ取り早いと思い、政治的に始めさせるのではなく、ガルパンらしく強引にキャラの力で始めさせる形を取ろうと思いましたw。ということで、次回からの話は架空キャラメインの話ですが、この学園艦物語でこれまでも展開してきましたように、強引に戦車道を始めさせようと考えていますw。大洗女子学園の戦車道は原作(2013年)の20年前に一端廃止していますので、ここから1990年代前半まで戦車道が続く事になるんでしょうかね…。

第四章の政治パートはこれで終了です。ここから先は角栄さんがロッキード事件でタイ~ホされてしまったり、私の嫌いな福田パパや三木の時代のため、個人的に書きたくない(書いていてつまらない)という極めて私的な理由だったりするわけですがw。まぁ、その後の中曽根さんの時代ですと結構楽しそうなのですが、いかんせん時系列が狂いすぎてしまいますから、この時代で無理やり大洗女子学園を出した感じです。

今回も読んでいただきありがとうございました。

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