せっかく転生したのなら楽しまなきゃ損でしょ   作:黒ウサギ

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自動車学校にて免許を取ろうと頑張っておりますが無害です。久方ぶりの更新ですがここでまたもや番外編。問題児アニメ化おめでとう!黒ウサギのパンチラとかペストとかが見れると思うと今から全裸待機も辞さない。


日記的な物を始めて見た二十七話

 

 

 

 

 

 

 

○月×日

 

ふと思い立ったので日記を始めて見た。それなりに通っている雑貨屋にて手頃な値段のノートを購入する際に「何に使うんですか?」とそれなりに親しくなった店員に聞かれたので素直に日記をつけると言ったところ渡したお金を落とされた。そこまで驚くことか・・・・・・

まぁ別にいいだろう。確かに日記を始めるなんて今でも何をしているんだ俺はと自問自答せざる得ない。鵺なんかは俺の頭がおかしくなったとか喚き、ショック療法じゃと叫びながら雷を放ってきたので鎮圧しておいた。部屋の隅にてプスプスと煙を上げているが気にしない方向で行こう。

 

 

 

 

△月□日

 

朝倉がまた暴走した。もう妖精の欠片すら見られないカモと共にウチのクラスの個人情報(3サイズ)を売りさばこうとしていた。買取手は勿論男子・・・・・・一部熱狂的な女子も混ざっていた。なんとか大半の生徒の情報は販売前に回収できたが・・・・・・、那波ちゃんを始めロリ双子にロリヴァンパイア、木乃香ちゃんの情報は既に流れてしまったご様子。エヴァちゃんはしょうがないとして他のメンバーはやばい。那波ちゃんの数字なんて出回った日には多くの女性陣が絶望する羽目になる。かなりマズイ。

紳士的に朝倉を拷問、いやアレは朝倉が素直に喋ってくれたんだったねハッハッハ。朝倉からの情報提供もあり購入者を特定。木乃香ちゃんと双子、それに那波ちゃんの情報も無事に回収。買い手は女子であり動機は気になったから買ってみたとのこと。後悔していると泣いていた。頑張れ・・・・・・まだ成長の余地あるから・・・・・・っ

 

 

 

 

○月△日

 

休日。学園長に今日は何があっても働かないからなと告げて一日中家に引きこもることに。時間を無駄にしていると言われそうだが黙らっしゃい。流石に疲れが貯まるってもんよ・・・・・・

ちなみに鵺も今日は家にいる。家にいるにはいるのだがPCの中にいる、何を言っているかわからない人が多いだろうから説明させてもらいましょう。以前述べた通りに一説では鵺は雷獣という説がある。雷獣は雷・電気を操るわけでありました・・・・・・、察しのいい人はお分かりでしょうが鵺はオンゲーのキャラを自分の体を動かすように操っています。その話聞いてリアルSAOとか思ったけど流石に死ぬことはないらしい。まず動きが機敏過ぎて笑えない。鵺が動かしていたキャラを画面で見てた俺は「こんなんチートやん!」と思わず叫んでしまった。もやっとしたボールのような髪型をした人が浮かんだのだが何故だろうか・・・・・・

 

 

 

 

 

×月□日

 

またも休日。日記にも慣れてきたと思う。日記に慣れも何もない気がしないでもないが・・・・・・。休日であるために今日は幻想郷に行ってみることに。鵺は既に出掛けてていない、なんでもチア三人組と遊びに行くらしい。帰ってきた時にガングロに染まって無いことを切に祈る。

幻想郷に入ると霊夢とレミリアが弾幕ごっこをしていた。傍で観戦している咲夜に話を聞くとどうも崩壊したカリスマを取り戻すべく赤い霧を幻想郷に発生させたらしい。どういうことなの・・・・・・?霊夢がレミリアを相手している最中暇だったのでどうせならと紅魔館を探索してみることに。窓から門番が見えたので咲夜に伝えたところ一瞬で門番の頭がナイフだらけになった。まじトラウマもんです勘弁してください・・・・・・

歩き回っていると妖精がこちらに突っかかってくるので飴を口に押し込むと笑顔で抱きつかれた。役得でござるよwwwwwwコポォwwwww

妖精に別れを告げ探索再開。道中図書館で爆発が起きていたがどうせ魔理沙の仕業。図書館の騒ぎは基本的に魔理沙の仕業でFA

図書館を通り過ぎると地下に続く階段八犬伝。フランちゃんうふふがが幽閉されている場所だろうと階段を下りるとズバリそうでしょう

お兄さん遊ぼう?と誘われたので釣られることに。数分程弾幕ごっこで遊んでみる。レヴァ剣にはこちらも炎で造った剣で応戦し四人に増えた時にはこちらも増える。そのうちフランが痺れを切らし髑髏を右手に作り出したので「トンファービーム」で髑髏を破壊したと同時に意識が切れた。

目を覚ますとフランが心配そうにこちらを見ていた。話を聞く限り完全に俺の自爆です本当にありがとうございました。そりゃ俺を壊そうとしている髑髏を壊したら俺にダメージ来ますよねハイ。フランにお礼を言ったあとに一緒にレミリアの所に向かうとどうやら宴会をはじめるご様子。ちゃっかり宴会に混じり飲み明かした

 

後で聞いた話だがフランの狂気が少しだけ緩和されたらしい。本人曰く人ってもろいんだねと遠い目をしていたらしいが俺は関係ないだろうと思いたい・・・・・・

 

 

 

×月○日

 

学園長に呼ばれて学園長室に向かうと犬がいた、違う小太郎や。話を聞いて見るとなんでも麻帆良で保護するとのこと。何故保護?と思ったが細かい事は気にするなと言われたので気にしない方向で。何故俺が呼ばれたのかというと小太郎を引き取って欲しいとのこと。一秒で了承することに。家族が増えるよやったね鵺ちゃん!

家に連れて帰ると鵺が何処か恥ずかしそうにしていた。成程これが思春期か・・・・・・。歳が近い異性と同棲するのはちょっと早いかなー?と思っていたら鵺に一通の封筒を手渡された。なんぞコレと開けてみると請求書。しかも俺宛。身に覚えのない額。流石にフリーズした。なんでも鵺が調子に乗って課金しまくっていたみたいだ。これには思わず苦笑い・・・・・・。素直に小遣い渡すことにしようと決意した。勿論小太郎にもちゃんと渡しておく。

 

鵺には罰として1週間パソコンから話させて見たが携帯から電子の海に潜る込んでいるようで余り意味はなかった

 

 

 

?月!日

 

風邪を引いた。自作の風邪薬を飲もうと思いスキマを開いてみたが在庫切れ。まぁたまには自力で治すのもアリだと思いひたすらねることを決意。目を閉じて眠気がやってくるのを待っていると部屋に誰かが入ってきたご様子。鵺と小太郎が氷嚢を作って持ってきてくれた。風邪伝染るから入ってくるなと言ったのに・・・・・・。思わずにやけてしまったがバレなくて本当に良かった。なんというか始めて家族らしい事をしている感じがする。それが看病とはどういうことなのかと疑問が残るが・・・・・・

 

 

 

 

□月×日

 

完治である。風邪なんてなかったんやな・・・・・・

鵺と小太郎に伝染った様子もないので一安心。鵺曰く太転依は病気にかかりにくいとのこと。小太郎曰く気合でなんとかなる。お前は松岡さんと気が合いそうだなと思った。

この日は学園長から半日授業とお達しが出ていたので午後には家に帰れたので「スキマツアー」に行くことに。今回は鵺と小太郎もご一緒

何処が出るかな?何処が出るかな?と無心で開いた隙間にそーれ乗り込めぇ^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで日記は途切れている・・・・・・。途切れているもなにもまだ書いていないだけなのだが。

スキマを潜り抜けると其処には巨人がわんさかといた。まぁなんかジャイアントスイングされて吹っ飛ばされてたり。鳥?みたいなのに吹き飛ばされていたりでなんとも言えないが・・・・・・。小太郎が修行に良さそうやし行ってくる!と駆け出してしまったので俺と鵺は適当な所で見守ることに。それにしてもこの世界すごいな。巨人がいればグリフォンもいるし鉄人2○号みたいなのもいるぞおい・・・・・・、なんか世界樹みたいなでっかい樹もあるし

ちょうどいいので世界樹らしきものに上り高みの見物と行くことに。さて小太郎は・・・・・・

 

「ワン子ならば先程吹き飛ばされておったぞ」

 

ナンディスッティ?鵺の指差す方向を見てみると小太郎がゆかりんに回収されたのが見えた。それと同時に背後のスキマから放出された

 

「何があったんですかよ?」

 

「儂も少ししか見とらんがあの小僧に殴り飛ばされたみたいじゃのう」

 

あの小僧とは誰ぞやと見てみると先程から文字通りちぎっては投げを繰り返している少年。何処かで見たような・・・・・・。と注視しているとこちらに巨人が投げられたのでスキマからトンファーを取り出しホームランしておく。名も無き巨人が星になったのだ、巨人の星にな・・・・・・ドヤァ

 

ドヤ顔でそう言ったら鵺に冷めた目で見られた。これが反抗期というものなのか・・・・・・

年頃の娘はわからんなと思いながら小太郎を介抱しに向かうと龍が吠えた。比喩にあらず

頭上を仰ぐと天を覆い隠す程の巨龍がいた。その叫びに空気は震え龍からこぼれ落ちた鱗は異形の魔獣へと変貌を遂げ眼下の獲物に襲いかかる。俺たちもその獲物の標的にされたのか襲いかかって来たので参戦することに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒ウサギSide

 

 

「あの方々は何者なのでしょうか」

 

審判権限で一度このゲームを中断しようとした私の目に映ったのは異形の怪物を苦もなく屠る謎の人物。一人は和服に身を包み雷を操り敵を討ち滅ぼし、もう一人はトンファーを構えているにも関わらずに素手で殴りかかったり光弾を放ったりと無茶苦茶な動きで蹴散らしている。十六夜さんも同じように素手で笑いながら蹴散らしているが彼も凄い。異世界の人間は化物かと疑いたくなるがあの人もきっと問題児なのだろうと納得しておく。もしかしなくて私の出番はないのかなーと思うもブンブンと頭を振りウサ耳をシャキンと伸ばし審判権限を発動させる

 

「〝審判権限〝の発動が受理されました!只今より――」

 

――言い終えるよりも早く巨龍が動いた

龍はアンダーウッドの僅か100m頭上を飛行する。龍にとってはただ動いただけに等しいその行動、しかしそれにより暴風が発生する。巨人も魔獣も、敵味方関係なく巻き込み空へと巻き込んで吹き飛ばす

 

「大変なのですサラ様!直ぐに助けに行かないと!」

 

巻き込まれた中には空を飛べない種族もいるだろう。直ぐに助けに動こうと黒ウサギは足に力を込め跳躍しようと――

 

「まじ焦ったノーロープスカイジャンプとかマジ勘弁・・・・・・」

 

――不意に隣から聞こえて来たその声に動きを止めた。一瞬の硬直、しかしその僅かな時間ですら惜しんでいる状況。構っている状況じゃないと判断し跳躍し

 

「・・・・・・え?」

 

また黒ウサギは固まった。跳躍したため宙で固まるという器用な真似をして。何故固まったかと言うと空には誰もいないのである。確かに先程龍によって多くの味方が巻き込まれたのを自身の目で確認している黒ウサギは硬直を解き慌てて下を見る。すでに遅かったのかと焦りが襲ってくるが

 

「どう思うかね十六夜君あの鉄壁スカートは。絶対に見えそうで見えない鉄壁スカートらしいが頭上にいるというのに見えないというのでは風情の欠片も無いと思うんだが」

 

「確かにこればっかりはいただけねぇな黒ウサギ。白夜叉も厄介なもん贈りやがって。こうなったらやっぱりやることは一つしかないだろう」

 

「「スカートの中に頭を突っ込んで直接見るしかないな!」」

 

「なぁぁぁあああああにをおっしゃっていますかこの問題児共はぁああああああ!!」

 

宙を蹴るというこれまた器用な真似で十六夜と神楽にハリセンでツッコミをする黒ウサギ。そろそろ彼女の胃が心労で大変なことになりそうな気がする、頑張れ黒ウサギ

 

 


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