流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

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引き裂かれた絆

「こうなればより多くの戦力を取り入れるべきだ!!」

「しかしだ、戦力と言っても殆どが子どもだぞ」

 

 

コピーポケモンの襲撃やアーシア島での天界の笛の奪われるなどハデスによる事件が2回発生していた。

 

 

そのためハンサムと五陽田警部は今後の方針について話し合いをしていたのだ。

 

 

「五陽田警部、とにかくシロナさんにお伝えして次の現場にはさらに多人数で出動してもらうべきだと思います」

「ハンサム殿、その方が得策ですな、アーシア島では我々が遅れてまんまとハデスたちに出し抜かれましたしな」

 

 

話し合いをする2人にセレナが近寄っていったのである。

 

 

「あ、あの、そのシロナさんのチームに私も入れませんか?」

「………ダメだ」

 

 

五陽田警部はセレナの要望にそう答えた。

 

 

「どうしてですか?だって、チームにはサトシが前に旅をしていた人たちだっているじゃないですか、私と歳もそんなに変わらないです」

「タケシ君にカスミさんだね、タケシ君は元ジムリーダーでそれなりの実力もあるし、カスミさんはハナダシティの現ジムリーダーだよ、それに比べてセレナちゃんはポケモントレーナーに成り立てだよ、それに本来ならこれは私たち国際警察の役目だ、サトシ君たちに協力してもらうのも本来は反対なんだ」

「ハンサムさん、たしかに私はポケモントレーナーになったばかりで未熟です、けど、その気になればクロス変換だってできます」

「セレナ、たしかにアーシア島ではセレナのおかげで助かったこともあった」

『ピカピ』

「……でも、やっぱり危険な目には合わせられないよ」

「…………………………………………………………………………………………………………………サトシ、やっぱり、私がいると足手まといなの?」

「そんなことはないぜ……でも……」

『ピカカ……』

「…………もういい」

「えっ?」

「……サトシまで私のこと邪魔者扱いするなら……もういいよ!!」

 

 

そう言いセレナは走り出してしまったのだ。

 

 

「セレナ……」

『ピカピカ……』

「サトシ君、追いかけなくていいのかい?」

「ハンサムさん、いいんです、セレナはこれ以上危険な目には合わせられないですから」

『ピカピ』

「しかし、君たちの年頃の女の子の気持ちは複雑だぞ」

「……複雑?……う~ん、よくわからないけど、五陽田警部……なら、俺、セレナのとこ行ってきます」

『ピカピカ』

 

 

サトシはセレナを追いかけて走り出したのであった。

 

 

 

 

その頃、セレナはマサラタウンの海辺で座りながらフォッコの尻尾のブラッシングをしていたのである。

 

 

…そうよね、私はたとえクロス変換しても全然戦えないし、前だってミュウツーの力があったからこそ戦えただけだし…

 

 

セレナは自分で自分を追い込んでいた。

 

 

考えれば考えるほど自分が邪魔者に感じてしまったのだ。

 

 

『フォッコ……』

「フォッコ、慰めてくれるの?……でも、ありがとう、もう大丈夫、サトシなら心配ないよ」

『フォッコ……』

 

 

その時

 

 

「そう、サトシならば心配はいらない、貴女は貴女自身で道を決めるのだ」

「あなたは………」

『フォッコォォ!!』

 

 

そこに現れたのはファントム・ブラックだった。

 

 

「どうしてここに……」

「貴方を迎えに来たのです」

「えっ」

「今、貴女の仲間と我々は戦争状態にある、しかし、貴女が無理をしてそちら側につくこともないでしょう」

「それってどうゆう……」

「簡単な話、貴女は誰からも必要とされていない」

「えっ」

「特にあのサトシという少年は貴女などどうでも良いと思っている」

「サトシが……ううん、そんなことない、だってサトシは優しいし、それに……」

「甘いわ!!」

「えっ!?」

「サトシは誰にでも優しいのだよ、これを見ろ……」

 

 

ファントム・ブラックが指をならしたのである。

 

 

次の瞬間、

 

 

「えっ!?」

 

 

セレナの思考に何かの映像が流れてきた。

 

 

…これは…

 

 

とある景色、川で釣りをしている少女がいたのだ。

 

 

その少女は竿にかかった大物を釣り上げるも釣り上がったのはサトシと傷だらけのピカチュウだった。

 

 

サトシは助かったとお礼を少女に言うがサトシはその少女に頬を引っ叩かれたのである。

 

 

これが少女、カスミとサトシの最初の出会いだった。

 

 

そして、また風景が変わり夏祭りの景色になった。

 

 

カスミは浴衣を来ていてその浴衣姿にあの鈍感な筈のサトシが見惚れていたのだ。

 

 

…サトシ…

 

 

さらに景色は変わりどこかの研究所、赤いバンダナを頭に着けた少女がサトシと話をしていたのである。

 

 

これがホウエン地方でハルカとの出会いだった。

 

 

その後もヒカリ、アイリスなどサトシが今まで旅を共にした少女たちとサトシの思い出やアーシア島のフルーラがサトシの頬にキスしている場面などが次々とセレナの頭に流れ込んできた。

 

 

…見たくない、見たくない、もうやめてぇぇ……お願いだから、もう嫌、私ってサトシにとってはどうゆう存在なの…

 

 

「サトシィィ……」

「貴女はサトシの今まで旅をしてきた少女らと何の変わりもない、いや、むしろ貴女のようなあまりバトルに興味のない少女など眼中にはないのだよ」

 

 

ファントム・ブラックの言葉はセレナの心に強く刺さったのだ。

 

 

そして、セレナの思考はどんどんおかしくなっていったのである。

 

 

「さぁ、我々と一緒に行こうじゃないか」

 

 

ファントム・ブラックは電波変換を解除してセレナに手を差し出した。

 

 

『ハイド~あの機械すごいね、相手に使うだけで相手が嫌がる内容を見せてその内容がどんな内容であれ無関係にその相手を洗脳する効果~』

「ゴースト、でかい声で言うな、しかし、あの少女が見ている内容は全てあの少年が以前一緒に旅をしていた少女たちのことだな、全く、どれだけあの少女はあの少年のことを考えれば気が済むのだ」

 

 

 

 

その頃、サトシはセレナを探してマサラタウンを走り回っていたのだ。

 

 

「セレナ、どこにいるんだよ」

『ピカピカ』

 

 

そこへ、

 

 

「サトシ!!」

『デデンネ~』

「どうしたんですか?」

 

 

シトロンとユリーカがセレナを探し回るサトシに声をかけてきたのである。

 

 

「シトロン、ユリーカ……セレナ、見なかったか?」

『ピカピカ』

「セレナですか、そう言えば先程、浜辺の方へ走って行くのを見ましたが」

「ありがとう、シトロン!!」

『ピカピカ!!』

 

 

そう言いサトシは浜辺へと向かったのだった。

 

 

「ねぇ、お兄ちゃん、何かあったのかな?」

『デデンネ』

「さぁ、どうしたんでしょうね」

 

 

 

 

そして、サトシが浜辺へ着くとセレナがいた。

 

 

しかし、

 

 

「えっ」

『ピカカ』

 

 

ヘリコプターが1機ありそのヘリコプターにハイドとゴースト、そして、セレナが乗り込もうとていたのだ。

 

 

「セレナ!!」

『ピカカ!!』

 

 

サトシはヘリコプターに乗ろうとしているセレナに近寄ろうとしたのである。

 

 

「来ないで!!」

「えっ!?」

『ピカカ!?』

 

 

そして、セレナはヘリコプターに乗り込みサトシの方を見た。

 

 

「さよなら……サトシ」

 

 

セレナがそう言った後にヘリコプターの扉は閉まり飛び立ってしまったのだ。

 

 

「……セレナ」

『ピカピ……』

『フォッコ!!』

 

 

…セレナ、どうして……しかも、フォッコまで置いてっちゃって…

 

 

「セレナ……」

『ピカピ……』

 

 

 

 

サトシは五陽田警部に今起きた事を伝えたのである

 

 

「早くセレナを探しに行こうぜ!!」

『ピカピカッ!!』

「しかしだな、君の供述だとセレナちゃんは自分の意思で付いていったように聞こえるぞ」

「そんな、パートナーのフォッコを置いてまで奴等に付いていくなんて俺、思えないぜ!!」

『ピカピカ!!』

 

 

その時

 

 

違う部屋にいたハンサムがここへやって来た。

 

 

「五陽田警部、この地点でケフェウス・ドラゴンの残留電波が検知された」

 

 

ハンサムは電子端末を開きながら五陽田警部に検知場所を伝えたのだ。

 

 

「そこにセレナがいるかも!!」

『ピカピカ!!』

「そうかも知れないな……よし、シロナさんにも連絡してヘリコプター部隊を出動させよう、連絡を頼むぞ、ハンサム殿」

「任せてくれ、警部」

 

 

今回の検知場所はどうやら何かの遺跡のようだった。

 

 

 

 

 

そして、ヘリコプターが用意されサトシたちがヘリコプターに乗り込もうとしたのである。

 

 

その時

 

 

『フォッコ!!』

 

 

フォッコがセレナを心配するあまりヘリコプターに一緒に乗ろうとしていた。

 

 

「フォッコ、危ないから待っててくれ」

『ピカピカ』

『フォッコ!!』

 

 

その時

 

 

サトシのモンスターボールがカタカタと揺れ出したのだ。

 

 

「ケロマツ?」

 

 

サトシは揺れているそのケロマツのモンスターボールのスイッチを押して大きくするとモンスターボールからケロマツが出てきてフォッコに近寄ったのである。

 

 

『ケロッケロッ!!』

『フォッコ!!フォッコ……』

 

 

どうやらケロマツもフォッコが心配でフォッコが現地に行くのを止めに出て来た。

 

 

『フォッコフォッコ!!』

『ケロッ』

 

 

…フォッコ、セレナが心配なんだよな…

 

 

「ケロマツ、もうよそう……フォッコもセレナが心配なんだよな、ケロマツ、フォッコはお前が守ってやるんだ」

『ケロッ……ケロッ!!』

『フォッコォ~』

 

 

ケロマツはサトシの言葉に頷きフォッコもご満悦のようだった。

 

 

 

 

 

その頃、

 

 

「……ここはどこ?」

 

 

目を覚ましたセレナは今自分が身動きがとれずに石でできたベットに拘束されていることに気がついたのだ。

 

 

…ここどこ、やっぱり帰りたいよ……サトシ、助けて…

 

 

その石のベットにハデスが近寄ったのである。

 

 

「さて改造するとするか……悪く思うな」

「えっ」

 

 

そして、強力な電波の塊がセレナの体へと押し込まれたのである。

 

 

「うっ……きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

サトシたちを乗せたヘリコプターはシロナたちの部隊のヘリコプターと共にその遺跡の近くへと着いたのだった。

 

 

「すっごい、こんな砂漠の中に遺跡があったなんて」

『本当、ビックリしちゃうわよねミソラ』

『さぁ、とっとと調べようぜ、なぁ、スバル』

「うん」

 

 

スバルたちは遺跡の中へと足を進めた。

 

 

その中はとてつもなく広くもしここで戦闘になっても十分戦える広さがあったのだ。

 

 

「うわ~何だかヒマナラを思い出すね~」

「そうだね、ミソラちゃん」

「あいつらはどこだ」

『ピカピ』

「サトシ君、落ち着きなさい」

 

 

ハンサムに制止され少し落ち着いたサトシだがやはり少し焦っていたのである。

 

 

…セレナ…

 

 

「調べによるとこの遺跡では以前アンノーンというポケモンを一時的に操るパズルカードのような石版が発見されたらしい、で、その発見者のシュリー・スノードンはアンノーンに何処かへ連れ去られてしまったそうだ……まぁ、その後に無事が確認されたのだがな」

「シュリー博士ですか?」

「おや、サトシ君、知っているのかね?」

「五陽田警部、はい、シュリー博士は元々オーキド博士の教え子でその関係で俺の親ともシュリー博士は面識があって」

「そうだったのか」

 

 

その時

 

 

「サトシ君、よけてっ!!」

「えっ」

『ピカピ!!』

 

 

サトシはシロナに声で前方を見た。

 

 

次の瞬間、

 

 

「うわっぁぁ!!」

『ピカピ!!』

 

 

サトシのすぐ近くに何かが落ちてきてその衝撃でサトシは飛ばされたのだ。

 

 

…何だ、今の…

 

 

『何かの光線攻撃だな、俺のバスターやクロスバスター、ジャミングバスターに似てるぜ』

「ウォーロック、敵はどこ?」

 

 

そして、

 

 

「みんな、あれ見て!!」

『ピカピカ!!』

 

 

サトシの指す方向には鎧のような物を身に付け両手に日本刀のような者を持った何者かがいたのである。

 

 

「ガブリアス、かわらわり!!」

『カブリ!!』

 

 

シロナのガブリアスはその謎の鎧人にかわらわりをするも刀で軽く弾かれてしまった。

 

 

「ガブリアス、キガインパクト!!」

『カブリ!!』

 

 

そして、ガブリアスはキガインパクトを放ったのだ。

 

 

「…………」

 

 

鎧人は胸の辺りから火花のようなもの集めさせ光線を放ちガブリアスのギガインパクトを押し破ったのである。

 

 

「ガブリアスっ!!」

『カブリ……』

 

 

ガブリアスは地面に転がるもすぐに体制を立て直した。

 

 

「ガブリアス、まだ行けるかしら?」

『カブリ!!』

 

 

そして、シロナの合図で他の人員たちも戦闘体勢になったのだ。

 

 

今回はコピーポケモンの時のメンバーに加えジョウト地方のジムリーダーにジョウトのエスパータイプの実力者であるイツキに悪タイプの実力者であるカリンが加わり五陽田警部とハンサムの要望によりニューアイランド島よりも勢力を随分と拡大していたのである。

 

 

『よっしゃ、スバル』

「うん、電波変換、星河 スバル、オン・エア」

『ミソラ、行くわよ』

「うん、電波変換!!響 ミソラ、オン・エア」

『ピカピ!!』

「ピカチュウ、クロス変換!!」

『五里!!』

「おう、イエティ!!電波変換、五里 門次郎、オン・エア!!」

 

 

謎の鎧人が刀を振りかざすと後方からはシャミンガーの軍隊が現れこちらにジャミングバスターを放ってきた。

 

 

『よし、やっちまえスバル!!』

「おう、ロックバスター!!」

『ロエッタ!!』

『あらあらメロエッタもやる気満々ね』

「行くよ、ハープ、メロエッタ!!」

『ええ』

『ロエッタ!!』

「メロエッタ、クロス変換!!」

 

 

ハープノートはメロエッタとクロス変換しハープノートクロスメロエッタになったのだ。

 

 

そして、放たれたジャミングバスターごとクロスノートで次々とジャミンガーたちを蹴散らしていったのである。

 

 

『スバル、俺たちもクロス変換しようぜ』

「ああ!!」

 

 

ロックマンはサンダークロスストーンをプレデーションし、ロックマンクロスサンダーにクロス変換してさらに他のクロスストーンをプレデーションしトリプルゴットブレイザーを使いジャミンガーたちを吹き飛ばした。

 

 

「いいよな~俺もクロス変換したいぜ~……ナダレダイゴ!!」

 

 

しかし、謎の鎧人はどうゆう訳か他の敵には目もくれずにサトシに集中していたのだ。

 

 

「…………」

「バトルカード、タブルリュウエンザン」

 

 

サトシはリュウエンザンを2本召喚して謎の鎧人の刀に抵抗したのである。

 

 

…何で俺ばっか攻撃すんだ…

 

 

「何で俺ばっか狙うんだよ!!」

『ピカピカ!!』

「サトシ君、今助けるぞ、電波変換、星河 大吾、オン・エア!!」

 

 

星河 大吾はダークロックマンに電波変換しサトシと鎧人の間に割り込みロックバスターを放つも鎧人はそれを避けてダークロックマンを無視しサトシに攻撃を続けた。

 

 

「どうやら、サトシ君だけを狙っているようだな、ロックバスター!!」

 

 

ダークロックマンのロックバスターが鎧人の背中を攻撃し鎧人の動きが少し不安定になったのだ。

 

 

「サトシ君、今のうちに……」

 

 

しかし、

 

 

「………邪魔しないで……」

 

 

鎧人は火花を放ち、そして、ダークロックマンに光線を放ったのである。

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

光線を受けたダークロックマンはそのままジャミンガーの軍隊の方へと吹っ飛ばされてしまった。

 

 

「この声は女の子か……しかし、どこかで……」

 

 

鎧人が発した声を聞いて星河 大吾は女であることを気付くがその直後に星河 大吾はジャミンガーに埋もれて見えなくなってしまったのだ。

 

 

だが、鎧人の声を聞いて気がついたのは星河 大吾だけではなかったのである。

 

 

サトシはまたあることに気がついた。

 

 

しかし、サトシはそのことを気が付いてしまったことに不安を感じていたのだ。

 

 

…この声、まさか………

 

 

「お前、誰なんだよ………お前!!」

『ピカピカ』

 

 

気づいてしまったからこそサトシは鎧人の真実を知るまでは信じることは出来なかったのである。

 

 

しかし、鎧人は構わずにサトシに攻撃をしてきた。

 

 

「誰なんだって聞いてるんだ!!」

『ピカピカ!!』

 

 

サトシも振りかざされる刀に2本のリュウエンザンで対抗し刀とリュウエンザンのぶつかり合いが暫く続いたのだ。

 

 

そして、鎧人がサトシに光線を放ったのである。

 

 

「バトルカード、バリア!!」

 

 

サトシは光線をバリアで回避した。

 

 

「バトルカード、ヒールボール!!」

 

 

そして、サトシはヒールボールを鎧人に投げて爆発させたのだ。

 

 

「バトルカード、ロングソード!!」

 

 

鎧人が爆発で怯んだその隙にサトシはロングソードを鎧人の喉元に少し触れる程度に突き立てたのである。

 

 

「私を……刺すの」

「お前、誰なんだよ」

『ピカピカ』

「わからないの……私が誰だか」

「…………………セレナ……なのか」

『ピカカ……』

 

 

サトシの言葉に戦闘中だった一同は硬直してしまった。

 

 

「………」

 

 

そして、鎧人の鎧の仮面はゆっくりと開きその素顔が露になったのだ。

 

 

「……やっぱり、セレナだったのか…どうして…」

『ピカカ……』

「………」

「ほら、見ろよセレナ、あそこ、フォッコだってセレナを心配して付いてきたんだぜ、ケロマツが危ないから止めてたけどな」

『ピカカ』

 

 

向こうにはセレナの身を案じ一緒に付いてきたフォッコにそのフォッコをひたすらジャミンガーから守っているケロマツの姿があったのである。

 

 

そして、セレナはフォッコに視線を向けた。

 

 

しかし、

 

 

「もういい」

「えっ」

『ピカカ』

「私はもうサトシたちの敵なの、今の私はハデス様の忠実なしもべ、ケフェウス・ドラゴン様の復活に全てを捧げるわ」

 

 

…何で……だよ…

 

 

「セレナっ!!」

『ピカカッ!!』

 

 

セレナの仮面は再び閉じて動き出すのであった。

 




今回は大変だった…何が大変だったって、いくら修正しても読み返すと自身の小説のクオリティーがアッパラピーなことに…何かみなさんが喜ぶ展開はないかと思い、ラーメンとチャーハンに唐揚げ食べながら必死で考えて思い付いたのがこれです、流ロク2でミソラが1度敵になったようにするのがいいと思いました、何故、セレナを敵にしたか…セレナ好きの私も辛かったのですがこの後いい展開を思い付きました、セレナを敵にしたわけはコピーポケモンの際にセレナは五陽田たちに現地にいっちゃいけないと言われています、偶然居合わせた前回はともかくこれからどうしようと迷った挙げ句前述の通りラーメン、チャーハン、唐揚げで思い付きました、これならなんとかなる、そして、サトセレファンには堪らない後々の展開を思い付きました、それと、最後に敵になったセレナの格好はどうしようかなとそこも迷いました、ジャミンガーじゃ面白みの欠片もないですしそこでアベンジャーズを見ていた時に「これだっ!!」と思い、トニー・スタークのアイアンマンのパワードスーツからヒントを得て全身鎧にしました、長々とすいません、皆さん迷ったらラーメン、チャーハン、唐揚げ、これお勧めです。てか、今もお腹苦しいです…

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