らき☆すた~if~ たとえばこんな物語   作:岡崎ひでき

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第四十七話 みんなで過ごす、夏の1日 1日目

「確かにさ、早起きは3文の得って言うけどね・・・」

 

別荘生活初めての早朝5時半。

俺はいつも通りに早起きしてジャージに着替え、軽く顔を洗って外に出た。

周囲の散策も兼ねたランニング。

いつもとは状況も環境も違うから誰にも声をかけず、タオルのほかに携帯電話のみを持って外に出た。

予想出来るのは2~3人くらい同じく準備して待ってるのかと思いきや、居間にもいないし洗面所で顔を合わせる事も無かったから拍子抜けしてたのだが・・・。

 

「何で人数増えてるの?」

 

別にダメって言う訳じゃないけど。

 

「私はもっと体力付けたいので」

「近場にランニングコースがあるので、そこまで案内します。チェリーの散歩もあるし・・・ゆたかに何かあった時は私が付添いますので」

「ワウッ!」

「ゆーちゃんは健気に頑張る所が可愛いんだよね~♪」

「ま、私達は言うまでも無いんじゃない?」

「今日も一緒にがんばろうね、まーくん♪」

「私は朝錬とかで慣れてるからナ♪」

「・・・私も、運動は嫌いじゃないので・・・ついでです」

 

上から順にゆたかさん、みなみさん、チェリー、こなたさん、柊姉妹に日下部さん、そして永森さんまで(汗)。

ずいぶんな大所帯になったなオイ。

とりあえずみなみさんの言葉に甘えてランニングコースに案内してもらった。

と言っても別荘からは目と鼻の先、近くの小川の土手の上。

コンクリートで固められてて、スタート地点が記されている。

幅もそれなりの広さがあって、みなみさん曰く往復で最長4キロあるとか。

どこにでもありがちなコースだが、皆で走るならこういう場所のほうが安全なのかもしれない。

ちなみにこの場にいない人達は爆睡中である。

 

 

 

「ほいゆたかさん、お疲れ様!」

「よくがんばったね~。ゆーちゃん苦しくなかった?」

「はぁ・・・はぁ・・・何とか・・・みなみちゃんや・・・チェリーちゃんが・・・励ましてくれたから・・・はぁ・・・はぁ・・・」

「そんな事ない。逆に私は、声をかける事くらいしか出来なくて・・・」

 

永森さんがこういう事は初めてだという事で2キロ程で切り上げる事にしたが、やはり体の弱いゆたかさんには無理がある。

俺と陸上部である日下部さんは、少しずつ慣らして行くという意味で、ゆたかさんは走る距離を縮めた方が良いと判断した。

本人もその事には納得したようで、短い距離だが足を止める事無く俺たちとほぼ同時にきっちり完走している。

 

「はっ・・・はっ・・・」

「永森~、大丈夫か?」

「体力には、ある程度、自信が、あったのですが・・・。先輩達は、毎朝、こんな距離、走ってるんですか・・・?」

「ん~、もうちょっと走ってるよね?」

「結局は慣れよ。私たちも最初はキツかったもの」

 

こっちは永森さんが若干バテ気味である。

まぁ柊姉妹は俺と毎朝走ってるし、こなたさんは何故か体力だけはあるインドア派。

日下部さんに至っては陸上部である。

永森さんが普段どんな生活をしているか知らないが、彼女には少しキツイ距離だったかも知れない。

そんな事を話しながら俺たちは2人の回復を待ち、別荘に戻っていった。

 

 

 

玄関を開けた途端にいいにおいがしてくる。

時間はまだ7時になる前だが朝食の準備をしてくれてるようだ。

台所を覗くと・・・。

 

「おはようございます、いのりさん、成実さん」

「あ、いのりお姉ちゃん、成実さん。私も手伝います」

「あら、みんなお帰りなさい。それとおはよう」

「おはよ~。君らは疲れてるでしょ? ご飯炊けるまでもう少しかかるから休んでなよ。朝食の用意はおねーさん達にまっかせなさい♪」

「ハハ、ありがとうございます」

 

成実さん、昨夜はあんなだったけど切り替えが早いのかすっかり立ち直ってるようだ。

心の中で少し安堵ながら、俺はもう1人の保護者がいる(正確には爆睡してると思われる)部屋に向かった。

黒井先生、昨夜はビール片手に俺を説教してたからなぁ。

そして戻ってみると案の定、黒井先生は気持ち良さそうに爆睡していた。

長距離の運転で疲れが残ってる上に結構な量のアルコールが入ってるからそうそうは起きないだろう。

・・・去年、海に行った時はちゃんと起きてたような気がするが。

ひとまずその場はそっとして置いて、俺は必 要 な 物(べんきょうどうぐ)を纏めてあるカバンを持ち出し、静かに部屋を後にした。

 

 

 

「おはよう、八坂さんにひよりさん、パティさん」

『おはようございます!』

 

居間に戻ってきたら、まだ寝ていた(と思っていた)3人の後輩も起きて来ていた。

返事は良かったがかなり眠そうである。

話を聞いてみると『夜のほうが集中できる』とかで夏コミのすぐ後にあるイベントの原稿を書いていたとの事・・・もう8月だけど間に合うのか?

 

「いや~、趣味に没頭してる時って自分は人生楽しんでるな~って思いません?」

「ひよりさん、何事も程ほどにな・・・」

 

ちなみに原稿の方は明け方近くまで書いてたそうだ。

・・・作家って大変だな~。

 

 

 

「今年の夏休みは危うく勉強ばっかりで、楽しみは夏コミくらいか~って思っちゃってたよ~」

「こなた。あんたココに来たのが避暑のためだけって訳じゃないの、解かってるんでしょうね・・・?」

 

皆でワイワイ話ながらの朝食の一コマ。

こなたさんは相変わらずだがあまり本気で言ってる訳ではない様子。

この時期に本気で遊ぶ事ばかり言ってたら大問題だが・・・。

大雑把な予定としては移動日を除き、この別荘を1週間利用させてもらう事になっている。

俺達3年生組は夏休みの宿題を速めに片付けて受験勉強を。

後輩達は同じく宿題を片付けて、その後は俺達次第で決めるという。

その辺りは彼女達なりの気遣いだろうと個人的には思う。

もっとも、今から気合を入れすぎても身に入らない可能性が大きいから、なるべく涼しいうちに勉強の時間を割り当てて、昼間は外に出るか屋内で過ごすか。

近くに綺麗な川や、ちょっとした森を抜けた先に見晴らしのいい高台もあるという事で、気分転換に外に出るのも良いだろう。

そういえば、周りを見て気付いた事が1つ。

 

「いのりさん、成実さんはどうしたんです?」

「ああ、成実さんならご飯出来た後に自分の分軽く食べてすぐに車で出かけていったわ」

「えっと、ひょっとしてゆいお姉ちゃん・・・」

「ゆいねーさん、今頃嬉々として峠を走ってるんだろうね~」

 

昨日、あんな事があったからやっぱりストレスが溜まったのかなぁ。

まぁ趣味に関して口を挟むつもりは無いけど警察官が警察官に捕まる、なんて事になったらどうする気だろ・・・。

ちなみに当の成実さんは、昼前にはずいぶんスッキリとした顔で帰ってきたのは余談である。

 

 

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ・・・。

ノートに書き込むシャ-プペンの音が静かに響く。

居間が予想以上に広かったこともあり、皆で集まって夏休みの宿題に取り掛かっている。

みゆきさんもついさっき、こちらに来て宿題を進め始めた。

と言っても手のかかる娘が何人かいるだろうと思い、殆ど終わらせていたのが俺を含めて数名いる。

誰かが解からない所を聞きに来るまでは自習のようなものだ。

 

「あの、赤井先輩。ちょっと良いですか?」

「何、永森さん・・・聖フィオリナって結構授業の進行が速いんだね」

 

陵桜より授業が進んでるようで、永森さんが八坂さんに聞かず俺に聞きに来る。

俺よりみゆきさんに聞いたほうが確実なんだが。

何だかその後も永森さんはちょくちょく俺に聞きに来てる上に次第にあちらこちらから妙なプレッシャーが(汗)。

 

「ねぇねぇまさき、ココはどうするの?」

「まーくんちょっといい?」

「まさきさん、ここ、計算が間違ってますよ?」

「まさきくん、ここの訳はこれであってるかな?」

「赤井~・・・あれ、赤井?」

「いやさ、何で皆して俺に・・・日下部さん、どうかした?」

 

聞いたり指摘したり確認したり色々と復習出来てありがたいのだが。

日下部さん、何か聞こうとしたけど・・・はて?

 

「なぁなぁ、私もまさきって呼んでいいか?」

「へ・・・? 構わないけどどうしたの、突然?」

 

かがみさん達は名前で呼んでるのに日下部さんは苗字呼びなのが少し不快だったらしい。

これを気に俺は日下部さんの事をみさおさんと呼ぶようになった。

おまけに永森さんや八坂さんまで名前で呼び合う事を提案してきた。

 

「やっぱりスタートラインは皆が一緒の方がいいよね」

「スタートライン? それに皆って?」

「それは秘密です♪」

 

つかささんの言葉に疑問を覚えるがこなたさんが某獣神官のようなそぶりで軽くかわしたので、とりあえず気にしない事にする。

なんとなく、今までの経緯からして予想できる事はあるけどあくまで予想だ。

多分、あってるとは思うけど今はまだ、記憶の片隅に置いておこう。

 

 

 

「こういう森林浴ってのもたまにはいいですね♪」

「ここは、チェリーもお気に入りな散歩道」

「深い森の中を歩く数名の男女・・・何か創作意欲g「こ~ら」あう・・・先輩いきなり何するんスか~?」

「こういうのは静かに楽しむもんだ」

「キモチはワカリますヨ。デモヒヨリ、モウソウがダダもれでしたヨ?」

「うわマジッ!?」

 

その日の午後。

軽く昼食を食べた俺達は、1年生組とチェリーの散歩を含めて近くの森で森林浴を楽しんでいた。

暑い陽射しも木の葉が遮っていて、ちょうどいい日傘代わりになってくれてる。

たまにひよりさんが暴走気味になるが、適当に消火しておく。

てか彼 女 等(どうじんさっか)はいつもそういう事を考えてるのだろうか?

そんな時。

 

「ひゃあっ!」

『田村さん!?』

 

石に躓いたのかひよりさんが体制を崩した!

手を貸そうにも距離が離れてて届かない!

しかし、俺はある意味凄いものを見る事になる。

 

「ふんぬぉぉぉぉう!!」

 

女子高生にあるまじき絶叫を上げて体を横に回転させて地面に背中から落ちたのだ。

空中で咄嗟に体を回転させるなんて簡単に出来る事じゃない・・・て違うだろ、俺。

 

「ひよりさん、大丈夫!?」

「は、はい・・・利き手は守りました・・・」

「・・・は?」

「絵描きにとって利き手は命っス・・・」

「・・・ヒヨリはたくましいデスネ」

 

ゆたかさんやみなみさんも同じく思ったようで、うんうんと頷いている。

とりあえず起してやろうとしたら突然チェリーがひよりさんにのしかかった!

 

「わふわふっ!」

「わ、わ、タイムタイム! 利き手だけは! てかわたしは餌じゃないっすよ~!」

「ずいぶん懐かれてるな~」

「ヒヨリはチェリーにアイされてるのデスネ~♪」

「ちょ!? 2人ともほのぼのしてないで助けてくださいよ!?」

 

結局その場は俺が何とかチェリーを引き剥がし、みなみさんが諌める事で収まった。

 

「やっぱり男の人って力あるんですね。ちょっと羨ましいな」

「人によると思うよ? 俺は軽い筋トレとかしてるし」

 

体が弱いゆたかさんにとってはやはり羨ましいのだろうか?

もっともチェリーをひよりさんから引き剥がした時に、大型犬を軽く持ち上げたからそういう風に見えるのかもしれない。

 

「やっぱり筋肉の付き方は男女差って大きいと思います。腕力が無いのはゆたかだけじゃないから」

「そっか~・・・私もまさきお兄ちゃんみたいに努力すれば少しは強くなれるのかな?」

「結局は日ごろの積み重ねかな・・・ん?」

 

何か今引っかかるような事を言われたような・・・。

 

「小早川さ~ん、今・・・」

「え・・・はう!」

「ナルホド、ユタカはマサキのことをおにいty・・・」

「わぁ~! パトリシアさんストップストップ!!」

「・・・まぁどう呼ばれても不快にならん限り別に良いけどね」

 

最初会った時もいきなり名前で呼ばれたからな~。

また何か色々と誤解を招きそうだがもう慣れたし。

結局、ゆたかさんから『まさきお兄ちゃん』と呼ばれるようになった事に関して、別荘に戻ってから成実さん達に色々問い詰められるようになるのはもはやお約束である・・・。

 

 

 

『それじゃあ早速行ってみよ~!!』

「・・・・・・」

 

現状。

俺は腕を2人に引っぱられて廊下を引きずられている。

右腕、こなたさん。

左腕、みさおさん。

他には柊姉妹にみゆきさん、やまとさんがついて来るがみんな揃って苦笑い。

てか助けろよコンチクショウ。

夕飯も風呂も済ませて居間でくつろいでいた所をこの2人に捕まり、彼女らの相部屋の4人と一緒に彼女らが使ってる部屋に連れて行かれている・・・強制的に。

まぁ何されるか分からないから彼女達の誘いを断ったってのが強制連行の原因っぽいが。

そしてその予感は的中する事になる。

 

「さぁ! 今夜のお楽しみ、ゲーム大会を開始だゼ~♪」

「トランプで大富豪! 負けた人、つまり貧民と大貧民は罰ゲームにコスプレを命令される! ちなみに敗者に拒否権は無いよ♪」

「その事で泉さんと色々用意してみました♪」

 

あと、その格好のままゲームを続けるのだよ~、とはこなたさんの言葉である。

大きなクローゼットを開けた途端に目に入ったのは様々な衣装と小物類。

つまりはコスプレセットがずらり。

ああ、みゆきさんがどんどんこなたさん色に染まっていく・・・。

詳しく聞いて無かったのかかがみさんややまとさんは呆然としてる。

ついでに言うとその格好を撮影までされるらしい。

しかもココにあるのって・・・。

 

「ずいぶんマニアックな物もある・・・てか女物ばっかって・・・(汗)」

「そう、コスプレして写真撮られたくなければ勝つ以外に道は無いのだよ!」

 

負けられない・・・絶対に負けるわけにはいかない!

いくら続けてもキリがなくなる可能性を考慮に入れて、ゲームは10回。

男の尊厳を賭けた勝負が今、俺の中で静かに始まった。

が、その結果・・・。

 

1回戦:貧民、かがみさん 大貧民、俺。

 

「次は、負けないわよ(怒)・・・」

「なんてこった・・・」

 

気合が空回りして俺とかがみさんが罰ゲーム。

俺はセ○ラー○ーン、かがみさんはねこ耳付きのメイドさん。

当然、みんな俺を見て大爆笑・・・穴があったら入りてぇ(涙)。

ちなみに着替えは当然、離れで別々である。

 

2回戦:貧民、みさおさん 大貧民、つかささん。

 

「ヴぁ~(涙)・・・」

「ちょっと、恥ずかしいかも・・・」

 

今度はこの2人。

みさおさんは幼稚園児の服(帽子とポーチ付き)、つかささんはどう見てもミー○・キャ○ベ○だ。

 

3回戦:貧民、やまとさん 大貧民、こなたさん。

 

「・・・・・・」←真っ赤

「むう、大型のパット・・・精神的にクルよこれは・・・」

 

やまとさんはレースクイーン(露出度がやたら激しい)、こなたさんはメイド服(朝○奈み○るバージョン)。

その後、予定通り計10回大富豪をやったが・・・。

 

「何で高良先輩だけ・・・」

「みゆきさんは・・・絶対的天運を持ってるんだよ、きっと」

「え、えっと・・・」

 

みゆきさんは相変わらず負けナシ・・・。

最低でも平民・・・当然納得がいくはずがない。

 

「ココまで最低1回は罰ゲームやってるよね・・・みゆきさん以外」←某主人公の妹(ランドセル付き)コス

「わたし達はみんな恥ずかしいカッコしてるのに・・・みゆき以外」←初○○クコス

「みんな可愛かったよね・・・ゆきちゃん以外」←どこぞのスターズ3コス

「何か納得いかねぇゼ・・・眼鏡ちゃんの結果だけ」←何故かピッチリな白いプ○グスーツコス

「やはりココは無条件でやるべきですよね・・・高良先輩のみ」←同じく何故かピッチリな赤いプ○グスーツ

「あう・・・み、皆さん、目が怖いです・・・」←滝汗

 

困った顔で俺に目で助けを求めてくるが、俺もノーコメント。←タ○ヤノ○ココス

そういうわけで・・・。

 

「というわけで、みゆきさんをご案内~♪」

「え? ええ!?」

「はいはい暴れな~い♪ みゆきにピッタリな物を見繕ってあげるわ~♪」

「私も手伝うよ~♪」

 

こなたさんと柊姉妹にしきりの向こう側に連れて行かれた・・・。

運が良すぎるのもよしあしだな。

 

それから数分後、みゆきさんの悲鳴が聞こえたが・・・。

 

「ま、待ってください! さすがにこれでは!」

「はいはい文句言わない♪」

「はいみんな~、みゆきのコスプレをどうぞ~!」

 

かがみさん、のりのりだな~・・・て!

 

「うわ・・・」←真っ赤

「た、高良先輩って・・・」←同じく真っ赤

 

さ、さすがにこれは・・・スタイルの良いみゆきさんの体にピッタリフィットするバニーガールコスは(汗)。

これには俺も直視できずに回れ右をせざるをえない・・・。

 

「まさき~、みゆきさんに対して感想は? 感想は?」

「俺に聞くなバカタレェ!」

 

あえて言うと・・・立てません!

理由は・・・まぁあれだ、生理現象というヤツだ。

てかみゆきさん色っぽすぎ!

俺みたいな健全な青年男子にはある意味目の毒だ。

結局小1時間大騒ぎした上に他の後輩組や保護者組が来てその場の全員のコスプレを見られるハメになった・・・。

 

「赤井先輩・・・何かつらい事でもあったんですか?」

「私でよければ相談に乗りますが・・・」

「頼むからかわいそうな目で見るのはやめてくれ・・・」←半泣き状態

 

 

 

つづく・・・


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