ゲイムギョウ界に来てしまった!?〔改稿中〕   作:ULTRA-7

12 / 64
お待たせしました、第十二話目!ここからはオリジナルでお送りいたします、教祖の人を出そうか出さないかと迷っていたんですが…少しだけならいいかと思い、出すことに決定いたしました!神次元の設定を後から使えば何とかなると思いましたので…(詳しくはWikiで!)そしてReBirth1に出ているキャラも出そうかなと考えています!だってオリジナルなんだからこれくらいしてもいいよね!(笑)ではどうぞ!


第二章 三国への体験入国&ヒロイン達の恋煩い
第十二話 三国への体験入国


「俺が他の国へ体験入国?」

 

「はい、そうなんです」

 

 

 仕事が一段落ついた後、イストワールさんに呼び出された。

 内容は俺がプラネテューヌ以外の国、ラステイション、ルウィー、リーンボックスに体験入国すると言うものだった。

 

 

「なんでいきなり?」

 

「真司さんはプラネテューヌの事はネプテューヌさん達にいろいろと教わっていますが他の国のことはあまり知らないでしょう? そこで他の国に体験入国と言う形で勉強できたらと思ったのです」

 

 

 なるほど、確かにプラネテューヌ以外の国はあまり知らない。

 ラステイションやルウィーには一回行ったきりだしリーンボックスに関しては全然だ、これはいい経験になるぞ!

 

 

「実はこれ、ノワールさん達の希望でもあるのです」

 

「ノワール達が?」

 

 

 俺が意気込んでいる時にイストワールさんが一言、体験入国がノワール達の希望とは一体どう言う事なのだろうか?

 

 疑問を抱えて首を傾けていた俺に、イストワールさんは笑いながら答えてくれた。

 

 

「自分達の国の事も知ってもらいたいと言うこともあるのだと思います。それに真司さんはこの期間でこの世界の女神全員と友好を結ぶことができた、その結果ですよ」

 

「う~ん、いまいち自覚がない……」

 

 

 確かに知り合えて仲良くなれたと思う。

 でもイストワールさんが言うほどの規模の事をやって退けたと思うと、何だか実感が沸かない……

 

 苦笑いしながら頬を指で掻く俺、そんな様子を見たイストワールさんはクスッと微笑みながら俺に話しかけた。

 

 

「これは誇っていいことですよ? 真司さんは一般人でましてや異世界から来たのです、普通なら警戒されてもおかしくないのにここまで信頼されているのですから」

 

 

 信頼されるのはすごく嬉しい、でもここまで言われるとかなり照れくさく感じる。

 

 俺は再び頬を掻きながら照れ笑いを浮かべた、そして照れ笑いを解くと、俺はイストワールさんに意気込んだ声で返事を返した。

 

 

「イストワールさん、この話謹んで受けさせていただきます! これを機に三つの国でいろいろと勉強してきます!」

 

「真司さんなら受けてくれると思いました、ノワールさん達からは私から連絡しておきます、出発は明後日の正午から、国の滞在期間は五日間となっています。何かわからない事があれば私に連絡をくださいね?」

 

「了解です!」

 

 

 出発は明後日、心なしか今とてもワクワクしている! まるで遠足の日を待ち望んでいる子供の様だった。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

そして待ちに待った明後日―――

 

 

「まさかネプテューヌに送り届けてもらえるなんて思わなかったけど……この高さ何とかならないのか!?」

 

「大丈夫よ、落とさないから」

 

「そういう意味じゃねぇ!?」

 

 

 今俺は女神化したネプテューヌに運んでもらってるのだが……ただいま空高い上空にいるわけでして、足元はない青い海が広がる……超絶怖い!?

 

 

「後少しで着くから、もう少し我慢して? ね?」

 

「へ~い……」

 

 

 元気のない返事をする俺、それをよそにネプテューヌはさらに速度を上げ飛び立つ。

 

 マジで怖いから止めてぇえええええええ!? 無残にも、俺の叫び声が空に響き渡った……

 

 

 

――――――――

 

 

 

「さて、到着したわよ…真司? どうしたの?」

 

「ネプテューヌのせいだろ…」

 

 

 今俺の顔はゲッソリとなっている、さっきまで絶叫マシーンに乗ってる気分だったから尚の事だ、無事たどり着けたからいいけど。

 

 

「えっと、その…ごめんなさい?」

 

「何故そこで疑問形…まあ別に気にしてないからいいけどさ」

 

 

 

 それにしても久しぶりのラステイションだ、プラネテューヌとは違い工業が盛んで活気づいているな。

 さすが重厚なる黒の大地と呼ばれるだけの事はある。それにプラネテューヌに続く発展都市だ、技術も日々進歩してる。進化を繰り返している都市と言ってもいいだろう、努力家のノワールらしい国だと思うよ。

 

 

「さて、後は待ち合わせ場所に行くだけかな…ネプテューヌ?どうしたんだよ?ボーッとしてるぞ?」

 

「え? あ! ご、ごめんなさい…」

 

 

 変身したネプテューヌがしない様な行動に少し不思議に思う、少ししたらまたぼんやりとしてるし、それに何か元気無さそう。

 今のネプテューヌの状態はある意味では貴重だけど、いつもの自信に満ち溢れている彼女からは考えられないと思った。

 

 

「真司…」

 

「ん?」

 

 

 不意にネプテューヌが俺に声をかけてきた。 

 だがその表情は何だか暗い、と言うか不安なのだが何を言ったらいいのかわからない様な表情、本当にいつもの彼女らしくない。

 数秒ほどモジモジするネプテューヌ。そして漸く言う決心がついたのか、少し口籠りながら話しかけてきた。

 

 

「ちゃ…ちゃんと戻ってくるわよね?」

 

「…はい? 」

 

 

 質問の意味が少しわからなかった。

 プラネテューヌに迷わず帰ってこれると言う意味なのだろうか? 地図もあるしネプギアから貰ったNギアも常備してるし…特に困る事はない。

 

 

「大丈夫だって、ちゃんと迷わず帰れるさ」

 

 

 笑顔でそう答える。だがその言葉を聞いた途端、ネプテューヌの頬が膨らみ始め俺を睨みつけてきた。

 

 え? 何で? 俺何か変な事言ったか…?

 

 

「そういう意味じゃなくて…もう! 知らない!」

 

「えー…」

 

 

頬を膨らませ何故か怒るネプテューヌ。迷わず帰れるかの心配をしてる訳ではないのか? う~ん…

 

 考えてる間に約束の時間が迫る。ネプテューヌは不機嫌だが仕方がない、俺はネプテューヌの肩を叩き振り向かせた。

 

 

「ネプテューヌ」

 

「…何?」

 

「行ってきます」

 

「あ…行ってらっしゃい」

 

 

 最後には笑顔を向けてくれたネプテューヌ、そして彼女は空高く飛び立ちその場を後にした。

 さて! 俺も出発しますか! 俺は意気込み、指定された場所へ足を運んでいく――

 

 

 

「…何で私あんな事言ったのかしら? 私はなんで不安なの?真司が他の国に体験入国するだけだと言うのに…」

 

 

 真司を送った後、上空を飛ぶネプテューヌが自分の胸に手を当てて考える。今まで味わった事のない気持ち、不安、苦しみ…

 

 胸の疼きの意味を、今の彼女はまだ知らない。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

「指定された場所はここだと思うけど…」

 

 

 指定された待ち合わせ場所を探しながら歩いて数分、待ち合わせ場所のデータをNギアで見ながら呟く。

 俺は辺りを見渡しながら彷徨っていた、とある人物を探して。

 

 

「真司さん、こっちですよ!」

 

「あ、ユニちゃん!」

 

 

 俺は目当ての人物を見つける事が出来た。前方には、手を振り俺を呼んで出迎えてくれるユニちゃんの姿があった。

 俺も手を振り返し、ユニちゃんの下へ駆け寄った。

 

 

「よかった、見つからなかったらどうしようかと思ったよ」

 

「無事に見つかってよかったです、それじゃあ行きましょうか」

 

 

 笑顔で会話を繋ぐ。そしてそのまま、俺はユニちゃんについて行く形でラステイションの教会へと向かう事となった。

 

 

 

――――――――

 

 

 

「本当はお姉ちゃんも来るはずだったんですけど仕事が立て込んじゃってて来れなくなったんです」

 

「そうなのか、ノワールも大変なんだな」

 

 

 歩いている途中、俺はユニちゃんとの会話を楽しんだ。

 最近のラステイション事情、自分が体験した事とか話せる事はたくさん話した。

 その時にノワールの話題となる、本当なら今日俺の迎えに来てくれる予定だったらしい。

 

 頭を掻きながら考える。

 ノワールが忙しいのなら俺に何か手伝える事はないだろうか? 書類整理ならプラネテューヌ教会で散々やりこんだから大丈夫、クエストも低ランクなら何とか。

 どちらにせよそう言った事を手伝う事も体験入国の内容に入ってる訳だし、教会についたら早速声をかけてみよう。

 

 

「さあ、着きました!」

 

 

 考え込んでいるうちにラステイション教会に辿り着く、時間が経つのは早いものだ。

 久しぶりにこの門を潜る事となるが、プラネテューヌ教会とはまた違う偉大さを感じるよ。

 

 

「久しぶりだね、加賀美真司」

 

 

 俺に向けての声がかかった。その声は女性の声、ノワール? いや違う、この声は最近知り合った人の声だ。

 俺は声がする方へ振り向く、そこに立っていたのは銀色の短髪で黒いスーツを纏っている人物、そして何故か短パン? そこは置いておいて…

 

 

「ケイさん、お久しぶりです!」

 

 

 ラステイションの教会の教祖である神宮司ケイさんが俺を出迎えてくれたのだ。

 彼女とは最初にラステイションに来た時に会った事がある、冷静で淡々としている性格と思いきや意外にフレンドリーで話しやすい人だ。

 

 

「今日からお世話になります」

 

「ふふ、それはノワールに言うべきじゃないかな? 今から彼女のところへ案内するよ」

 

「はい!」

 

 

 俺が挨拶をすると、ケイさんは笑って返事を返してくれた。

 そして俺に背を向けると、その軽い足取りでノワールがいる部屋へと案内してくれた。

 

 

「ほらユニも、ボーッとしてないでついて来て」

 

「わ、わかってるわよ、もう!」

 

 

 ケイさんはユニちゃんにも声をかけた。ユニちゃんは頬を膨らましてぷんぷんと怒りながらケイさんについて行く。

 

 ユニちゃんの反応は何だか面白い、ユニちゃんはケイさんの前では形無しなのかな?だけど見ていて微笑ましくもある、まるで姉妹みたいだ。

 あ、そんな事言ったらノワールに怒られちゃうかも? そう感じながらケイさんの背中を追いかけて行く。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

「ノワール、加賀美真司とユニを連れてきたよ」

 

 

 ノワールの執務室前に辿り着き、ケイさんはその前に立ってコンコンと三度ほどノックして声をかけた。

 すると中から、俺の見知った声が聞こえてきた。

 

 

「ありがとう、通して頂戴」

 

「わかったよ、それじゃあ僕はこれで」

 

 

 ノワールの声を聞いた後、ケイさんはその場を後にした。

 残された俺とユニちゃんはドアを開けて、中へと入る。

 

 

「お邪魔します…って、何このすごい数の書類!?」

 

「真司ごめんなさいね、仕事が立て込んじゃってて…」

 

 

 目の前には書類の山、山、山とまさに山積み。

 ノワールが何処にいるか全然わからない、何処にいるのかと見渡すと、丁度書類が埋もれている中心部分にノワールの頭が見えた。

 

 と言うよりあの状態で俺達を部屋に通したの!? まず先に助けを求めようよ!?

 

 

「と、とりあえず助けて…」

 

「ああもう、言わんこっちゃない!?ユニちゃん!」

 

「は、はい!?」

 

 

 俺とユニちゃんはノワールが埋もれている場所まで駆けつけ、書類を少しどかした後に両腕を掴み引っ張り上げる。

 漸く見えたノワールの顔、彼女は今目を回していた。

 

 

「た、助かった…」

 

「大丈夫、お姉ちゃん!?」

 

「ユニちゃんも言ってたけど、まさかここまでだったとは想定外…」

 

 

 助け出されてホッと一息つくノワール。ユニちゃんはノワールの傍へ寄り、身体を支えた。

 

 それにしてもこの書類の量、プラネテューヌ教会でも見た事がない。要はこれだけの量があり、それをこなしていると言う事、ノワールは本当に仕事熱心だと改めてそう思った。

 

 

「まあしょうがないわ、これも女神の仕事だし。ユニも手伝ってくれるかしら?」

 

「うん!」

 

 

 そう言って仕事開始、の前にまずはバラバラになった書類の整理を始める。

 もちろんそれは俺も手伝う、床のあちこちに散った書類を一枚一枚丁寧に集めた。

 書類の種類、内容別にもわけて集まった書類は、瞬く間に机の上に並び積立られていく。

 そして漸く、ちゃんと仕事ができるくらいにまで整理整頓ができたのだ。

 

 バラバラに散らばっている資料を片し始める二人、俺も手伝い漸く机も見えるくらいになった、まだ資料は山積みのままだけど…

 

 

「ふう、とりあえずはこれで作業しやすくなったわね」

 

「それじゃあお姉ちゃん、アタシはこっちをするね」

 

「お願いね。真司、ごめんなさい。客室を用意させるからしばらくそこで待っててもらってもいいかしら?」

 

 

 ノワールは俺に手を合わせて、謝りながら声をかけてきた。

 

 待つのはいいと思うんだけど…それじゃあ俺の気が済まない。

 

 

「いや、ここまで来たら俺も手伝うよ」

 

 

 俺はノワールの申し出をやんわりと断り、逆にノワールへの手伝いを申し出た。

 その言葉を聞いたノワールは目を丸くする、意外だったのだろうか?

 

 すると、少し慌てながら、そしてばつが悪そうな顔をして返事を返してきた。

 

 

「そんな…悪いわよ、せっかくの客人に手伝わせるなんて」

 

「それこそ今更だろ? 書類整理ならネプテューヌのところで散々やってきたし、それに俺はこの期間で勉強するためにもやってきたんだ、その意味も兼ねて俺にも手伝わせてよ」

 

 

 俺はこの国に体験入国に来た、そして勉強をしに来たんだ。書類整理ならよくやってる、お手の物だとは言い難いが戦力にはなると自負している。

 それにノワールが忙しかったら手伝うつもりだったし、今丁度いい機会なんじゃなかろうか?と言うか、もとよりこのまま任せる事はしない。

 

 

「…ありがとう。それじゃあ…こっちをお願いしていい?」

 

「あい、承った」

 

 

 こうして俺とノワール、ユニちゃんで山積みの書類を整理していく。

 

 ノワールはネプテューヌとは違い真面目に仕事をこなすので、俺がいつもかかってる仕事の時間の半分で終わらすことが出来た。

 ユニちゃんの書類整理もネプギアに負けず劣らずだったから尚のこと早く済む、こうして資料整理も終わり一段落ついた。

 

 

 

――――――――

 

 

 

「終わった~」

 

「真司ありがとう、おかげで助かったわ」

 

「なんのなんの、俺もある意味新鮮だったし案外楽しかったよ」

 

 

 ノワールに渡されたコーヒーを飲みホッと一息。

 

 しかもこれ、インスタントじゃなくちゃんとコーヒーメーカーで作った、豆から挽いたものだ。

 香りも味もまさに別格、いいコーヒー豆を使っている。おやっさんも言ってた、コーヒーは人生の相棒だと。あれはまさに名言、あの言葉は間違ってはいなかった…

 

 

「さて真司、こんな形になっちゃったけど…ラステイションへようこそ!私達は貴方を歓迎するわ」

 

 

 コーヒーの味とおやっさんの名言に浸っている最中、ノワールが俺に笑顔を向けて返事をくれた。

 ユニちゃんも同様、俺に笑顔を向けてくれる。

 

 丁寧な挨拶にはちゃんと応えねば、俺は一旦コーヒーカップを机に置く。

 

 

「ありがとう、今日から五日間お世話になります」

 

 

 そして頭を下げて一言挨拶。

 例え相手が見知った人だとしても、これから短い間だがお世話になる人達だ、きちんと挨拶しておかないと失礼に値する。

 挨拶も終わり頭を上げると、そこには優しく微笑むノワールの姿が。

 その笑顔、まさしく女神だ!自分で何を言ってるんですかおい、そんな事を考えている間に俺はノワールに手引きされた。

 

 

「まずは真司が泊まる場所を案内しないといけないわね。ユニ、ここは任せてもいいかしら? 」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「それじゃあ真司、着いてきて」

 

「了解」

 

 

 ノワールはユニちゃんに声をかけ、この場を任せる。

 俺とノワールはそのまま執務室を出て、この教会で泊る場所へと案内される事となった。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

「ここが今日から真司が五日間過ごしてもらう部屋よ。もし何か足りないものがあれば遠慮なく言ってちょうだい」

 

「うん、だけど…いいのか? こんないいところ俺が使っちゃって」

 

 

 ベッドにパソコン、そして冷蔵庫も常備されていて中には飲み物も軽い食べ物も揃っている。

 まるでどこぞの高級宿泊施設を彷彿とさせる設備、豪華の一言に尽きる。こんないい場所、本当に俺が使っていいものかと思い悩むほどだ。

 

 そんな気持ちを察したのか、ノワールは口元に手を添えて微笑んだ。

 

 

「いいのよ、過ごしてもらうなら快適に過ごしてもらいたいし。それに真司には手伝ってもらいたい事もたくさんあるしね。今日早速してもらっちゃったんだけど…」

 

「それはもういいよ、俺が望んでやったことだしさ。それより俺はこの五日間でどんなことしたらいいんだ? イストワールさんからは女神の仕事の手伝いが主だって言ってたけど」

 

「大半は今日みたいに書類整理をやってもらうことになるわね、明後日は私と工場の視察に行ってもらうことになるわ。明日はラステイションを知ってもらうことも兼ねて私とユニが街を案内するって言う形になると思うけど…もしかしたら私達が行けないことがあるかもしれない」

 

 

 工場の視察か、そう言うのは初めてだ。

 プラネテューヌではそう言った件の仕事はした事がない、まだ文字の勉強やプラネテューヌの事を知るのに精一杯だったから。 

 そして明日のラステイションの観光、前に来た時はゆっくり見て回ることが出来なかったからこれは楽しみだ。

 だけどノワール達が来れないかもしれないのか、だけど仕事だと言うのなら仕方がない。

 

 

「まあその時は俺一人で行ってくるよ、Nギアに地図を入れてくれたら観光くらいなら一人でも出来るし」

 

「そう言われると助かるわ。真司にはこの国のいいところをいっぱい知ってもらいたいしね」

 

「確かにプラネテューヌ以外の国はほとんどと言っていいほど知らないからな。これを機に勉強も兼ねて楽しむつもりだよ」

 

「ふふん♪ プラネテューヌよりもいい国だってことを思い知らせてあげるわ!」

 

「楽しみにしてるよ、これからよろしく、ノワール」

 

 

 そう言って俺は手を差し出す、ノワールも笑顔で手を差し出し互いに握手を交わした。

 今日から五日間ずつ、十五日間で三つの国を知る勉強が始まる、期待に胸が躍るのがわかった。

 




いかがだったでしょうか?そして次回は忍者っ娘!詳しくはReBirth1のHPで!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。