真・恋姫†無双 -糜芳伝-   作:蛍石

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四十八話投稿します。

番外編が煮詰まってたので気分転換に書いてたら筆が進む進む。
つ、次は多分あっちを上げるから(震え声)

内容自体は薄いです(きっぱり)

2015/3/2
感想にて指摘のあったミスを修正


第四十八話 Drink The Elixir -からたちの花-

-秋蘭-

 段々と日が長くなり、過ごしやすい季節が近づいているとはいえ、流石に日が暮れると寒さに厳しさが増す。天幕内に居る私でもそう感じるのだ。外の兵達は凍え、身を竦ませている事だろう。兵達には暖を取る事を忘れぬよう、琉流(典韋)を通じて命じておいた。料理の腕が達者な琉流ならば、体を温める料理を振る舞っているかもしれないな。唐辛子や生姜などの在庫も後で確認する事にしよう。現実の光景から意識を逸らし、私はそんな事を考えた。

 

 董卓軍との間に停戦する事を決めた軍議の後、我らは客を天幕に迎え入れる事になった。いや我らが招いたのではなく、客の方から訪れてきたので急遽迎える事になった、というのが正確だ。何にせよ、今の様な状況になっている理由は、その客達が訪れた事から始まっている。その客達を天幕へ招き入れ、客が手土産(小さい壷に入った酒)を華琳(曹操)様へ献じて、私の同輩である桂花(荀彧)以外の人間が名乗った後に、それは起こった。

 自分以外の全員が名乗った後も桂花は口を開かず、客の一人である男を睨みつけていた。男がいつまでも名乗らない桂花へどうしたのかと疑問を持ち、視線を彼女へ移して小さく首を傾げた後『じろじろと見ないで!妊娠しちゃう!!』と言い始めたのだ。それを聞いて呆気に取られた客達の前で、男嫌いを公言している桂花は長舌を振るい、『如何に男が不潔であり、女よりも劣った生き物であるか』という自説を熱弁し始めた。

 華琳様はそれを聞いている客の様子を面白げに観察している。桂花を止める様子が見られない以上、この無礼とも言える行為は華琳様の期待に沿う事なのだろう。おそらく他人(ひと)を試し、器量を見定めんとする主の困った悪癖が頭をもたげたのだと思う。

 私の隣に立つ姉者は何度もその主張を耳にしている事も関係してか、退屈そうに話を聞き流している。とはいえ、油断する事なくいつでも動けるように自然体を保っているのだが。その様子から、客達が我らへ不埒な真似を働こうとするならば、即座に前に出てその凶刃を受け止め、逆に切り捨ててみせる事は想像に難くない。そしてそれは私とて同様である。華琳様の側に(はべ)る武人が我らだけである以上、身を挺して華琳様の盾となり、兇手を討つ剣となる必要がある。

 しかし目の前の客の様子から伺うに、今のところは凶行に及ばないだろうと思う。腕が立ちそうな人物が一人居るが、特に不審な動きをしていない事もその推測を補強している。

 

 さて、改めて客の方へ目を向けて見ると、三人の人物の姿が有る。その客達は私達の対面に位置する場所に立っている。

 一人は幼さを残す愛らしい顔立ちをしているが、不機嫌そうに眉根を寄せている少女。桂花が話し始めるまでは落ち着いた様子を保っていたのだから、おそらく桂花の物言いに不服が有るのだろう。聞き慣れている私からしても無礼な物言いをしていると思うのだから、客達からしたらなおの事不愉快に感じるだろう。申し訳ないとも思うが、華琳様が満足するまでは付き合ってもらうしかない。

 二人目は私や姉者と比べて小柄な体躯をしているが、見ただけで武の心得があると分かるような立ち方をしている少女。その不要な力が抜かれ、いつでも動く事が出来るであろう姿勢を保っている様子は、私や隣の姉者に通ずる物がある。なかなかに腕が立ちそうだ。この娘も目鼻立ちが整っているが、先ほどの娘と同様に顔をしかめさせてその美しさが少し損なわれている。

 三人目は桂花が長舌を振るいだす原因となった、先の二人の前に置かれた椅子に腰掛け、桂花へ視線を送りながら口にする言葉へ律儀にもいちいち頷いたり相槌を打つ男。この男も特に醜悪な顔立ちというわけではなく、ここにたどり着くまでの旅塵が全く無いわけではないが不快に感じないように清潔感を保っており、標準的と言えるくらいの容姿はしている。しかし、戦場であっても映える後ろの二人の容貌と並べると、どうしても霞んでしまう。しかし一人だけ椅子に着き、少女達がその後ろに立って控えているという位置関係から、男が二人よりも位が上である事が窺える。

 端から見れば、同性を好む嗜好を持った我が主の関心を買うために、男が一族の美しい娘を妃妾として捧げに来たと思うかもしれない。しかし、この男の噂から鑑みるに、華琳様に見え透いた媚びを売る事はないだろう。

 

「……というわけで、男は下劣でどうしようもなく不潔な存在なのよ! だからあんたも巷で麒麟の化身とか言われて調子に乗ってるんだろうけど、一皮剥けば最低の……!」

「それをそのまま教育方針にすると、とんでもない怪物を生み出す事になるでしょうし、自分の子だろうと他所様の子供だろうと、そのまま話して聞かせるのはおやめくださいね」

 

 自説の要諦を話そうとした桂花を遮り、男は薄ら寒そうにそう口を開いた。

 男の名前は糜芳。徐州の官吏であり、華琳様の治める兗州にも、将、能吏、そして人物鑑定の名人としてその名声は響いている。

 少女達も糜芳同様に徐州の官吏である。太史慈と諸葛瑾と名乗っていた。

 太史慈という名については、徐州の将の中でもなかなかに優れていると聞いた事が有るが、寡聞ながら私は諸葛瑾の名を聞いた事はなかった。しかし、劉備達の軍師に姓が諸葛の者が居たと記憶している。容姿も良く似ているから、おそらくは血縁者なのだろう。もしそうであるならば、武に秀でたところのなかったあの姉妹と同様、おそらくは武ではなく文を修める事で身を立てる者なのだろう。本人の様子を窺っても、武芸が得意なようには到底見えない事もその推測を裏付ける。

 

 さて、そんな客達がわざわざ私達の陣幕を訪れたのは、交渉したい事があるからと聞いている。

 華琳様と桂花、そして私の三人はその交渉は、徐州からここまでの兵站輸送のためではないかと予想が一致している。

 兗州は洛陽の東方、目と鼻の先と表現できるほど近くに位置している。その兗州からさらに東の土地である徐州から汜水関まで補給線を繋ぐなら、兗州は通り道となる。しかし実際にそういう経路を使うためには、兗州牧である華琳様に通行の許可を取る必要がある。物資の輸送を担うのが徐州兵である以上、許可無く領地に兵を入れるのは侵略となる。そういう余計な軋轢を生まないためにも、事前の交渉は必須となる。

 我らとしても、そう交渉を持ちかけられる事は望むところである。自分達で兵站を賄うという事は、裏返せば兗州などの近隣から現地調達を行わないという意思表示と見る事もできるからだ。現地調達といえば聞こえはいいが、それは略奪に他ならない。そうせずに尋常な手段で補給を賄ってくれるのならば、十分に我らの利益となりうる。交渉を断り、いたずらに波風立てる必要はない。

 とはいえ、こちらからすればこの交渉は丸く収める必要がない事も事実である。交渉が不首尾に終わり、略奪を始めるならば即座に討ってしまえばいい。望むのがあちらである以上、こちらから下手に出る必要はない。桂花の暴言とも言える言動も、それを前提にしているのだろう。……多分、きっとそうに違いない。

 

 さて思索を切り上げて目の前の光景に意識を戻すと、糜芳に話を遮られた事で桂花はギャーギャーと騒いでいる。少女二人はそれを五月蝿そうに見ているが、糜芳はそれを無視して口元に手を当て、目を伏せて沈思を始めた。ふむ、桂花の罵声にも容易く声を荒げようとはしないか。そういう態度を取らずに落ち着きを保った姿に私は少し感心した。

 例えば私の姉者ならば、そういう言葉を華琳様や自分へ向けられたなら即座に反発し、喧嘩を始めるだろう。まあ姉者ならそんな姿も可愛いので問題はないと断言できるが。

 さて糜芳はというと、しばらく桂花の怒声を浴びながら黙然としていたが、小さく溜息を吐いた後、桂花に向き直った。

 

「そう大声を出していると喉が渇きませんか?」

 

 糜芳は桂花の罵声などなかったように、そう問いかけた。

 その泰然自若とした態度が頭にきたと思われる桂花が更に声を放たんと息を吸い込んだところで、糜芳は視線を華琳様へ移し、問いを発した。

 

「折角なので、手土産に持ってきた酒を開けませんか? 臣下殿の声が枯れても、明日以降の軍勢の指揮に不都合がありましょうし」

「ふむ、噂に名高い徐州の酒ね。 ただ、喉を潤すには酒精が強すぎて人を選ぶとは思うけど」

 

 華琳様が独り言の様にそう呟いた。華琳様が口を開いたのを見て、桂花は慌てて口を噤んだ。流石に華琳様の言葉を遮ってはならないと思うくらいの理性は残っていたようだ。

 

「お湯や水で割って飲んでも良いんですよ。 仰るとおりに酒精が強いんですから。 ちなみに持ってきたのは蜂蜜と薬効の有る果実を一緒に漬けた酒です。 おそらく喉にも良いでしょう」

「薬効のある果実、ね。 何を使っているのかしら?」

枳殻(からたち)ですよ。 領内で垣根に使う家が多いんで、手に入りやすいですし」

「枳殻……」

 

 華琳様はそう呟くと、先ほどの糜芳の様に顎に手をやり考え始めた。私には理解できなかったが、華琳様の脳裏に引っかかる物が有ったのだろう。隣の姉者はそんな華琳様の様子に少し動揺し、横目で私に目配せをしてきた。何か糜芳の言葉に無礼がなかったかを問いたいのだろう。しかし、私にも華琳様が何に引っかかったのかは分からない。だから姉者へ向けて小さく首を横に振った。私にも分からない事は答える事は出来ない。

 この場にいる他の人間の様子を見ると、糜芳は考えている華琳様を面白そうに見ており、客の二人と桂花はそれぞれの主へ困惑した視線を向けている。まるで先ほどまでの構図とは逆になっている。

 そうこうしているうちに、華琳様は顔を上げられて糜芳へと向き直り、問いかけをされた。

 

「糜子方。 貴方の領地はどこだったかしら?」

「琅邪国の莒県ですね。 楽毅の落とす事が出来なかった地として有名でしょうか」

 

 糜芳は華琳様からの質問に注釈を付けながら答えた。確かに莒県について説明を加えるならば、楽毅の連合軍と絡めるのが分かりやすい。

 これは余談だが、莒県は琅邪国でも規模の大きい県の一つだった。しかし、梁冀の治世の頃に賊が跋扈し領民の多くが離散したという歴史がある。徐州牧に陶謙が就いた頃から少しずつ復興が始まっていたのだが、糜芳が県長に就いた事でその名を慕い、多くの民達が糜芳の県長就任を歓迎した。さらに黄巾の跋扈で離散した近隣州からの難民も受け入れ、ようやく戸数が一万にまでなっている。したがって、糜芳は今は『県長』だが、もうじき『県令』へと役名を改める事になるかもしれない。

 それだけ急に民が増えれば食料が足りなくなりそうな物だが、糜家の蔵を開く事で賄いきったと聞く。華琳様が陳留太守になった際にも曹家の蔵を開いて民達へ施しを行ったが、ほぼ同時期に同様の事をしているのは興味深い。

 そう私が考えていると華琳様はくつくつと喉で笑い始め、ついには声を上げて笑った。糜芳以外の人間から困惑、そして怪訝な視線が華琳様に向けられるが、特に気にされた様子はない。

 ふむ?何処かに華琳様の琴線に触れる様な物が糜芳との会話の中に有ったのだろうが……。

 そうしている内に華琳様は笑いを収め、糜芳へと向き直った。

 

「驚いたわ。 まさかこういう場になると予想していたの?」

「神仙じゃあるまいし、そんな事出来ませんよ。 完全に偶然です」

「偶然にしては出来過ぎね。 私達の間にはなかなか縁が有りそうだと解釈する事にするわ。 ……さて、糜子方殿。 臣下が……いえ、そうではないわね。 我らの無礼な振る舞い、謹んでお詫びするわ」

「ご賢察畏れ入ります。 大した事ではございませんのでお気になさらず」

 

 笑いを収め、糜芳へと姿勢を正した華琳様の謝罪に、糜芳は謙譲の言葉を返した。

 華琳様が桂花の事だけではなく自分も含めた言葉へ言い直した事から、糜芳の言葉の何処かに華琳様への諷諫が有り、華琳様がそれに気づいたという事なのだろう。

 私はそれに目を見開き、姉者はその華琳様の様子に驚いてあわあわとし始め、桂花はこんな男に謝罪など必要有りません、と喚いている。

 そんな臣下達の様子など斟酌せず、華琳様は更に言葉を紡いだ。

 

「それから、琅邪国で日々を過ごす父への有形無形の糜家からの支援、娘として心から感謝します」

「そちらはもっと頭を下げる必要は無いかと。 我らとしても助言や口添えを頂いたりしておりますので」

 

 そこまで言うと、糜芳はしまったと言うように表情を歪めた。

 

「すっかり失念しておりましたが、孟徳殿へ御父君よりお言葉をお預かりしておりました。 申し訳ありません」

「気にする事はないわ。 ……子供扱いされて腹が立ちそうだけど、一応聞かせて頂戴」

 

 糜芳はそう言ったが、本当に忘れていたのだろうか?こちらへ頭を下げる口実を作るために忘れていたふりをしたというのは考えすぎだろうか。

 

「『油断せず事に臨み、漢室のために良く励みなさい』だそうです」

「言われずとも分かっている事をわざわざ言うなんて、確実に子供扱いしているわね……」

 

 巨高(曹嵩)様からの言付けを聞き、華琳様は小さくそうこぼした後、渋い顔をなさった。しかし、それでもどこか嬉しそうに見える。一時は親子の間で会話すらなくなったのを知っている身としては、人伝てとはいえ親らしい言葉を華琳様へかけてくださった巨高様の心遣いを嬉しく感じる。巨高様が徐州に疎開なさり、華琳様と距離を取った事は結果的に良い方に働いたようだ。

 華琳様はそんな気分を変えようとするかのように、小さく溜息を吐いた後に穏やかな表情を作り、私に顔を向けた。

 

「秋蘭、酒器の用意を。 折角だから客人の持ってきた酒を頂きながら話す事にしましょう。 斉の枳殻を味わいながら、ね」

 

 斉の枳殻……。ああ、なるほど。華琳様の言葉で、ようやく糜芳の諷諫が何処にあったのかを理解できた。

 桂花や太史慈と諸葛瑾も理解出来たのだろう。酒器を取りに天幕を出る際に三人の顔を見たが、桂花は顔を怒気で真っ赤にしながら糜芳を睨みつけており、客人の少女達は眉間に寄っていた皺が綺麗に消えている。おそらく糜芳が桂花をやり込めた事で溜飲が下がったのだろう。

 ちなみに私の横に立っていた姉者はというと……どうして他の者が華琳様の言葉に反応したのかが分からずにおろおろと様子だ。ああ、困った顔をしている姉者は実に可愛いなぁ。

 心中で何度も深く頷きながら、私は天幕を出た。




最後までお読み頂きありがとうございます。
今回から、誰の視点で語られるのかを冒頭に入れるようにしました。これで多少は分かりやすくなる……かも?
前回以前の話にも時間が出来たら追加します。

・唐辛子や生姜
どちらも体を温める食べ物。寒い時でも汗が出るくらいにぽかぽかする。

・桂花の発言
魏ルートでは初対面であり、華琳の直参である一刀相手にいきなり喧嘩を売る発言をしていた桂花さん。客を相手にしていても、わざわざ自重をするかと言えばそんな事はなく。大人しくしている可能性があるとすれば、華琳よりも目上の人間(魏ルートで使者として訪れた霞など)と会っている時だけというイメージが。ちなみに罵倒の言葉は、ほぼ原作のままです。
没にした麟の返しとして、『もし本当に子を成したら、邪教の指導者の母親として名を馳せる事が出来ますね』というのも思いついたんですが、黄巾が終わったばかりでその発言はアウトだと思ったので削除。ここでいう邪教とは、絶賛ローマ帝国を侵食しつつある処女から生まれた救世主の宗教です。当時はまだローマ宗教とは相容れない物だったはず。

・華琳の反応
臣下として組み入れるに値する人物かどうかを測るために、無理難題をやらせる人材コレクター魂。

・とんでもない怪物
20世紀のアメリカで、男を徹底的に貶める教育を母親から受けた殺人犯が実在します。結構なサイコパスで、wiki記事でも気分が悪くなりそうなので、あえて名前は挙げません。興味を持った方は自力で辿り着いてください。
作者がプレイ当時に桂花の言動から最初に連想したのはこの母親だったりします。萌将伝で、子供は子供で慈しむと言ってくれていて胸を撫で下ろしました。

・現地調達
きっとこんな事考えてそう。
麟「曹操の土地から略奪なんて出来るか! 苦労してでも自腹切るわ! 泰山侵攻? 企画した奴の首を飛ばす!」
なお史実での企画者は陶謙の模様。

・薬酒
氷砂糖の代わりに蜂蜜使って果実酒漬ける感じです。現代でも蜂蜜は喉の薬として扱われるますね。いえ、さえずりの蜜だけではなくですね。
枳殻の薬効と繋げてアニメ版華琳様が悩んでいた症状についても触れようかと思いましたが、自重しました。どう考えても首が飛ぶし。

・琅邪国で日々を過ごす父
曹嵩は史実準拠で徐州で暮らしています。曹騰は流石に死亡してるかなぁ。
麟はよく顔を出して、曹操の徐州侵攻の発端となる萌芽が無いかを恐る恐る探っています。

・麟の諷諫
南橘北枳から。
琅邪国のある辺りに存在していた国、斉の宰相だった晏嬰の言葉で『人は環境により良い奴になったり悪党になったりするんやでー』という意味です。
転じて麟の発言は、『男女だからではなく、環境が良くないから使える男がいないんじゃない?』という意味での発言となっています。桂花の発言に対する返答としては割りと皮肉な内容になっています。古の聖人の言葉だけに軽々しく否定は出来ませんし。

ご意見、ご感想ございましたら記載をお願い致します。

また、以前にも記載したのですが、感想への即日返信は難しくなっております。
週末、休日の空いた時間にまとめて返させて頂きますので「はよ返せや、ごらぁ!」等と思わないで頂けますと幸いです。

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