流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

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ジャミングノート見参!!

ハープは全てのことを話終えた。

 

 

『と言うわけなの……』

「ミソラちゃんが……そんな」

『どうやらクロス変換は電波変換経験者だと特殊なジャミンガーにクロス変換するみたいだな』

「ハープ!!ミソラちゃんはどこ?」

『わからないわ』

 

 

そこへ、

 

 

「みんなニュースを見るんじゃ」

 

 

オーキド博士がだいぶ慌てた様子でやって来たのだ。

 

 

「ニュース?」

『ピカピカ?』

 

 

…何がやってるんだろう…

 

 

一同がテレビを見ると臨時ニュースが放送されていたのである。

 

 

『臨時ニュースをお送りします、ヤマブキシティにて正体不明の何者かが破壊活動を行っています、周辺住民の方は直ちに避難を……繰り返します……』

『いた!!ミソラ、今、ミソラがテレビの中にいたわ』

「ウォーロック!!」

『ああ、ヤマブキシティだな、よし、行くぞ!!』

「ウォーロック、場所分かるの?」

『……知らねぇ…』

「俺が案内するぜ」

『ピカピカ』

『私も行くわ……』

『ハープ、無理をするじゃねぇ』

『大丈夫動けるから……ミソラは私のパートナーなの!!あなただってスバルくんに同じことが起こったら私と同じことをしてるわよ』

『わかった……でも、無理はするんじゃねぇぞ』

『……ええ』

「そういえばさ、ウォーロック、ロケット団がハープを追跡中って言ってたけど」

『スバル君、それはきっと、ミソラよ、ミソラを捕らえれば、ミソラの中の残留電波から私を探知できるんだと思うわ』

『オイラもいくブク!!』

『ホネホネ~ミソラちゃんを救うのはワシの役目じゃ』

『ウルフ、お前はどうする?』

『ジェミニがいるかも知れない、なら、俺もいくぜ』

 

 

そこへ、

 

 

「俺も行ってやる」

 

 

五里 門次郎とイエティが現れた。

 

 

『五里、敵の情報収集ってわけか』

「そうゆうこったイエティ」

 

 

こうして集まったメンバーでヤマブキシティへ向かうことになったのだ。

 

 

 

 

 

「これは……」

『ひでぇな』

「こんなの許せないぜ」

『ピカピカ』

 

 

いざヤマブキシティへ着いてみると現地の状態はニュースよりも酷くたくさんの人やポケモンが倒れていたのである。

 

 

「ひどいわね……」

「セレナ、危ないから来なくて良かったのに」

『ピカピカ』

「だって心配なんだもん!!」

「………平気だぜ、な、ピカチュウ」

『ピカピカ』

「でも……」

『とりあえず、奴がいるのはこの街で間違いねぇみたいだな、早いとこミソラのやつを捜そうぜスバル』

「ああ……どこにいるだ、ミソラちゃん……」

 

 

その時

 

 

「呼んだかしら?」

『あっ、ミソラ!!』

 

 

紫色のいつもと異なるギターを持った姿のハープノートが現れた。

 

 

「私はジャミングノート……ハープ待ってたわよ」

『ミソラ!!正気に戻って』

「黙って、ショックジャミング!!」

 

 

スピーカーではなく紫色の穴が現れてその中から紫色の玉が放たれたのだ。

 

 

「うわっ!?」

『スバル!!』

「電波変換!!星河 スバル、オン・エア!!」

 

 

スバルはロックマンに電波変換し銃口を向けたのである。

 

 

…ミソラちゃんと戦いたくない……けど、今は………

 

 

「ロックバスター!!」

「いにしえのうた」

 

 

スバルが意を決して放ったロックバスターはいにしえのうたという技に押し破られロックマンはダメージを受けてしまった。

 

 

「ぐわぁぁ!!」

 

 

そこへ、ウルフとクラウンが飛び出してきたのだ。

 

 

『しっかりしろ、ロックマン……ワイドクロー!!』

『ミソラちゃんはワシが助けるんじゃ、フォールサンダー!!』

「ハイパーボイス!!」

 

 

今度はハイパーボイスでウルフもクラウンも弾き飛ばされてしまったのである。

 

 

『ぐわっ!!』

『ぬっ!!』

『ちっ、中々強いじゃねぇか』

『ホネホネ、流石はミソラちゃんじゃの』

「やめるんだミソラちゃん!!」

『とっとと目を覚ませよ、ミソラ』

 

 

ロックマンはロックバスターをジャミングノートに構えた。

 

 

その時

 

 

「無駄だよ、ロックマン」

『そうそう…ハイドの言う通り~』

 

 

ハイドとゴーストが現れたのだ。

 

 

「ハイド、ゴースト!!」

『てめぇらか』

 

 

ハイドはジャミングノートを見て微笑んだのである。

 

 

「とうとう見つけた、ハープの残留電波体」

『やっぱり、ミソラを使って私を探そうとしてたのね!!』

「!!FM星人ハープ、わざわざ捕まりに来てくれるとはな」

『捕まったりしないわ!!』

「ふん、電波変換ハイド、オン・エア」

 

 

ハイドはゴーストと電波変換しファントム・ブラックになった。

 

 

「ファントムスラッシュ!!」

「バトルカード、バリア!!」

 

 

ロックマンはバリアでファントム・ブラックの攻撃を防いだのだ。

 

 

「ロックマン、これを見るがいい」

 

 

ファントム・ブラックはダークボールを2つ取り出したのである。

 

 

「ダークボール!!」

『またかよ!!』

「いでよ、ラプラス、ウォーグル」

 

 

ファントム・ブラックはラプラスとウォーグルをダークボールから出した。

 

 

『ファントム・ブラック様』

『我らの出番のようですね!!』

 

 

どこからか声がしラプラスとウォーグルが光に包まれてその中からブラキオ・ウェーブとコンドル・ジオグラフが現れたのだ。

 

 

…ブラキオ・ウェーブ!?……どうしてロケット団側に………

 

 

『あいつらも操られてるのか!?』

『コンドル・ジオグラフまで甦ってるなんて驚きだわ……たしかナンスカで倒したはずなのに』

 

 

そこへ、

 

 

『ハウリングウルフ』

『イカクボーガン!!』

 

 

ウルフとクラウンがブラキオ・ウェーブとコンドル・ジオグラフに攻撃したのである。

 

 

『ここは俺たちに任せろ!!』

『早くミソラちゃんを助けるじゃ』

「ありがとう!!」

 

 

ロックマンはジャミングノートの方へ行こうとした。

 

 

しかし、

 

 

「そうはさせない、ファントムク……」

『タイダルウェーブ!!』

「エレキボール」

『ピカピカッ』

「雪玉フォール!!」

 

 

キャンサー、サトシ、イエティ・ブリザードがファントム・ブラックを妨害したのだ。

 

 

「ありがとう!!みんな」

 

 

そして、ロックマンはジャミングノートの元へと向かいロックバスターの銃口を構えたのである。

 

 

「スバル君……私を撃つの?」

「……」

『スバル、撃て!!』

「でも……」

 

 

…さっきは成り行きでロックバスター放ったけど……やっぱり……やっぱり………

 

 

「ハイパーボイス!!」

『スバル!!』

「……はっ!!バトルカードバリ……」

 

 

しかし、間に合わずロックマンはハイパーボイスを受けた。

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

『スバル、しっかりしろ!!』

「……やるしかない、ロックバスター!!」

「くっ!!」

「バトルカード、モエリング!!」

「きゃぁぁぁ……」

 

 

ロックバスターとモエリングがジャミングノートに続けて直撃したのだ。

 

 

『今だ!!スバル』

「バトルカード、ブレイクサーベル!!」

 

 

ロックマンはブレイクサーベルをジャミングノートに突き立てようとしたのである。

 

 

その時

 

 

「バトルカード……バリア」

 

 

ジャミングノートはバリアを発動させた。

 

 

…何でバトルカードを………

 

 

『負けるな、スバル!!』

「うん!!」

 

 

そして、バリアは砕けジャミングノートは少しダメージを受けたのだ。

 

 

『バトルカードだと……』

「そうか!!ミソラちゃんはスターキャリアーを持ってるから」

『ちっ……』

「ハァハァ……くそ!!」

 

 

形成が不利になったジャミングノートは近くにいたセレナに駆け寄りメロエッタのギターをセレナの首に突きつけたのである。

 

 

「なっ!?」

『ピカピカ!?』

 

 

その様子にサトシは飛び出してジャミングノートにクロスバスターの銃口を向けた。

 

 

「セレナ!!」

『ピカカ!!』

「サトシ……助けて……」

「動かないで、少しでも近づいたらこの子の頭にハイパーボイスをぶち込むわよ!!」

「ミソラちゃん!!」

『人質とは卑怯だぞ!!』

「スバル君、あなたも動いちゃダメよ」

 

 

この状況の中セレナは少し慌てた表情をしていたが深呼吸をして落ち着きを取り戻したのだ。

 

 

そして、

 

 

「……ミソラさんでしたよね?」

「……」

「……あなたはスバル君の友達?」

 

 

セレナはジャミングノートに話しかけたのである。

 

 

ジャミングノートはセレナの言葉に少し動揺した。

 

 

そして、

 

 

「……今は違うわ!!」

「本当にそうなの?」

「…………ええ」

「じゃ、あの、ハープって子はあなたのパートナー?」

「それも……今は違う……」

「本当にそうなの?」

「何が言いたいの?」

「目を覚まして!!」

「え……」

「あなたは本当の自分を忘れてるの、そして、スバル君もハープもあなたのこと物凄く心配してるしあなたの大切な友達なんだよ!!」

「……う、うるさい……うるさい!!」

 

 

ジャミングノートの中のミソラは反応しジャミングノート自身更に動揺し頭を抱え始めたのだ。

 

 

…ミソラちゃんが反応してる!!ミソラちゃんを助けるなら今しかない、ミソラちゃん!!必ず助けるから…

 

 

『スバル、今だ!!』

「うん!!バトルカード、リュウエンザン」

「セレナ!!」

『ピカカ!!』

 

 

ロックマンとサトシは同時に飛び出してロックマンはリュウエンザンでジャミングノートを斬り、サトシはセレナを助けることに成功したのである。

 

 

「きゃぁぁぁ!!」

 

 

そして、ジャミングノートはミソラとメロエッタに分かれたのだった。

 

 

「しまった、メロエッタだけでも回収しないと……」

 

 

ファントム・ブラックはメロエッタを回収しようとこっちに接近してきた。

 

 

「良くもミソラちゃんを……バトルカード、ヘビーキャノン!!」

「ロックマン!!そこをどけ」

「うるさいっ!!」

 

 

ロックマンはヘビーキャノンを発射しファントム・ブラックに直撃させたのだ。

 

 

「ぬおっ!!」

「バトルカード、ブレイクサーベル!!」

「ぬうわぁぁぁ!!」

 

 

そして、ロックマンはブレイクサーベルでファントム・ブラックをの電波変換を解除させたのである。

 

 

「おのれ……ブラキオ・ウェーブ、電波変換を解除しろ!!」

『了解した』

 

 

ブラキオ・ウェーブはハイドの命令で電波変換を解除した。

 

 

そして、ハイドは古代のスターキャリアーを取り出してブラキオに向けたのだ。

 

 

「この中に入れ」

 

 

そして、ブラキオを古代のスターキャリアーの中に入り込んだのである。

 

 

「こっちの世界でも電波体は端末の中に入れるの?」

『奴らを逃がすな、スバル!!』

「こい、コンドル・ジオグラフ!!」

 

 

ロックマンはロックバスターをハイドに向けるがハイドはラプラスをダークボールに戻しゴーストとともにコンドル・ジオグラフに乗り逃走したのだった。

 

 

『あの野郎!!』

「ウォーロック、とにかくミソラちゃんを……」

 

 

 

 

そして、ミソラとメロエッタはまだ機能しているポケモンセンターに運ばれた。

 

 

ポケモンセンターは大勢の人々が押し寄せており、メロエッタは1匹のラッキーが治療してくれて何とか回復したのだ。

 

 

「メロエッタ!!」

『ピカピカ!!』

『ロエッタ!!』

 

 

メロエッタはサトシを見るなり喜びだし抱きついたのである。

 

 

 

 

そして、

 

 

「う、う~ん……」

 

 

ミソラも無事目を覚ました。

 

 

『ミソラ!!』

「ミソラちゃん!!」

「ハープ……スバル君、何があったの……」

『何も覚えてないのね』

「ミソラちゃん、実はね……」

 

 

 

 

スバルはこれまでの経緯をミソラに説明したのだ。

 

 

「そっか……ありがとう、ハープ、みんな」

 

 

そんな姿をムサシ、コジロウ、ニャースは見ていたのである。

 

 

「メロエッタ……珍しいポケモンだったよな、でも、今のロケット団はいったい……」

「何かがおかしいわね」

『きっと、サカキ様は操られてるのニャ』

「……コジロウ、ニャース、休戦よ、あいつらに協力するわ」

「えっ、ムサシ……」

「だって、このままだったら世界征服も何もないわ、まずはあのケフェウス・ドラゴンってのを倒さないとダメよ」

「……ふっ、我らラブリーチャーミーな敵役……世界征服な前に世界がなくなっちゃしょうがない」

『そうニャ!!』

『「「全てはサカキ様のために!!」」なのニャ』

『ソーナンスッ!!』

 

 

こうしてムサシ、コジロウ、ニャースはロケット団のためサトシたちに協力することを決めたのだった。




とりあえず、ミソラちゃんが戻ってきました~所で先日この小説の感想宛に濁点や半濁点なとがなく小説じゃない。といった感じの感想がありました。投稿の電子書籍には濁点や半濁点は付けないものだと思っていました。ですが、他の小説を確認してるとみなさんつけてられますね。なので、これからこの小説はそうゆうことの編集に入ろうと思います。これまで、読みにくい小説を投稿してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

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