ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

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キャラコメ、最終版!

 

兵夜「・・・祝完結! ハイスクールD×D、転生生徒のケイオスワールド完結!! そして本日のゲストはこの二人!!」

 

イッセー「続けて登場! 原作主人公の兵藤一誠です! そして!」

 

リアス「ごきげんよう。原作メインヒロインのリアス・グレモリーよ」

 

兵夜「まあ、ここはあえてディアボロス編と同様の展開にしてみたわけで」

 

リアス「それにしても、もう三年以上も続いていたのね、この作品」

 

兵夜「まあ、原作はもっと前からまだまだ続いているわけですがね」

 

イッセー「しっかしめでた・・・くないよ! トラブル残りまくってるよ!?」

 

兵夜「それは、ほら? 後日譚とか書いてみたいとか的な?」

 

イッセー「続くのかよ!?」

 

兵夜「安心しろ。後日譚は後日譚だ。ケイオスワールドの主要な物語はこれで終わりだよ。まあ、それについてはまた後程」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアス「それにしても、元浜くんが能力者になるだなんてね・・・」

 

兵夜「因みに、元浜の能力は飛行能力とか念動力じゃないので」

 

イッセー「え、そうなの?」

 

兵夜「まあ、そのあたりは今後の展開次第で・・・ということで。それでも対人でいうならばかなり有効な能力ではあるがな」

 

リアス「それに能力者も何人も出てきているわね。これ、すごいことになっているんじゃないのかしら?」

 

兵夜「無能力者も含めれば数億人。また食品業者に薬品を混入させる都合上、そういったのが流通しやすい先進国の方が多いですからね」

 

イッセー「でもちゃっかり釘を刺されたしな。うん、元浜も大変だ」

 

兵夜「その程度で済んでる駒王学園が平和なんだ。普通排斥運動の一つぐらい起きてるっつの」

 

リアス「それにしても、フィフスはすでにこちらの状況をつかんでいるわけね」

 

兵夜「まあそういうわけです。ただすっぱ抜いて失脚させるだけじゃなく、見せしめも兼ねていたということですよ。・・・ああなりたくなければおとなしく言うことを聞いて、その分利益を受け取ってよ(・∀・)・・・的な」

 

イッセー「汚い。フィフス汚い!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「そういうわけで反撃作戦開始。そして俺は上級昇格」

 

リアス「まあ、主な作戦の立案者である以上、当然の立場にはついてもらわないと」

 

兵夜「それにしても急激すぎでしょう。もうちょっとこう・・・抑えというか抑制というかですね?」

 

イッセー「なんだよ宮白、うれしくないの?」

 

兵夜「それとこれとは別問題だ。リベラルすぎるの考え物っていうか、ノウハウが身につく前に上級にされても俺が困るんだが」

 

イッセー「お前ならすぐにできそうな気がするんだけど」

 

兵夜「それはどうも。・・・まあ、どう転んでも勝ちだなんて言えるような状況でもないんだがな」

 

リアス「そうね。世界は大きな大打撃を受けて、人間世界は混沌状態。今更どうにかしたところで、それを勝ちというのは無理があるわ」

 

イッセー「だからってフィフスをこのままにするわけにはいかないさ! お礼参りっていうとどうかと思うけど、好きにさせるわけにはいかないって!」

 

兵夜「その通り! さんざん好き勝手やってくれた落とし前はしっかりつけないとな!」

 

リアス「でも、一部上層部と内通しているフィフスには情報のほとんどは筒抜け。そのうえ自分たちの準備がちょうどいいタイミングに時期を誘導するなんてまねすらしてくるわけね。・・・これでは正攻法ではどうしようもないわ」

 

イッセー「でも転移対策も万全で転移で行くわけにもいかない。・・・いかないけどさ、宇宙から攻めるって正気かよ!?」

 

兵夜「キチガイ相手にするんだから、こっちもそれ相応に狂った真似をしないとな。と、いうわけで大気圏から仕掛けてきたぜ!」

 

リアス「正直生きた心地がしなかったけど、それでも効果は絶大ね」

 

イッセー「いや、そうじゃなかったらむしろショックだし」

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「こっからめぐるましく場面が移り変わる大激戦。そして俺がいきなりうっかり」

 

リアス「貴方、本当にうっかりね」

 

イッセー「心臓が止まるかと思ったよ。しかもいきなりレイナーレと激戦だし」

 

リアス「祐斗たちも同時進行で幹部たちと戦闘。最終決戦なだけあって、どこもかしこも大激戦ね」

 

兵夜「そりゃあ、後日譚はあくまで後日譚ですから。ケイオスワールドの本編はここで終わらせるんだから、それ相応に伏線を回収しておかないと」

 

イッセー「でも、敵もしっかり準備万端なせいで俺たち全員追い込まれたなぁ」

 

兵夜「そりゃそうだ。防衛線は基本守る側が有利。しかも向こうだって準備期間があったんだからそりゃあパワーアップしてるさ」

 

リアス「でも、私たちは一人じゃない。困ったときは助けてくれる仲間がいるから、決して負けたりなんてしないんだから」

 

イッセー「ああ、デュリオには本当感謝しないとな。・・・レイナーレもしっかり倒したし、リアス! 今度デートしてくれ!」

 

リアス「ええ、もちろんよ! 世界には悪いけどしっかり制裁を加えたんだから、それぐらいはサービスしてもらわないと」

 

兵夜「はい、ラブラブバカップルは置いといて・・・置きたいが突っ込み入れさせろ。何レイナーレに救いを与えてんだ」

 

イッセー「いや、自然と感想が浮かんできただけなんだけど?」

 

リアス「イッセーは優しいもの。仕方ないわよねぇ」

 

兵夜「まあ、倒せたから別にいいんだけど。・・・それはともかくレイヴンも確保できたしハーデス対策は万全!」

 

リアス「やはり恐ろしい男ね、ヴァスコ・ストラーダ。あれが本物の悪魔と呼ばれる男」

 

イッセー「ヴァーリとクロウ・クルワッハもさすがだよなぁ。圧倒的っていうかなんて言うか」

 

兵夜「ベルもしっかり頑張ったし、久遠は久遠で気張りすぎだ。あれは気づかなかった俺のうっかりが悪い」

 

リアス「ええ、今まで好き勝手してくれた者たちが罰を受けるのはなんていうか・・・スカッとするわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセー「と、思ったらこれだよ! 大ピンチだよ!!」

 

リアス「アサシン全員にサーヴァントを付与するだなんて、向こうも思い切った手段を使ってくるわね」

 

兵夜「しかも対停止対策は万全。うん、起源は一度使ってみたかったらしいがおかげでマジで大変だ」

 

イッセー「んでもって、お前いつの間にもぐりこんでたんだよ」

 

兵夜「潜入工作は得意な方でな。まあ、フィフスとリンクしてるからどうしようもなかったわけだが」

 

イッセー「しかし宮白無茶しすぎだろ。どんだけむちゃくちゃな手段使ってるんだよ」

 

兵夜「それぐらいしないと太刀打ちできる相手じゃなかった。偽聖剣はオーバーロード覚悟だし、血清だって大量投入は毒になる。・・・本当にこれで最終決戦にするつもりだったんだよ」

 

リアス「それで何とか戦いにはなってるけど、フィフスもまだ切り札を持っていたわね」

 

兵夜「全くです。足りないものはよそから持ってくるのは魔術師の基本ですけど、まさかこのタイミングで基本に忠実に行くとは」

 

リアス「イッセーは透過で何とか抑えてたけど、どうしようもないぐらい圧倒的に不利ね」

 

イッセー「でも、アザゼル先生たちが準備してくれた奥の手が炸裂したよな」

 

リアス「ええ。さすがは私のイッセーだわ」

 

兵夜「いや、まあその通りなんですけどすごい展開ですよね? 冷静に考えるといろいろ馬鹿らしくなってきた」

 

リアス「あら、イッセーらしい展開じゃない」

 

兵夜「いやそうなんですけどね? 姫様はちょっと受け入れすぎな気がするんですけどね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「そしてフィフスはもちろん絶叫。・・・フィフスはおっぱいがトラウマすぎていろいろ体いじくって何とかしてるぐらいだから、もうこれで憤死してもおかしくない」

 

イッセー「そんなにトラウマなのかよ」

 

兵夜「そりゃお前、フィフスの作戦頓挫ってほぼお前がおっぱいでどうにかしてるだろうが。病名オパーイシンドロームとでも名付けようか」

 

イッセー「俺は病気か何かか!?」

 

兵夜「少なくとも、病的なおっぱい好きであることは否定のしようがないな」

 

イッセー「酷いよこの親友!」

 

リアス「でも、すごいことになってるわね。ドラゴンがおっぱいで薄まってるからサマエルの毒に強いだなんて」

 

兵夜「フィフスの敗因は全世界を敵に回したこと。そのため全世界のおっぱいの大半が協力してくれたわけで・・・まあ因果応報というか自業自得というか」

 

リアス「でも、それもイッセーと兵夜が頑張ってくれたおかげだわ。二対一とはいえトリプルシックスの支援も込みのフィフスを追い込むなんてやるじゃない」

 

兵夜「そうでもありませんよ。姫様のおっぱいがなければやられてました」

 

イッセー「煩悩鎮静化させる術式まで用意って、どんだけあいつは俺のこと恐れてる・・・っていうかこれおっぱい恐れてるよね!?」

 

兵夜「何をいまさら」

 

リアス「とはいえ、最後の最後でヴァーリからもらった令呪がここまで役に立つとはね」

 

兵夜「ええ。あれがなければアサシンとトリプルシックスを無力化できませんでしたからね」

 

イッセー「それでもへこたれずにフィフスも大暴れするよなぁ」

 

兵夜「あれはもう止まれないといった方が正しい。起源の影響で根源に向かって進むことしかできないからな」

 

リアス「それに対して文字通りの総力戦。私の魔星とヴァーリの半減を喰らっても動きを止めるのが精いっぱいだなんて」

 

イッセー「そういうわけでこっちも宮白の奥の手を使ったわけだけど、お前ようやく名前付けたんだな」

 

兵夜「実は最後の最後まで悩んでたそうだ。・・・だが鎧の方が先に限界を迎えかけたわけだが・・・わけだが・・・」

 

リアス「愛されてるわねぇ、あなた」

 

イッセー「そういえば、パクティオーカードって魔力供給できたんだな」

 

兵夜「ああそうだよ! 事実上の愛の力の勝利だよこの野郎!! 文句あるか!!」

 

リアス「いいえ全く。いいことじゃない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「そしてすべてが終わってエピローグ。・・・とはいえ問題山積みなんだがな」

 

イッセー「原作と違ってトライヘキサは死んでるから、アザゼル先生たちは現役なんだけどな」

 

リアス「その代りダメージが大きいわ。あらゆる世界に獣鬼が潜んで問題を起こしているし、何より人間界は異能力者であふれかえるわけだし」

 

イッセー「原作じゃあ正体ばらすのは抑えてるけど、こっちじゃもうばらすって決めたもんな」

 

リアス「もうどうしようもないと判断されたということね。どちらに転んでも人間の暴走が止められないなら、堂々と協力して抑止力になった方が安全だわ」

 

兵夜「それとは別にE×Eは仕掛けてくる可能性もあるし、対策のためには人間界の協力も必要不可欠ってわけで、まあ大変なことになったわけだ」

 

リアス「その分対策もしないといけないわね。だからイッセーや桜花さんはもちろん成果を上げたから昇格。そして兵夜は最上級昇格のはずだったんだけど・・・」

 

イッセー「心臓止まるかと思った。馬鹿じゃねえのお前」

 

兵夜「魔王様がリベラルすぎるのが悪い。だから何度も言ってるってのに」

 

リアス「おかげですごい異名が付けられることになってるし、あなたもたいがいねぇ」

 

イッセー「まったくだよ。松田や元浜にまで馬鹿にされてるし」

 

兵夜「へいへい。俺がわるぅございました」

 

イッセー「それにしても、領地の強化とかまたすごいことに使ったなぁ、お前」

 

兵夜「・・・棚ぼた過ぎて、ちょっと混乱してたのは認める」

 

リアス「まあ、悪いことではないわよね。俗な願いなのは事実だけど、聖杯戦争を切り抜けられたのはあなたのおかげなんだから」

 

兵夜「そう言っていただけると幸いです。まあ、俺は後遺症で大ダメージだし」

 

イッセー「すごい弱体化してるよな、お前」

 

兵夜「まあ、後日譚に向けての伏線でもある。・・・有名どころはたいていつぶしたし、後日譚の敵は弱体化するしかないし」

 

リアス「それで、後日譚はどういう展開なのかしら?」

 

兵夜「それは見てのお楽しみってことで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「そういうわけで、本編はこれにて終了。あとは後日譚とかになるわけだ」

 

イッセー「後日譚は宮白メイン。ま、俺たちも毛色を変えて登場するみたいだけどな」

 

リアス「一つぐらい答えてくれてもいいんじゃないかしら」

 

兵夜「じゃあ予定を一つだけ。後日譚の黒幕のキーワードは「第二魔法」です」

 

イッセー「なんかすごいことになりそうな予感だけど、ま、それはまた後の話か」

 

リアス「四年近く続いたケイオスワールドもこれで終了。でも、後日譚で会いましょう」

 

兵夜「それでは読者の皆さん―」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「「「本当に、ありがとうございました!」」」

 

 

 

 


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