ハリー・ポッターと野望の少女   作:ウルトラ長男

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∩(・ω・)∩<ナントイウコトダ
皆様こんばんわ。寒さのあまり布団から出れないウルトラ長男です。
ここにあったイラストは1話後書きに移動させました。


第37話 リータ・スキータ

 その日、魔法生物飼育学の授業に出るとハグリッドではなく見慣れぬ魔女が立っていた。

 白髪の、顎が突き出た老婆で名をグラブリー・プランクというらしい。

 その授業は至ってまともで、これぞ魔法生物飼育学、と言いたくなるようなものであった。

 これには、今までハグリッドの滅茶苦茶な授業……特に『尻尾爆発スクリュート』にウンザリしていた生徒達が大層喜び、授業に夢中になっていた。

 

「ハグリッドは一体どうしたのかな?」

「さあな。まあ私としてはこのままでも一向に構わんが」

 

 心配そうなイーディスの言葉に、手触りのいいユニコーンの毛を撫でながら、ミラベルが言う。

 傍若無人なミラベルであるが、こういう美しい生き物は嫌いではない。

 喉をさすってやると心地よさそうにブルル、と鳴いて顔を擦り付けてきた。

 

「ハグリッドは気分が悪くて出れないってプランク先生が言ってたよ。でも、どこが悪いんだろう?」

 

 会話に横から割り込んで来たのはハリーだ。

 この授業は相変わらずグリフィンドールとの合同授業で、ハリーやハーマイオニーはよくイーディスの元を訪れる。

 というよりは、スリザリンで話せる相手がイーディスしかいない、というのが正解なのだが、まあ細かい事だ。

 

「まさかスクリュートに……」

「襲われたと思ってるならそうじゃないよ、ライナグル」

 

 一番考えうる可能性としてスクリュートに襲われた、という答えを出そうとしていたイーディスの言葉を遮ったのはマルフォイだ。

 合同授業の時、マルフォイは高確率でハリーに絡む。

 そのせいで毎回イーディス、ミラベルのいる場所にハリー、ハーマイオニー、ロン、マルフォイが集まるという奇妙な構図が完成してしまっており、お決まりの光景となっていた。

 

「ただ恥ずかしくてあのでかい醜い顔が出せないだけさ」

「何が言いたいんだ?」

「ほら。君にこんな事を知らせたくはないんだけどね、ポッター」

 

 そう言いながらニヤニヤし、ハリーに新聞を投げ渡す。

 それをすぐに開き、文面を見たハリーは唖然とした。

 そこには、ハグリッドに関する誹謗中傷がこれでもかとばかりに記載されていたのだ。

 内容を要約するならば『ダンブルドアは問題のある人選ばかり行ってきた』、『尻尾爆発スクリュートなどを生徒にけしかけるハグリッドは教師に相応しくない』、『生徒達も怯えている』、『ハグリッドは危険な半巨人だ』といったものだ。

 ミラベルはそれを見ながら、まあ9割事実だな、と冷めた思考で考えていた。

 

「『僕達は皆ハグリッドを嫌っています』だって? どういうつもりだ!

こいつが、レタス喰い虫に酷く指を噛まれた? デタラメだ、あいつらに歯なんかないのに!」

 

 新聞を地面に叩きつけ、ハリーが怒ったように叫ぶ。

 その文章の中にはインタビューを受けたマルフォイの言葉が載っており、『僕はヒッポグリフに襲われましたし、友達のビンセント・クラッブはレタス喰い虫に酷く指を噛まれました』とデタラメな証言をしていたのだ。

 その事に憤るハリーにマルフォイはニヤニヤと笑い、ミラベルへと顔を向ける。

 それに気付いたイーディスが慌てて止めようとするも間に合わず、マルフォイは余計な挑発を口にしてしまった。

 

「どうだいベレスフォード? 何が間違ってるかい?」

 

 イーディスはあちゃー、と額を抑える。

 別にミラベルはハリーの完全な味方でもないし、ハグリッドの事などどうでもいいと考えているのだから、放置しておけばいいものを、何故わざわざ自分から突くのか。

 案の定ミラベルはつまらなそうに彼を一瞥し、冷たく言い放った。

 

「ポッターの言う通り、貴様の証言だけは要らなかったな」

「え?」

「レタス喰い虫は指など噛まん。これは多少飼育経験があれば子供でもわかる事実だ。

この一文のせいで記事全体の信頼度が下がってしまっている」

 

 この記事は9割事実で構成されている。

 ダンブルドアの人選ミスはロックハートやトレローニーを採用している事からも明らかであり、ハグリッドの教師適正の低さも今喜んで授業を受けている生徒達を見れば一目瞭然だ。

 だがマルフォイの証言だけが余計だった。この簡単に判る嘘を一つ堂々と入れてしまったせいで他の事実までもが嘘くさくなってしまっているのだ。

 その事を指摘すると、ハリーが勝機を得たとばかりに笑みを浮かべた。

 

「ありがとうマルフォイ、ハグリッドに有利な証言をしてくれて!」

「な……!」

「“君のおかげ”でこの記事を嘘と思う人が増えそうだ。嬉しいよ」

 

 ハリーの皮肉にマルフォイが顔を真っ赤にするが、何も言い返す事は出来ずスゴスゴと立ち去っていった。

 その背を見ながら「もうやめればいいのに」とイーディスは同情すら感じていた。

 一体何が彼をあそこまで突き動かすのだろうか。

 

「それにしても、どうやってハグリッドが半巨人だって知ったんだろう」

 

 不愉快そうにハリーが言い、地面に落ちている新聞を踏みつける。

 ハグリッドが半巨人というのは紛れもない事実だ。

 それは実際にハリーが彼の口から聞いた事実であり、ハグリッドが言うにはマダム・マクシームも同類だと言う。

 だがその場に他の人間の姿はなかったはずだ。

 

「さて、な。リータ・スキーターか……無知さはともかく、情報収集力は本物らしいな」

 

 ミラベルが興味を惹かれたように言い、ユニコーンを撫でる。

 誰にも気付かれる事なく情報を集めるスキーターの能力だけは評価してもいい。

 可能ならば手駒に加えておきたい人材だ。そうミラベルは考えていた。

 

 その後、授業は何の問題もなく進み、大半の生徒が満足したところで解散となった。

 ハグリッドの授業と今回の授業、どちらが生徒の望む授業であったのかは、言うまでもない。

 

*

 

 第1の課題はハリーがトップで通過した。

 しかし、トップといってもその点差はほんのわずかに過ぎず、すぐに逆転されても不思議はない。

 ならばハリーはすぐに第2の課題を突きとめ、対策を練らなければならないだろう。

 次の課題は、第一の課題で勝ち取った金の卵がその内容を教えてくれる。

 しかし、この卵は開けば聞き取る事の出来ない奇声を発するのみで、まるで役に立たない。

 代表選手はこの卵の秘密を解き、第2の課題を見付け、そしてその対策を練る事が求められているのだ。

 しかし、ここでハリーの悪癖が出てしまった。

 いくら勇気があろうと彼もまた年頃の少年。ついつい楽しい事を優先してしまう傾向にある。

 テストが控えているというのに「明日から勉強する」と言い、遊んでしまう子供と同じだ。

 また、次の課題までの期間が無駄に長いのも彼が気を緩める一因であった。

 1月半ばになっても卵の秘密を解き明かす事すら出来ず、いけないと分かりつつもホグズミード村の誘惑に負けるなど、問題を先延ばしにしているのだ。

 

「せっかく談話室が静かになるのよ。このチャンスを利用したらいいのに」

 

 ハーマイオニーの言う事は尤もだ。

 しかしハリーは彼女に嘘を吐いた。

 ホグズミードに行きたいばかりに、自分は相当いいところまで分かっていると言ってしまったのだ。

 そうしてホグズミードでますます貴重な時間を擦り減らすハリーを見て、これはヒントくらい与えるべきか、とミラベルは呆れる。

 そんな時だ。ミラベルの前にその女が現れたのは。

 

 縁を宝石で彩った悪趣味な眼鏡にカールした髪と角ばった顎、赤紫のローブを着込んだその魔女こそはハグリッド中傷の記事を書いた新聞記者、リータ・スキーターだ。

 彼女は昼休みに校庭に出ていたミラベルの前に突如現れ、粘ついた笑みを浮かべながら近付いてきたのだ。

 

「貴女、スリザリンの生徒ざますね。ちょっとお時間よろしいかしら?」

「よろしくないな」

「そう、それはよかった。さあ、どこかゆっくり話せる場所に行きましょ」

 

 ミラベルの言葉を無視し、スキーターは彼女の手をグイグイ引っ張っていく。

 その反応にミラベルの眉が不機嫌そうに上がるが、スキーターは気付きもしない。

 彼女は校庭の隅にある倉庫までミラベルを引っ張ると、ドアを閉めて外から誰も入れないようにした。

 

「さて、いくつか聞きたい事があるのだけど、貴女はグリフィンドールのハーマイオニー・グレンジャーとよく話しているそうね?」

「それなりにな」

「そう。で、貴女から見て彼女はどうざんしょ?」

「非常に賢い生徒だ。多少頭が固いのが欠点だが、それを補う応用力はある」

 

 ミラベルから見たハーマイオニーの評価は高い。

 その事を面白くなさそうに聞きながらスキーターの手が動き、手にした紙に何かを書きこんでいく。

 「スリザリンの生徒ミラベル・ベレスフォードが話すには、グレンジャーは頭が固く、そして馬鹿な生徒であり……」と、台詞と全然違う内容だ。

 それを見たミラベルは目を細め、スキーターの手から紙を奪い取った。

 

「……私の言葉と全く違うようだが?」

「あらあらあら、細かい事は気にしなくていいのよ。ちょっとくらい色を付けた方が読者も喜ぶざんす」

「それなら私の証言など要らんな。壁とでも話していろ」

 

 そう言い、紙を無造作に破り棄てる。

 その行為にスキーターの目が鋭くなり、今までの貼り付けていた笑みが無くなった。

 

「私はもう行くぞ、情報ならマルフォイからでも聞き出すんだな。

ま、あの男の話が役に立つとは思えんがね」

「あまり調子に乗るんじゃないよ、馬鹿な小娘が。あんたは黙って質問に答えてればいいんだ」

「ほう、案外早く地を出したな」

 

 怒気を発し始めたスキーターに、嘲るような笑みを向ける。

 ミラベルが最も嫌う事の一つが他者に見下される事だ。

 見下すのは大好きだがその逆は大嫌いなのである。何とも身勝手な話だ。

 そしてこの女は明らかに自分を舐めてかかった。どうにでもなる相手とタカをくくってこんな場所に連れ込んだのだ。

 ならば教育してやらねばなるまい、どちらが上なのかを。

 

「あたしはね、あんたの不利な情報をいくらだって集める事が出来るんだ。

お友達共々、社会的に抹殺する事だって出来るんだよ。

スリザリンの暴帝だか何だか知らないけど、わかったら黙ってあたしのいう通りに情報だけ吐いてな」

「ほう? コソコソ嗅ぎ回るだけのハイエナ風情が、このミラベルを前にほざくではないか」

「……どうやらあたしを怒らせたいようだね。いいよ、なら後悔させてやる。

教えてあげるよ、人を支配するのは情報だって事をね。

もう後悔して泣いて謝ったって許してやらないんだからね」

 

 扉に手をかけ、スキーターは威圧するように言う。

 今までもそうして、敵対する人間を何度も潰してきた。

 ある事無い事を書き、お天道様の下を堂々と歩けないようにしてやったものだ。

 人を支配するのは情報だ。情報さえ握ればいくらだって自由に出来る。

 この小娘とて例外ではない。ここから出たらこいつについてある事ない事書き、人生を台無しにしてやる。

 そう思っていたスキーターであったが、彼女の誤算を一つ挙げるならばミラベルという少女の事をよく調べもせずに連れ込んでしまった事だろう。

 彼女はミラベルを閉じ込めたのではない。自ら進んで猛獣と共に檻に入ってしまったのだ。

 

「手伝ってやろうか?」

「は?」

「手伝ってやろうかと言ったのだ。どうせ書くなら嘘よりも事実の方が記事も映えよう」

 

 ミラベルが薄ら寒くなるような冷笑を浮かべ、腕を上げる。

 何だ? 今更自分の行いを後悔して擦り寄ってきたのか?

 そう考えるスキーターの口元へミラベルの手が伸び……。

 

 ――彼女の前歯を、へし折った。

 

 

 

「……も、もう……やめ……」

「人を支配するのは情報、か。それは一つの正解だが、私の考えは少し違う」

 

 数十分後、倉庫内は地獄と化していた。

 壁や床のあちこちには飛び散った血液が付着し、鉄の匂いを充満させている。

 それを気にもせず手近な荷物に腰をかけ、足を組んで座るミラベルの足元にはリータ・スキーターが転がっていた。

 自慢の眼鏡は割れてガラスが顔のあちこちに突き刺さり、指は10本ともへし折られている。

 歯も数本無くなっており、鼻も折れ曲がっていた。

 その彼女の頭を踏み付け、涙と鼻水と涎で汚れた顔を床と接吻させ、ミラベルは言う。

 

「今も昔も、そしてこれからも……人を支配する最も簡単で効率的な手段は暴力と恐怖だ。

力あるものが上に立つ。これ程単純で美しい法則はあるまい?」

「も、もう……お願いだから……」

 

 涙声で懇願するスキーターの姿に、ミラベルは口元を歪める。

 そしてその口を思いきり蹴り飛ばし、倉庫の壁に叩き付けた。

 折れた歯が2本、血の線を描いて宙を舞い、床へ落下する。

 

「泣いて謝っても許してあげない……だったか?

このミラベルに対し、面白い台詞だな」

「ひいっ、ひいいい……!」

 

 ゆっくりと立ち上がったミラベルの姿に恐怖し、四つんばいで逃げようとするもすぐに髪を掴まれる。

 そしてまたも床に顔を叩き付けられた。

 

「実に笑わせてくれる。このミラベルが、貴様如きに泣いて許しを乞うだと?

あまり舐めてくれるなよ。そんな無様を晒すくらいなら死んだ方がマシだ」

 

 髪を引っ張り、その恐怖に歪んだ顔を持ち上げる。

 リータはすでに抗う意思すら失せており、ただ哀れなほどに震えるだけだ。

 

「さあ言ってみろ。誰が、誰に、泣いて許しを乞うのかを」

「わっ、私、です! 私が、貴女に、許しを乞う立場です!」

 

 血と、涙と、鼻水と涎に塗れながら、スキーターが叫ぶ。

 それを聞いてようやく溜飲が下がったのか、スキーターの髪から手を離した。

 だがこれで終わる程この少女は優しくない。

 彼女は懐から蝙蝠の翼を出すと、そこに魔力を篭め始める。

 

「そうだ、常に上に立つのはこの私だ。このミラベルこそが支配者なのだ。

それを理解した賢い貴様に褒美をくれてやろう」

 

 魔力を篭められた翼は炎となり、ミラベルの爪へと宿る。

 すると彼女の爪が青く変色していき、まるで生きているかのように蠢き始めた。

 そのおぞましい光景にスキーターが小さく悲鳴を上げて後ずさろうとするが、気付いた時にはすでに腕を掴まれていた。

 

「な、なにを……」

「そう恐れるな……私は貴様の情報収集力を評価している。

これからはその力をこのミラベルの為に役立てるといい」

 

 ニィ、と加虐者の笑みを貼り付けて容赦なく爪をスキーターの腕に突き立てる。

 瞬間、血管を焼くほどの激痛が腕に走り、スキーターは悲鳴をあげて転げ回った。

 喉の奥から絶叫が響き、自分が何を叫んでいるのかもわからない。

 そして痛みが終わった時、リータの人差し指には不吉な、青い爪が生まれていた。

 

「その爪は隷属の証だ。このミラベルへの服従を拒んだ時、あるいは爪を切り離そうとした時、そいつは紫を経て血のような真紅へと変わる。

そうなったら貴様は終わりだ。貴様の五体は木っ端微塵に砕け散り、二度と再生出来ないよう、何の知性もない虫ケラへと生まれ変わる」

「……う、嘘……?」

「そう思うなら試しに逆らってみるといい。いいぞ、止めはせん」

 

 スキーターの顔が見る見るうちに青褪め、唇がワナワナと震える。

 何だ、この少女は? これが本当に人間の所業か?

 ただの学生が何故、こんな残酷な事を平然と行えるのだ!?

 スキーターには目の前の少女が何なのか、最早わからなかった。

 自分が相対しているそれが、本当に人間なのかすら、もう定かではない。

 

「私はもう行くが、この惨状を教師に見られたら面倒だ。

貴様が全て片付けておけ。証拠の隠滅は得意だろう?」

「…………」

「どうした? 聞こえなかったのか?」

 

 恐怖の余り口が利けないスキーターであったが、次の瞬間自分の爪を見て悲鳴をあげた。

 色が、変わっている!

 先程までは青空のような青だったのが、暗い青へと変色している!

 「ひっ!」と声をあげ、慌てて立ち上がる。

 逆らっては駄目だ。これに歯向かっては駄目だ。

 そう、一瞬で理解させられてしまった。

 

「は、はい! はい! ただいま、すぐに!」

 

 そのスキーターの態度に対し、「それでいい」とだけ呟いてミラベルが指を鳴らす。

 するとスキーターの傷が全て元通りになり、痛みも消えうせた。

 これでひとまず、魔法を使う事は可能だ。ならば片付けるのもそう難しくはないだろう。

 

 

 こうしてリータ・スキーターを恐怖と暴力で屈服させた悪鬼は何食わぬ顔で次の授業へと向かった。

 後に残されたのは、先ほどの悪夢が嘘のように生え変わった歯をカチカチと鳴らしながら倉庫内の掃除に勤しむスキーターのみだ。

 

 




マルフォイ「情報かあ……ベレスフォードなら色々知ってそうだけど……」
スキーター「ひいっ!? その名前を私の前で出さないで!」
マルフォイ「!?」
イーディス(また何かやったのあの子!?)

∩(・ω・)∩<ヤメテオケ……シヌゾ
リータさん、喧嘩を売る相手を間違えるの巻。
最近大人しかったミラベルが久しぶりに本性発揮しました。
そしてリータ・スキーターをゲット! これで情報も沢山入ってきます。
とか思ってたらスキーターはこの後ハーマイオニーが捕獲してしまうのであまり役に立たないかもしれませんね。

そしてやたらハリーにつっかかるマルフォイ。
原作でもそうですが、こうまで突っかかるのは実は相手にして欲しいからじゃないか、と結構言われています。
本当は友達になりたいけど素直になれず、結果フルボッコされてフォイする悪循環。
そう思うと何だか愛嬌が沸き、もっといぢめたくなります。

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