せっかく転生したのなら楽しまなきゃ損でしょ   作:黒ウサギ

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難産です。ネタが・・・・・・ネタがないんじゃよ・・・・・・
というか次回作でラムダ出ないんですけどどういうことですか!法定で会おう!


二十二話 試験当日でしょ

一週間が経った。ネギ君が古菲に弟子入りを志願し何故かボーリングに行ったり。まき絵ちゃんが新体操で何か思い悩みネギ君が太ったり痩せたりと色々あったが、俺は何もしていない。ボーリング呼んでくれたっていいじゃないの・・・・・・

別に悲しくなんかない、これは心の汗だ

まぁ色々あったが俺は平常通り、副担任の仕事をしながら夜間警備の仕事をしていただけ。それだけ・・・・・・

別にネギ君のリア充っぷりが妬ましくなったりとかはしない、大人ですから。精々藁人形にごっすんごっすん五寸釘するくらいだ

一人でカラオケとかゲーセンに入り浸っているあいだにリア充ってるネギ君なんてアホ毛だけ伸びればいいんだ・・・・・・

 

 

 

――閑話休題

 

 

そんなことが有りながら試験当日。時刻は深夜0時。にも関わらずギャラリーが多いのは何故だ

エヴァちゃんも顔をひくつかせながら問い詰めてる。まぁ仕方ないね、魔法を秘匿しなけりゃならんのにこんなギャラリーいたら困るもんね

 

「まぁ俺は困らないから別にいいけど」

 

「本音がダダ漏れだぞ貴様・・・・・・」

 

っべー、本音出ちゃってたわっべー

口調が気に入らないからと殴られた、マジで痛い

 

いつの間にか始まっていたネギ君と茶々丸さんの試合、ネギ君の功夫が思ったよりも様になっているのが驚いた。これが天才ってやつなのね

 

「ふんっ、だがたかだか二日程度の修行だけではスピード・パワーが追いついた所で勝てんさ」

 

ほら、見ろ。と言われ試合の方に視線を戻すとネギ君のカウンターを茶々丸さんが壁を蹴って跳ねるという動きで回避した。茶々丸さんかっけぇっす!

カウンターに失敗したところに茶々丸さんの蹴りをモロにくらってしまったネギ君を見てエヴァちゃんが舌打ちをする。随分とご機嫌斜めだ

エヴァちゃんがネギ君に辛辣な言葉を投げかけ諦めるように告げる。が、ネギ君は意外に頑固なのである。当初の条件がネギ君がくたばるまでと決めたのだが時間制限は決まっていない。つまりネギ君が諦めない限りこの試験は何時間でも続くことになる

エヴァちゃんは少し慌てた様子で止めようとするがネギ君は聞く耳持たず。なんだかんだで心配してあげるエヴァちゃん可愛い

 

一時間程経っただろうか、ネギ君の顔は腫れ上がり動きにキレがなくなっている

ギャラリーとして見に来ていた亜子ちゃんとまき絵ちゃんが泣きそうになっている。裕奈ちゃんとアキラちゃんは泣くのは堪えているようだがその顔色は悪い

あ、アスナちゃんが飛び出し・・・・・・まき絵ちゃんに止められてる。説得Timeが始まったご様子ですが俺は気にしない。何言ってるのか全部知ってるしね!

原作知ってるのも面白みがないかなとか最近思い始めてるけど記憶をいじるつもりは無いので諦めました

まき絵ちゃんの言葉で隙が出来たというのか。

 

――ペシン

 

と柔らかな、しかし確かに茶々丸さんの頬にネギ君の拳が当たった、エヴァちゃんがポカーンと口を開けていたのでスキマから翠屋クッキーを一つ放り投げたら袋ごと奪われた。解せぬ

そこからはある意味修羅場だった。茶々丸さんがネギ君を痛めつけた悪者、という感じでギャラリーから見られてるし。ネギ君は中々起きないし古菲が茶々丸さんに勝負申し込んでるし・・・・・・

逆に目が覚めてしまえばトントンと話は進んでいった、中国拳法は続けておけとのこと。なんでも体術は嫌でも必要になるとかなんとか。ちゃんと心配しているあたりエヴァちゃん天使である。可愛い!言ったらやはりと言うか殴られた、頬が少し赤くなっていたので照れ隠しであろう。愛いやつめ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、ネギ君の特訓が始まった。暇つぶしに見に行くとアスナちゃんに本屋ちゃん木乃香ちゃんにせっちゃんの4人もいた。何故と思ったがネギ君が手に仮契約カードを持っていたのですぐ納得。魔力供給したままで魔法使わせるのね、エヴァちゃんの特訓地味系ハード

4人に180秒間契約執行した状態で対物対魔・魔法障壁を全方位に三分間。ネギ君はバカ魔力は持っているが使いこなせていないのが現状だ。その状態で先程のを三分間継続させた後に魔法の矢を199本、倒れるのも無理はないだろう

しかし障壁に当たって散っていった魔法の矢が綺麗である、あれいいな俺もやろう。ということで『炎髪灼眼』になりその状態で200矢ずつ放っていく、季節はずれの花火みたいできれいだぞおい!

最高にハイってやつだ!と楽しんでいたら糸が首に絡めついてきた、グエェ・・・・・・。犯人を見ると唖然と困惑、憤怒の三種が混ざったような顔をしている。はて何故だ?

 

「どうしてお前は闇の魔法を使えるんだよ・・・・・・」

 

説明するの忘れてたでござるの巻。というわけで物凄く簡単に、適当に説明しておくことに

 

 

――オリ主説明中

 

 

「お前絶対人間じゃない」

 

真祖の吸血鬼に人外認定された俺は一体なんなのだ・・・・・・

まぁ流石に神様特典チートすぎワロタwwとは思うけどさ、文句ならこの特典の許可を出した神様に言ってくれ

暫くネギ君の特訓は続くようなので見学組の古菲と夕映ちゃんとお茶することに

 

「む、このクッキー美味いアルね・・・・・・、手が止まらないアルよ」

 

「確かにこれはやめられない止まらないです。こんなに美味しいのに店名を聞いたことがないなんて・・・・・・」

 

勿論お茶菓子は翠屋クッキーである。在庫後二袋・・・・・・

のんびりとネギ君の特訓を見ていると夕映ちゃんから質問を投げかけられた

 

「神楽先生も魔法使いなのですか?」

 

なんとも答えづらい質問であること。

 

「魔法は使えるけど魔法使いじゃないよー「綾瀬、こいつが魔法使いだったら世界がヤバイんだ」」

 

エヴァちゃんに凄く失礼な事を言われたけど否定できない自分が悔しい・・・・・・ビクンビクン

「魔法使いじゃないのなら一体・・・・・・」と質問されたが適当にあしらっておくことに。段々と俺もなんなのか疑問に思ったりするからな・・・・・・。種族カテゴリー的には人間なんだけどね!

 

 

 

 

 

特訓が終わり解散となった頃にアスナちゃんがネギ君に「パイパン」と言われていたのが聞こえた

ブーッ!と吹き出しその先にはエヴァちゃんがいた。顔が般若である

 

・たたかう

 どうぐ

→逃げる

 

選択肢を選ぶまでもなく逃げよう、しかし糸に絡め取られてしまった

 

 

 

 

おかしい記憶がない。何故エヴァちゃんの家にいるのだ

何があったかと思い出そうとしながらリビングに入るとエヴァちゃんが眼鏡をかけていた。あ、自分眼鏡属性ありっす。あざっす

能力で無意識を操りこっそりと背後に近寄り・・・・・・

 

「眼鏡エヴァちゃん取ったどー!」

 

脇に手をかけ高い高いする。眼鏡似合いすぎだろ貴様、鼻血出るわ!あ、ハルナてめーは駄目だ。神楽×ネギとか書いてる時点で駄目だ

高い高いから下ろすと顔面を殴られた。へこんで前が見えねぇ・・・・・・

ネギ君と木乃香ちゃんもいたので何故と聞いてみるとどうやら講義中らしい。その割には誰も聞いてないように見えたんだけど・・・・・・

話は代わって今度は戦いのスタイルの選択となった

前衛をほとんど従者に任せ、自身は後方で強力な術を放つ『魔法使い』タイプ

魔力付与した状態で自らも従者とともに前衛で戦い、速さ重視した術も使う『魔法剣士』タイプ

ネギ君の父親であるサウザントマスターは剣士タイプだったらしい、それも従者を必要としない程のレベルとか

俺?俺はあれだ、『魔法暴力』だ。間違ってない

ここまで話しておきながら強者になるほどスタイルなんて関係ねぇ!な人が多いらしい、なるほど納得

 

何か未だ話は続きそうだったので俺は自室に戻ることに。難しい話なんて興味ありませんから!

部屋に戻り夕食の準備に取り掛かる、ちなみにハンバーグである。朝の内に種を用意しておいたので後は焼くだけ。デミグラスソースは準備していないので簡易版を作ることに。ケチャップとソースと胡椒を入れて混ぜるだけ。個人的には好みの味である、皆様もご賞味あれ・・・・・・皆様って誰だろう・・・・・・?

夕食を食べ終わり眠くなるまでゲームをすることに。京都での報酬が手に入ったのでハードからソフトまで纏めて揃えてみたのだPs3

ソフトは蒼の魔導書持ちの主人公より銃をブンブンするだけで勝ててしまう女性キャラが出てくるあれ。新作のPVが公開されてwktkしたけどラ○ダ出てこないんですけど、起訴ぉ!!

なんでや・・・・・・なんでラ○ダはんを見殺しにしたんや・・・・・・!

次回作に出てこないという悲しみを背負ったキャラを使いながら「ズェア!>(◇ )」とか謎の掛け声を上げるキャラを一方的にシューティングしていく

すると携帯が鳴り出した、オンラインなのでポーズできないんですけどぉ!

嫌々ながら電話に出ると案の定というか学園長。どうやら仕事らしい・・・・・・あ、悪滅入った・・・・・・


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