エピローグ1 Re_birthday ~少年の行方~
目覚めた時、
真っ暗闇の部屋で
僕はたった一人で倒れ込んでいた
その目には何も見えなくて
その耳には何も聞こえなくて
一人が寂しくて淋しくで自分の体を抱えた。
上を見ると大きな更に暗い黒で彩られた穴
その先には
白い白いぜんまいが
その先から男とも女とも子供とも老人ともとれる声が響いた
「罪を犯した少年、
この先ここからお前は永遠にここをから出られない」
瞬間全ての記憶を僕は思い出した。
自分がしたことを。
自分が見て見ぬふりをし、見殺しにした人たちのことを
へたに大臣に逆らえば青藍のそばから引き離されるかもしれない
それが怖くてどんなことでもした。
姫様以外の王位継承者を殺した
民も
誰であろうと命令があれば
そして僕は身代わりとなって死んだ。
ああもう、あの頃には戻れないのだと
でも、何度生まれ直してもこうするような気がした。
気づけば両腕にはめられた赤い手錠 それはきっと誰かの流した血の色
両の足首には青い色の鎖 それはきっと誰かの涙の色
また違う女の声の子守唄が聞こえてくる。
どれくらい時間が過ぎたんだろう
動かないゼンマイに訪ねても不気味な声は聞こえずただ女の子守唄だけが響く。
僕の心を癒す。
そしてこれが
ミドリ さんの声だということに気づいた
ゼンマイの隙間から落ちた光が鎖を外す。
「君の罪は決して許されない
でももう一度だけチャンスを上げよう」
「これからあなたは生まれ変わるのよ」
「今日が君の新しいBirthday」
周りが真っ白に染まり
記憶も真っ白に塗りつぶされていった。
.
すべてが廻りそして白く染まる もうすぐ君に会いに行くよ
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エピローグ2 ~すべての黒幕~
面白いくらいうまくいったな。
強欲な青の国のこと、肥沃な土地と財産をもつ我が国との婚姻の望むだろうっということは
用意に想像できた。
まぁあの王女は意外だったが
無邪気で何も知らない無垢で真っ白な姫。
最後の絶望の顔が見れなくて残念だ。
そして緑の国。
私をはめようなんていい度胸しているじゃないか
まぁ逆に利用させてもらったけどね
青の国の王女は落ち、
緑の国の第二王女はちり
無能な第一王女のおかげで簡単に
二つの国が手に入った。
民も
バカばかりだな
はははははは
白の王子
本小説と悪ノPさんの設定は全く関係ありません。
歌だけから作りました。