戦姫絶唱シンフォギアG ーAn Utopia is in a Breastー   作:風花

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月明かりの下、巨人の咆哮を伴奏とし、
一振りの槍は狂乱の歌を響き奏でる。
穿たれた月はただ、嘲笑うかの如く狂う歌姫を見下ろす。

Fine4 愛及屋鳥

知って尚叫ぶ言の葉に、君は遂に覚悟を決める。
不協和音を鳴らす彼我に、果たしてそれは本当の覚悟か?


Fine4 愛及屋鳥Ⅰ

  ―パン

 

 切歌の頬を張るナスターシャの平手打ちが荒野に響いた。何か言おうとする調も張った手の裏手で同様に張る。

 マリアと日向も何か言おうとするが、それはオッシアが肩を押さえ込んで止めた。

 

「いい加減にしなさい! マリアもあなた達ニ人も、この戦いは遊びではないのですよっ!」

 

 二課の奏者達と決闘すると言った切歌に向かって、また同様に受け入れた調。そして恐れによって戦う事の出来なかったマリアへ向かってナスターシャは毅然と叱る。

 

「オッシア、あなたには切歌と調、二人の護衛を頼んでいました。信用出来るからこそ任せたのに、何故そこで止めなかったのですか」

「無茶を言うな。その場にいなかったんだから仕方ないだろう。いたら即座に止めていた。それと、俺を信用なんてするな。俺はいつ裏切るか分からないんだからな」

「…………」

「そこまでにしましょう。まだ取り返しのつかない状況ではないですし。それに、その子達の交わしてきた約束、決闘に乗ってみたいんですが」

 

 ウェルが突然、打診する。

 最近、二課の奏者達を追い込んでいるのは他ならぬウェルの策略があってこそだ。

 ナスターシャは考える素振りを見せてから、了承する。

 しかし、日向には嫌な不安が拭えなかった。まるで、取り返しのつかない事が起きてしまうのではないかと云う不安が。

 

「一先ず、オッシアと日向以外はヘリに戻ってください。後の指揮は私にお任せを」

「……頼みましたよ、Dr.ウェル」

 

 

  〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜

 

 

 ノイズの出現場所は東京番外地・特別指定封鎖区域――カ・ディンギル跡地。

 三ヶ月前の戦いの余波によって未だ草木さえ生えてこない荒野となっている元・リディアン音楽院が建っていた場所だ。

 そこにやってきた鏡華達六人。

 待っていたのは、響達に決闘を申し込んできた切歌と調――ではなく、ウェルとオッシア、そして全身鎧の奏者だった。

 声もなくノイズを召喚するウェル。それより先に飛び出すオッシアと奏者。

 聖詠を唱い、ノイズには響、翼、クリスが。オッシアには鏡華一人で、奏者には奏とヴァンが向かう。

 

「ふん、一人でくるか。上等だ――!」

 

  ――仄白く小さき剣―― ――希望成る騎士国(ブリテン)の赤き竜――

 

 袖の中から取り出した短剣を構え、オッシアは不敵に笑う。鏡華は真逆で、険しい表情のままカリバーンを具現、構えつつ突撃する。

 袈裟斬りの一撃を短剣で受け止め、捌くと掌底を打ち込む。

 躱すと、握り締めた拳をオッシアへ見舞う。無理な体勢で躱したオッシアは一歩二歩と距離を取った。

 

「どうした? 今回はやけに引け腰だな」

「生憎と、貴様みたいに憎しみをぶつけたい時期が違うからな」

「言ってくれる」

 

 ちらりと仲間を窺う。

 響達はノイズを倒しながらウェルと会話している。奏とヴァンは奏者と戦っている。

 

「初めから考えていたが、お前達F.I.Sの目的は何なんだ。行動がおかしくてさっぱり分からない」

「俺はF.I.Sじゃない。だが……あいつらは、月の落下を止めようと考えているらしいな」

「月の……? だが、落下など今の技術なら簡単に計測出来る。分かっているなら――」

「対処法があるのか?」

 

 オッシアの言葉に、鏡華は押し黙る。

 奴を見るだけで、存在を感じているだけで嫌な気分になるが、奴の暗黙の意味には口を閉ざすしかなかった。

 月の落下――言葉にすればそれだけだが、それは未曾有の災厄だ。

 それが一般人に知られたらどうなるか? ――簡単な事。極度の混乱を招くだけ。

 今の人類の技術で月の落下を防ぐ方法など存在しない。それこそシンフォギアの力を以てしてもだ。

 唯一、完全聖遺物たる“あの武器”を用いれば、月を破壊する事で落下を防ぐ事は出来る。然れど、それによって引き起こされる災厄は落下以上に世界を壊してしまう。

 

「ふん、デュランダルか。確かにそれと貴様の鞘を組み合わせれば対処は可能だろう。だが、後処理で滅亡の危機は免れないがな」

「ッ――お前」

 

 まるで心を読んだかのように嘲笑うオッシアに鏡華が息を呑む。

 第五号聖遺物、サクリストD――完全聖遺物デュランダル。

 無限のエネルギーを有する希少な聖遺物だったが、フィーネとの戦いの時に消失――とされている。

 実際は違う。あの時、鏡華が極秘裏に回収したのだ。

 弦十郎や緒川、更には同じアヴァロンを扱う奏さえも知り得ない存在は現在、鞘の中で封印されている。

 にも関わらず、オッシアはさらっと言った。

 

「一体どこでそれを――いや、そもそも何故知っているっ」

「教える理由があると?」

「くっ――だったら、その身体に直接聞いてやる!」

「直接身体に、ねぇ。そんな言葉を吐いてるから学院で同人誌なんか作られるんだよ、馬鹿」

 

 見下すように言うオッシア。カリバーンを軽々と躱し、短剣を投擲、すぐに徒手で対抗する。

 薄皮一枚を犠牲に短剣を避け、徒手を剣の腹で防ぐ。

 

「ハハッ、マジで受ける。そうだな、いいぜ。教えてやるよ、近いうちに全てな」

「そんな予告を聞くつもりはねぇ! 聞くのは今だっ!」

「粋がるなよクソ野郎」

 

 途端、防御を捨てたオッシアが放つ一撃。

 捨て身とは呼びにくいただの一撃なのに、鏡華は防ぐ間もなく吹き飛ばされた。

 

「貴様がオレの予定を決めるな。だから貴様は――気付かないんだ」

「なに、を……」

「……ほら、今だってそうだ」

 

 倒れ臥す鏡華を見下ろしていたオッシアは視線をズラす。鏡華も痛みを感じながらも視線をズラせば――

 化け物と戦っている響と奏。過去に響も拘束したノイズに拘束されている翼と気を失っている様子のクリス。ヴァンもちょうど奏者に吹き飛ばされていた。

 

「何だ、あれ……」

「自立型完全聖遺物ネフィリム。貴様なら分かるだろう。あの化物の二つ名ぐらい」

「――――」

 

 必死に頭の中の記憶を探り、思い出す。

 ネフィリム――旧約聖書にて『天より落ちたる巨人』と記され、登場した人と天使、巨人、堕天使(グリゴリ)と云う人成らざる存在の間に出来た巨人。一説には彼の有名なノアの大洪水が引き起こされる原因の一つだとも云われている。

 確か、その二つ名は――

 

「――暴食」

 

 呟いた瞬間だった。

 

「立花ァァアアアアッ!!」「響ィィイイイイッ!!」

 

 翼と奏の絶叫が耳朶を貫いた。

 意識が思考から引き出され、目の前の光景に見開く。

 異形の化物――ネフィリムの口から滴り落ちる赤い液体。

 その眼前で腕を抑えている響。否――“ない腕”を抑えている。

 そこから推測されるのは酷く簡単な一つ――ネフィリムが響の腕を喰らった、ただそれだけ。

 

「あ、ああ……あああアアアァァアアアアアアアーーッ!!」

 

 痛みのためか、ショックのせいか、もしくはその両方か。

 響も絶叫する。ネフィリムがその絶叫に満足そうに口端を歪めた気がした。

 

 

  〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜

 

 

 目の前で仲間の腕を喰われた事実に全員は驚愕するしかなかった。

 それは――敵でもある日向でも同じだった。

 

「な、なんだよそれ……!」

 

 鎧の下で愕然として動けない。

 何でこうなった? どうしてネフィリムは響の腕を喰った? ネフィリムの餌を聖遺物としていたのは覚えている。餌となる聖遺物が尽きたから切歌と調は敵地まで行って奪おうとしていた。だけど失敗して、今度は二人に変わってウェルが聖遺物を奪ってみせましょうと作戦を伝えてきた。ウェルが――

 

「イ――ッタァァアアアッ! ものの見事にパクついたッ! ハハ、シンフォギアを肉体ごとぉぉッ!! ヒャハァッ、これでぇえええ!!」

「ッ、ウェル……博士ッ!!」

 

 《瞬動》で嬉しそうに高笑いするウェルに接近し、胸倉を掴む。

 殴りたい気持ちを理性で必死に抑えながら。

 

「あんた……まさか初めからひ……彼女の身体ごとネフィリムに食べさせるつもりだったのか!?」

「当たり前でしょうっ! 彼女は初の融合症例! 聖遺物と融合している彼女ごと喰らわせれば、ネフィリムは予想以上の成長が期待出来るんですよぉぉっ!!」

「こん、の……外道がァアアッ!!」

 

 初めて見せる日向の怒声。

 きっとこれをモニターしているマリア達は不審に思うかもしれない。しかし叫ばずにいられない日向は気付かず、ウェルを乱暴に離すと成長するネフィリムの眼前まで駆けた。

 近くで響を見る。血は動脈を抑えているおかげで流れていないが、脂汗が彼女の額に浮かんでいる。奏が真横で支えている。

 

(ごめん響ちゃん……!)

 

 声を掛けられない事に歯噛みして、日向は歌を歌う。

 今の自分ならばネフィリムを抑える事が出来る。自分が持つ欠片を鎖としてネフィリムだけを拘束する。

 しかし――ネフィリムは咆哮で鎖を無理矢理外そうとする。

 

(成長によって抵抗力が出来始めている……!?)

 

 より力を籠めて歌おうとする。

 その時だった。

 

  ―煌ッ!

 

 背後から何か強い光を感じた。

 振り向くと、響の胸が輝いている。

 

「何が……」

「しまっ――ぐぅっ!?」

 

 驚いていると、突然奏が何かに気付いて距離を置こうとした。

 だが立ち上がるよりも早く胸元を押さえて蹲った。

 響の身体が輝いている胸の傷を中心に黒く、どす黒く染まっていく。

 

「これは……まさか、観測にあったって云う――」

 

 暴走。

 日向の頭の中にその二文字が浮かび上がる。

 生命の危機に融合した聖遺物が反応したのだろうか。

 

「奏ッ!? 奏ぇっ!!」

「ッ――」

 

 未だ拘束されている翼が悲痛な叫びをあげる。

 見れば、奏の身体も響と同じように黒く染め上げられようとしていた。

 だが何故? 奏は融合症例の響と違い、肉体と聖遺物が融合している訳ではない。

 思考が掻き乱されていると、背後に着地する音が聞こえた。オッシアだった。

 

「暴走したガングニールに共鳴して共に暴走しているのかっ」

「きょう、めい……?」

「立花響のガングニールは元々、天羽奏のガングニールだった! それ故に互いに曳かれ合う。近付きすぎた故に暴走まで共鳴したんだろう――!」

 

 説明を終えた途端、オッシアが「よけろっ!」と叫ぶ。

 ハッとして振り向いた瞬間、

 

  ―撃ッ!

 

 激しい一撃が日向を襲う。後ろからオッシアが受け止めてくれたが、すぐに止まらず最終的にウェルのいる場所で止まった。

 

「あっ……く、は……!」

 

 痛みに胸を押さえ、前方を見た。見て――驚愕に眼を見開いた。

 殴ったのは奏。全身を赤と黒で染め上げた姿。ただそれは――響も同じだ。

 

「なっ――ガングニールのエネルギーで腕を再生させた、だと!? まるでアームドギア――!」

「あっ……な、な……!」

 

 さっきまでの興奮状態はどこへやら。

 ウェルは打って変わったように顔を蒼褪めて驚愕し、声が声として成立していない。

 ネフィリムと対峙する響。奏は同様に黒と赤に染め上げたガングニールを構えて――

 

「マズい、逃げろっ――!」

 

 オッシアの絶叫。慌ててウェルを抱えてその場から跳ぶ。

 だが、日向はその場から回避出来なかった。

 投擲される槍。その速度は桁違い。歯を食い縛り、全神経を集中させて躱す。カ・ディンギルに命中する。

 完全に躱した――はずなのに、槍が通過した場所から鎌鼬のような真空波が日向を襲う。

 

「避けてこの一撃……!」

 

 以前、オッシアに二課の奏者の中で最強は誰か聞いた事があったのを今更ながら思い出す。

 ――天羽奏だな。以前こそ薬のおかげで時間と云う制限がされていたが、薬から解放された今、彼女の必殺の一撃を防ぐモノなどありはしない。

 まさにその通りだ。オッシアの言葉通り――天羽奏こそ最強の奏者であるとはっきりと分かった。

 だけど、負ける訳にはいかない。

 

「推していく――ッガ!?」

 

 意気込んだ瞬間、腹部に強烈な一撃を感じた。

 だが奏は動いていない。ガングニールもちょうど奏の手に戻ったばかり。

 ならば何故――答えはすぐに辿り着いた。

 

「■■■■――!!」

 

 暴走した響とネフィリムが戦って――いや、あれはもう戦いではない。ただの暴力だ。

 そして、自分が受けている衝撃。それは全て――ネフィリムが受けた一撃と同じ場所に感じている。つまり――

 

「成長したのが逆に繋がりを生んだのか――!!」

 

 驚きの連続。だがもう驚いてばかりではいられない。

 奏がこちらに向かって突撃してきたのだ。痛みを我慢して、突撃にカウンターを打ち込む。

 避けられるか、と予想していたがあっさりと打撃が通った事に日向は思わず次の一手を止めてしまった。

 

「馬鹿、止まるなっ!」

 

 遠くでオッシアが注意を促すが、時既に遅し。

 目の前に奏の顔があった。漆黒に染められ、紅に輝く眼光が目の前に。

 

「――ぁ――」

「■■、■■■■――!!」

 

 気付いた時には――日向の身体は吹き飛んでいた。

 為す術無くカ・ディンギルに突っ込む。その間にも幻痛は激しさを増していく。

 

「や、やめろぉぉぉ!! ネフィリムをっ、いやっ、それを、それをぉぉおおおっ!!」

 

 日向は気が付いていないが、錯乱気味の言葉遣いのままウェルはノイズを召喚してネフィリムの救援に向かわせる。

 しかし、結局数がいても今の響には関係ない。

 

「■■ゥ――」

 

 落ち着きを取り戻したかのように見えた刹那、響の姿が消えた。

 次に姿を現した時、今度はノイズが全て塵と還っていた。

 逃走を図るネフィリムに《縮地》で接近し、踵落としで地面に叩き付ける。馬乗りになると振り上げた拳がネフィリムの体内を抉る。その痛みに日向は鎧の下で吐血した。

 何かを探すように腕を動かしていた響。引き抜いた時に持っていたのは――ネフィリムの心臓。それを投げ捨て、跳び上がる。もうネフィリムに逃げ出す力は残されていない。

 腕のアームだった部分を槍に変化させ、響は落下のスピードも加えた一撃をネフィリムに与えた。

 

  ―撃ッ!

  ―轟ッ!

  ―裂ッ!

  ―波ッ!

 

「がっ……ァアアアアアッ!?」

 

 幻痛とは思えない痛みに、日向は叫び悶える。

 だが悶えていられない。すでに奏がこちらに駆け出しているのだから。

 

「くそっ、あいつまで暴走するなんて予想外だろ!」

「オ、ッシア、さん……」

「撤退する。流石に暴走二人は相手出来ん」

「ウェルはか――ウェルは?」

「一人で勝手に逃げ出したよ! 面倒な奴め!」

 

 逃走を図るオッシア。

 それを追おうとする奏だったが、それを鏡華が押し倒して防いだ。

 それだけ見て――日向は意識を放棄するのだった。

 

 

  〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜

 

「■■■――!」

「ッ、落ち着け奏ッ!」

 

 馬乗りになって奏を拘束する鏡華。

 響は翼とクリスが両腕を抑えて拘束している。

 

「遠見!」

「傷が悪化してそうな所悪いが、足を抑えてくれ! このままじゃ地面が陥没する!」

了解した(オーライ)!」

 

 ヴァンもやってきて奏の足を抑える。

 獣同然に暴れるが、流石に先程以上に動き回れない。

 

「■■■■、■■――ッ!!」

 

 最後の一咆哮をあげると、染めていた色が薄れていく。段々と消えていき、最後にはギアが解かれ、私服に戻っていた。

 完全に戻ったと確信した鏡華は奏からどいて。その場に膝をつく。

 響の方も同じように戻ったらしく――いや、待て。

 

「左腕も戻っている、のか……?」

 

 翼が抱えている左腕。それは確かにネフィリムと呼ばれた完全聖遺物が喰った。

 だが、響の左腕は見るだけで判断するなら、何事もなかったように元の状態に戻っている。

 

「おい、遠見。立花の腕……」

「ああ、遠かったが、俺も確かに見た。腕は喰われた」

「何故だ」

「俺が知るわけねぇだろ。いくら俺と立花が“似て異なる存在”でも、あれは説明が出来ない」

 

 鏡華や奏の場合ならば、鞘が記憶し記録した肉体になるように傷付いた箇所を戻すのが、再生の秘密だ。

 しかし、響は融合症例。正直――訳が分からない。

 

「とにかく、今は奏と立花を医務室に運ぶのが先決だ。旦那が手配していると思うが、俺達も動くぞ」

「そうだな。天羽は頼むぞ。肋骨が痛む」

「分かっている。まずは三人と合流しよう」

 

 気を失っている奏をお姫様抱っこで持ち上げ、ヴァンに肩を貸す。ヴァンは鏡華の肩に手を置きゆっくりと立ち上がる。

 あちらも二人で響を抱えてこちらに向かっている。

 合流して、ヴァンをクリスに任せて鏡華はプライウェンを三つ具現化させ、飛び上がった。

 煌々と輝く月が自分達を見ている。

 鏡華には月が何も分からない自分達を嘲笑っているように見えた。




 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 前書きに新年の挨拶と思いましたが、章の始めとかぶってしまいましたので後書きにて挨拶させていただきます。
 休載報告として、来週と再来週は遅めの正月休み(本来は今日ですが)として投稿しません。
 次回の投稿は一月二十日とさせてもらいます。
 それでは良いお年を。

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