*誤字、またはおかしな点があればご報告あればうれしいです
―――河城家―――
現在、私は河城家内にいる。
どうしてこうなったか、大まかに言うと
誕生→山を出る→迷子→猫らしきモノに襲われる→川に逃げ込む
→河童(河城さん)に会う→とりあえずご飯をもらえることになった←(今ここ)
「えっと、すみません、突然おじゃまして、しかもご飯までもらっちゃって」
「いいよ、いいよ 誘ったのこっちだし、それと、なんで、あんな下級の妖獣に襲われていたんだい、見たところ、纏はかなり妖力持ってるし、」
「妖力?」
「え!?纏、妖力がわからないのかい?!」
「生まれたばかりなもんで」
「生まれたばかりなの!?そうは見えなかったんだけどなー、生まれたばかりでその量か・・・(妖力の使い方を知らないまま放っておいたらいつか、力に呑まれて暴走してしまうかもしれないし)・・・・・・・・・・・・よし、ここで会ったのも、何かの縁だ、君に妖力の使い方を教えてあげるよ、少しは自衛できないと困るでしょ」
「・・・・・」
確かに自衛ができないと困る。それに、このチャンスを逃したら、いつ覚えれるかわからないし、もうあんなのに、追いかけ回られたくないしな―
よし!決めた。
「はい、こちらからも、よろしくお願いします」
「よし決まり♪今日はもう遅いから明日からやろう、教えてる間は、ここに泊まってねー」
「いいんですか!」
「そうだよ―、ここに居る間、家事とか手伝ってもらうけどいい?」
「はい!もちろん大丈夫です」
「じゃあ、もうお風呂入って寝ちゃおう、明日は早いよー」
「頑張ります」
そして、私は美香さんに用意してもらった、布団の中で最初一日を終えた
―――次の日―――
鳥の声が聞こえ、目を覚ました
「はぁ、これは夢じゃないんだね」
昨日の夜、もしかしたら、これは夢で目を覚ますと、いつもの世界に戻ってるんじゃないかと期待したが見事に、その希望は打ち砕かれた
「仕方ない、神様に言ったじゃないか、あきらめが肝心だって」
自分に言い聞かせて寝室を出て
「あ、おはよう、もう起きたの?よく寝れた?」
「うん、おはよう、御蔭さまで、よく寝れました」
「なら、よかった。今から朝食にするから、運んでくれない?」
「これを運べばいいんですね」
「うん、そうだよ― ご飯食べ終わったら、妖力の使い方を教えるからね」
「はーい」
少女達食事中・・・
「「ごちそうさま(です)」」
「よし、そろそろしますか」
「はい!」
と言って、美香さんの後を追い外に出た
私はかなりわくわくしていた。
転生といえば小説とかでよくある、チートが来るんじゃね!と、しかも美香さんが言うには私の中にある妖力という、なにかが多いらしいし、どんなのが来るんだろと妄想してると
「ん?どうしたの急に、にやにやして」
「はっ!いや、なんでもないです」
「ふーん、じゃあ、まず妖力やほかの力について話そう」
少女説明中・・・
説明を受けた結果わかったのは、まず妖力は、妖獣・妖怪などの特有の力らしい たまに、人間の中にも長生きしたものは妖力を手に入れていたりするらしい
次に、霊力(*)はおもに人間などの生物が持ってる生命エネルギーらしい、人間の中に、これを多く持って生まれてくることがあり、そのほとんどが神社などの巫女だとか何とか、次に神力は、ヒトなどの、信仰心から生まれる力らしい、例えば、人間でいえば人から信仰され続けると、その信仰されてた人間が、現人神となりその力を使える用意なるらしい
これを聞いてて、なんか人間ずるくね?と思ってしまった、自分は人間には戻れないと実感した
「説明は、終わったし 次は実習行ってみよー」
「おー」
「まず、手をだして、そして手のひらに力を集めると・・」
すると美香さんの光の弾が出てきた
「す、すごーい」
「これで驚いていられるのは、初めだけだよ、とりあえずやってみよう」
美香さんが目の前で実演してくれた通りにすると手のひらに突然、光の弾が出てきた
「こ、こうですか」
「おー、ちゃんと出来てるじゃないか、妖力をとりあえず体内から出すことはできるみたいだし、・・・空を飛んでみよう!!」
「へ?」
美香さんが、急に私をつかみ、空に連れて行った
「え!何これ!?と、飛んでる!?」
「よし!ここまで連れてこれば大丈夫かな?」
ふと下を見て見ると・・わーさっきまでいた、家があんなにちっちゃーい・・下には川があり、その横には大きかった家がすでに、こぶしほどの大きさになっていた
「今から落とすから、頑張って飛びなよ?飛べなくても下は川があるから安心してね。じゃぁ、行ってらっしゃーい」
そんな無慈悲な!
「いやぁーーーーーーーー」
*霊力などは独自の解釈で判断で書きましたので、もし間違ってたらすみません