魔法でも、撃ちたいじゃん!   作:扶桑畝傍

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???
「なに?あれ?
 空飛ぶ船に、
 空飛ぶシルエットナイト、
 それに、
 あの機体、
 アレは、シルエットナイトと、
 呼んで良いモノ?」




湯がいても脳みそは脳みそ

 

ペガル

「全機、“腕をもげ”

 それが一番手っ取り早い、

 我らのテッラ・ゲイルの馬鹿力は、

 伊達ではないっ!!」

 

 

ゼルエラ

【ナント、空飛ブシルエットナイトカッ!!

 ハルガダータハ、隊列ヲ組、

 中隊単位デ法撃セヨ!!

 一機ズツ、確実ニ数ヲ減ラスノダッ!!】

 

???

「伝令!!

 マトゥァヒヒとジャッカルアは、

 協力し、空飛ぶシルエットナイトと、

 空飛ぶ船を攻撃、

 ゼルエラには、ハルガダータの指揮を。」

 

【ハッ!!】

 

 

モンゲル

「アハハハッ!!

 早イッ!!楽シィッ!!

 アレ?

 タゲルゥ?

 アノ空飛ブ船カラ、

 何カ落チテ来タヨッ!!」

 

タゲル

「え?

 ・・・なんなの、アレ、

 モンゲルっ!!

 あれは不味いよっ!!

 離れてっ!!」

 

モンゲル

「大丈夫ダヨ!

 バロンお兄様ガイラッシャルノダカラ、

 私、ナンダッテ出来ルンダカラッ!!」

 

バロン

「・・・あれが、

 シルエットナイトだと言うのか。」

 

 

【オォオオッ!!】

 

「へぇっ!!

 確かに馬鹿力だなっ!!」

 

 マトゥァヒヒから繰り出される引っ掻き攻撃は、

 

 標的を切り裂けず、

 

 地面、またはハルガダータを巻き込んで、

 

 その威力を発揮していた。

 

【飛ベルノハ、

 オ前ラダケジャナインダッ!!】

 

「げっ!?

 岩山を駆け上がって来やがるぞっ!!」

 

【噛ミ砕イテヤルッ!!】

 

「コイツはやべぇ・・・、

 なぁ~んてな?

 どりゃぁっ!!」

 

 テッラ・ゲイルがバク宙し、

 

 ジャッカルアを蹴り上げる。

 

【グァッ!?】

 

「テッラ・ゲイルをなめんなよ?」

 

 

 500対20機と特機、戦艦が、

 

 法撃をまき散らし、

 

 地形を抉り、

 

 拠点を破壊して行く。

 

 

???

「なんなの、あの威力はっ!?

 ゼルエラに全部を指揮して、

 あの空飛ぶ船を攻撃させてっ!!」

 

【伝令、走リマシタ】

 

【緊急伝ッ!!

 サンドゥリュオンガ迫ッテ来マスッ!!】

 

【オス4、メス6、個体ハ、凡ソ、4500ッ!!

 間違イナク、

 先ニ襲撃シテ来タ個体群デスッ!!】

 

???

「ちっ、こんな時にっ!!」

 

 

オネスト

「丁度良い、

 アレも、試射してみるか。」

 

 

コンクォ

「やっぱ、あんたの脳味噌、

 湯がいて固まってるんじゃないの?」

 

オネスト

《かもな。》

 

コンクォ

「でも、

 そうでもしないと、

 彼らも全滅必須だろうし、

 試射出来なかったから、

 やる意味合いでも良いんだけど。」

 

オネスト

《“蹴り撃鉄”は任せろ。》

 

コンクォ

「・・・本気で、

 あのモーションでやるの?

 こっちの、再現発射装置で、

 撃てるのに?」

 

オネスト

《一度はやってみたいからなっ!!》

 

ペガル

《お前らっ!!

 オープンで、なに喋ってんだっ!!

 サンドゥリュオンが迫って来るんだぞっ!!》

 

 




 
オネスト
「随分止まってたな?」

作者
「・・・モチベーション。」

コンクォ
「まぁ、ね。」

オネスト
「ま、続き、頼んだぞ?」

作者
「わ~ってるよ。」

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