ダンガンロンパ~黄金の言霊~   作:マイン

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エイプリルフール…嘘をついても良い日に「嘘」だと言うことは、これ即ち嘘が裏返って「本当」になるってことなんじゃあないかな?
…てなワケで、なんとなく続編が思いついてしまったので場つなぎに落っことしてみます
もしウケが良ければ、短編としてがっちり書くかもです。オーブ外伝よりは短くなる予定ですが

ではどうぞ


四月馬鹿クロスオーバー編 『星を掴む者』2 

 江ノ島を発端とする希望ヶ峰学園の危機を乗り越えた苗木達。…しかし、別世界から不慮の事故によってやって来た異星の生命体『エボルト』と、エボルトの因子に引き寄せられたその兄『キルバス』。なんの偶然かそれぞれ苗木と江ノ島の肉体に取り憑いた宇宙最凶の兄弟により、平穏だった日々が崩壊する…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …なんてことはなく、多少のゴタゴタはあったものの事態は苗木と江ノ島の手により人知れず収束し、その結果奇妙な『同居人』を得た2人を除いて何の変わりも無い日々が続いた。

 

 

 

 

 

 あの日までは。

 

 

「な、な、な…なんじゃありゃ~ッ!!?」

「空に…地球が、『もう一つ』!?」

 突如として東京…否、『地球の間際』に出現した『もう一つの地球』。それは、江ノ島盾子によって『人類史上最大最悪の絶望的事件』が起きてしまった歴史の地球であった。

 

「計算の結果…約『24時間』で2つの地球は『衝突』します。その結果、惑星同士の衝突による膨大なエネルギーが擬似的な『超新星』現象を起こし…」

「呑気に解説しとる場合かぁぁぁーッ!!」

 2つの地球から放たれる『謎のエネルギー』により、2つの地球は徐々に近づきつつあった。人類に残されたタイムリミットは…僅か『24時間』。

 

『こいつは…!おい誠、間違いねえ。あの星にあるんだ、あの時俺様が無くした『パンドラボックス』がよ!』

『…成~る程。どうやら星同士を引き寄せているのは、パンドラボックスとお前の持つエボルトリガーのようだなぁ。…だが、パンドラボックス単体にそんな力は無~い。おそらく向こうの地球にそれを成している『何者か』がいるようだなぁ』

「…だったら、行くしかないだろう!2つの地球を救えるのは、僕らしかいないッ!」

「ヒャッハー!祭りだ祭りー!」

 この異変の中心に事故の際にエボルトの手から離れた『パンドラボックス』が関わっていることを知った苗木と江ノ島は、パンドラボックスの回収と事態の解決の為にもう一つの地球へと向かう。

 

「やあやあ…こんなところで再会できるとは奇遇ですな、裏切り者とかつての主君よ!さあ皆さん、奴らの持つボトルさえ手に入れば蘇るのです!忌々しい『希望』によって奪われた、貴方がたの崇拝する『江ノ島盾子』がッ!!」

『ウォォォォォッ!!』

『アイツら…!?生きてやがったのか、キルバスといいしつこい奴らだ…!』

『お前が言えたことじゃあないだろう、エボルト~?』

 もう一つの地球にて苗木達を待ち構えていたのは、パンドラボックスの絶大な力を利用し、『江ノ島盾子の復活』という名目の元に絶望の残党達を先導し、未来機関を壊滅寸前にまで追い込んでいた3人…かつて戦兎たちに倒された『伊能、郷原、才賀』の3人の『ブラッド族』であった。

 

「エボルト、キルバス…もはやお前達の力など必要ない!この2つの地球同士を衝突させ、それによって生まれる『ブラックホール』のエネルギーを利用すれば、我々の手でパンドラボックスを『完成』することが可能だ!そして我らが、宇宙を手にするッ!!」

「…ハッ!みみっちいねぇ、そんな安っぽい絶望なんざ、アタシは要らないんだよ!」

「冗談じゃあ無い…!お前達にくれてやる地球も、宇宙も、何処にだってありはしないんだよ!」

 

「「変身!!」」

『ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!フッハッハッハッハ!』

『スパイダー!スパイダー!キルバススパイダー!イェーイ!』

『フェーズ4、完了…!さあ、遊んでやるよ!』

『少しは楽しませろよ、愛しき部下共ぉ!』

 エボルトとキルバス、2度にわたって血で血を洗う戦いを繰り広げた兄弟が、今手を組む。

 

 

ダンガンロンパ~黄金の言霊~ エボルト外伝『星を掴む者』

 

今年連載開始…?

 

 

 

 

 

『くっくっく…!こいつは面白いぜ、あの桐生戦兎ですら『1枚分』制御するのが限界だった『パンドラボトル』…。それが『6枚分』だぜ、お前に使いこなせるのかよ?』

「出来るか出来ないかじゃあない…やるんだッ!それが僕の、苗木誠の『希望』だッ!!」

『コンプリート!オーバーロード!』

『エボリューション!レボリューション!エボリューション!レボリューション!』

『『変身!!』』

『宇宙を掴む、アンタッチャブル!エボルパンドラ!フッハッハッハ、ハーッハッハッハ!!』

『ファイナルフェーズ、完了…!良い夢見れたかよ?そんじゃあ…チャオ!』

 




アンタッチャブルフルボトル…劇場版ビルドNewWorldにて、エボルトが地球を去る際に持って行った複製パンドラボックスのパンドラパネル5枚に、エボルトが取り憑いたことでエボルトの細胞を会得した苗木がパンドラボックスから生み出した「黄金のパンドラパネル」を含めた6枚のパネルから作り出したボトル。形はジーニアスやマッスルギャラクシーと同じだが、フレームが金色でボトルの部分が銀河のように常に渦巻いている。

仮面ライダーエボル パンドラフォーム…アンタッチャブルフルボトルとエボルトリガーを使うことで変身する、エボル究極の姿。「エボルト」としての究極体が「怪人態」であるなら、「仮面ライダーエボル」としての究極体がこのパンドラフォームである。フォルムはブラックホールに近いが、全身真っ黒のボディに金のラインが走っている(仮面ライダーΩやソーサラーに似ている)
パンドラボックスそのものを変身アイテムとしているため、単純な力だけでもビルドジーニアスやクローズエボルを凌駕する。ただし、この形態になっている間は苗木とエボルトの意識が完全に「融合」してしまっているため、エボルトの意思だけでこの姿を維持することは出来ない。
宇宙のあらゆるエネルギーを吸収し、無限に強くなれるだけで無く、吸収したエネルギーを星に与えることで死滅した星を蘇らせたり、星そのものの時間を逆行することすら出来る。快楽のためだけに星を滅ぼし続けたエボルトが、真に「仮面ライダー」となることで「救う者」としての力を行使出来るようになったのがパンドラフォームなのである

…以上、僕の痛々しい妄想ネタでした。ではまた次回

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