戦姫絶唱シンフォギアG ーAn Utopia is in a Breastー   作:風花

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 大変お待たせしました。
 忙しすぎて、一月に一度しか更新できない状況です。
 せっかくのクリスマスでしたから番外編でも出そうかな、と思いましたが、無理でした(苦笑)
 それではどうぞ。

 おっと、遅いかもしれませんが、メリークリスマスです。


Fine10 定め重なる運命の柩Ⅳ

「くっ……先陣できないとは口惜(くちお)しい」

「まあまあ翼さん。ここは落ち着いて、お茶でも飲んで回復を早めてください」

「はいどうぞ。翼さん」

 

 翼を響きが宥めつつ、未来が紙コップに入ったお茶を渡す。

 響の正論と二人の見事な連携に、翼は「むぅ」と黙り込み受け取ったお茶を飲む。その間に精神を静かに落ち着かせる。

 アヴァロンを埋め込み肉体的なダメージは鏡華や奏に比べて遅いがすぐに治る。いや、実際には戻ると云った方が適切かもしれない。怪我をすれば傷はできるし痛みもはっきり感じる。だが、その傷や痛みが長続きしない。まるでその時間だけ巻き戻ったと云うべきか。

 いや、どちらかと云えばパソコンのダウンロードに近いかもしれない。

 分かりやすく説明すれば、アヴァロンと云うホストコンピューターから風鳴翼と云うパソコンにデータを渡している、と云う感じか。事前に「風鳴翼」と云うデータをアップロードし、傷を負ったらダウンロードして元の状態に戻す。

 鏡華自身がアヴァロンに記憶し記録すると言っているため、あながち間違いではないだろう。

 では肉体的なダメージは元に戻るが、精神的なダメージはどうなのか。

 まだ埋め込まれて日の浅い翼だが、精神的なダメージは治らない——戻らないと確信している。

 これについては過去に何度も鏡華が言っていたので確証はあったし、実際に自分自身が受けてみてはっきりとした。

 痩せ我慢をしていた訳ではないが、アーサーとの戦いで消耗した体力は半日も経過していない現時点では回復しきってないのが本音だったりする。とは云え出撃できないほどではないし、報告するものでもなかったので黙っているのだが。

 

「……だいぶ無理してますね翼さん」

 

 未来の声にお茶を揺らす波紋から視線を上げる。

 翼を見る未来の瞳は真っ直ぐに翼を射抜いていた。まるで容姿を見るのではなく内面を見ているような感じだ。

 出入り口の横に立っている翼と向かいに立っている未来の声は弦十郎達には聞こえていない。響は驚いて声を上げようとしているが、未来が先んじて抑えていた。

 

「眼が重傷の傷が治った後の鏡華さんそっくりです」

「むしろそっくりって分かる方がびっくりだよ!」

「響も私の調子を見るだけで分かるでしょ? あんな感じだよ」

「あ、それなら納得」

 

 納得するのか——とは言わなかった。翼も奏の調子ならある程度分かるので、それぐらいは当たり前だと思ってた。

 

「囚われている間、かなりの時間ブラック鏡華さんの眼を見てましたから。覚えちゃいました」

「ふむ……、具体的な時間は?」

「だいたい一時間から二時間です」

「なるほど。……くっ、私は一時間も直視できないのに。やるな小日向」

「いやいやいや」

 

 何故か負けを認める翼に響のツッコミが入る。

 

「伝説に名を残した騎士王との真剣勝負だったのだ、無理ぐらいするさ」

「そういえば身体は遠見先生だったけど、心は違ったんでしたね。遠見先生とヴァンさんの聖遺物の本来の持ち主……アーサー・ペンドラゴンでしたっけ?」

「ああ。眼を見るだけで圧倒されるほどの覇気。類稀なる剣の腕――正味、“手加減されていても”勝ちを得られるとは思わなかった」

「手加減って……あ、あれで手加減されていたんですか!?」

 

 驚く響の言葉に翼はこくりと頷いた。

 アーサーは別に剣だけを扱う騎士ではない。鏡華の戦闘を見れば分かるが他に槍や盾を武器にしている。場合によっては鞘も使うだろう。

 そんな相手が全ての力を総動員させて殺す気できていたら、翼は何分持ち堪えられたか分からなかった。

 もちろんアーサーが全力で戦ったのは他ならぬ翼本人が知っている。

 その事を廊下に出て歩きながら響に説明した。

 

「ほへー。やっぱり昔の偉人さんは凄く強かったんですね」

「立花のガングニールは神が使っていたしな。……ところで、立花と小日向はどこに向かっているんだ?」

「それは到着すれば分かりますッ」

 

 にししと笑顔——と云うか何かよからぬ事を考えていそうな悪い笑みを見せる。

 その笑みに翼は苦笑を浮かべていた。

 

(こういった笑顔の時の立花の行動は、いつも私の予想の斜め上をいってくれるからな)

 

 だが、時としてその斜め上の行動が戦況や心情を変える切っ掛けを作る事になっていた。

 戦場にいる今、冗談や悪ふざけをしている場合でない事ぐらい響も心得ているはずだ。故にこの行動はプラスに繋がるはず。……と、願いたい翼。

 着きました、と響が足を止めた前には閉じられた扉。確かここには——

 

「しっつれいしまーすッ!」

 

 思い出すよりも早く、響が扉を開ける。

 部屋には先の戦闘で拘束されたシュルシャガナとネフィリムの奏者——調と日向がいた。

 二人も響の入室には驚いたのか、眼を丸くしている。

 

「これは驚いた……」

「カンで知ってたんじゃないの?」

「響ちゃんが来るとは思ってなかったんだ」

 

 とは云え、ここまでくれば翼にも響の考えている事が何となく読めた。

 

「二人……いや、彼女に出撃を要請するのか」

「ひゅー君と調ちゃんの二人共に要請するんです!」

「む、何故だ? 彼はギアを失っただろう」

「それでもです!」

 

 自信満々に答える響に、翼は手を自分の額に翳してしまう。

 それは日向達もそうみたいだったが、日向は苦笑を浮かべて受け入れているようだった。

 

「風鳴さんの様子から見ると、響ちゃんの独断専行みたいですね」

「ああ。しかしその冷静さ……君は立花が迎えにくると知っていたのか?」

「まさか。予想できたのは、響ちゃんが僕らに出撃をお願いしそうって事ぐらいまでですよ」

「なるほど」

 

 立ち上がった日向は何度か深呼吸して、憤ッと気合いを込めて、膝で手錠を真ん中から破壊した。

 それを見て、「本当に身近の男は何かと異常だな」と翼は呟いてしまう。自分達女性陣の異常を見て見ぬ振りしてるのは言わぬが華と云うものだろう。

 

「僕は構わないよ。元からマリア達を助けに行くつもりだったし。ただ、調ちゃんが納得いくようにはしてね。この子は響ちゃんを信じてるわけじゃないんだから」

 

 枷が付いたまま自由になった両手を振って言う日向。

 そのつもりの響は一歩前に出て、調の前に立つ。

 

「……捕虜に出撃命令って、どこまで本気なの?」

「もちろんどこまでも。遠見先生ならスタイリッシュ土下座するくらい本気」

「オッシアはそんな事しない。……しないと思う」

「うん、言ってなんだけど、私もしないと思った」

 

 たははー、と笑う響。釣られて笑えず、かと云って怒る気もなれない調は溜め息を漏らした。

 

「偽善者……あなたの正しさを振りかざす、そう云う所が気に喰わない」

「……自分が正しい、なんて思った事はないんだけどなー」

 

 調の言葉に、ちくりと胸が痛むのを感じながら笑みを消す。

 

「こんな事調ちゃんに聞かせるべきじゃないんだけどね? 私、何年か前に事故にあって大怪我をしたんだ。たくさん人が亡くなった事故の中私は生き残れた。家族にも心配かけちゃったから、頑張ってリハビリして家族に喜んでほしかったんだ」

 

 だけど——。

 だけど、待っていたのは喜びではなかった。

 

「色々あって、私が家に帰ってもお母さんとお婆ちゃんはずっと暗い顔をしてた。でも……それでもね。私は自分の気持ちを偽りたくなかった。偽ったら、私が私じゃなくなっちゃう。誰とも手を繋げなくなる」

 

 自分の胸に手を当てもう片方の掌を見つめながら、響はありのままの本心を返した。

 自分の気持ちに嘘をつきたくないと云うのが響の答えなのかもしれない。未来とのすれ違い、そして無意識での感情を知ったからこそ、余計に自分の気持ちを貫き通すと決めたのだろう。

 手を伸ばし、調の手を拘束している手錠を持ち上げ、ポケットから解除キーを取り出して手錠を外した。

 

「何故立花が手錠の鍵を持っている?」

「奏さんが出る前に渡してくれました」

「奏ぇ……」

 

 外した手錠をベッドに置き、自由になった調の手を両手で包み込む。

 

「別に仲間になってほしいわけじゃない。調ちゃんのやりたい事をやり遂げてほしいだけ。もし、それが私達の目的と同じなら——私達に力を貸してほしいんだ」

「私の、やりたい事……」

 

 優しく包み込むように握られた手。それを振り払うのは簡単だ。

 だが、調はそれを振り払う事ができなかった。

 あれほど嫌悪していた相手だったのに。調は響の真っ直ぐな視線と自分の手を握った手を見つめる事しかできなかった。

 ——そこに、ナニかを幻視した。

 一瞬で何か分からない。だが、我に返った時、調は響の手から離れ、

 

「……皆を助けるためなら、手を貸してもいい」

 

 眼を逸らして、そう言った。

 響は喜んでいた。本当に嬉しそうに。

 

「でもどうするの? 響ちゃん。僕はいいとして、調ちゃんのギアは取りに行かないと」

「あー、そうだった。うーん……翼さん、取りに行ってもらったりできません?」

「何故そこで私を指名する。いくら私でも司令や緒川さんに気付かれずに取ってくるなんて不可能だ」

「そこはほら、遠見先生も使ってるアヴァロンの瞬間移動で何とか」

「私は未だその領域に至ってないんだ」

 

 そして自分で行け、と手刀を響の頭に落とす。

 

「あだっ! ……うー、どうしよう未来?」

「弦十郎さんに日向をけしかけてみれば? 良い戦いになると思うよ」

「弦十郎さんが誰かは知らないけど、やめて。絶対敵わない気配を二人感じるし、絶対それさっきの忍者とその弦十郎さんだと思うから」

「そう云えば、前に完全聖遺物纏った鏡華さんとヴァンさんが本気で挑んでたけど、一分で沈んでたよ響」

「え、何それ怖い」

「あー、確かにあったね。護送任務が始まる前に」

「うむ。付け足せば、司令が攻勢に動いたのは最後の十五秒だった」

「それ本当に人間?」

 

 外では大変な事が起こっているのに、調を除く四人はわいわいがやがやと騒いでいる。

 特にほんの数十秒前までシリアスに自分の過去を語っていた響が一番笑っていた。日向も笑っている。

 調にはまったく理解できなかった。

 

「——どうして?」

 

 無意識の呟きは響達にも届き、声が止む。

 

「どうしてそこまで信じて、笑い合えるの? さっきまで敵だったのよ?」

 

 調の問い掛けに、響は周りを見回す。

 未来と眼が合い、笑顔を返された。

 翼と眼が合い、頷かれた。

 日向と眼が合い——微笑に眼を逸らした。ほんのりと頬が赤かったのは気付いていない。

 最後に調と視線を重ね、口を開いた。

 

「敵とか味方とか言う前に子供だろお前達は。子供は自分のやりたい事をやればいいのさ」

 

 ——が、声を出す前に低い声が響の発生を遮った。

 ビクぅッと響が跳び上がりそうになりながら恐る恐る振り返れば、入り口には予想通り弦十郎の姿が。

 

「そして、そんな子供を支えてやれない大人なんて格好悪くて敵わないんだよ」

「し、師匠ーーッ!!」

 

 弦十郎の言葉に響は一転して嬉しそうに眼を輝かせた。

 彼の言葉は言外に許可を出した事を意味していた。

 

「とは云え、お説教はしてやらんといかんがな」

「上げて落とされた!?」

 

 ジロリと睨まれた響はツッコミを入れてからしょんぼりと俯く。

 そんな響の頭をがしがしと乱暴に撫でながら、弦十郎は部屋へ入り握った拳を調に差し出す。拳にはギアのペンダントが巻き付いていた。

 

「これは君のだ」

 

 手を受け皿にした調にペンダントを渡す。

 それを呆然と眺め、次いで流れ出そうになった涙を拭い、苦笑するように微笑を浮かべ無意識に呟いた。

 

「……“相変わらずなのね”」

「甘いのは分かっている。性分だ」

 

 返された言葉に、弦十郎は呟いてから驚いた。

 調とは接点などない。顔見知りですらない。

 なのに前から知っているかのような言葉。そして、前にも同じような応答をした事があった気がする。

 この流れ、どこかで——?

 

「格納庫まで案内するよ! 翼さん、ひゅー君をお願いしまーす!」

「あ、こら待て立花! まったく……行こうか、音無」

「お願いします」

 

 考えている間に、響が調の手を引いて部屋を出て行く。その後に翼と日向が続いた。

 残った弦十郎は未来と共に司令室へ戻る。

 

「あ、司令! 大変です、シュルシャガナとネフィリムの奏者が!」

「二人の許可は出した、問題ない」

「ですが、一緒に響ちゃんと翼さんがッ!」

「なに……?」

 

 モニターを確認すれば、中心を空けた鋸を車輪のように変形させて中に立っている調の背中に掴まるように響が鋸に乗り込んでいた。

 調の横をギアを纏わずに日向が併走し、反対側にはギアを纏った翼が同じように走っていた。

 

「響ッ!?」

 

 流石の未来も予想外だったのか、驚きを見せている。

 

「何やっている! 響君を戦わせる気はないぞッ!」

『戦いじゃありません——人助けですッ!』

「減らず口の上手い映画など見せた覚えはないぞッ!! それと翼もだ! まだ完治してないだろう!」

『問題ありません。そもそも体調は初めから万全でした』

「だからお前は……アヴァロンを埋め込んでからお前ら三人無茶と云う言葉を忘れているぞッ!」

 

 モニターに向かって怒鳴る弦十郎。

 そんな弦十郎とは反対に、驚いていた未来は思わず笑っていた。

 

「ふふ——弦十郎さん、行かせてあげてください」

「未来君」

「人助けは、何よりも一番響らしい事ですから」

 

 戦えないのに戦場へ出た響。それを一番心配していた未来が笑って送り出した。

 これには弦十郎も何も言えなくなってしまった。

 

「まったく……子供ばっかに良い格好させてたまるか」

 

 ゴキリと笑いながら指を鳴らす。

 それを合図に友里と藤尭も笑いながら今ここで出来る限りのサポートを開始する。

 子供ばかりには任せていられなのだ。大人として出来る事をする。

 それがここに残った大人が出した答え。

 

「帰ってきたらお説教ですか? 司令」

「当たり前だ。一人一人と思ったが、まとめて特大のを落としてやらんとなッ!」

 

 緒川の言葉に当然のように返す。

 しかし、二人の顔はまったく怒っておらず、むしろ笑っていた。

 

 

  〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜

 

 

「いぇい、突入成功〜」

「まったく。立花の考えは本当に斜め上過ぎる」

 

 出撃できた事を喜ぶ響を見て苦笑を返す翼。

 駆ける速度はまったく落とさず、かなり速いスピードを出す調に並んでいた。

 とは云え驚く事ではない。翼は二課から飛び出した時から一節《駆けよ、雷光より最速なる風の如く》を詩っていた。四節《風林火山》の詩は翼の心象を表したものであって翼に掛かる負担は少なく、一節だけなら戦闘以外でも使う事が出来た。

 むしろ、ギアを纏わず自然な脚力だけで並んで走っている日向の方が驚くに値するだろう。

 

「付いてくるのはいいけど、あなたはどこへ向かうの?」

「当然、マリアさんのところ!」

「……そう。日向と天ノ羽々斬は?」

「僕も同じだね」

「私は後輩達の許へ往く。頼むぞ立花」

 

 そう言うと調達から離れて駆けて行く翼。その姿は十秒も経たずに小さくなった。

 

「相変わらず響ちゃんの仲間はすごいね。本当に戦いたくないよ」

「日向も乗って。体力は温存しとかないと」

 

 調の提案に頷き、タイミングを合わせて鋸の車輪に乗り込む。

 

「後ろ失礼するね」

「あ、うん……」

 

 調と日向で響を挟むような形になり、日向は響の上から被せるように調の肩に手を置く。

 鋸の車輪は決して大きいとは言えず、自然と二人は密着する。

 

「……」

 

 日向に密着されて響は何も考えられなくなる。

 いつもなら密着されようが手を繋ごうが平気だ。抱きつくのだって平気でやっていただろう。

 しかし、先ほどの戦闘の終わりに未来から言われた一言。

 

 ——響は日向の事、男の子として好きなんだよ。

 

 どうしても頭から離れない、離れてくれない一言。

 状況的にすぐに相談できずそのまま出てきてしまったのを今更ながら後悔している。

 

(男の子として好きって事は、あれだよね? 未来が遠見先生の事を好きと同じ好きだよね? え、そうなの!? 私、ひゅー君の事好きなの!? いやいやいや、何かの間違えだよきっと! でも恋愛としては未来は先輩だからなぁ……。遠見先生とどこまでいったんだろ、キスかな? キスかな? キスかな? いやーでも遠見先生へたれなとこあるしなぁ……それ以上言ってたらお祝いに熱々の赤飯を遠見先生の顔にプレゼントしよ。うん、そうしよ。って、あー違う違う。今は私の問題。でもきっと未来の勘違いだよ。うんそうに違いな——)

「……響ちゃん?」

 

 どうしたの、と耳元で日向の声が聞こえた。

 至近距離の声がまるで実体を持ったかのように耳朶を打ち、身体の密着率も心なし増えた気がしてしまう。

 それだけでドキンと胸が早鐘を打ち締め付けられる。頬が燃えるように熱くなってきた。

 こんな異常を響は知らない。いや、それは嘘だ。

 知っている。立花響は——この身体の異常を知っていた。

 未来にも話した。

 それは——日向とキスしてから、思い出した時の痛みだった。

 

(あー……さっすが、私の日溜まり。本当に未来はすごいや)

 

 どうやら。

 親友の言葉を否定できる理由がなくなってしまったようだ。

 ああ——認めるしかない。私は本当に残念な女の子だ。

 本気でそう思う響。こんな場違いな状況で気付いてしまうのも含めて。

 どうやら立花響は、音無日向の事が——


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