幻想世界に誘われて【完結】   作:鷹崎亜魅夜

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 そういえば最近シリアルを食べていない。
 再び裏主人公視点。
 ではどうぞ。
 ※サブタイトルの【姉妹】を【シスターズ】に変更。本文に変更はありません。


四話 『スカーレットシスターズ』

「レミリア嬢。少々聞きたいことがある。時間は作れるか?」

 

 オレはレミリア嬢がいる自室へと移動して、ノックして確かめる。

 

『……静雅? まぁいいわ。入りなさい』

 

「了解した」

 

 部屋からレミリア嬢の許可は取れたので入る。レミリア嬢は窓から外の風景を見ているようだ……日光が入らないように計算した窓なので問題は無い。

 

 何やら黄昏れているようにも見えるので話しかけてみる。

 

「……外を見てどうしたんだ?」

 

「別に。ただ、あの太陽の日光がなくなればいいと思っただけよ」

 

「……そうか」

 

「それで? 私に何か用件があったんじゃないの? お前が直々に尋ねてくるのは珍しい」

 

 そう言ってレミリア嬢はオレの方へ小さな体を向ける。

 

 さて……ここからが本番だ。

 

「フラン嬢について聞きたいことがある」

 

「フランの……? そうそう。私もあなたに一応、言っておくべき事があるわ」

 

 オレは片手をズボンのポケットに突っ込み、レミリア嬢は反応を返してきた。

 

 レミリア嬢は言葉をつなげる。

 

「フランの狂気……取り除いてくれたのでしょ? そこは感謝しなくてもないわ。あなたの能力をかってフランに送り出したのだから──」

 

 

 

 

 

「オレはフラン嬢の狂気に何もしていない」

 

 

 

 

 

 レミリア嬢の言葉を遮り、オレの言葉でフラン嬢の状態を伝えた。

 

 ──フラン嬢の狂気には何もしていないと。

 

「──何? じゃあ何なの話していたときのあのフランの表情は?」

 

「素だろ」

 

 空気がいきなり重くなる。オレは空気を気にしないでレミリア嬢の質問に答えた。

 

「……お前はフランの狂気に触れたはず。なのに何もしていない? 冗談は言うな」

 

「あぁ。触れたさ。狂気に触れたからこそ──何もしなかった」

 

「じゃあ何故お前とフランは普通に過ごせた!?」

 

 レミリア嬢は感情的にオレに聞いてくる。

 

「説得したからさ。惨劇的な弾幕ごっこをやりつつだが……衝動がおさまって聞いてくれたさ」

 

「そんなことできるはずがないでしょう!? あの子は精神的に不安定な場合が多い! お前はその不安定なときに触れたはず! その時のあの子には話など聞いてくれはしない! 力で落ち着かせるしかないのよ!」

 

 怒りを含んだ言葉でオレを非難してくる。

 

 だが、オレは挑発気味にこう言う……。

 

「──できたからこそ、オレとフラン嬢と笑顔でいられたんだろう? レミリア嬢が本来すべきことをオレがやった。まともに妹と話そうとしない姉と違って妹の方がオレに色々なことを話してくれた。何故そのような妹の方が閉じ込められている不思議でしょうがな──」

 

「──っ!」

 

 オレが言いかけてくる途中でレミリア嬢はオレを押し倒す。流石は吸血のスピードとパワーと言ったところだろうか。オレは事前に【体の負担をなくす事象】をかけているので痛くはない。

 

「──黙れ」

 

「話せないから実力行使か? それともお前さんができないことをオレができたからの嫉妬か? どっちにしても醜いな」

 

「お前にフランの何が分かるっ!? 数日しかここにいない奴が私達吸血鬼に何が分かる!? フランと一日未満しか接していない奴が何が分かるんだっ!?」

 

「──フランドール・スカーレット。レミリア嬢とは五年しか違わない吸血鬼姉妹」

 

 オレはレミリア嬢の気迫に挫けず。

 

「能力は【ありとあらゆる物を破壊する程度の能力】。そして生まれつき狂気にとりつかれやすい。能力と狂気が合わさった結果、破壊衝動を主にした狂気となる。たまにレミリア嬢の力を上回る力を発揮することがある。だが、善悪の判断がまだ付いていない。そのため、四百九十五年も閉じ込められた」

 

「…………それでフランのことを知ったつもり? 笑わせるわね」

 

「四百九十五年も閉じ込めた奴が何を言っているんだか」

 

 レミリア嬢の挑発を挑発で返したところ、首に何かの力を感じる。おそらく片手で首を絞められているのだろう。だが、普通に呼吸はできる。

 

「揚げ足取りが得意なようね? 荒人神」

 

「そういうお前さんは喧嘩っ早いぞ? 吸血鬼」

 

 お互いの牽制する……が、オレの口が開く。

 

「パチュリーから聞いた。レミリア嬢……一度幻想郷が紅い濃霧で包まれたとき、吸血鬼が昼間の時間帯でも動けるようにしたかった。日傘など面倒な物はなく、自分だけで動ける環境を」

 

「……えぇ。それが目的だったもの。だが、霊夢達にスペルカードで負けた。だから仕方なく霧を払った」

 

 一度幻想郷を覆った紅い霧。日光を遮って吸血鬼が行動できるようにした。それはつまり──

 

 

 

 

 

 

「──もしも異変解決者達に勝っていたら、自分の監督下でフランを外に出そうとした。まぁ、オレの仮説だが」

 

 

 

 

 

「──!?」

 

 一瞬だが、レミリア嬢の表情が変わった。それでもオレは言葉を続ける。

 

「日傘を持っていない分、十分に吸血鬼の運動能力を発揮できる。だが、日光がある状態だと、吸血鬼にとっては十分危ない世界だ。ましてやフラン嬢は世間知らずだ。日傘を差したままの自分では行動が制限され、フラン嬢を監督できなくなってしまう可能性がある。そして、フラン嬢には知識が少ない。友好的な妖怪や人間が判断できない。悪意のある妖怪や人間が近づいても大したことは無いが、問題はその後──」

 

「止めなさいっ!」

 

 オレの言葉にレミリア嬢が口を挟む。もう、聞きたくないとだだをこねる子供のように。しかし、言葉を続ける。

 

「──フラン嬢は間違いなくその相手を壊してしまう。もしそれがフラン嬢のパターンになったら……フラン嬢は殺される。正当防衛でも何でも無い、ただの虐殺者として。幻想郷の異端として」

 

「止めなさいって言っているでしょっ!」

 

 レミリアが言った瞬間、オレは顔を殴られた。しかし、傷跡もついていなければ痛くもない。

 

 オレは殴られた顔の位置を戻し、レミリア嬢の顔を見て言う。

 

「なぁ……どうして少しでもフランと一緒に外に出てやらないんだ? それでいろんな事を学ばせれば良いのによ。レミリア嬢だけだと荷が重すぎるのか?」

 

「……こんな、不出来な私に……フランが一緒にいたくないでしょう……あの子の四百九十五年も人生を奪っているのよっ!? 閉じ込めた張本人と一緒なんてあの子は嫌がるに決まっている! 顔向けができないのよ……! 閉じ込められているはずなのにあの子は時折笑顔を見せてくれて……それを見る度に心が傷んで……ずいぶんと落ち着いていっているのにそれでもあの子の狂気と能力を恐れて……外に出せないでいる……こんな私を……っ!」

 

 顔をうつむけて、オレの胸の部分の服を握りながら声を荒げるレミリア嬢。

 

 オレはそっと……レミリア嬢の帽子を被っている頭に手を乗せる。

 

「レミリア嬢……まだ間に合う。フラン嬢に本心を言ってくるんだ」

 

「間に合うって何よ……あの子にこのことを話したって──」

 

「──そういう風に言っていると、いつかフラン嬢の心が壊れるぞ。それはもう、取り返しの付かないことになる」

 

「…………」

 

「フラン嬢はまだ幼い。ちゃんとした理由ならば納得してくれるはずだ。だが、このままいけば……フラン嬢は疑心暗鬼になる。もう、誰も信じることができなくなるかもしれない。誰にしても心が開かなくなるかもしれない。そうなったらどうするつもりだ!」

 

 個人的な感情も入っているかもしれないが……オレはもう、一度壊れた親友みたいな奴は見たくない!

 

「……何でそう、焦らせるようなことを言うのよ……?」

 

「オレは、そういうのは見たくないんだ……手の届く距離で届かないなんて嫌なんだよ……オレはもう、近しい奴が壊れるのは見たくないんだ……フラン嬢も、レミリア嬢も……」

 

 オレはギュッとレミリア嬢を安心させるために抱き寄せる。一度壊れるとよほどのことをしない限り治りにくくなる。これほどこの二人の距離はまだ近いんだ。ただ、お互いのことがすれ違っているだけなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ねぇ、静雅……お姉様って私の事どう思っているのかな……?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──フラン嬢の言葉。期待の言葉。不安な言葉。色々混ざっていたフラン嬢の声。

 

 そのフラン嬢を救えるのは、姉であるレミリア嬢だけなんだ。

 

「だから……フラン嬢のことで後悔しているよりも、心の内をフラン嬢に打ち明けてくれ……! それは間違いなく、フラン嬢の望みでもあり、咲夜も、美鈴も、パチュリーも、小悪魔も望んでいるんだ! オレはまだ言う資格は無いと思うが……『家族』なんだから……!」

 

 精一杯、レミリア嬢を説得する。後はレミリア嬢次第なんだが……。

 

 数十秒経っただろうか。レミリアに声をかけられる。

 

「……静雅。とりあえず手を緩めなさい。起き上がれるに起き上がれないじゃない」

 

「……あ、すまん」

 

 そういえば抱き寄せていたな。そう思いながら手を離し、レミリア嬢は立ち上がる。ついでに自分も。

 そこで、レミリア嬢はため息をつきながらオレに話しかける。

 

「はぁ……とんだ無礼な執事ね。ここまで意見をしたのはパチュリー以来よ……それで心の内を本当に荒らしてくるわね……さ、す、が、は荒人神ね。誇り高き吸血鬼なのよ私は……(それで抱き寄せるだなんて……)」

 

「まぁ、すまん……」

 

「そこは『失礼しました』でしょう。はい、やり直し」

 

「すいやせんした」

 

「…………まぁ、いいわ」

 

 色々文句を言った後、諦めたようにオレの言葉を受け入れるレミリア嬢。

 

 レミリア嬢は決心したように、オレに話しかけてくる。

 

「……聞き入れてもらえるか分からないけど、フランに話すわ。私の本心を」

 

「……そうか。だったらオレも行こう。一応オレはフラン嬢の従者だからな」

 

「当たり前よ。お前が頼み込んできたのだから来るのは当然」

 

 少し注意をもらいながらもレミリア嬢の後に着いてって自室を出ようとする。

 

 が、レミリア嬢は途中でオレに振り返る。

 

「そうそう、静雅。さっきのお前の言葉を少し訂正させておくわ」

 

「? どうした?」

 

 レミリア嬢は少し笑みを浮かべながらこう言った。

 

 

 

 

 

「──静雅も私達の家族よ」

 

 

 

 

 

「……そうかい」

 

「家族ってだけで深い意味は無いわよ。そこは頭の中に入れておきなさい」

 

 そう言って少し恥ずかしかったのか、すぐに顔をそらしてドアに手をかけようとした。ツンデレか。

 

 ──だが、レミリア嬢が開くよりも先に、ドアが開いた。そこにいた人物こそ、あれだ。

 

「──フラン? どうしたの?」

 

「…………」

 

 そこにはフラン嬢がいた。何やら少し戸惑っているような、何かを言いたそうな表情にも読み取れる。レミリア嬢はきっと驚いているが、表面上では落ち着いている。

 

 オレはフラン嬢に尋ねることに。

 

「フラン嬢? 何かようだったか?」

 

「……静雅、お姉様……さっき話していた話って本当なの……?」

 

「「!?」」

 

 オレ達は驚愕した。まさか扉越しから聞いていたのか……!?

 

 レミリア嬢の焦りもうかがえる。もう、これは腹をくくるしかない……。

 

 そして……レミリア嬢は質問に答えた。

 

「……そうよ」

 

「…………」

 

 レミリア嬢は肯定した。だが、肝心のフラン嬢は顔をうつむけて黙っている。

 

 フラン嬢がそんな状態でも、レミリア嬢は言葉を続けて──

 

「……今更許されるとは思えないわ。私はあなたの能力と狂気を恐れて閉じ込めた。何とかしようとしたけど、四百九十五年も人生を奪ってしまった。正面から向かうべきだったのに……あなたの従者に先を越された。役目を押しつけてしまったようね……。もっと真剣に話し合う必要があったのに、それさえしなかった……。私のことを許さなくても良い。ただ、これだけは言わせて──」

 

 レミリア嬢は深く頭を下げて、こう言った。

 

「──ごめんなさい」

 

「…………」

 

 レミリア嬢は四百九十五年分の謝罪をした。レミリア嬢はプライドが高い。自分が間違ってたとしても認めない、ワガママな友人とパチュリーから聞いていた。その友人が、妹に対して深く頭を下げていた。

 

 これをどうフラン嬢が受け取るか……。

 

「…………お姉様、顔、あげて?」

 

「……フラン? どうし──」

 

 急なフランの言葉にレミリア嬢は妹の顔を見ようとしたが──それよりも先に、フラン嬢はレミリア嬢に抱きついた。

 

 ……瞳に涙をためながら。

 

「よかったよぉ……お姉様に、嫌われて無くて……」

 

「フ、フランっ!? 一体どうしたの!?」

 

「不安、だったの……。お姉、様に嫌われているから、外に出させてくれないと、思っていったから……。わた、しはいらないの、かなって思われてたのかなって──」

 

「思うわけ無いじゃないっ!」

 

 急に荒げたレミリア嬢の声にフランの体はびくっと震えた。

 

 ──レミリア嬢も少し、涙をためて叫ぶように言う。

 

「──この世界でたった一人しかいない、私の妹だもの……! 嫌いになるはずがないもの……!」

 

 存在を確かめるかのようにレミリア嬢は強くフラン嬢を抱きしめる。その瞳から涙もこぼれ、感情もこぼれていた。

 

「……お姉、様ぁ……っ!」

 

 フラン嬢も自分が欲しかった答えを聞いた瞬間、さらに涙がこぼれた。

 

 ……姉妹は、正面から話し合って、理解し合ったのだ。

 

 オレは静かにその場を去る。静かに扉を閉めた後、曲がり角を曲がろうとしたが──

 

「「「「……あ」」」」

 

「……お前さん達は一体何をしているんだ……?」

 

 曲がった角には咲夜、美鈴、パチュリー、小悪魔がいた。大方、盗み聞きでもしていたのかもしれないな……。

 

 先に口が開いたのは咲夜。

 

「すいません……お嬢様と静雅が対立するかもしれないと美鈴から聞いていたので……」

 

「あはは……」

 

 パチュリーがいるせいか、敬語で説明した咲夜。まぁ、美鈴だって心配するよなぁ……一歩間違えていたら戦場になる可能性もあったわけだし。

 

 続いて説明したのは図書館組のパチュリー。

 

「私はそのままあなたに任せようとしたけど、妹様が静雅を追いかけていったのを見てね。念のため着いていったのよ」

 

「はい……妹様、静雅さんが何かされたとき凄い音出していましたよね? その時中に入ろうとした妹様を止めてたんですよ」

 

「あぁー……それはすまなかった」

 

 押し倒されたか殴られたときだろうか?

 

 謝っている中、咲夜は何かに気づいたようでオレに話しかけてくる。

 

「静雅……!? その首の痕は……!?」

 

「あぁ? これか。首を絞められたときに付いたのか?」

 

「……能力が無かったら今頃死んでいるわよ、あなた……」

 

 咲夜が心配する中、パチュリーは少し厳しい言葉で言ってくる。確かに能力が無かったら説得なんて無理だっただろうなぁ……。

 

 そしてパチュリーはため息をついた後、真面目な顔でオレに向き直る。

 

「それはそうと……よくやったわね」

 

「……ども」

 

「いつかはちゃんとレミィに妹様の本心を伝えなくちゃとは思っていたけど……まさか住み込んで一週間も満たないあなたが解決させるとは思わなかったわよ」

 

「まぁ、時間をかければもっと平和的にできたかもしれないが……どうも気分的に早くしたかったんだ」

 

「? どうしてなんですか?」

 

 オレの不思議な言葉に美鈴が尋ねてくる。

 

 ……これは、主にオレの自分勝手だ。

 

「もう二度と……見たくなかったんだ。せっかくフラン嬢は本当の家族が傍にいるんだ。それなのにすれ違って……孤独になって、壊れないでいて欲しかっただけ。ただ、それだけの理由だ」

 

 そうオレはいうと、自室に向かって歩き出す。他の奴らは持ち場に戻ったりしたが。

 

 

 

「……静雅。少し聞いても良いかしら?」

 

 

 

「……咲夜か。何だ?」

 

 オレの後を付いてきたように咲夜は後ろから話しかけてくる。

 

「もう二度と見たくない……それは妹様みたいな方を見たことがあるって事かしら?」

 

「……全くケースは違うけどな。フラン嬢と弾幕ごっこに近い惨劇をされている最中オレは重ねたんだ。一度壊れた親友を。破壊衝動や『オレは悪くない』みたいな何て言うんだろうな……お前さん達が言うフラン嬢の狂気に近い、負の性質を感じた。それは一種のトラウマなんだろうな。オレはその親友の姿を……」

 

「……その親友は結局どうなったの?」

 

「何とかな……オレと親友の妹みたいなやつで説得した。オレが知っている親友の姿まで戻せたんだ」

 

「……そう。聞いて悪かったわね。あなたのトラウマを引き出させてしまうことを聞いて……」

 

「トラウマにしてしまうほど感じてしまったオレも悪いんだ。咲夜は別に悪くはないさ」

 

 ……アレを見る可能性があるとしたら、今まで信じていたことの裏切りでまたなるかもしれない。オレのいない侠は……今どうしているんだ?

 

 オレは話を変えるように、あることを話し出す。

 

「咲夜……もしかすると明日から忙しくなる可能性がある」

 

「……? お嬢様と妹様の和解によって?」

 

「まぁ、それもある。じゃあ咲夜、夕飯はとびっきりのうまいのにしてくれ」

 

 そう咲夜に告げると、オレは自室に戻った。

 

 

 

 

 

 ……八雲紫が異変までの時間を長引かせた理由が分かったような気がする。

 

 

 

 

 




 シリアス? 何それおいしいの?
 ここの吸血鬼姉妹は定番だと思いますが、『すれ違い』です。片方は大切に思っているが、もう片方は疑心暗鬼になっている。裏主人公はあるトラウマと重ねたため感情的に、真剣に問題に取り組みました。
 ではまた。
 

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