ポケットでモンスターな世界にて   作:生姜

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1995/夏 合宿なので全員集合

 

 

 Θ―― セキエイ高原/闘技場前

 

 

『はぁい。タマムシの皆様は、こちらに集まってくださぁい』

 

『ユー達の華麗な整列に期待しよう』

 

『シンオウの皆は……居ますね。このまま待っていてくれるかしら』

 

 

 遥かに高いシロガネ山のお膝元。セキエイ高原の闘技場前に無数の学生達が列を成している。

 そう。何を隠そう、本日は来るべき合宿の初日なのである。

 集団移動でトキワシティの横からバッジゲートを潜り、チャンピオンロード……の横に併設された用務員用の通路を抜けてここまで来たのだが。辺りには各地方から集まった、一杯の学生達。各々が地域ごとの制服を着ているため見分けは容易だが、それにしてもと言いたくなる大人数なのである。

 とはいえ学生達を見ているより、オレの視線はどちらかと言えば上向きだ。ポケモンセンターを抜け、テレビなどで良く見るポケモンリーグの闘技場に熱視線を向けている。何ともはや、でっかいなぁ……と言う感じで呆けているのだ。荘厳な雰囲気もあるし、流石はポケモンリーグと言った所か。

 そんな風に感心していると、前に並んだ教師陣……その内の美人な人が拡声器を持って話し出す。

 

 

『各部屋へ荷物を置いたら施設の案内を行い、そのまま競技場で実践練習に移ります』

 

 

 すらっとした肢体に黒1色の、格好良い系美人だ。金の長髪が味気ないセキエイにあって実に映える。

 ……あれは確か、シンオウチャンピオンのシロナさんだな。聞く所によると彼女も今回の合同合宿の企画に一枚噛んでいるらしく、特別に引率をしてきたらしい。

 シロナさんが合宿1日目の概要について説明を行っていく。今日はどうやら、このまま部屋に行って荷物分けや顔合わせを行い、闘技場で交流バトルをするらしい。

 そういや、ポケモンバトル……その「本番」をしたことはまだなかったなぁ。ヒトミとかショウとバトルをする事は多々あるが、あれは練習の意味合いが強い。真の意味で「勝ちたい」バトルは、これが初めてになるだろう。

 一先ず、気合を入れなおす事にしておくか。コミュニケーションに注力していた分レベルに関して多少の差はあるだろうが、それでも、上の学年(ジムリーダー組)のトップクラスでレベル20台。同級生相手では、今のオレ達が埋めきれない差はない筈だ。

 

「(自信は、ある)」

 

 目の前に並ぶエリートトレーナー候補達の背をみながら、ぐっと拳を握る。普段は他の学校に居る彼ら彼女ら、その全てが壁になる訳ではないだろう。だがオレ達が学べるものは大きいに違いない。

 

 

『それではあたし、シロナとエリカが女子達を先導します。男の子のキミ達は、アダンさんやゲンさんが案内をしてくれますから、ついて行って下さい。同室になった子達と仲良くするのも良いけれど、各自指定された闘技場に10:00集合ですから遅れないで下さいね。……それじゃあ! お部屋に行きましょうか!』

 

 

 どこか子供っぽさを残した笑顔でシロナさんとエリカ先生、それに後数人の女性教員が女子の群れを引き連れて宿舎へと向かっていった。因みにオレ達が泊まる旅館は本来ポケモンリーグ開催中しか解放されていないのだが、今回の合宿のため特別に開けてもらったらしい。

 女子達が視界から消えた所で、目の前に立つ男性教員らが声を出す。ゲン先生と、それに目立つ人がもう1人。コートを羽織る渋めの男性……アダンさんと言ったか。

 

 

『それではこのわたくしアダンと、隣にいらっしゃるゲン先生がお部屋まで案内しましょう。一部屋30人と少しです。右半分はわたくしが、残る左半分をゲン先生がショウアゲスト……すなわち案内いたします』

 

『ああ。今から行けば部屋についてからも1時間半ほど自由時間があるね。そんなに離れている訳じゃあないから友達の部屋に行っても良いし、先に闘技場の見学をしていても良い。ただしシロガネ山の中と、女子の宿泊施設のロビーから奥には、入らないように気をつけてね』

 

 

 2人続けての説明。が、それはそれとしてアダンさんはあれだな。端的に言ってめんどくさそうだ。どうやらオレはゲン先生の引率らしく、その点について幸運と言えなくもないであろう。

 そんな事を考えていると、先生達が宿舎のある方向へと歩き出した。生徒の列が先生に率いられ、次々と入口を潜っていく。

 さて。オレも行くとしますか。

 

 いざ、合宿!!

 

 

 Θ―― 宿/氷水の間

 

 

 宿の部屋の名前には、歴代四天王の得意としていたタイプや戦法が飾られる事になるらしい。オレを含むグループ30名程が泊る事になったのは、現四天王であるカンナさんをイメージした部屋だ。

 とはいえ部屋毎に大きな違いがあるわけでもない。先程隣の部屋を見に行ったが、装飾や家具の配置は似たようなものだった。ま、あの家具らはその内に撤去されるんだろうけどな。オレらの人数と部屋の広さを鑑みるに、この人数が泊まるにはどうやっても雑魚寝しか思いつかないからさ。

 因みに、男子は3部屋に分かれていた。どの部屋にも各地方の生徒達が均等に分配されている。カントーが最も生徒数が多く100人程。シンオウとホウエンが80名程度ずつなので、今回の合宿は合計260名の大所帯という事になる。

 

 

「さてと、荷物はこんなもんか」

 

「なんかそれっぽい事を言ってるけど鞄を枕元に置いただけだからな、ユウキ」

 

「ふむ。とはいえ、ユウキの言う事は正しいだろうな。集合時間まで、まだ1時間30分ほど時間がある。その先に待つイベントがバトルである以上、準備も必要物品も無い」

 

 

 同部屋には、我が愛しきいつものメンバーだ。ゴウはいつもの顎に手を添える仕草でふむ、とか思案気な感じになっている。が、確かに。

 ポケモンバトルをする以上……授業であるからには道具の回数制限があるだろうし……1時間半という時間は、準備に当てるに長過ぎるのだ。

 先生達は散策をしても良い、みたいな事を言っていたが。

 

 

「普通に考えて他の生徒達と交流はかれ、って事だよな?」

 

「ま、そーだよな」

 

「うむ。僕もそう解釈している」

 

「……zzZ」

 

 

 オレの解釈はどうやら、ゴウとユウキのお墨付きを貰えたらしい。ただしケイスケは眠っている。

 さて、方針が決まったのであれば出し惜しみをする事もないだろう。オレは部屋に集まった他の生徒達を見回してみる事にする。

 

「(……制服も色々あるもんだな)」

 

 先ず眼に入るのは制服の違いだ。カントーとジョウトでは、エリトレは赤を基調とした制服が支給される。実際今のオレ達も身に纏っている、見慣れた制服だ。こうしてみてみるとシンオウのは橙~茶色っぽい色。ホウエンのはシンオウ勢より若干明るいオレンジが主となり、その気候からか、とりあえず暖かそうな感じをしているな。

 とはいえ既に結構な人数が散策へ向かってしまっているからか、部屋に残った人は疎ら。散策へ向かった奴等は恐らく各学校でのいつものメンバーと合流して気ままな学生旅行を楽しむつもりに違いない。

 言う事はだ。彼らも同じく、交流をはかろうと考えている組なのでは?

 なんて逆説的な考えをしていると、他の学校出身のエリトレ達4人が揃って、オレら一団へと近づいてくる。どうやら適当な予測は外れていなかったらしい。オレ達の目の前まで歩いてくると、胡坐になって座り込んだ。どうやら律儀にも、視線の高さを合わせてくれたらしい。

 

 

「さてそれじゃあ、自己紹介といこう。俺はカズマ。見ての通りシンオウ出身だ」

 

「オレ、ナオキ。カズマと同じくシンオウ出身だってんの。因みに同じエリトレクラスのチトセって奴が彼女だかんな!」

 

 

 シンオウの制服を身に纏った2名。いかにもなイケメンがカズマ、微妙に愛らしい系のモテ野郎がナオキと。そんじゃ、そちらは?

 

 

「……ああおれ、リョウヘイ。ホウエン出身」

 

「おいおい、それだけかリョウヘイ。……相方が無口ですまないな。オレはアサオ。同じくホウエンのスクールに所属している。ヨロシク頼む」

 

 

 各クラスから2名ずつ。実に塩梅の良い配分だ。

 だが自己紹介をされたからには、返さなければなるまい。オレ達も揃って紹介をする事に。

 

 

「オレはシュン。ジョウト出身なんだけど、訳あってカントーまで来てる」

 

「僕はゴウ。出自はシュンと同じく、だな。因みに残り2名も同じ様な境遇だ」

 

「おいおい、先取りすんなよゴウ。……おれはユウキ! 彼女は募集中な!」

 

「……ん、ボク、ケイスケ……ぐぅ」

 

「ああ。宜しく頼むよ」

 

 

 見回し、イケメンスマイルを浮べたカズマと握手をする。ケイスケが「ねごと」さながらの自己紹介を繰り出したのはまぁ、良いとしてだ。

 自己紹介を終えた所で、仕切り屋な性分でもあるのだろう。カズマは若干困ったような顔を浮かべ、ある1名を指差しつつ、周囲に居るオレ等8人にしか聞こえないような子声でささやいた。

 

 

「なあ。アイツ、シュン達と制服は同じだけど……アイツもタマムシのか? それとも……」

 

 

 ああ、そういや制服が同じだから忘れてた。オレ達の他にも、ヤマブキスクールのやつが部屋の(お座敷にはよくある)窓際の空間に置かれた椅子に座っているのだ。

 カズマがそれとも、を付けたのは妥当だろう。なにせ、件の少年(おそらく)は『仮面を着けている』、見るからにエスパーって雰囲気の少年。いや、オレ達も少年ではあるのだが……あれと一括りにはなるまい。

 言い辛そうなカズマ達に向かって、ゴウが返答する

 

 

「む。恐らくはそれとも、の方だな。彼はヤマブキのスクール生徒だろう」

 

「やっぱりか。……大丈夫なのか? あれ、噂のエスパーだろ」

 

「まぁまぁ、それもまた良しだぜカズマ。面白そうだし。オレは大歓迎だかんな」

 

 

 シンオウ組のカズマとナオキが言って、ホウエン組のアサオとリョウヘイも。

 

 

「エスパー……実物を見るのは初めてだな」

 

「……あれが」

 

 

 驚きに困惑。色々な感情が入り混じった視線をエスパーたる彼へと向けている。

 ……そうか。超能力者ってだけで大変なんだろうなぁ、彼も。機会があったら話してみる事にしよう。

 なんて第一遭遇を終え、男同士で暫し各々のスクールの事を語り合っていると。

 

 

『各地方エリートトレーナー組の生徒は、闘技場へ向かってください。繰り返します……』

 

 

 旅館を貸し切っているからだろう。放送機器を通じて、生徒の集合がかけられていた。

 ここで時計を見てみると、集合10分前に。闘技場までの移動時間を加味すれば丁度良い頃合だろう。オレ達は腰を挙げ、それぞれの移動先へと向かう事にする。

 

 

「そんじゃな!」

 

「おう」

 

「また後で合流しよう」

 

「またねー」

 

 

 ゴウやユウキやケイスケ、それに他のスクール生とは闘技場のロビーで分かれる事になった。けれどもどうせ部屋は同じなのだし、交流する機会はこれから幾らでもあるのだ。楽しみにしておこう。

 ……さてと。オレが指定されたのは、E-8バトル場だったか。どこにあったかなぁ、などと考えながら、ロビーの壁一面に設置された大きな電光案内板へ近寄る事に。

 ふむ。どうやら右の通路、2階奥らしい。

 

 よし、行こう!

 

 オレにとって、初めてのバトル!!

 

 

 

 Θ―― 闘技場(E-8)

 

 

 

 オレが指定されたバトル場に着いて暫くすると、スクリーンを使用してのバトル説明が始まった。

 闘技場と言っても、ここは予選で使用される場所。そこまで大掛かりな仕掛けがある訳ではなく、気持ち程度の水場が設置された平面土のフィールドだ。

 E-8のバトル場にはオレを含めて3組6名の少年少女が集まっている。今の所、その視線は全てスクリーンの中に立つゲン先生へと向けられていた。

 

 

『―― 使用ポケモンは各生徒のパートナーとして専用ボールに入っている手持ち全てで、上限は3体まで。ルールはリーグ本戦に則って勝ち抜き戦になる。だが、1つ。特別なルールとして……今回の戦闘において、各トレーナーは道具の使用が可能だ。各自、支給された「いいキズぐすり」を2つまで使って良い』

 

 

 ここで闘技場に入った時に支給された四次元バッグの道具リストを見てみると、確かに『いいキズぐすり』が入っていた。これは多分、道具使用の訓練を含んでいるという事なのだろう。

 

 

『ただしその代わりとってはなんだけど、ポケモンに道具を持たせるのは禁止。これはトレーナーによる差が大きく出てしまうからだね。そして最後に、大事な事を。……このバトルの勝敗は成績には全く関係しない。自分達の修練だと思って、存分に楽しんでくれると嬉しい。……では、3分後にバトル開始の号令をかける。各自トレーナースクエアに立って、準備をしてくれ』

 

 

 言うと、タイマーが表示され始めた。よし、それじゃ準備をするか。

 赤のトレーナースクエアに立ち、トレーナー機器を身につける。モンスターボールを持ち、少しだけ考える事に。

 現在、オレの手持ちは3匹。

 クラブのベニ、マダツボミのミドリ、イーブイのアカネ。ベニが最もレベルが高くレベル9、ミドリが8。残念ながらアカネはバトルの練習が出来ず、未だレベル1という状況。

 

「(……今後の事を考えると、アカネは今の状態で使う訳にいかないよなぁ)」

 

 戦略としてはありかもしれないが、こんな状況でバトルに出しては、新たなトラウマになりかねないのだ。ならば実質、オレの手持ちは2匹だけ。

 ……っと。忘れてた。

 オレはルリの講義にあった教えの内、「相手を見る」という部分を思い出す。いくら自分のポケモンだからと言って、勝負の勝ち負けにおいて重要なのは相手との相性なのである。

 そう考えて前を見据えると、オレの正面にある青のトレーナースクエアには、シンオウのエリトレ制服を着たすらっとしたスタイルの女生徒が立っていた。そして背が高い。モデルでも出来そうな感じだ。

 彼女はオレと目があうと、ニッコリと笑いながら此方へと近づいてくる。

 

 

「こんにちは。目と目があったら、ポケモン勝負の始まりね! ……ああ、これ、1度は言ってみたかったのよね!」

 

「どうも、こちらこそ。よろしくお願いします!」

 

 

 残り時間はまだあるからな、と。バトル場の中央まで歩いてきてくれた彼女へ足早に近づき、握手を交わす。

 

 

「わたしはチトセ。貴方は?」

 

「オレはシュン。タマムシのスクール生徒ですから、よろしくお願いします」

 

「わたしはシンオウのトレーナーなんだけど。自分のポケモンでバトルをするのは、なんと生まれて初めてなの! あ、だからと言って手加減してなんて言うつもりはないんだけど……とにかく、バトル、ヨロシクね!」

 

「はい。勿論、オレ達だって勝つつもりで勝負しますから」

 

 

 この返答にチトセはにかっと笑い、腕を掲げながらトレーナースクエアに戻っていった。

 ……けれど。

 チトセ、チトセ……ねぇ。この名前、つい最近どこかで聞いた気がするんだよなぁ。どこだっけ。

 考えている内に、電光掲示板はカウントダウンを開始していた。

 10あった数は、いつしか5を切り、3まで減って。

 

 ……ああ!

 

 

『それでは ―― ポケモン勝負、スタート!』 

 

 

 オレが閃くのと勝負開始の放送は同時だった。

 名前はチトセ。シンオウ地方のエリトレ。

 

 チトセって、さっき部屋で会った、ナオキの彼女だっ!?

 





 今回は一先ずここまで。
 アダンさんがルー語(っぽいの)を話すのは原作の通りなのですが……これでいいのでしょうか(笑

 因みにエリトレ達がチャンピオンロードに突っ立っているのが多いのは、原作の通り。終盤にかけて増えてきますからね、エリートトレーナー。最近の作品の傾向もあわせると、ベテラントレーナー、サイキッカー、かくとう/バトルガールあたりがバトルにおける強トレーナー種であるみたいです。
 ……ところでミィがXYに出たら、「メルヘン少女」に分類されるのでしょうかね……。


▼エリートトレーナーの「カズマ」
◎出典:FRLG/チャンピオンロード
 チャンピオンロードも中盤、お宝の前に立ち塞がるにくいお方。
 手持ちはナッシー、マルマイン、ウィンディ、サンドパン、パルシェン。
 ところで私、勝手にですが、エリトレ達が最も強いのはFRLG……ひいてはやはりの、カントー地方であると思っております。はい。カズマやらの手持ちを見れば。こんなんと連戦して勝てるのなら、そらもうチャンピオンにでもなれるでしょうね……と。

「ロケット団のサカキを倒したのは……きみか!」

▼エリートトレーナーのナオキ
◎出典:DPPt/228番道路(バトルフロンティア近く)
 手持ちはゴルダック、ライボルト、サンドパン。
 コトノに引き続き、台詞が印象的で採用しましたお方。彼女云々は創作ですが、きっと良い性格をしているかと(妄想

「ポケモンのレベルとか攻撃力とか気にしてる?
 ポケモンの数字なんてどうでも良いことさ。大事なのは勝てるかどうか! 数字だけじゃ判らない!」

▼エリートトレーナーのアサオ
◎出典:FRLG/チャンピオンロード
 手持ちはラッタ、リザードン、リザード、フシギソウ、カメール。
 チャンピオンロードに入るなり、御三家を使用してプレイヤーを出迎えてくれる驚かし担当のお方。因みに出典はFRLGですが、本拙作においてはホウエン出身と設定されております。捏造ですね。
 個人的にはゲームも終盤になったこの舞台に、ラッタを出してくれて有難うとお礼を言いたいです。

「なかなかやり手のようだな。お手合わせ願おうか!」

▼エリートトレーナーのリョウヘイ
◎出典:RSE/チャンピオンロード
 手持ちはドードリオ、ユンゲラー、マルマイン、ダーテング。
 他にはない個性がありますこのお方。RSEにて存在感を発揮しました「きょうせいギブス」をくださる「勝ち抜き一家」の長男さん(と推測される)。
 本拙作においては色々とありまして、RSE本編とは結構性格が違う設定になっていますが。

「家族全員でポケモンの修行をしてたんだ! 誰にも負けないぜ!」


 チトセの紹介は後々に。
 では、では。

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