思い付いただけの作品。
 内政なんて自分は得意じゃないんじゃーい、と誰か書いてくれないかなとばかりにここに投稿。



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 ブーメランとか言い出しっぺの法則とかは知らぬ。

 誰か書いてくれないかなぁ。





もしも紫であって、紫じゃなかったら

 

 

 

 例えばの話、なのだが。

 

 

 

 例えば、あなたは『透明』だ。

 

 透明ではあるが、無色ではない。むしろどんな色にだってなれる。

 例を挙げるなら、紫色や藍色、橙色になれる。あなたはすべての色になる事が出来る。

 例えば……そう、赤色があったとしよう。

 

 赤色といえば────吸血鬼だ。しかし吸血鬼なら、赤と言うよりも、紅だ。

 

 あなたの前には、紅色がある。

 何もかもが紅くて、その中では気功や魔法や時間、運命に破壊など、様々なものが交差した色。その結果が紅色なのかもしれない。

 

 とにもかくにも、そんな紅色があなたの前にある

 あなたが想えば、あなたは自分自身を紅色にする事が出来る。

 同じ色同士なら、相性は抜群だろう。なにせ何も変わらないのだから、何事も上手く行くだろう。

 

 

 

 例えば、『あなたは何色にもなれる』事が出来る。

 故に、『誰かの色を違う色に染める』事が出来る。

 

 誰かの色を違う色に染めるには、自分が違う色で混ざってしまえばいい。

 けれども、あまりにも違う色で混ざろうとすれば、誰かは反発してしまうだろう。

 変化はゆっくりと、差し伸べるものだ。まったく違う色で染めようとするのは、それは侵略と変わらない。

 

 

 

 

 

 

 分かってくれただろうか。

 無論、今の全ては例えば、もしもの話で、『IFの話』というものだ。

 

 

 

 だが、あくまでも『例えば』だ。

 可能性は限りなく零に近いかもしれない。だが、決して零ではない。

 

 

 

 ────例えば、

 

 目の前に、様々な色が入り混じった世界がある。

 例えば────、 『紅色』

 例えば────、 『白色』

 例えば────、 『茜色』

 例えば────、『乳白色』

 例えば────、『若草色』

 例えば────、『朽葉色』

 例えば────、『紅葉色』

 例えば────、 『緋色』

 例えば────、『赤茶色』

 例えば────、 『空色』

 例えば────、 『金色』

 例えば────、 『紫色』

 例えば────、 『水色』

 例えば────、 『虹色』

 例えば────、『撫子色』

 例えば────、 『銀色』

 一つの枠の中に、様々な色が混じっているかもしれない。

 中には『紅白』や『白黒』という色もあるかもしれない。

 様々な色であっても、単純にある一つの色だけが強いとか、ある一つの色だけに強いとかがあるかもしれない。

 

 

 

 この世界はとてもせまい。

 あなたがやろうと思えば、すべての色を一つの色に染めてしまう事も出来る。

 あなたが気に入った、ただ一つの色に染める事も出来る。

 誰かの色に肩入れして、その色で世界を埋め尽くしても良いだろう。

 この世界はとてもせまく、まだあなたの味方だ。

 

 

 

 ──例えばそう、紫色などに染めてしまうというのはどうだろうか?

 

 ────さぁ? あなたはどうする?

 

 

 

 







 誰それを色で表すならどうしようかとか、物凄く悩んだ。
 序盤の三部作とか、外伝(?)とかはすんなり決まったんだ。うん。
 でも最新作とかはもうどうしようもないんじゃないかとも考えた。
 更に言うなら書籍とかCDとか、もう無理だと思った。無理だった。
 あと何気に文字数も敵だった事に気付いた。誠に恐れ多い。



 そんな訳で、唐突に思い付いただけなんだ。
 というか、ある意味ネタなんだ。うん。





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