流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

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反転世界への入口

「もうすぐだ、ハイド、間もなくケフェウス・ドラゴン様を復活させるための道具がそろう」

「ハデス様、ケフェウス・ドラゴン様が復活すればハデス様に託された力と共に最強の存在となるのでしょう」

『そしたらこの世界も僕らの世界も乗っ取れるね、ハイド~』

「ああ、その通りだ、ゴースト」

「ハイド、この世界は消し去る、これはケフェウス・ドラゴン様との契約だ、そのあとは私はもう何もしない、ハイドはケフェウス・ドラゴン様と共にお前たちの世界を好きにしろ」

「もちろんでございます、ハデス様」

『その通りだよ、ハイド~』

「さて、向かうか、まず、必要なのはアラモスタウンという街の時空の塔の地下にある反転世界の入口だ」

「反転世界の入口?」

『どんな世界なんだろう~』

「巨大な鏡に反転世界への入口があり、数千年前その鏡を通りギラティナの反転世界を侵略しようとする人間がいた、他の人間たちがギラティナと反転世界を守るためにその鏡を今、時空の塔がある地下に隠し守りそのことを知っていた人間により100年前に時空の塔が作られその鏡と街を守っているそうだ」

「その反転世界には何が?」

『すごいものがありそうだね~』

「アルセウスのプレートから作られたアルセウスの銅像がある、その銅像を使えば完全にケフェウス・ドラゴン様を復活させることができるはずだ、あとはケフェウス・ドラゴン様の肉体を探すだけだ」

「ハデス様、いったいどこでその銅像のことを?」

『誰かに聞いたんですか~』

「ああ、この間、世界のはじまりの樹に向かい封印されたダークルカリオに問いただした」

 

 

 

 

 

数日前、世界のはじまりの樹。

 

 

ダークルカリオが封印された結晶の中にハデスは現れた。

 

 

『………お前は……』

「聞きたいことがある」

『何だ?』

「アルセウスの力が必要だ、その場所を教えてもらいたい、お前には何故かアルセウスの力があった、しかし、非協力だった、教えることぐらいできるだろう」

『…………フェアリープレートはどうだ?』

「半分になっていたフェアリープレートのうち、エネルギーの集中している方は私の手元にある、もう片方はアルセウスの力は宿っているが私の目的には必要ない」

『…………まぁ、よかろう、私の知っている物を教えよう』

「ありがたい」

『命の宝玉という物がある』

「命の宝玉?」

『ああ、5つのプレートを使って作られた宝玉だ』

「素晴らしい、それならば問題なく使える」

『ただ、その宝玉はミチーナという場所で数千年前に行方不明となった』

「なに…」

『元々その命の宝玉はアルセウス様が……』

「アルセウス様?」

『………フン……アルセウスが数千年前に荒れていたミチーナの土地を助けるため返すという約束で人間に命の宝玉をプレートから作り貸し与えた、そして、返したあと暫くの間もその力が暫く持続するように人間には秘密で他の3つのプレートから力を抽出し自身の銅像を作っていたが人間は返さず裏切り激怒したアルセウスはその銅像を他の人間には触れないようにギラティナを呼び出し反転世界に送った』

「ならば反転世界に向かえばその銅像は手に入るということか」

『恐らくな………………』

「そうか、感謝する」

 

 

そして、ハデスはこの場所を去っていったのだった。

 

 

『……ただ、既に歴史が……………………………………………………去るのが速いな………もう、歴史が変わったというのに…………』

 

 

 

 

 

ハデスとファントム・ブラックは動き出す準備をしていたのだ。

 

 

「ファントム・ブラック、各地に大量のジャミンガーを投入しろ」

「かしこまりました、しかし、ハデス様、ダークルカリオを再び捕獲できなかったのですか?」

「既にミュウと世界のはじまりの樹に捕獲できぬように細工されていた、それに封印された結晶内に侵入するのも時間がかかったのだ」

「なるほど…」

「では、ファントム・ブラック、向かうぞ」

「了解!!」

 

 

 

 

 

各地方に大量のジャミンガーたちが現れたのである。

 

 

各地ではジャミンガーが現れオックスなど他の電波生命体や残っている人間たちはジャミンガーに対応していた。

 

 

 

 

 

そして、ハンサムと五陽田警部はスバルとサトシと話し合いをしていたのだ。

 

 

「アラモスタウンにハデスとファントム・ブラックが現れたようだ」

「私と五陽田警部は各地のジャミンガーを対処しにく、恐らくジャミンガーたちはアラモスタウンにいるハデスたちと戦う人間たちを減らすのが目的だろう、ハデスたちを頼めるかい?」

「もちろんです、なっ、ピカチュウ」

『ピカピカ!!』

『とっとと行こうぜ、スバル』

「うん!!」

 

 

 

 

そして、ジラーチの力でスバル、ミソラ、サトシ、セレナはアラモスタウンへと向かったのである。

 

 

アラモスタウンに到着するとスバルたちはすぐにハデスとファントム・ブラックを見つけた。

 

 

「やはり、来たか」

「ハデス様、私とジャミンガーたちで食い止めます」

「では、私は時空の塔へと向かう」

 

 

ハデスはここから特殊な電波で去ったのだ。

 

 

「まてっ!!」

『行くぞ、スバル、ハデスをぶっ飛ばせ』

「みんなハデスを追いかけて!!私たちでファントム・ブラックを何とかするわ」

『行くわよ、ミソラ』

『ロエッタ!!』

「電波変換、響 ミソラ、オン・エア」

 

 

ミソラはハープノートに電波変換しメロエッタとクロス変換したのである。

 

 

そして、スバルもロックマンに電波変換し、サトシはピカチュウとクロス変換しジャミンガーたちを倒しながらこの場から去ろうとした。

 

 

「いかせないぞ、ファントムクロー!!」

「テールナー、かえんほうしゃ」

『テーナ!!』

「マシンガンストリング!!」

 

 

セレナとハープノートはファントムクローでロックマンたちを攻撃しようとしたファントム・ブラックに攻撃し動きを止めたのだ。

 

 

「おのれ……ファントムスラッシュ」

 

 

ファントム・ブラックはファントムスラッシュでマシンガンストリングを破ったのである。

 

 

 

 

ロックマンたちは移動した場所で大勢のジャミンガーたちと戦っていた。

 

 

「クロスバスター」

『ピカピカ!!』

「ロックバスター!!」

『クソッ、ジャミンガー多すぎる、これじゃハデスに追い付けねぇ!!』

「10万ボルトぉ!!」

『ピカァァ!!』

 

 

サトシは10万ボルトでジャミンガーたちを攻撃し麻痺させたのだ。

 

 

「こっちから行ったら時空の塔に行けるぜっ」

『ピかピカッ!!』

「急ごう!!」

『さすがサトシだぜっ』

 

 

 

 

そして、ロックマンたちは時空の塔にたどり着いたのである。

 

 

「見つけたぜ、ハデス」

『ピカァ』

「これ以上勝手なことはさせないぞ」

『おう、その通りだぜスバル反撃だ』

「………………お前たちには何度も私の計画を妨害された、サトシ、お前は私のかつての計画を」

「俺が妨害した計画?なんなんだ?」

『ピカピカ』

「妨害されなければこの世界は私の思考通りに……私は思考のためにケフェウス・ドラゴン様を復活させるしかない、そして、ロックマン、お前は時の波紋の計画を完全に妨害し私に致命傷を与えた」

「ハデス、お前が求めていた時の波紋がないならケフェウス・ドラゴンは復活できないはすだ」

『とっとと消滅しやがれハデス!!』

「忘れたか、コピーのディアルガやアルトマーレで生み出したディアルガで時の波紋と同じ程のエネルギーは既に手に入れている……………さぁ、邪魔をした分ここで消えてもらうぞ」

『上等だ!!スバル』

「うん!!」

 

 

ロックマンはサンダークロスストーンをプレデーションしロックマンクロスファイヤーにクロス変換した。

 

 

「ゲッコウガ」

 

 

サトシはモンスターボールからゲッコウガを出したのだ。

 

 

『ゲッコゥ!!』

「ゲッコウガ、クロス変換!!」

 

 

サトシはゲッコウガとクロス変換しサトシクロスピカチュウ・ゲッコウガとなったのである。

 

 

そして、

 

 

「ファイヤークロスブレイザー!!」

「クロスシノビブレイザー!!」

『ピカァァ!!』

『ゲッコゥガァァ!!』

 

 

ファイヤークロスブレイザーとクロスシノビブレイザーが放たれハデスに向かった。

 

 

その時

 

 

「なに!?」

『ピカピカ!?』

『ゲッコゥ!?』

『なんだありゃ!?』

「!!あれはっ」

 

 

何かが現れロックマンとサトシの攻撃を弾いたのだった。




えっと、クロス変換してもポケモンが声出せるようにしました、いつも今までの投稿を修正してるのでクロス変換中にピカチュウの声なのど書き直して来ます

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