流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

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繋がるメロディー

『どうするクラウン?』

『良かろう、あのちっこいの2匹の戦いを高見の見物とゆこうじゃないか』

 

 

そして、デデンネは戦闘する体勢に変わった。

 

 

『デ…デ…ン…ネ』

 

 

デデンネはピカチュウに電気ショックを繰り出したのだ。

 

 

「ピカチュウ、10万ボルトで迎え撃て!!」

『ビッカ!!』

 

 

ピカチュウの10万ボルトとデデンネの電気ショックがぶつかり合い辺りに電気が飛び散ったのである。

 

 

「あっ……」

 

 

しかし、ダークボールによってパワーアップしたデデンネの電気ショックは凄まじく少しピカチュウが押されていた。

 

 

…ダークボール、やっぱり強いぜ…

 

 

「負けるなピカチュウ!!」

『ピッカ!!』

 

 

そして、デデンネは電気ショックを止めるとほっぺすりすりをしようと突っ込んできたのだ。

 

 

「ピカチュウ!!エレキボール!!」

『ピカチュウ!!』

 

 

ピカチュウはデデンネにエレキボールを投げてデデンネの動きを錯乱しようとするもデデンネはエレキボールを押し破りピカチュウに強烈なほっぺすりすりをしたのである。

 

 

『ピカァァァ!!』

 

 

その光景をウルフとクラウンは見物していた。

 

 

『あのちっこいのなかなかやるおるの~』

『これがこの世界のポケモンバトルってやつか……見るのは悪くないな』

 

 

さらに、ピカチュウとデデンネのバトルはヒートアップしたのだ。

 

 

「ピカチュウ!!そのままアイアンテール」

『ピカッチュウ!!』

 

 

ピカチュウはさらにほっぺすりすりをしようとするデデンネにアイアンテールしたのである。

 

 

『デデ……』

 

 

デデンネは飛ばされるも再び電気ショックを繰り出した。

 

 

「デデンネ、どの技も強烈だぜ」

『ピカピカ』

 

 

その時

 

 

「サトシ~、ダークボール見つけたよ」

 

 

ロックマンとキャンサーがダークボールをもって戻ってきたのだ。

 

 

…やった……よし、あれを破壊すれば …

 

 

『サトシ、どうするよ、これ』

「スバル、ウォーロック!!破壊して」

「よし、ウォーロック」

『おお!!』

 

 

スバルは右手に持っていたダークボールを左手のウォーロックの口に突っ込んだのである。

 

 

『よし!!』

 

 

そして、ウォーロックはそのままダークボールを噛み砕いた。

 

 

『……………デデ?』

 

 

ダークボールが破壊されてから間もなくしてデデンネの目が元に戻りデデンネは正気に戻ったのだ。

 

 

「やった!!」

『ピカンピ!!』

『デデンネ~!!』

 

 

ユリーカはデデンネに駆け寄ったのである。

 

 

『デネ~』

 

 

デデンネはジャンプしユリーカの懐に抱きついた。

 

 

ユリーカは少しデデンネを見つたのだ。

 

 

そして、

 

 

「デデンネぇぇ!!良かったぁぁ……………うわ~ん!!」

 

 

ユリーカはこれまで以上に大泣きをしたのだった。

 

 

『ピカピ』

「ああ、ピカチュウ、そうだな……ユリーカ、本当に良かったぜ」

「サトシ、ピカチュウ、ありがとう!!」

「いや、ユリーカ、お礼なら俺じゃなくてスバルとウォーロックに言ってくれよ」

『ピカピカ』

「うん!!」

『サトシ!!』

「どうしたの?ウォーロック」

『俺とスバルが電波変換してるときの名前はロックマンだ!!覚えときやがれ!!』

「お、おう」

『ピカピカ』

 

 

そして、ロックマンは電波変換を解除しスバルとウォーロックに分かれたのである。

 

 

「ありがとう!!スバルにウォーロック」

「良かったね」

『へっ!!このぐらいチョロいもんよ』

 

 

そこへ、キャンサーがやって来た。

 

 

『あの~オイラも案内したブクがぁ……』

「うん、ありがとう!!」

 

 

ユリーカはキャンサーを抱きしめたのだ。

 

 

『照れるブク~』

『おい!!キャンサー、早く行くぞ!!』

『えっ、どうしたブクか、ウルフ』

『いつまで裏切り者のウォーロックやそいつらと一緒にいるんだ!!』

『だってオイラ、ミソラっちの付き人ブクよ』

『なに!?お主がミソラちゃんの付き人!!』

『そうブクよ』

『お主!!あの時、ジェミニに余が殺されるとき見殺しにしといて呑気に付き人とは許さんぞ!!』

『えぇぇ~、だってあの時クラウンが逃げろって言うから逃げたブクよ』

 

 

その時

 

 

マサトがキャンサーに近づいてきたのである。

 

 

『何の用ブクか』

「お取り込み中悪いんだけど、さっきからあっちの草むらからキャンサーキャンサーって誰か呼んでるよ」

『きっと気のせいブク』

「そうかな、ちょっと見てくるよ」

 

 

マサトは声のした草むらに近づいて草むらの中を探した。

 

 

「あっ!?君、どうしたの!!大丈夫」

 

 

草むらの中から傷ついたハープが出てきたのだ。

 

 

『ハープ!!』

 

 

ウォーロックはハープに近づいて具合を見たのである。

 

 

…こりゃ、ひでぇ傷だな…

 

 

『ウォ…ウォーロック……』

『どうした、しっかりしろ!!』

『ミソラが……ミソラが……』

『ミソラっちがどうしたブクか!!』

『キャンサー……大変なの……早く……』

『落ち着け、取り敢えず研究所に運ぼう!!』

『オイラもいくブク!!』

『ミソラちゃんのピンチ……このクラウン・サンダーも協力するぞ……ウルフ、お主はどうするんじゃ』

『勝手にいけ、おれは行かねぇからな』

『いや、まてウルフ、敵は俺たち電波体を捕まえてた、さらに、キグナスやジェミニ、お前は知らないファントム・ブラックってやつもいる、できるだけ戦力がいる来てくれ』

『……ジェミニもいるのか』

『ああ、奴に復讐したいなら束になった方がチャンスはあるぞ』

『………………いいだろう』

 

 

ウルフは利害の一致により了承し一同でオーキド研究所に向かい、そこでハープの手当てをするこになった。

 

 

「ハープ!!ミソラちゃんはどうなったの」

『スバル君、ミソラは今、電波ウイルスと電波変換したメロエッタって言うポケモンとさらに電波変換してるわ』

「メロエッタ!?」

『サトシ、知ってるのか?』

「うん、前に会ったことがある」

『詳しく説明するわね、数日前、私とミソラはイッシュ地方って場所にいて2人とも運よくすぐ会えたの……』

 

 

 

 

 

3日前イッシュ地方。

 

 

「ここ何処なんだろうね、ハープ」

『わからないわ、でも、間違っても私たちのいた世界とは違うわね』

「やっぱりそう思う?」

『ええ、ここでは電波体まで普通に実体化してし……』

「おまけに知らない動物がいっぱいいるし……」

『何でもポケモンって言うらしいわよ』

「ポケモン……か」

 

 

ミソラとハープは最初は別々の場所に飛ばされたがすぐに再開することができたのだ。

 

 

…こんな所に来ちゃって……とりあえず早くスバル君たちと合流しなくちゃね…

 

 

その時

 

 

電波ウイルスが数体ミソラとハープの前に出現したのである。

 

 

「電波ウイルス!!」

『ミソラ!!』

「うん、行くよ!!ハープ」

『ええ!!』

「電波変換!!響 ミソラ、オン・エア!!」

 

 

ミソラはハープノートに電波変換しギターを構えた。

 

 

「ショックノート!!」

 

 

ハープノートは電波ウイルスを数体デリートしたのだ。

 

 

『ミソラ!!気をつけて』

 

 

そして、電波ウイルスの横から電波ウイルスポケモン数体現れたのである。

 

 

「ハープ、あれってポケモンだよね?」

『ウイルスに電波変換されてるわ』

「大変!!何とかしなくちゃ、マシンガンストリング!!」

 

 

ハープノートは次々と電波ウイルスポケモンを倒していった。

 

 

「あと、1体!!」

 

 

しかし、

 

 

「えっ……」

 

 

最後の電波変換ポケモンはハープノートではなく何もない場所へと突っ込んいったのだ。

 

 

『どうしたのかしら?』

 

 

次の瞬間、何もない場所に1匹のポケモンが姿を現したのである。

 

 

『ロエッタ!!』

「いけない!!パルスソング」

 

 

間一髪でパルスソングが電波ウイルスポケモンにあたり襲われそうになっていたポケモンを助けることに成功したのだった。

 

 

「ふぅ……」

 

 

ハープノートは電波変換を解いてミソラとハープに分けれると先程助けたポケモンに目をやった。

 

 

「あなた怪我はない?」

『ロエッタ……』

 

 

しかし、そのポケモンは姿を消してしまったのだった。

 

 

…何だったのかしら…

 

 

『あら、助けたんだからお礼ぐらいしてほしいわね』

 

 

ハープが愚痴を漏らすと目の前に再びそのポケモンが出現したのだ。

 

 

『ロエッタ!!』

「あなた姿を消せるのね」

『ロエッタ』

 

 

その時

 

 

近くの人々が一斉に逃げ始めていたのである。

 

 

「あの、どうしたんですか?」

「えっ……あ、ああ、向こうでケフェウス・ドラゴンとか言うのが暴れててあっちで脱出用の飛行艇が出てるらしい、君も急いだ方がいい先着順だから」

 

 

そう言うと男の人は飛行艇を目指して走って行ってしまった。

 

 

ケフェウス・ドラゴンと聞いてミソラはハープを見たのだ。

 

 

『ミソラ、私達だけじゃ無理よ、今はその飛行艇に乗らなきゃ』

 

 

…そうね、どこに行くのかは分からないけどスバル君を探さなきゃ…

 

 

「……うん……あなたもきて」

『ロエッタ!!』

 

 

ミソラたちはその後飛行艇まで行き人々がパニックを起こす中、何とかイッシュ地方を脱出できたのである。

 

 

 

 

 

そして、次の日にはカントー地方のクチバシティに到着したのだった。

 

 

「何とか来れたね、紹介遅れたね…私は響 ミソラ」

『私はハープよ、宜しくね……あなたは?』

 

 

その時

 

 

「メロエッタ……」

『ロエッタ!?』

「えっ、何の声!?」

『ミソラ!!飛行艇の上』

 

 

ミソラは飛行艇の上を見るとそこには少し大きめのジャミンガーがいた。

 

 

「メロエッタ……サガシタヨ……サァ、コッチヘオイデ……」

「あなたメロエッタって言うの?」

『ロエッタ……』

 

 

メロエッタはミソラの後ろに隠れたのだ。

 

 

「コイ!!メロエッタ!!オレハオマエヲサガシテウミヲコエテキタンダ!!」

『ミソラ!!』

「うん!!電波変換、響 ミソラ!!オン・エア」

 

 

ミソラはハープノートに電波変換しジャミンガーとの戦闘に備えたのである。

 

 

「ショックノート!!」

「ダレダ!!」

「あなたの相手は私よ!!」

「コシャクナ!!ジャミングバスター」

「バトルカード!!バリア」

 

 

ハープノートはバトルカードで攻撃を防ぎ、反撃しようとした。

 

 

その時

 

 

「歌?」

 

 

メロエッタの方から歌が聞こえてきたのだ。

 

 

『何のメロディーかしら?』

「メロエッタ、イニシエノウタカ……」

「いにしえのうた?」

 

 

その時

 

 

『ロエッタ!!』

 

 

メロエッタの姿が変わり、次の瞬間、メロエッタがジャミンガーを攻撃していたのである。

 

 

「メロエッタ……ウ…ウォォォォ……」

『今よ、ミソラっ!!』

「バトルカード!!ガトリング!!」

 

 

そしえ、ハープノートも空かさずに攻撃した。

 

 

「メロエッタ……ハァハァ……」

 

 

しかし、ジャミンガーはメロエッタを弾いて地面に叩き付けたのだ。

 

 

「メロエッタ!!許さない食らいなさい!!」

『ジャミングバスター!!』

 

 

ガトリングとジャミングバスターが双方に直撃し相討ちとなりジャミンガーは倒れ人間とゴルーグに別れハープノートは電波変換が解除されたのである。

 

 

「いたた……そうだ!!メロエッタ」

 

 

ミソラがメロエッタの方を見るとメロエッタの様子が何かおかしかった。

 

 

「……メロエッタ」

 

 

そのメロエッタはさっきまでとは雰囲気が全く違っていたのだ。

 

 

…どうなってるの…

 

 

『ミソラ!!メロエッタも電波ウイルスに電波変換されてるわよっ!!』

「えっ!?いつの間に……」

 

 

その時

 

 

『ミソラ!!危ない……』

 

 

電波変換メロエッタがミソラの背中に一瞬の隙に張り付いたのである。

 

 

『ミソラ!!』

 

 

そして、次の瞬間、メロエッタとミソラは光に包まれ光がなくなった時そこには全身紫色のハープノートがおりそのハープノートはハープではなくメロエッタを模したギターを持っていてそのギターは普段ならハープの顔がある部分がメロエッタの顔になっており、さらにマイクはメロエッタがポケモンの時に顔の右側にある物と同じ形の物に変わっていて、また玄の部分もハート型ではなく丸い形状をしていたのだった。

 

 

『ミソラ……』

「ハープ……デリートしてあげる!!」




遂にミソラちゃんの再登場です!!どうやってミソラちゃんを登場させるか悩んだところ同じ歌に関するメロエッタとコラボさせることがいいと思ったのでコラボさせました、因みにハープノートがバトルカードを使える理由はアニメ流星のロックマンの最終回近くのアニメを見れば分かります!!あと、クチバシティで襲ってきたジャミンガーの正体はポケットモンスターBWシーズン2をみた人なら分かると思います!!ヒントはゴルーグです!!では、また

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