ハリー・ポッターと野望の少女   作:ウルトラ長男

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∩(・ω・)∩<ゲキリュウデハカテヌ
皆様こんばんわ。νガンダムとEx-Sガンダム量産中のウルトラ長男です。
横一列にEx-Sを並べて、敵が近づいてきた所にビームスマートガン連射するのが最近のマイジャスティス。
しかし覚醒アムロのフィンファンネルによる大量虐殺ヒャッハーも捨て難いです。


第34話 準備

 ハリーにとってそれは、入学以来最低の日々であった。

 決して自らの意思で名を入れたわけではないというのに、それを信じてくれる者がほとんどいない。

 ハッフルパフからは敵意を向けられ、レイブンクローからは軽蔑の眼差しを送られる。

 スリザリンから悪感情を向けられるのはいつもの事なので気にもならなかったが、今まで上手く行っていた他2寮から敵視されるのは辛かった。

 

 ハリーがゴブレットに名を入れていないと信じてくれる人間は本当にごくわずかだ。

 まず、マッド・アイ・ムーディ。

 彼が言うには誰か、ハリーの命を狙う者がゴブレットに名を入れた可能性があるという。

 ハリーが被害者である事を信じ、また主張してくれるこの教師の存在は今のハリーにとってこの上なく有り難かった。

 

 次にダンブルドアとマクゴナガル。

 今の所そういう素振りや発言が全くないのが気がかりだが、きっと先生達なら信じてくれるはずだ。

 そういう、無条件の信頼がこの二人にはあった。

 

 それからハーマイオニーとイーディス、そしてロン。

 こんな状況になっても彼女達二人、そしてロンは変わらずハリーを心配してくれる。

 イーディスなどはスリザリン生だと言うのに、マルフォイが作った『セドリック応援バッジ』も『汚いぞポッター』バッジも付けていない。

 マルフォイは彼女の爪の垢をコップ一杯くらい飲めばいいのに、と思う。

 

 そして最後にミラベル。

 意外な事に彼女もハリーが入れたとは考えていないらしい。

 本人曰く、「ポッターにそんな技量はない」らしい。ご尤もである。

 しかし、だからといってこの少女を完全に味方と考える事は危険だ。

 今回の件だって楽しんでいる節があり、ある意味ではマルフォイより性質が悪いのだ。

 

 味方のほとんどいない、限りなく居心地の悪い日々。

 それだけでも、もう一杯一杯だというのに状況だけはどんどん悪くなっていく。

 リータ・スキータとかいうインチキ記者はでっちあげの記事ばかり書くし、それのせいでますますハリーは肩身が狭くなった。

 こんな最悪の状況下で課題に挑むのだという事を考えると、頭が痛くなってくる。

 本当に、代われるものなら誰でもいいから代わって欲しい。

 

 

 

「第一の課題はドラゴンだ。僕はドラゴンを出し抜かなきゃいけない」

 

 校庭にある湖の前で、ハリーはそう言った。

 今ここにいるのはハーマイオニーとロン、イーディス、そしてその友人であるミラベルだ。

 4人ともハリーの事を信じてくれる(ミラベルは微妙だが……)数少ない存在だ。

 その彼女達に語る内容は、今度受ける恐るべき課題の事である。

 本来代表選手は課題が始まるまでその内容を知らない事になっているはずだが、カンニングは昔からの伝統だ。

 ハリーはハグリッドに試験の内容を教えてもらい、誰よりも早く先んじて課題を知る事が出来た。

 しかし、知ったからと言ってそれでどうにかなる程甘い内容ではない。

 

「それと、僕の名前をゴブレットに入れたのはカルカロフかもしれない。シリウスおじさんがそう言ってた」

 

 ハリーの味方は少ない。だが城の外には名付け親のシリウス・ブラックという心強い味方が存在していた。

 そのシリウスが言うにはカルカロフは元・死喰い人であり十分に警戒する必要がある、というのだ。

 今年になってマッド・アイ・ムーディが教師になったのもカルカロフを監視する為だと考えれば辻褄が合うという。

 ハーマイオニーはその内容に驚きつつも、まずはドラゴンが緊急の問題だと主張した。

 

「とにかく、あなたが火曜日の夜も生きているようにしましょう。それからカルカロフの事を心配すればいいわ」

「確かに、まずはそっちが優先ね。ドラゴンの炎で死んでしまってはカルカロフの事を気にする事も出来ない」

 

 ハーマイオニーの言葉にイーディスも同意し、ミラベルを見る。

 ミラベルは特に何も言わなかったが、小さく頷くのを見ると意見は一致しているようだ。

 ならば今考えるべきは、ハリーの技量でどうやってドラゴンを出し抜くかだ。

 

「一体どうすればドラゴンなんて出し抜けるのかしら?

私、本で読んだわ。ドラゴンは強力な魔力を持っているから魔法はほとんど効かないらしいの。

半ダースもの魔法使いが『失神呪文』を唱えてようやく気絶するくらい固いっていうのよ」

 

 ハーマイオニーが自分の知っているドラゴンの知識を話すが、聞けば聞くほど勝てる気がしない。

 大きく、強く、固く、炎を吐き出し、そして魔法もほとんど効かない。

 そんな怪物を相手にどうやって4年生のハリーが勝てというのだ。

 恐らく4年生の中でそれを達成するのが可能なのはミラベルくらいだろう。

 そう思い、全員の視線がミラベルへと向かう。

 

「ベレスフォードなら、どう戦う?」

「いくつか手段はある。まず私自身が戦うとすれば、選ぶのは正面からの完全粉砕だ。

倒れるまで攻撃呪文を連発し、完膚なきまでに叩き潰す」

 

 ハリーの問いにミラベルが実現不可能な答えを返す。

 この少女ならばそれを本当にやってしまいそうだが、課題に挑むのはハリーだ。

 ハリーに出来ない事を提案されてもどうしようもない。

 イーディスは呆れたように額を抑え、言う。

 

「それが出来るのは貴女だけだよ……もう少し、簡単なのは?」

「難易度を少し下げるなら、そうだな……まず『結膜炎の呪い』がある。

ドラゴンに魔法は通じにくいが、眼だけは別だ。眼に向かって呪いを打ち込めば間違いなく通じる。

『結膜炎の呪い』はそう難しい魔法でもないから、貴様でも今から練習すれば何とか習得出来るだろう。

だが当然ドラゴンは苦しみ、暴れるからそれを注意せねばならん」

 

 解決法の一つを提示し、ミラベルは指を一本立てる。

 とりあえず一つの答えが示された事でハリーは道が少し拓けた気がした。

 

「次にドラゴンの思考力を奪う方法。これもやはり狙うならば眼だ。

錯乱魔法や魅惑の魔法を眼に叩き込み、正常な判断が出来ないようにすればいい。

見栄えはしないが確実な手段と言えるだろう」

 

 次の解決法を示し、2本目の指を立てる。

 やはりこの少女は味方にいる間は頼もしい。次々と答えを出してくれる。

 その分、昨年のクィディッチのように敵に回ると手に負えないわけだが。

 

「次に、囮を使うという方法。要は何でもいいから自分の代わりにドラゴンの気を引く物を作ればいいのだ。

変身呪文でその辺りの物を動物に変えてもいいし、杖から鳥を出すのも有効だ。

だがドラゴンの気が変わる可能性も考慮するとやや確実性に欠けるな。

目晦ましの魔法と併用すれば確実性も上がるが……まあ、今から習得しろと言っても無理だろう」

「……うん」

「まあ、私としてもこれは推奨出来ん。安全性、確実性、実用性の全ての面で不足している上に何と言ってもインパクトに欠ける。高得点を狙うならもっと冴えた、そして貴様にピッタリの方法がある」

 

 3本目の指を立ててからミラベルは4つ目の、そして最後の方法を提示する。

 楽しそうな笑みを浮かべた口から放たれたその方法は、ある意味最も実現不可能と思われているものであった。

 

「――『正面突破』。これが一番インパクトが強く、高得点を狙える。

巨大な困難を恐れず、退かず、隠れず、逃げず。堂々と立ち向かい、突破する勇姿。

結局の所観衆が求めているのはこれだ。

淡々と進み、いつ終わったのかわからないような物と、瞬きも忘れて見入る、手に汗を握る目まぐるしい攻防。

どちらが映えるかなど言うまでもない」

 

 4本目の指を立てたミラベルに、「無理よ!」とハーマイオニーが叫んだ。

 

「それが出来るのは貴女だけよ! どうやってハリーが正面からドラゴンをやっつけるっていうの!」

「話は最後まで聞け、グレンジャー。私は“突破”と言ったのだ」

 

 今にも喰ってかからんばかりのハーマイオニーに、ニヤリと笑いながらミラベルが返す。

 色々と手を考えはしたが、一番現実的でかつハリーに相応しく、そして最も高得点を狙える手段はこれしかなかった。

 そう考えると本来これを提示するはずだった偽ムーディは本当にハリーの事をよく見ていたのだと感心させられる。

 ハリーの現状での実力と彼の長所、それらを全て吟味した上で出せる最適の解答だ。

 放っておいてもこの方法は偽ムーディが教えるだろうが、この時点で教えておけばその分練習に時間が取れるし、知識以上の素晴らしい飛行を見せてくれるかもしれない。

 ミラベルは、そのハリーの可能性を見たかった。

 

「今、答えを見せてやる……『アクシオ・シルバーアロー』」

 

 ミラベルがそう唱えると校舎の窓からシルバーアローが飛び出し、校庭を翔け、たまたま進路上にいたマルフォイを跳ね飛ばし、彼女の手へと飛び込んできた。

 これがハリーの打てる最善手。最良の解答。

 間違いなく彼の強みを最大に活かす起死回生の一手だ。

 

「よ、呼び寄せ呪文!」

「いかにも。こいつは丁度この学年で習う魔法で、今から練習しても十分間に合う数少ない一つだ。

こいつで箒を呼び寄せ、正面からドラゴンを突破する。それが恐らく最も貴様に合った方法だ、ポッター」

 

 そこまで話し、ミラベルはシルバーアローの上に乗る。

 そして近くにいたイーディスの腰を掴んで抱き寄せ、強引に箒の上に乗せた。

 そろそろ次の授業の時間が近付いている。お喋りはここまで、という事だろう。

 

「ま、どの方法を選ぶかは貴様次第だ」

 

 それだけを言い、ミラベルは空高く飛び上がった。

 これで第一の課題に関しては何の問題もない。

 箒さえ手にしてしまえばハリーは必ずやり遂げる。故に心配もない。

 逆に言えばここまでしてやって駄目なようならその程度という事だ。

 どちらにせよ、これ以上ミラベルに出来る事はなかった。

 

「ねえ、ミラベル」

「ん?」

 

 窓から校舎内に入り、イーディスを降ろすと彼女が多少の困惑を隠しきれない声で話しかけてきた。

 箒を魔法で元の位置に飛ばし、ミラベルが振り返る。

 

「何か妙に優しいというか……ハリーに親身だったけど……何かあった?」

「……さて、な」

 

 ミラベルは普段、他者に助け舟を出したりしない。

 ましてや今回のようにわざわざ答えを提示してやるなど、本当に稀だ。

 去年などバックビーク救出を「面倒」の一言で断ったというのに、この変わり身はどうだろう。

 その彼女らしからぬ親身さにイーディスが疑問を覚えるのも無理のない事だ。

 

「偶にはそんな事もあるさ。ほんの気紛れというやつだ」

「……怪しい」

「やれやれ、随分疑われたものだな」

 

 疑いに満ちた視線を送ってくるイーディスに苦笑し、ミラベルは廊下を歩く。

 イーディスの疑いは実の所大当たりでミラベルのこの親身さには思い切り裏があるのだが、それを懇切丁寧に説明してやる必要などない。

 イーディスの疑問に答える事はせず、ミラベルはそのまま次の授業の為に教室へと入って行った。

 

*

 

 マグノリア・クレセント通りに聳え立つ白い別荘。

 その邸内は今や、家としての外見を保っていなかった。

 テーブルや椅子といった家具、鎧などの飾りは全て撤去され、床の絨毯も取り払われている。

 変わりに大仰な魔法陣が所狭しと描かれ、壁には隙間なく怪しげな……少なくともマグルでは解読出来ない文字がズラリと書き綴られていた。

 部屋のあちこちに奇妙な器具が配置され、一つ一つが不気味な魔力を放っている。

 それを満足気に見渡しながら、キャビネット棚で一時帰還したミラベルがふむ、と頷いた。

 

「抜かりはなさそうだな。見事だ、二人共」

「勿体無きお言葉」

 

 労いの言葉をかけられたクィレルは平伏し、その隣のホルガーもうやうやしく頭を垂れる。

 それから顔を上げ、「しかし」と声を発した。

 

「お嬢様……本当に実行するのですか?」

「不満か? クィレル」

「い、いえ……しかし、お嬢様が為さろうとしている不死の法は……その、未完成の代物のはず。

歴史上、この方法で完全な不死になった者はいません」

 

 主の怒りを恐れつつも、それでも尚進言をするクィレルにミラベルは冷笑を浮かべる。

 彼のいう通り、ミラベルの見付け出した不死の法は不完全な代物であった。

 だからヴォルデモートはこの方法を使わなかったし、見向きさえしなかったのだ。

 

「確かにな。元々儀式で“そう”なろうとするのが無茶と言える。

元来“ソレ”は素質を持つ人間が血液を媒介として他者の命、魂を取り込み、融合し、個にして群体の存在として『自然発生』する……いわば突然変異の一種。

それを人為的に再現しようとした者は過去に数あれど、成功例は一つとしてない。

生まれるのは尽くが劣化と呼ぶのもおこがましい紛い物ばかり」

 

 ミラベルが“為ろう”としている存在は、すでに魔法界に存在している生き物だ。

 かなりの知名度を誇り、今でも一級の化物として知られている。

 だがあれらは全て紛い物だ。

 自然発生した真の祖ではなく、それに血を吸われる事で人間でなくなった劣化品。

 そして、その劣化品が次の更なる劣化品を作り、それがまた次の劣化品を生み出す。

 そうして世代を重ねる毎に彼らの血はどんどん薄まり、弱まり、人に近付いていった。

 結果、今では最強の化物と認知される事もなく、ごく普通に物語の中でやられる“強いが別に倒せない事はない”程度の存在にまで成り下がってしまったのだ。

 

 本来の“ソレ”はそんな温い存在ではない。

 何よりも強く、何よりも疾く、何よりも魔力に満ち溢れ、そして視ただけで戦意を失う。そんな特上の、最上位の化物なのだ。

 ミラベルが目指すのは、まさにそれだ。

 それこそ世を統べる己が為るに相応しい、まさに頂点に立つべき幻想の王だ。

 だからミラベルはあらゆる資料を読み、あらゆる闇の魔術を知ろうとした。

 ホグワーツ、ダームストラング、そしてイギリスを越えて世界各国の知識を貪欲に集めた。

 母国であるイギリスはおろか、3大魔法国とされるフランスやロシアにまで赴いた。

 世界各地に残る“血を啜る化け物”の伝承を片っ端から集め、己が知識へと加えた。

 

「だが私は完成させた。“偶然”起こるそのメカニズムを解析し、人為的に生み出す術を手に入れた」

「お嬢様! お言葉ですが、一番重要な要素がこの儀式には入っていません!

“そう”為れるのは、素質のある者のみ! この儀式には、その欠点を補う方法がどこにも……」

「クィリナス・クィレル」

 

 ミラベルはクィレルを一睨みで黙らせ、不敵な笑みを浮かべる。

 それは己への絶対の自信と確信に満ちた、傲慢そのものの笑み。

 自分に出来ない事はない。己に足りない物はない。そう心から信じきっている、自惚れと呼ぶのもおこがましい超自己愛の果てにある笑みだ。

 

「私の名を言ってみろ」

「……は?」

「どうした? 主の名が答えられんか?」

「い、いえ! ミラベル・ベレスフォードお嬢様に御座います! 我が偉大な主に御座います!」

 

 そのクィレルの言葉に「わかっているではないか」と返し、ミラベルは犬歯を剥き出しにして獰猛に笑った。

 私は誰だ? ここにいるのはそこいらの凡夫なのか?

 否! ここにいるのは私という至高の存在! 他の全てを超越する、生まれながらの勝者にして絶対者だ!

 

「そうだ、私はミラベル・ベレスフォードだ。他の全てを超越する選ばれた存在だ。

“素質が必要”だと? ならば何を心配する必要がある?

この私に、このミラベルに、備わっていない素質などあるものか。

他の誰に備わっていなくとも、私にだけは備わっている。それが世の理だ」

「如何にも! 如何にも!! 失言でした、お許し下さい!!」

 

 床に頭を擦る勢いで平伏するクィレルを見下ろし、ミラベルは彼の頭に足を乗せる。

 己を侮った無礼は許し難いが、まあこれは使える駒だ。今回はこの程度で許してやろう。

 

「貴様が案ずる事など一つとしてない。仮に失敗したなら、私はその程度だったという事だ。

理解したら、黙って己に与えられた役割だけを遂行しろ」

「はっ!」

 

 最後にクィレルの後頭部をもう一度だけ踏みつけると、ようやく彼を許して足をどける。

 そして次にホルガーへと視線を向けた。

 

「それでは、私はもう行くぞ。……次ここに戻って来るのは3校対抗試合が終わりに近付いた時だ」

「はっ……いってらっしゃいませ、お嬢様」

 

 『儀式』の準備が着実に進み、不備が無い事は確認した。

 これならば何も心配する必要はないだろう。

 

 とりあえずしばらくは他の観客達と共に対抗試合を観戦するのも悪くない。

 何だかんだで、ミラベルもああいうイベントは嫌いではないのだ。

 




ロマンドー「こいつを使え、ハリー」
ハリー「それは何?」
ロマンドー「ロケットランチャーだ」
ハリー「それは魔法じゃないよ、ロン……」

マッドアイ「強みを活かすのだポッター」
ハリー「あ、それもうベレスフォードに言われました」
マッドアイ「(´・ω・`)」

∩(・ω・)∩<ユクゾッ
皆さんこんばんわ。
他のSSや夢小説とかだと、大体主人公も3校対抗試合に出てるんですよね。
でもそれをやるとホグワーツ3人になってしまい、凄い不公平な事になります。
そら他の学校も怒りますよ。
ミラベルは不参加の方向で行きましたが、やはりそうすると書く事が少なくて困ります。
とりあえず次回は第一の課題でハリー主役回です。

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