ゲームやってる場合じゃねえ!
|VIP|└┤´д` ├┐=== ヒンヒーン!
その日は、ミラベルがホグワーツに入学して以来、3度目となるクリスマスの夜であった。
イングランド南西部に位置し、コーンウォール半島の中心部にあるデボン州は、イングランドで唯一二つの海岸線を有する州だ。
そのデボン州にある地域の一つに、エクスマスという場所がある。
世界遺産「ジュラ紀海岸」の西端に存在するこの場所には、マグルの目につかない一つの小さな小屋が建てられていた。
その小屋の主は今年で667歳を迎える、恐らくは人類最高齢の男であった。
彼の名は『ニコラス・フラメル』。史上初めて賢者の石の練成に成功した錬金術師であり、そしてアルバス・ダンブルドアのパートナーでもある。
これまで賢者の石の力で永き生を謳歌してきた彼だが、その彼にも最期の時が近付いていた。
もう自分は十分過ぎるほどに生きた、と考えた彼はダンブルドアと相談した上で賢者の石の破壊を決定し、身辺整理をした後に妻と共に死ぬ事を選んだのだ。
そうして緩やかに死んで行くはずだった男を、しかし『悪意』は見逃さなかった。
賢者の石の練成という大偉業に目をつけ、死に行く老人に魔手を伸ばす。
そんなどうしようもない存在、手に負えない『邪悪』は確かに、この世界に存在するのだ。
その夜。
ニコラスは妻であるペレネレ、そしてペットのニーズルと一緒にささやかな、そして恐らくは生涯最後となるクリスマスを楽しんでいた。
テーブルの上に並べられたチキンにケーキ、その他ささやかなクリスマス料理に、派手とは言い難い飾り付けの数々。
それは決してホグワーツのクリスマスパーティーのような派手さはなかっただろう。
煌びやかさや華やかさとも無縁だっただろう。
しかしニコラスにとってはこれで十分に幸せであった。
人生最期となるクリスマスとして十分に満ち足りていた。
唯一、残念な事があるとすればペットが自分達より先に逝ってしまいそうな事か。
病気ですっかり弱ったペットは満足に食事も取らず、床に伏せてしまっている。
治してやろうにも、老いた老人の魔法では完治には至らない。
それだけが残念ではあるが、しかし幸福であった。
だが、そんな至福の時間を壊す存在は唐突に、何の前触れもなく姿を現した。
『姿現し』に必ずついて回る出現時の音すらなく、突然部屋の中に二人の人間が出現したのだ。
一人は、怪しげな仮面で顔を隠した猫背の男。
義手と思われる腕は妖しく輝いており、ただそこにいるだけで不気味な存在感を醸し出している。
もう一人は金色の髪と同色の瞳を持つ美しい少女。
神の造形美とすら思えるその美貌からはしかし、外見にまるで似合わない絶大な悪意を巻き散らしていた。
「ッ! 何者だ!?」
咄嗟にニコラスは懐に手を入れて杖を出そうとするが遅い。あまりにも遅い。
死を間近に控えた老人の動きなどで彼女、ミラベルに追いつけるはずもない。
「エクスペリアームス!」
「ステューピファイ! 麻痺せよ!」
ミラベルの手とクィレルの杖からそれぞれ異なる赤い閃光が放たれ、ニコラスとペレネレを襲う。
ニコラスの武器は奪われ、妻は糸が切れたかのように気絶する。
そうして無力化を図ってから、クィレルは素早くニコラスを押さえ付けた。
「な、何者だ! 何の目的があってこんな……!」
「そう騒ぐな。これ以上の危害を加えるつもりはない」
まさに電光石火。
ニコラスが現状を把握する間もなく小屋を占拠してしまった少女は、悪びれる事もなくニコラスへと言う。
「まずは初めまして、と言っておこうか。
会えて光栄だ、偉大な賢者ニコラス・フラメル」
「心にもない事を……! 何が目的なのだ!」
皺だらけの顔を憤怒に歪めて言うニコラスに、ミラベルが歪んだ笑みを浮かべる。
心にも無い事、とはなかなかつれないものだ。
確かにこんな手段を取ってしまったが、それでも彼の偉業には敬意を持っているのだ。
まあ信じろなどと言う気はないし、この状況で信じられるはずもないだろうが。
「賢者の石を作りたい。それが目的だ」
「な!?」
「私は今、『賢者の石』の練成に挑戦しているのだが、これがなかなか捗らなくてな。
『欠片』を解析してすでに9割は完成しているのだが、残りの1割に手が届かん。
後4、5年もあれば完成するだろうが、それでは間に合わん。そこで賢者の石の生みの親である貴様に協力してもらおうと考えたわけだ」
ミラベルの手元には1年生の時に得た『欠片』がある。
それを解析する事で石の完成に限りなく近付く事が出来た。
だが流石に錬金術の最高峰……そう上手く事は運ばない。
そこでミラベルは手っ取り早い手段としてニコラスの記憶を奪う事を思い付いたのだ。
「別に肯定してもらおうとは思っていない。記憶を勝手に覗かせてもらうぞ」
「……賢者の石は……ダンブルドアとの共同制作だ……。
私の記憶だけを見ても、作れんぞ……」
搾り出すように言うニコラスを見て、ミラベルはますます笑みを深くした。
まるで嘲るように、目を細めてクスクスと嗤う。
「嘘が下手だな、ニコラス・フラメル」
「っ!!」
途中経過を一切省いて唐突にミラベルが出した結論。それにニコラスが目を見開く。
何故今の言葉でそんな結論が出るのかクィレルにはさっぱりわからなかったが、ニコラスの反応を見る限りどうやら図星だったようだ。
「な、何故……」
「ニコラス・フラメル。1330年に生を受け、今年で667歳を迎える。
マグルの世界では出版業者の職に就き、魔法界においては賢者の石を史上初めて練成した人物として知られる。
そしてアルバス・ダンブルドアとの錬金術の共同研究でも有名……そうだな?」
「そ、それがどうした?」
「フフ……なるほど、こう書くとまるでダンブルドアとの共同研究で賢者の石を生み出したように見えない事もない。あるいは、実際にそう思っている連中もかなりいるだろう。
だが、こんなのに騙されるのは無知な子供くらいのものだ。なあ、クィレル?」
愉快そうに従者に同意を求めたミラベルであったが、クィレルはといえば困惑したような雰囲気を滲ませていた。
どうやら彼も誤解していた一人だったらしい。
ミラベルはその姿に溜息をつき、後でお仕置きだな、と心に決めた。
「アルバス・ダンブルドアの歴史はどれほど遡っても精々100年程度……正確には113年だ。
ニコラス・フラメルの5分の1にも届かん。
さて、10歳の子供でも分かる引き算だ。667-113=554となるわけだが、ダンブルドア登場までのこの554年間、貴様はどうやって生きていたのだ?」
「……!」
「答えは単純、『賢者の石』だ。人間が550年も生きる方法などそれくらいしか在り得んからな。
この事は賢者の石を失った今、貴様が緩やかに死のうとしている事からも明らかな事実」
ミラベルの言葉にニコラスは顔を青くし、クィレルはなるほどと頷いた。
確かに言われてみればそうだ。単純に年代が合わない。
仮にダンブルドアが0歳児の時に共同開発したという無理のありすぎる仮説を立てるにしてもニコラスはその時点で550歳オーバー……それまで賢者の石抜きで生き永らえていた事になってしまう。
無論、そんな事は有り得るわけがないし、有り得るならば死ぬ前の準備などするわけがない。
「貴様の外見年齢から逆算するに恐らくは60代の時点……即ち、457年前には既に賢者の石が完成していた。ダンブルドアなど、その時代には生まれてすらいない」
「……!」
「では何故貴様はダンブルドアとの共同制作と誤解されるような振る舞いをしたのか。
そして何故賢者の石という偉大な成果を上げておきながら、過去の偉人としてしか扱われないのか……」
ニコラス・フラメルの名は魔法界において有名だが、実はそれほど存在感のある名ではない。
本などにもほとんど載っておらず、あのハーマイオニーでさえ当初は誰なのかわからなかったくらいだ。
そしてこれは、恐らく意図的に行っているものだとミラベルは考える。
「ここからは私の想像になるが……恐らくダンブルドアは当初、私と同じように賢者の石を求めて貴様に接触してきたのだろう」
かつてダンブルドアは言った。「人間は己にとって最悪の物を求める癖がある」と。
そしてミラベルは推測した。彼はかつて命にまつわる物を求めた過去がある、と。
ダンブルドアは長生きするだけの生を「最悪」と言った。ならば彼にとっての最悪とは永遠の生や、それにまつわる存在と見て間違いない。
そして彼は、そんな最悪を求める癖が人間にはあると言った。
なるほど、確かに言われてみれば彼は永遠の命を嫌悪するような事をのたまいながら、その一方で不死鳥などを飼っている。
結局あの男は口でどうこう言いながらも、永遠の命……死を克服する事に強い憧れを抱いているのだ。
「それが誰かの命を救う為のものなのか、それとも単に永遠の命を欲しての事なのかは私に知る方法はないし、何よりどうでもいい。
それからどのような経緯を辿ったのかも知らん……が、結果として貴様等二人は最終的に和解した」
「……ぐ……ぬ……」
「そしてここからは更に想像になるが……恐らく貴様等の間で『取引』が行われたのだろう。
恐らくだが、貴様は目立つ事が好きではない。
そんな貴様にとって『偉大な魔法使いダンブルドア』の名はさぞいい隠れ蓑だったはずだ。
奴との共同研究と謳っておけば世間の目は自ずと奴に向き、貴様はそのオマケ程度にしか認識されんからな」
ミラベルの語る推測にニコラスは何も言えない。
だがそれが事実である事は、彼の青褪めた顔を見れば一目瞭然だ。
そんな彼を尻目にミラベルは尚も語る。
「その見返りとしてダンブルドアには命の水が与えられた。そう考えれば奴が113年も生きて尚現役である事に説明がつく。
賢者の石は、貴様一人が作り上げたものだ。ダンブルドアなど後からその恩恵に肖っただけに過ぎん」
「…………」
「どうだ? 何か間違いでもあるか?」
実の所、このダンブルドアとニコラスの出会いに関する考察が当たっていようが外れていようがミラベルにとってはどうでもいい事だ。
重要なのはたった一つ、“賢者の石はニコラス一人で作り上げた”という部分のみ。
後の補足など大した価値も意味もないのだ。
そしてその肝心な部分に間違いが無い事は、彼の顔を見れば明らかだ。
ならばこれ以上追求する意味もない。
「永遠の命を得て……どうするつもりだ?」
「魔法界を支配する」
「っ!?」
「まずヴォルデモートを筆頭とする純血主義者を根絶やしにし、続いて今の腐り果てた魔法省も叩き潰す。
そこまでは人間の寿命で十分事足りるが、問題はその後だ。
現体制を潰した後、新しい理想の秩序を作り上げるには人間の生では少々心もとない」
「馬鹿、な……!」
「よしんば上手くいったとしても、私の死後それが続くかと言えば答えは否だろう。人間は簡単に横道に逸れてしまうからな。
ならばより善く導く者がいなくてはならん。支配する絶対者が必要だ」
「正気か小娘!?」
正気か、と問いながらもその答えはすでにニコラスの中で出されていた。
――正気のわけがない!
まっとうな感性の持ち主ならばこんな思考には達しない! こんな歪んだ野望は持たない!
この少女はあろうことか、魔法界を永遠に支配しようと考えているのだ!
「フ……理解されようとは思わんよ。私の理解者は私だけでいい」
ニコラスの罵倒を受け流し、ミラベルは彼の首を掴んで自分の方を向かせる。
相手の心を暴く魔法、『開心術』を使うには目を合わせる必要があるからだ。
当然ニコラスはすぐに『閉心術』を使おうとするが、上手く発動出来ない。
こちらを覗き込む二つの金の瞳を見ていると、抵抗しようという気力がまるで沸き起こらないのだ。
「もらうぞ、貴様の知識を」
「や、め……!」
抗い難い魅了と、記憶を強引に覗かれる事による頭痛。
その二つに挟まれ、ニコラスの意識は徐々に闇へと沈んでいく。
やがて意識を失ったニコラスを椅子に座らせると、ミラベルは指を鳴らして家を元通りにし、床に伏せているニーズルを撫でる。
そして、そのまま一瞥もする事なく小屋を立ち去って行った。
それから数分後、目を覚ましたニコラス夫妻は自分達の身に訪れた恐るべき訪問者の事を一切覚えておらず、何故か元気になっていたニーズルに首をかしげる事となった。
*
ミラベルを含むほとんどの生徒がクリスマスで一時的に帰宅し、ほとんど誰もいなくなってしまったホグワーツ城内。
その図書館内で、ハリー達は去年と同じように集って話し合っていた。
小さなテーブルを囲うようにして座っているのはハリー、ハーマイオニー、イーディスの3人だ。
彼らの注目は現在、机の上に出された一本の箒に集中していた。
「で……これがクリスマスプレゼントとして送られてきたって?」
「うん」
不信感を隠しもせずに言ったイーディスへ、ハリーが嬉しそうに頷く。
毎年クリスマスになるとハリーの元へはいくつかのプレゼントが贈られる。
それは例えばハーマイオニーからの物だったり、ウィーズリー夫人からのプレゼントだったり、校内の友人からだったりと様々だ。
そして今年はそれらのプレゼント全てを合わせても到底届かないだろう、素晴らしい品物が贈られてきた。
それが今テーブルに乗っている箒、『炎の雷ファイアボルト』だ。
「誰が贈ってきたの?」
「わからない。カードもないんだ」
素晴らしいクリスマスプレゼントが贈られてきた。それだけならよかっただろう。
だがこれはそんな事で済ますには余りに値が張りすぎているし、第一贈り主の名前すら書いていない。
一体どこの誰が、500ガリオンも払ってハリーに箒をプレゼントするというのか。
「不気味すぎるわ……ハリー、この箒ってとっても高いんでしょ?」
「多分。現存する最高峰の箒のはずだ」
「そんな高価な物をハリーに贈って、名前すら明かさない人って誰なの?」
素晴らしい箒が手に入った事に浮かれるハリーとは対極的に、ハーマイオニーはこの事態をいい方向には受け止めていなかった。
勿論、これが本当に善意で贈られてきた物なら素晴らしい事だし、喜ぶ親友の顔を曇らせたいわけではない。
しかし真に友人の心配をするのなら一緒に喜んでYesYesと繰り返しているだけでは駄目なのだ。
そんなものは友情ではない。友情に見せかけただけの取り巻き……マルフォイの側にいるクラッブやゴイルと何も変わらない。
故にハーマイオニーは、ハリーの不興を買う事を覚悟で進言しているのである。
「ダンブルドアの線は? 傍から見ててもわかるくらいにハリーを好いてるし。
透明マントもダンブルドアがくれたんでしょ?」
「あれは元々僕の父さんの物だったんだ。いくら何でも生徒一人の為に500ガリオンも使うわけがない」
「ダンブルドアならやりかねないと思うけどねえ……」
まず考えられる第一候補としてイーディスがダンブルドアの名を挙げるも、ハリーに否定された。
仮にも生徒全員に公正であるべき校長だ。そこまで露骨な贔屓をするはずもない。
……多分、きっと、恐らく。
「ウィーズリーおばさんは? 去年のロンの事件以降、ますます貴方を心配するようになったわ」
「まさか! そんな余裕があるならロンの治療費に当ててるよ」
続いてウィーズリー夫人の名をハーマイオニーが出すが、それもハリーが否定した。
ウィーズリー夫人は確かにハリーに対して過保護になっている。
それは去年のロンの事件以降、益々加速しており、家族や親しい人をこれ以上失う事を恐れているようにも見えた。
しかし単純な問題として、そんな金銭的余裕があるとはどうしても思えない。
「……まさかベレスフォードって事はないよね……国際級の箒を用意しろって言ったのは彼女だけど……」
「天地がひっくり返っても有り得ないと思うよ。ミラベルは確かにハリーを認めてる節があるけど、手を貸すような事は基本的にしないはずだし」
最後の候補として挙げられたのは大穴・ミラベルだ。
自分に勝ちたければ国際級箒くらい用意しろ、と言ったのは他でもない彼女自身であるし、あの傲岸不遜な少女ならば、あえて敵を鍛えて楽しむくらいの事はしそうだ。
しかしミラベルをよく知るイーディスがそれは有り得ない、と一蹴した。
ミラベルが認めるのはあくまで己の力で這い上がる者のみ。
手を貸さなければ這い上がって来れない者など認めはしないはずだ。
「で、どうするの? まさかそのまま使うわけじゃないよね?」
「駄目よハリー! まずはちゃんと先生に報告して、調べてもらわないと!」
ハリーとしては一秒でも早くこの素晴らしい箒に乗ってみたいのだが、イーディスとハーマイオニーは大反対のようだ。
何せどこの誰が、何の為に贈ってきたかもわからない代物……手を出すのはあまりに無用心すぎる。
これでもし呪いなどかかっていたらどうなるのか、想像も出来ない。
特に今はハリーの命を狙っているシリウス・ブラックが付近に潜んでいるのだから尚更だ。
「でも……これがあれば対抗出来るかもしれないんだ……ベレスフォードの、シルバーアローに」
「だから、貴方がそう思う事を計算した上でブラックが贈ってきたのかもしれないじゃない!」
ハリーの目下の目標はミラベルに勝つ事だ。
その為にはどうしても彼女のシルバーアローに対抗出来る箒が必要だ。
その点ファイアボルトならばその条件を完全にクリアしている。現存する最高峰にして最新鋭の箒だ。対抗出来ないわけがない。
しかしやはりハーマイオニーがキンキン声でハリーの考えを一喝した。
「ほら、先生の所に行くわよ! まずは調べてもらわないといけないんだから!」
「ちょっ、待っ……せめて1回! 1回でいいから乗ってみたい!」
「駄目! その1回で何かあったらどうするの!?」
「先っちょだけ! 先っちょだけだから!」
「意味不明よ! 駄目なものは駄目!!」
どうしても箒に乗りたいハリーと、それを容赦なく引き摺っていくハーマイオニー。
その姿を見ながらイーディスは、「こりゃ将来尻に敷かれるな」などと、どうでもいい事を考えていた。
ニンバス2000「パルパルパルパル……。
原作と違って私が残っているというのにあんな箒に浮気を……(ギリギリギリ」
シリウス「その……なんか、御免」
┌┤´д`├┐<アイカワラズオマエハウツクシイ……ヒンヒン
今回はクリスマス編でお送りしました。
今回のニコラス・フラメルの事ですが、実はサイトとか回ると結構な人が「ダンブルドアとニコラスの共同研究で賢者の石を作った」と誤解してるんですよね。
しかし原作で実際に言われてるのは「ニコラスが賢者の石を作った」、「ダンブルドアとの錬金術共同研究で有名」ということだけです。
これ誤解しますよね。実際私は読んだ当初誤解しました。
で、ダンブルドアなら意図的にそういう風にしてるんじゃないか、と考えこうなりました。