以前紹介したオリジナルキャラクターに関しては、そこから大きく変わっていないため、記載しておりません。
後半のキャラクターになるにつれて記載情報が減るのは、これまででメインとなっていないキャラクターであるためです。
これは、幻想郷にて書かれた東方求聞史紀とは、記載方法が異なります。
あくまでも、作者が書いたものです。
お気を付けください。
普通に成りたかった異常者
笹原和友 Kazutomo Sasahara
「結局、これもどっちを選んでも一緒なんだろうな。例えどちらを選んでも、どっちでもいい」
誕生日: 12月25日
年齢: 14歳
所属: マヨヒガ(別居)
特技: 速く文字を書くこと
趣味: 練習全般、料理
ニックネーム
・八雲紫の連れ子
・八雲藍の隣人(人里の人間から)
周りの声
・和友は、誰かを引きずりながら走れるような人間で、誰かを押し切れる、誰かを変えることができる人間よ。和友の心は、誰にも縛れない。あんな子が私の下にいる? 従者? 馬鹿を言っちゃいけないわ。 八雲紫
・和友は、他人の痛みを分かってあげられる。和友は、根はやさしい子なのです。そんな普通の子なのですよ。 八雲藍
外面
特にこだわりのない無難なファッション。奇抜なものは、和友の普通という規則に引っかかる。幻想郷に来てからは、羽織袴が基本になっている。藍が作った青を基調とした着物も気に入っている。周りから見て、おかしいと思われない程度の服装になるように気をつけている。
幻想郷に連れられた際に150 cm程度、2年後165 cm程度。手には、書き記す作業を行った形跡が見てとれる。
内面
負けず嫌いで、頑固。一度決めたことに対して曲げるということを基本的にしない。諦めるという言葉を知らない。心が広い。人を惹きつける。軟らかい雰囲気。優しさを兼ね備えている。周りに影響を受けない。普通に成れない自分を嫌悪している。
作者のコメント
主人公は、「誰とでも仲が良い人間なんてこの世には存在しない」という考えから思いついたキャラクターです。
仲が良くなるには、理由が必要だろう。友達が多い人、慕ってくれる人が多い性格とは……と考えて能力の設定を作り、それと相反するような子供っぽさや、負けず嫌いな性格、はっきりとものを言う自我の強いキャラクターとすることで個性を出しました。
小説の語り部にはあまり向いていないと思われるため、感情移入はしにくいかも。ある意味3人称設定でこそ生きてくるキャラクターだと思います。
FAMILY
父と母、そして和友の3人家族である。父母ともに和友の能力によって命を落としている。和友がこれまで普通に生きることができたのは、道を指し示してくれた両親のおかげである。和友の生き方を固定したのが両親である。
KYE PERSON
・八雲紫
幻想郷に来るきっかけになった人物。紫がいなければ、現在の生活を送っていないと豪語できるほど多大な影響を受けた人物の一人。ある程度の距離感を持って見守ってくれていることを知っている。家族としての関係は、父親。
・八雲藍
幻想郷における生活の大半の世話をしてくれていた人物。多くの時間を共有している。溺愛されており、極度の心配性でもあるため、自分が死んでしまったら後追いするように死んでしまうのではないかという危うさを感じている。藍がいたおかげで心の中にあった目標に手が届く気がしている。家族としての関係は、母親。
・橙
和友が病気だった時に出会った黒い猫又。闘病生活を支えた一つの要因。病気で苦しんでいるときに藍へと渡した。その際の記憶は、思い出せなくなっている。マヨヒガでは、兄妹のように遊んでいる。家族としての関係は、兄妹。
・山本勝
人里に住む筆職人であり、和友の最初の理解者。初めて会った時に、本質に気づいてくれた人。この人がいたから闘病生活を乗り切れたといっても過言ではない。彼の作った筆を重用している。
・八意永琳
理解者の一人。八雲紫と同等の役割を担っている。厳しさを持って和友へと当たり、和友のブレーキ役である。距離を保って和友の位置を確認している。万有引力の法則は彼女によって見出された。
・犬走椛
尊敬している人物。自分に近い性質を持っていると思っている。決まり事を破らない、周りの評価に我慢ができる部分を凄いと思っている。
・フランドール・スカーレット
和友へ変化の可能性を提示した。吸血鬼だって変われるってことを示した。彼女の変化が和友の未来への可能性を考えさせた。
SPECIAL ITEM
・山本勝が作った一生使える筆
和友の書き記す作業に一生耐えられるように作られている。最近調子が悪く、作り手である山本勝に預けている状態。
KYE WORLD
・外の世界
幻想郷の外にある世界。和友がもともと生活していた場所、家があった場所、友達がいた場所、家族がいた場所。ここに帰るために、能力を抑える努力を重ねてきた。
普通であらなければ、そう思う優しき異常者
普通に生きる。それを人生の指針として生きてきた。曖昧な能力が顔を覗かせたころ―――死に物狂いの努力が始まった。人、物、倫理等の区別を書き記す作業によって行った。
境界線を曖昧にする能力によって、夢が現実に侵食し出した時、大きな損失を出しながらも八雲紫と出会うことになった。
彼がいることで、停滞していた幻想郷での物語が大きく回り出す。周りを振り回し、周りを巻き込みながら引き付けていく。
彼が起こす問題は、他者に与える影響の大きさゆえに起こる。彼は問題を起こしていない、起こしているのはあくまでも彼と関わった誰かである。
彼がどんな影響を周りに及ぼし、周りを変えてきたか、それは作品を読んだものは皆が知っていることだろう。これからもそれは変わらない。彼が起こす出来事が、幻想郷の人々を巻き込み、変えていく。和友自身は、変わらずに。変わらない目標へと向かっていく。
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変えられ、受け入れ、肯定した八雲紫の式神
八雲藍 Ran Yakumo
「例え紫様でも許しませんよ。和友を傷つける奴は、誰だって許しません」
誕生日: ???
年齢: 数千歳?
所属: マヨヒガ
特技: 計算
趣味: 料理(紫様には負けたくない)、和友との買い物(週一)
ニックネーム
・八雲紫の従者
・九尾の妖怪
周りの声
・両親の立場に最も近いのは、藍だったのかな……藍には、本当にお世話になったよ。勿論紫もだけどね。 笹原和友
・藍は、いつまで経ってもそんなことを言っているから駄目なのよ。だから私は、貴方に期待できないの。だから、私が守ってあげなくてはいけないと―――そう思わされるのよ 八雲紫
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、165cmぐらい。2年後の少年とほぼ同じ身長である。尻尾の毛づくろいには、時間をかけている。
内面
真面目。利己的。理性で物事を判断する。心配性。和友に対してのみ甘える(毛づくろい時など特に)。和友のことになると性格が変わる。和友が来たことで見えている世界に色がついて、日々を楽しんでいるようである。
作者のコメント
八雲藍は、主人公に問題提起をするキャラクターとしての立ち位置です。主人公に能力の弊害について考えさせる存在です。藍が自分の中の優先順位を変化させていくことで、和友に危機感を与えてくれています。
和友が周りにあまり影響を受けないという特性上、彼女が特に大きな変化を受けることになるわけですから、どちらかというと彼女の方が主人公のポジションに近いかもしれません。途中から藍が主人公で和友がヒロインみたいなポジションにいるなぁと思いながら書いていました。
KYE PERSON
・笹原和友
初めて好きになった人。安心できる、一緒にいると楽しくなる。毎日が楽しくなった。だけど、その分苦しくなった。辛くなった。そして、新しい景色が見えた。自分という存在が浮き彫りになった。自分の気持ちに素直になった。和友には、生きていて欲しいと願っている。
・八雲紫
式神契約の主人。何でもできる。面倒くさがりで、眠っていることが多いため、仕事が多く回ってくる。主である八雲紫のために存在していたといっても過言ではない。そう、和友が来るまでは。
・橙
和友から送られてきたもの。式神契約を結んだことで、人型を得ている。溺愛している家族の一人。少年と同じような立ち位置にいるが、優先順位に若干の差がある。
心を惹きつけられ、新しい景色を見つけた従者
八雲紫の手足となって、役割をこなすことが全てだと思っていた。言われたことに対して一定の成果をあげ続ける、命令に従い任務をこなす、それが全てだと思っていた。
そんなモノトーンな世界の景色に色がついた。色彩は七色で、心が揺さぶられた。喜怒哀楽では足りない、もっと複雑な感情を抱えた。新たな感情は、もともとあったはずの自我を呼び起こした。
彼女が和友に振り回される形で変化を遂げ、物語の中核を担っていく。和友に見せつけるように、良い方向へ、悪い方向へ。本人に自覚はなく、新たな想いは密やかに募っていく。
その結果―――決まっていたはずの優先順位に変化が現れる。理性で物事を判断する性格も、真面目な性格も、従順な性格も、変化を遂げ、大事なものが増えていく。
彼女は、少年の物語の象徴である。彼女が主人公の影響を多大に受け、変化し、葛藤し、悩み、苦しみ、自らの未来を選んでいく。選んだ選択肢は、物語を読んでいればわかる。彼女が選んだ未来を掴むことができるのか、それは今後の彼女の変化次第といえるだろう。
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少年を見守る幻想郷を作りし者
八雲紫 Yukari Yakumo
「私は、私の家族を、大切なものを守るためにこの選択肢を選んだのよ」
誕生日: ???
年齢: 数千歳?
所属: マヨヒガ
特技: 境界を操ること
趣味: 藍弄り、料理(藍に勝ちたい)
ニックネーム
・妖怪の賢者
・スキマ妖怪
・幻想郷の創設者
周りの声
・本当は誰よりも心が純粋で、みんなを大事にしている。幻想郷を心から愛している。過去も、未来も、とっても大事にしている、大切にしている、優しい人 笹原和友
・そういう紫様は、横暴なところが悪いところです 八雲藍
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。藍と同じぐらいか少し小さいイメージ。髪の手入れに時間がかかりそう。
内面
理性的。だけど、気まぐれ。自由な言動が多い。大体が適当。時たま真面目。面倒くさがり。藍を弄って楽しんでいる。最近は、逆に弄られることも多くなった。幻想郷のことになると人が変わる。普段は何考えているのか分からない。少年が来てから分かりやすくなった。
作者のコメント
八雲紫は、主人公を見守り、導く役目を担っています。彼女が物語を動かした人物です。彼女無くしては、物語は始まりません。作品の中でも、主人公の能力の対処法、生き方を提示しています。
さらには、主人公に大きく影響を受け、それが問題というところまでになっている藍と比べて、比較的軽度で、日々が楽しくなった程度で済んでいる彼女が、藍を助けるためにいろいろ画策するというのも、話の流れとしては重要なポイントでした。
KYE PERSON
・笹原和友
外の世界から連れてきた。似たような能力に苦しんでいる。現在の家族としての形を作り出した。日々の生活を変えた。初めて、誰かに頭を下げてまで守りたいと思った。そして、心にある一番大切なものに気付かせてくれた。
・八雲藍
式神。遥か昔から一緒にいた存在。面倒事を全部押し付けてきた。付き従ってついてきてくれた。いつも待っていてくれた。迎えてくれた。一番付き合いの長い家族。弄ると面白い反応を示す。最近生意気。だけど……大事。
・橙
新しくできた家族の一人。藍の式神。まるで、和友が普通に育ったらこんなふうになるのではないかと思わされる存在。和友がそうさせたのかは分からないが、いない間の穴埋めには十分な役割を成した。十分すぎて、本当の家族の一員になった。かけがえのない家族の一人になった。
境界線を弄り、時計の針を動かしたスキマ妖怪
只の気まぐれだった。和友を外の世界から幻想郷へと連れてきたのは、ほんのちょっとの同情からだった。
これほど生活が変わるなんて思っていなかった。変わっていないところもあるけれど、数千年の間何も変わっていないことを考えれば、和友の存在は劇薬だったことだろう。
和友がいることで、起こってはいけない変化が起こっていく。できることはほとんどなかったけど、できる限りを尽くした。ほとんど、何も止められなかったけど、できることは全部やった。
彼女は、和友のストッパーの一つとなっていた。悪くない変化に、悪い変化に、何が大切なのか、選択を迫られる。
その結果―――自分が大切にしている存在に気付く。選ぶべき、自分の未来を定め、その目標への達成を目指した。少年の意志を肯定する形で、守るべきものを守るために、戦う。
彼女は、少年の物語における被害者の一人である。変化を受け、大切なものの優先順位を問われる。それを、客観的な視点から、感情論と理論によって選択肢を選んでいく。
例え、それが相手に受け入れられなくとも。
例え、それによって大事なものの一つが無くなろうとも。
彼女の選んだ選択は、揺らがない。
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少年の友達であり、家族の一員である藍の式神。
橙 Chen
誕生日: ???
年齢: 数十歳? 藍の式になってからまだ半年
所属: マヨヒガ
特技: 駆け回ること(なかなか早い)
趣味: 和友と家事をすること、猫たちと遊ぶこと
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、130 cmぐらいのイメージ。見た目から元気溌剌な感じが伝わってくる。
内面
溌剌としている。動き回っている。常に誰かと一緒にいる。明るく、楽しんでいる。思うがまま発言している。雰囲気に呑まれることがないのは、知らないという理由からだろうか。
作者のコメント
橙は、大きく設定を作った人物の一人です。最終話を読めばわかりますが、役割は穴埋めです。小説内に書いたように、何かを失ってできた穴は、同じものでしか埋められません。しかし、そのままでは辛いですから、代わりで埋めようとします。その代わりが、彼女になるでしょうか。家族の一員として、新しい色を付けたのも彼女の起こした変化と言えるでしょう。
彼女を主人公に据えて、派生の小説も書けないわけじゃないと思います。
居場所のなかった迷い猫
苦しかった。辛かった。なんでこんなことになっているのか分からなかった。どうして生きているのか分からなかった。
そんな時、居場所を見つけた。居心地のいい場所だった。そこには、一人の人間がいた。その人間は、優しかった。居心地の良さは、その人間が作っていた。猫又は、そっと優しい場所で丸まった。
どんどんと人間は弱っていく。声も小さくなった。撫でてくれる機会も減った。それでも、優しさはそのままだった。ここは、居心地のいい場所だった。
声が聞こえた。呼ばれていると思った。行かなきゃ。人間は、何か言葉を口にした。何を言っているのか分からなかったけど、相変わらず優しい声だった。
彼女は、藍の式神となる。人間の代わりに、その場所に収まり、約束を果たしていく。その約束は、今だって続いている。人間の帰りを待ちながら、ずっと守っていく。
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笹原の父
笹原?? ????????? Sasahara
誕生日: 10月13日
年齢: 享年47歳
所属: 外の世界(少年の家)
特技: 周りを引っ張っていくこと
趣味: 写真を撮る
外面
よくいるサラリーマン風。メガネはかけていない。健康そうな肉体で、体力には自信が有る。身長は172 cmである。大きいといわれることもなく、小さいといわれることもない。
内面
結構な熱血で、競争心が強い。諦めない気持ちは、強い方。優しい。
作者のコメント
父親は、少年に強さを与える存在として登場してもらいました。少年の持つ能力を抑え込む際に、抱えて生きていく際に、心の強さが必要だった。その強さを与えるのが父親の役目でした。さらには、失われた時の重みを伝える役割を担ってもらっています。やっぱり、家族って偉大ですね。
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笹原の母
笹原?? ??????? Sasahara
誕生日: 4月22日
年齢: 享年47歳
所属: 外の世界(少年の家)
特技: 周りを明るくすること
趣味: 料理、日記
外面
よくいる主婦。日本人の平均のような体形。身長は157cmである。大きいといわれることもなく、小さいといわれることもない。
内面
暗いなかでも明るさを見失わない。おちゃめな一面もある。優しい。暗い道を、手を引いて前に進むだけの強さを持っている。
作者のコメント
母親は、少年に優しさを与える存在として登場してもらいました。少年が周りに対して優しさを持たなければ、あっという間に世界が壊れてしまうので、思いやりの心が必要だった。失われた時の重みを伝える役割を担ってもらっています。やっぱり、家族って偉大ですね。
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少年を観測する月の頭脳。
八意永琳 Eirin Yagokoro
誕生日: ??
年齢: ?歳
所属: 永遠亭
特技: 薬を作ること
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、170 cmないぐらいのイメージ。藍と同じぐらいの高さ。
内面
頭がいい。客観視点を崩さない。常に一歩を引く形で状況を判断する。深追いしない。必要であれば、バッサリと切り捨てることができる。
作者のコメント
彼女なくして、物語は前へと進みません。客観的な視点から導き出される少年の能力の本質と言うべきか、弊害の部分に気付いたことで起承転結の転を作り出してくれました。彼女が主人公の立ち位置を明確にし、なさなければならない道筋を指し示します。紫とはまた違ったところから少年の存在を確認して、手を引いてくれる一人となっています。少年に対して怒ってくれるのは、彼女と八雲紫だけでしょう。
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命の輝きに魅せられ、惹きつけられた逃亡者。
鈴仙・優曇華院・イナバ Reisen Udongein Inaba
誕生日: ??
年齢: ??歳
所属: 永遠亭
特技: 師匠(八意永琳)の手伝い
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、165 cmないぐらいのイメージ。ウサギ耳が高いから身長が高く見えている。
内面
内気。自分から何かを言い出すことはほとんどない。師匠の言われる通り。能力もあって、人付き合いが苦手。最近徐々に前向きになってきたが……。
作者のコメント
彼女は、少年の能力の被害者の一人である。彼女の在り方は一つの可能性であり、少年に対して結果の一つを提示する存在となっている。このタイプが一番被害者の中でダメージを受けないタイプだと考えられる。能力が与えた影響によって、周りがどんな影響を受けるのか。彼女が今後どうなるのかは、これからを読んでいけば分かるはずである。
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悩み、立ち止まったカラス天狗
射命丸 文 Aya Syameimaru
誕生日: ??
年齢: ?歳
所属: 妖怪の山
特技: 速く飛ぶこと
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、155 cmぐらいのイメージ。翼は、出したり消したりできる。妖力で具現化している。
内面
明るく、ゴシップ好き。誰かと話すことが好き。止まらずいつも動き回っている。人の不幸も、人の幸福も、蜜の味。変わったこと好きで、笑顔を振りまいている。
作者のコメント
彼女は、少年の能力の被害者の一人です。鈴仙と同じで可能性の一つの提示をしています。現状では迷っているというのが最も正確な回答になるでしょうか。真実を知った時、虚実である可能性を悟った時、多くの人がとる行動―――立ち止まるという行動を起こしたのが彼女です。彼女が最も、少年との関係に苦労することになるでしょう。あくまでも予定ですが、そうなるのではないかと思っております。
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規則に縛られ、待つことを強いられた従順な天狗
犬走 椛 Momiji Inubashiri
誕生日: ??
年齢: ?歳
所属: 妖怪の山
特技: 遠くを見渡すこと
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、155 cmぐらいのイメージ。文と同じぐらいか若干高いぐらい。和友から貰ったマフラーと傘をいつも持っている。
内面
真面目で融通が利かない。規則を第一に考え、感情を押し殺している。周りに対する不満も飲み込んで、頑張っている。最近は、規則という鎖のタガが外れ始めている。
作者のコメント
彼女も主人公の影響を受けた被害者の一人です。彼女は、主人公と同じ境遇の存在として登場してもらいました。破ることのできない規則があって、それを破ると自分が自分ではないような気がして、行動に移るのを躊躇っている。だけど、そこに対して決断をする力を持っている。真っ先に動きを見せたのは、彼女が最初でした。
彼女は、これからが本番です。これから先の物語で、より苦しくなって、より辛くなって、より強くなる。そんな存在として物語に刻まれていくことでしょう。あくまでも予定ですが。
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鎖から解き放たれ、自由を掴む白さを纏った吸血鬼
フランドール・スカーレット Frandle Scarlet
誕生日: ??
年齢: 500歳ぐらい
所属: 紅魔館
特技: 壊すこと
外面
服装は原作そのまま。見た目も原作そのまま。身長は、130 cmぐらいのイメージ。祈りの届いた状態は、悪魔というよりは勇者のような雰囲気。
内面
周りからは狂っているといわれるが、ただの癇癪持ち。理由が分かってもらえていないため、狂気じみているといわれる。心の中には破れないルールがあり、それが孤独を強めている。きっかけを与えられ、前向きになった。
作者のコメント
彼女は、少年に対しての見せしめです。変わることができるということを示すための存在です。縛られていた鎖を解き放ち、変わって見せた彼女の姿は、和友に大きな影響を与えました。彼女がいたからこそ、今の藍がいるといっても過言ではありません。過去の設定に関しては、完全にオリジナルになります。
彼女に今後活躍する場があるかどうかは、今のところ不明です。戦うという機会は、かなり少なくなるかもしれませんね。
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現在の状況
笹原に引き付けられている者
八雲藍―――守り通す
鈴仙優曇華院イナバ―――距離をとる
犬走椛―――諦めず近づく
射命丸文―――悩み中
距離をとって見守る者
八雲紫
八意永琳
書いてみると、東方という作品の二次創作にしてはあんまりキャラクター出ていないですね。
人物紹介に関しては、以後再び記載することはないと思います。
紹介を書く機会があるとすれば、それは終わり際ですかね。
それとも、最後になるかというところです。
次回からは、原作の時間系列にのっとって進めます。
次回更新の日時に関しては、名古屋から帰り次第進めていくことになるので分かりません。
人物紹介について感想があれば答えますが、人物紹介で感想……ありますかね。
一応、小説全体の半分という区切りのいいところなので
これまでの総括での感想でも構いませんので、気軽にどうぞ。
感想貰えると、読者がどんなように内容をとっているのか分かって、非常に楽しみに読ませていただいています。
それでは、この作品をこれからもよろしくお願いします。