せっかく転生したのなら楽しまなきゃ損でしょ   作:黒ウサギ

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今更ですがこの作品はなかなかにカオスな物にする予定です



十話 休日はのんびり過ごすものでしょ ちょっとした番外編

ネギ×エヴァ・・・・・・間違えた

ネギVSエヴァ、桜通りの吸血鬼事件も無事に?終わり今日は休日

学園長にお呼ばれされたので学園長室に向かい、俺の能力について説明して欲しいとのことだったが

『境界を操る程度の能力』で学園長の俺に対する疑念をズラし、自身の説得力を上げてごまかす

正直能力がバレても特に何があるわけでもないと思うが念の為、だからといって能力の使用を控えたりすることはないけどな!

 

そんなちょっとした事も終わりさて休日

何をして過ごすか考え、考え、・・・・・・何をしようか

麻帆良で副担任と夜間警備の仕事をしているわけだが、まだ給料日には程遠く

学園長に給料の前借りをして今の手持ちは10諭吉

買い物に出るのもありかなと思い、思い立ったら即行動

着替えは特にする必用もなし、財布に携帯を持ちいざ出陣!

 

 

 

 

たまにはスキマを使わないで歩いて見るのもいいなと思い徒歩で行くことに

・・・・・・しかし麻帆良本当にでっけぇ、かれこれ歩いて20分程経っているが駅が近づいている様子はない

それでものんびり行こうと決めたのだ。テクテクと歩いていると出店を発見

たい焼きか、よっしゃ食うべ食うべ

ラインナップは定番の粒あんに始まりクリームに抹茶、それにチーズに・・・・・・チーズ?カレー、カレー!?

ジャーマンポテトに・・・・・・、プリン。もう何も言うまい

悩む、悩む。取り敢えず定番の粒あんは決まりだが、プリンとかカレーをかすっごい気になる

だがもしこれではずれだったらと思うと・・・・・・、いや、失敗を恐れていては人類は先に進めないのだよ!

 

「すいません、粒あんとプリンとカレーを一つずつください」

 

頼んじまったぜ・・・・・・

 

 

 

商品を受け取り近くのベンチに腰掛ける

片手には自販機で買ったペットボトルタイプのお茶も準備してある

まずは・・・・・・カレーにしようか・・・・・・

少々かぶりつくのを躊躇ってしまったので半分に割る

うん、中身カレーだな。カレーパンの中身だな

そして一口パクリ・・・・・・まぁ可もなく不可もなくというか・・・・・・

これはカレーパンだと自分に言い聞かせ半分食べ終える、と

 

「随分と美味しそうな物を食べているのね」

 

スキマから手が伸びて来て持って行かれた

 

「ゆかりんせめて一言言ってから持って行ってよ」

 

「別にいいじゃない、減るものじゃないし」

 

減ってるから

 

「それにこの前手を貸してあげたでしょ?それのお礼だと思えば安いものよ」

 

そう言われてしまえばこちらは何も言えない

スキマから出てきて俺の隣に腰掛ける、腰掛けるのはいいんだがすっごい人目を集めてる

それはそうだろう、ゆかりん何げにものすっごい美人さんなのだ

それに彼女の服装もすっごい、紫色のネグリジェといえばいいのだろうか、そんな服装の美人さんがベンチに腰掛けたい焼きを食べている

 

「すっごいシュール・・・・・・」

 

そりゃ注目されるわなと、今度はプリン味を半分に割り食べ始める、もう半分はゆかりんにパス

 

「プリンね・・・・・・」「プリンだな・・・・・・」

 

プリン、この一言に尽きる

ま、まぁこれを好む人もいるのだろう。いなければそもそもメニューに載ってすらいないと思うし・・・・・・

プリンも食べ終わり最後の粒あんも分け合う。うん、よかった。粒あん最後に取っておいてよかった

 

「ふぅ、外の食べ物もなかなか良いものね。霊夢にも買っていってあげようかしら」

 

チラッチラッ

 

「藍と橙にも買って行こうかなー」

 

チラッチラッ

 

えぇいうっとおしい、買って欲しいなら素直にいえばいいものを・・・・・・

しかしここで男の甲斐性を見せずにいつ見せるというのか、再び屋台のおっちゃんに粒あんとクリーム、それに抹茶をそれぞれ5個包んでもらう

 

「持って行きなさいお嬢さん、私の気が変わる前に・・・・・・」

 

「ありがとうございます、名前も知らない親切なお人。いつか、いつか必ずお礼を・・・・・・」

 

などと軽い冗談も交えてたい焼きを渡す、橙の喜ぶ顔が目に浮かぶぜ・・・・・・!

 

 

 

 

たい焼きを食べ終え、すぐにゆかりんは幻想郷に戻っていった

さて俺はどうするかと再び思案、あぁそうだ買い物しようと街まで出かけようとしたんだった

さて歩くか・・・・・・・と思ったが駅までどれくらいあるのか把握しておらず、時間がかかりそうなのでスキマOPEN

空間がクパァと割れ、その間からは無数の目がこちらを見ている

だからなんだとその視線も意に介さずにINして・・・・・・

 

「あっというまにはい到着」

 

スキマ本当に万能である

さすがに人通りのある場所でスキマから出るわけにもいかずに路地裏に出たのだが

 

「なぁにこれ・・・・・・」

 

左上に緑色のバーが見える、それもどこかで見た記憶があるものだ

果てどこで見たものかと考える・・・・・・あ

 

「SAOやん」

 

そーどーであーとなおんらいん、そのHPバーだと気づき焦る

いやいやいやいや、スキマどこにでも繋がるとは思ってたけどゲームの中に繋がるのは予想外じゃよ

どないしましょ、明日も幸い休みだしちょっとSAOを遊んで見るのもありかなぁと思い滞在を決意

そして目の前にあるラーメン屋、これも見覚えがある。キリトさんと正妻さんが食べに来たラーメン的な何かのお店じゃないか

一瞬入ろうかと思ったが先程たい焼きを食べたことを思いだし断念

 

 

イレギュラーとしてSAOにINしたわけなので茅場さんを困らせるのもあれかなと思いスキマを開く

 

「こにゃにゃちわー」

 

出口はもちろん茅場明彦さんことヒースクリフのお部屋

最初こそは戸惑っていたがさすが茅場さん、すぐに冷静になって挨拶を返してくれるほどである

 

「こんにちわ、さて君はどうやってこの世界に入り込んだんだい?ハッキングとかそういうものじゃないね・・・・・・」

 

―――オリ主説明中

 

 

 

「なるほど、実に興味深いね」

 

簡単に説明を終わらせ、自分がこの世界にいてもいいのかと訪ねるとあっさりとOKをもらえた

曰く――2日しかいないんだったら私の計画に支障が出るものでもないし、そんなに引っ掻き回さないなら問題ない

とのこと、これが大人の余裕ってやつですねわかります

 

 

ある意味この世界の神様に了承を得たので現段階で最高層の七十四層に行ってみる

道中色んなモンスターとエンカウントしそうになったがそこは便利な我が能力

相手の判断力と認識力を下げて下げて自身の存在力を下げて下げて・・・・・・

そうするとあら不思議、見つからないのだ

これラグーラビットも倒せるんじゃねと思いながら歩くと、第一プレイヤー発見

まぁキリトさんがここにいると原作知識が囁いたので発見も何もないのだが

よくよく見るとそこにはキリトさんだけでなく正妻さんやバンダナさん、それにバンダナギルドのメンバーもいる

あらら、これってもしかして・・・・・・?と思いキリトさん達の更に奥、視力を上げて覗いて見るといました

 

《TheGleameyes》

 

ボス部屋でしたかそうですか

ボス部屋かーどうするかなーと考えたら正妻さんが叫び声と共に突っ込んでいった

すげぇ!あの体制なのにパンツ見えねぇ!どういうことだおい!

やばい俺もちょっと混ざりたくなってきたよ・・・・・・

スキマを開き茅場さんにちょっとコンタクト

 

「少しだけ、少しだけでいいから参戦してもいいかな!」

 

「ふむ、少し待ちたまえ」

 

そう言うと片手で空中のカタカタとキーボードを叩くように動かす

 

「これでいいだろう、七十四層でも死なない程度のレベルとスキルを与えておいた」

 

「ありがとう茅場さんお礼にこれを上げる!」

 

さすが茅場さんいい仕事してるぜ!そう言いながらお礼にと先程ゆかりんのとは別に自分用に買っておいたたい焼きを一つ差し上げる

現実の物体をプログラム世界に持ち込むなんて・・・・・・と少し唖然としていた様子だがたい焼きを食べて少し和んでいた

まぁいい、これで俺も参戦するお!と意気込みいざボス部屋に・・・・・・

 

『ゴアアアアァァァァァアアアアア!』

 

絶叫と共にボスが膨大な青い欠片となって爆散していったのが見えた・・・・・・まじふぁっきん

 


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