流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

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究極のコピーポケモン現る!!

ニューアイランド島、かつて、ドクルト・フジの研究施設があった島であり、その後はミュウツーが自身の活動拠点としてポケモン城を造り上げた。

 

 

しかし、現在は花しかない…その筈だった。

 

 

「これは…」

 

 

その島は大量のカプセルが並べてありコピーポケモンの大量製造所となっていたのだ。

 

 

「セレナをどうするつもりだ!!」

 

 

サトシはクロス人間にバスターの銃口を向けたのである。

 

 

その時

 

 

「ファントムクロー!!」

「ぐっ…」

「サトシ!!」

 

 

黒い手がサトシを弾き飛ばした。

 

 

「ご苦労ご苦労」

「お前は!!」

「サトシ君…まさか、ヘリコプターに飛び乗るなんて無茶苦茶なことを」

「……ケフェウス・ドラゴンはもういない…」

「そう!!ケフェウス・ドラゴン様はロックマンに倒された…しかし!!完全には消えてはいない!!」

「えっ…」

「私は必ずケフェウス・ドラゴン様を復活させる…」

 

 

そこへ

 

 

「素晴らしい…ケフェウス・ドラゴン様への忠誠心!!」

 

 

1人のフードを被り仮面を着けた男が近づいてきたのだ。

 

 

「誰だ!!」

「久しぶりだね…サトシ君…」

「どうして俺の名前を…」

「紹介しよう…この方はケフェウス・ドラゴン様の最強の配下のハデス様だ!!」

「ハデス…」

「そう…それが私の今のところの名前だよ…」

 

 

その時

 

 

ヘリコプターが1機降りてきたのである。

 

 

その中から,

 

 

「サトシ!!」

 

 

タケシとカスミが出てきた。

 

 

「カスミ…タケシ…」

 

 

さらに、ヘリコプターからはタケシの弟のジロウを初めとするカントーのジムリーダーにサトシのライバルのシゲル、カントー四天王のカンナ、シバ、キクコ、ワタルにシンオウ地方のチャンピオンのシロナが来ていたのだ。

 

 

「シゲルまで…どうして…」

「ケフェウス・ドラゴンの残党に対抗するために僕たちは結成された」

 

 

話をまとめるとこうなる、シロナがケフェウス・ドラゴンの残党やその他の脅威に対抗するために色んな地方のジムリーダーや四天王に能力の高いトレーナーを集めて防衛隊を結成したらしく、今いるのは本の一部らしい。

 

 

そこへ、ヘリコプターがもう一機降りてきて中からロックマンにハープノート、ハンサムに五陽田警部が出てきたのである。

 

 

ウォーロックはファントム・ブラックを見るなり声を上げたのだ。

 

 

『ファントム・ブラック!!てめぇ!!』

「落ち着いてウォーロック…」

「御用だ御用だ!!シンオウ地方のごんごうだまとしらたまを盗んだのはお前らだな!!」

 

 

五陽田警部の言葉にハデスはゆっくり頷いたのである。

 

 

「その他に古代の遺跡からはっきんだまという物も手に入れた」

「はっきんだま?」

「いいものを見せてやる…」

「ハデス様…あれを?」

「ファントム・ブラック…その通りだ!!」

 

 

ハデスが手を上げた、

 

 

次の瞬間

 

 

島に地響きが起こり地中から巨大なカプセルが3つ現れたのだ。

 

 

「あれは…」

 

 

そして、そのカプセルの中にはディアルガ、パルキア、ギラティナが入っていたのである。

 

 

「これは…ディアルガ…パルキア…ギラティナ」

『コイツらもコピーポケモンか!?』

「その通りだ!!」

「コピーでオリジナルの能力をどこまで引き出せるか楽しみだ!!」

「まさか…ごんごうだまやしらたまをコピーの材料に…」

「シンオウチャンピオンのシロナ様…その通りですよ…」

「何てことを…」

「さぁ…究極のコピーポケモンの覚醒の祝いとしてお前たちをコピーポケモンたちで葬りさってやろう…」

 

 

そして、大量のコピーポケモンが現れた。

 

 

全てのトレーナーがポケモンを出して戦闘を開始したがいくら優秀なトレーナーの集まりとは言えいくらでも生み出すことのできるコピーポケモンが限りなく有利で四天王やシロナまでもが圧倒されていたのだった。

 

 

「ロックバスター!!」

「ショックノート!!」

『スバル!!クロス変換!!』

『ミソラも!!』

「うん!!」

「ええ!!」

 

 

ロックマンはファイヤークロスストーンをプレデーションしてロックマンクロスファイヤーにクロス変換したのだ。

 

 

「メロエッタ!!クロス変換!!」

『メロエッタ!!』

 

 

ハープノートもメロエッタとクロス変換しハープノートクロスメロエッタにクロス変換したのである。

 

 

「ファイヤークロスブレイザー!!」

「クロスノート!!」

 

 

ロックマンとハープノートの攻撃でコピーポケモンたちを蹴散らしていったのだ。

 

 

しかし、

 

 

「サトシ!!」

「セレナ!!」

 

 

サトシたちへコピーポケモンが攻撃しそれからサトシはセレナを庇おうとセレナの前に立ったのである。

 

 

そして、攻撃がサトシに到達しようとした、

 

 

その時

 

 

「えっ…」

 

 

何かがサトシとセレナの前に現れて攻撃を弾いたのだ。

 

 

そして、煙が晴れ、サトシの前にいたのは……

 

 

「ミュウツー…」

『……久しぶりだな…サトシ…』

 

 

ミュウツーはサイコキネシスでコピーポケモンを一掃しコピーポケモン製造装置を破壊した。

 

 

その時

 

 

「思い出した!!」

 

 

急にセレナが声を上げたのだ。

 

 

「ミュウツー…あなたとは以前ジョウト地方で会ってるわね!!」

「えっ…」

『……ポフレをくれた少女……だな…』

 

 

セレナは昔、ミュウツー会った話をサトシにしたのである。

 

 

「でも、セレナ、どうしてジョウトにいたんだ?」

「えっと…」

 

 

セレナの顔が赤くなり、

 

 

『確か…サマーキャンプで助けれてくれた男の子を探していると…』

「ちょ…」

「それって…」

「うん…サトシを探してジョウト経由でマサラタウンに行こうとしてたの…ついでにジョウトを観光したかったし…」

 

 

その時

 

 

「お遊びはここまでだ…遂に究極のコピーポケモンが目を覚ます…最強のコピーポケモンのミュウツーと手合わせ願おうか!!」

 

 

そして、巨大なカプセルは突き破られてディアルガ、パルキア、ギラティナが姿を現した。

 

 

『ギャォォォ!!』

『グォォォォォ!!』

『ウォォォォ!!』

「心を持たないポケモンをこんなに生み出して…お前ら絶対に許さない!!バトルカード、レーダーミサイル!!」

 

 

サトシはハデスに向けレーダーミサイルを放ったのだ。

 

 

「挨拶変わりだ…ときのほうこう…あくうせつだん…シャドーダイブ…」

 

 

ディアルガのときのほうこう…やはり、コピーポケモン…時を操る能力が不安定でかなりおかしな技になり、あくうせつだんも同じ具合だったのである。

 

 

しかし、物理攻撃としてむしろ危険だった。

 

 

「ぐわっ…」

 

 

そして、全ポケモンと電波人間たちは全ての攻撃を放ったが殆ど効いていなかった。

 

 

「オリジナルより特殊能力が劣ってるが物理攻撃はコピーであるこいつらの方が上なのだ!!さぁ…地獄を見るがいい!!」

 

 

ここから地獄のようなコピーの猛攻が始まるのだった。




遂に究極のコピーポケモン…ディアルガ、パルキア、ギラティナが目覚めました!!ハデスの正体は…ヒントは既にアニメポケットモンスターに登場した人物でサカキではありません!!そして、最後にミュウツーとセレナのジョウトでの出会いについては『ポケモン・ザ・ムービースペシャル』の『EPISODEミュウツー』を御覧下さい。

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