実験室のフラスコ(2L)   作:にえる

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なんというテンプレ。


原作:魔法先生ネギま!

 

 誰かの後を追う事しか知らなかった。

 付かず離れずひたすらずっと。

 目に付いた誰かを滅ぶまで追い続けた。

 

 幾度となく追いかける背は変わり続けた。

 すぐに止まってしまう者もいた。

 他と比べて随分と永い物もいた。

 少しばかりの違いはあれど、最期は平等に訪れた。

 追いかける背がなくなると、また別の背を追いかけた。

 それしか知らなかった。

 

 悠久の繰り返しの只中、自分という存在を理解した。

 そして、追うこと以外を知った。

 背を見続けることしか知らない己が、背を追い抜いたのはその時が初めてだった。

 

 自らの意思で歩き出したことで素晴らしいモノに満ちていることを知った。

 始まりがあって終わりがあることを知った。

 全てはどこかから始まっていて、どこかに繋がっていて、どこかで終わる。

 最後まで繋がる事もあれば、途切れることもある。

 どこかで断たれてしまおうとも、そこまで紡がれることに意味があるのだと知った。

 全てに意味があるのだと言葉に出来ない何かを感じた。

 

 今でも背を、後を追い続ける。

 それしか知らなかったからではなく、それ以上を知るために。

 そして解れた軌跡を度々紡ぐ。

 最後まで辿れなければすべてを知ることができないから。

 

 

 

 

 

 自分の身体が人間を象っているのを見てなんとも言えない感動を覚えた。

 最初は黒いアメーバのようなものだったことから考えれば、かなりの進化と言えないだろうか。

 そもそもこんなことを考えるようになったあたり、凄まじい進化である。

 何かしらの後を追いかけるだけという虫にも劣る無能っぷりから、人類並の思考と行動を持って自律行動するようになったというのだから誰かしらに自慢したい。

 自慢する相手を知り合いから探してみる。

 

 ……だいたいみんな死んでる。

 

 そうだ! シャントトがいたじゃん!

 ……と思ったが絵日記を作ったとか言って俺に向けて発狂して死んだ。

 やつは何がしたかったのだろうか。

 

 その後に背を追うことにした造物主とかいう奴は未だによくわからん、次々と別の姿になるし変わりまくるため名前なんて無い。

 わかるまで梃入れをしようとは思うが、間違いなく自慢する意味が無い。

 しかも人の感情から全ての人が幸せと思える空間の調整なんてものまでさせられた。

 やっているのは雑用ばかりで、しかも見た目は最初と完全に別人なので追うのをやめようかと思い始めた。

 面白くないし感動もないし。

 

 人間らしさをぶち込んで作った造物主の分身というかコピーであるデュナミスは遠くに仕事に出したのでいない。

 自慢も伝わらない可能性・大である。

 

 アステルは言動がきっついので放置確定。

 流石の俺も傷つく。

 

 稼働させたアーウェルンクスシリーズのプリームムは造物主至上主義が強すぎて自慢が伝わらないので意味が無い。

 そもそも一般常識は俺が教える必要があるとかどうよ、子育てとかマジでめんどくせぇ。

 プリームムって名前もどうよ。

 シリーズだからとしてもそういうのに拘りがある身としては気になる、非常に気になる。

 フェイトとか良くない?と伝えるが造物主(マスター)に貰った名前だからとさっくり断られた。

 そうだよな、親と世話係だったら親を優先するよな。

 誰が世話係だ。

 コーヒーも飲まないし。

 忠誠心を高く設定したと聞いたが人間らしさが欠けているのはどうかと思う。

 

 アダドーやアートゥルは今は留守にしている。

 雷は十五代目と水は十六代目、火は初代となっているが言う事は聞くので遠隔地での仕事を任せてしまった。

 出来はなかなか良いと思えるがどこかクセがある。

 自慢するには微妙だ。

 マッチョばかりなのもマイナス。

 

 ……誰にも自慢できない。

 そして交友関係の狭さが浮き彫りとなった。

 俺、造物主が死んだら友達100人作るんだ……。

 

 

 

 戦争を煽って煽って大惨事☆

 欲を読んで、金か地位で頬を叩けば世界に戦火が飛び散る。

 さらに燃やして大戦にまで発展させる。

 大きな陣営を無傷で潰すことで目的を達成させたいらしい。

 造物主の目的は幸せな世界に送り込むことだとか。

 ううん?

 

 作ったからには責任を果たす義務がある、というのが造物主の考えらしい。

 終わりを見つけるためというのもあるとか。

 よくわからん。

 この戦争も大事の前の小事というやつか。

 まあ、終わりが見えるまでは手伝いをしてやろうじゃないか。

 

 とりあえずバランスよく戦力を投入させて、煽る。

 辺境から徐々に拡大させていく。

 予定通り進めていたら、ちょっと崩された。

 その戦域に俺の予想よりも遥かに強いギルドが派遣されていたようだ。

 除外しようと追加で戦力をぶち込むが失敗して逆に殲滅された。

 むしろこのギルドを利用して帝国の戦力を磨り潰すことに決めた。

 

 大陸に侵攻し、オスティア奪還作戦を金に物を言わせて立ち上げる。

 議論を繰り返して渋っている帝国に伝えたい、失敗することこそが大事なのだ!と。

 負けすぎるのも良くないので巨大要塞であるグレートブリッジを奪取。

 バランスもいい感じに取れただろうと納得していると、グレートブリッジが奪還された。

 またもや件のギルドのせいである。

 確かギルド名は「紅き翼(アラルブラ)」といっただろうか、ちょっとイラッときた。

 

 

 

 戦力のバランスが結構な勢いで崩されている。

 例のギルドのせいで戦域がごりごりと押し返され、帝国のほうが多く削られている。

 幾分か自由が利く俺が連合を叩くが上手くいかない。

 やりすぎると一撃死してしまうので手加減が難しいのだ。

 そのうち全力で撃ちこんでしまおうかと考えているのだが、機会がなかなか訪れない。

 俺が戦域を戻している間プリームムに任せてみたが、どうなることやら。

 

 報告を読む。

 連合と帝国を調停しようと王女が動き出してた。

 紅き翼と合流したようで、軽いフットワークを見せつけてくる。

 少数による小回りの利きやすさを利用して末端を調べ上げてから一気にメガロメセンブリアの執政官まで繋げてきた。

 それを利用してプリームムが紅き翼を連合から切り離したが、組織から解放されたがために逆に動きが読めなくなった。

 戦場を選ばずに転戦と厄介このうえない。

 アリカ王女と第三皇女テオドラを餌に捕えようとして、逆に奪われたらしい。

 

 戦場で感じ取ったが、王女を旗頭にして勢力を築いて凄まじい勢いで停戦の空気が伝播している。

 ……ここら辺で手を引くべきか。

 流れが良くない。

 むしろ逆流してるとしか思えない。

 直接一当てしてダメなら俺はこの戦争から手を引くことにした。

 ちょっと働きすぎなくらいだったし。

 

 

 

 俺という存在は酷く曖昧なモノである。

 自己を確立するまでは他との境界線すらなかった。

 今では形を保っているが、それは疑似的なものだ。

 生物としての活動を真似ることができるが、結局擬態でしかない。

 曖昧な何かなのだ。

 そして、曖昧なモノで構成されている俺は曖昧なモノを操ることができる。

 

 世界に満ちる電子を不安定な状態で固定し、指向性を持たせることによって白く輝く光線を放つ。

 基本的な攻撃であり、原子崩し(メルトダウナー)と呼んでいる。

 というか、これしか攻撃がない。

 己が曖昧すぎて物理攻撃とか魔法を上手く使用できない。

 物理攻撃など自分の手が爆ぜるか、相手を分解するかの二択しかない。

 爆ぜるほうが7割だ。

 再生にも時間がかかるので やはり原子崩し(メルトダウナー)を使わざるを得ない。

 

 

 

 王位簒奪が行われる可能性があり、それをされると完全にアウトである。

 もうすでに挽回するには厳しいので別の機会にすべきだが。

 紅き翼に向けて原子崩し(メルトダウナー)を放つ。

 全員は無理でも一人くらい削げるかと思ったが、甘い考えだったようだ。

 避けた者、防いだ者といるが無傷である。

 誰だよ、こいつらの設定したの。

 バグってるだろ。

 

 連射することで避けられなかった者を足止めする。

 ナギ、ラカン、フィリウスが接近してくるので威力を上げた原子崩し(メルトダウナー)を撃ちこみまくるが逸らされる。

 どうもナギが雷の魔法で電子ごと曲げられているらしい。

 唯一の攻撃がこうなるとは相性が悪すぎる。

 

 紅き翼のメンバーは遠近の両方が優れていて対処が難しい。

 威力を最大まで上げて範囲も全範囲に広げてビームを放つが、先に俺の体が崩壊してしまった。

 初撃でやられるとか脆すぎる、やはり実体があるのは羨ましい。

 

 砕けていく俺の姿を見て何とも言えない表情になる一堂。

 ああ、目の前で敵が死んだとしたら何か思うことがあるというやつか。

 人間って不思議だよな。

 ただ、これで終わりだと思ったら大間違いだけど。

 

 曖昧だからこその脆さだ。

 固定することで欠点を補うことができる。

 ナギの姿を模って、第二戦目がはじまるよー☆

 

 とは言っても全ての性能は大分劣化しているので戦いにならないかもしれない。

 理解が及べばパクれるのだが、流石にこの戦闘だけでは難しい。

 実体を持つと反動で吹き飛ぶのと曖昧さが欠けるので操るのが難しくなっていき、原子崩し(メルトダウナー)は牽制程度の威力しか出せなくなったが全方位に撒き散らすだけなので問題ない。

 

 拳を合わせれば徐々にコピーの精度が上がり、曖昧さを失っていく。

 失うことで原子崩し(メルトダウナー)の威力が下がり、物理の威力が上がっていく。

 欠点は曖昧な身体と違って肉体があるのでダメージを受けることか。

 都合のいいことに、なぜかナギが一対一で俺の相手をしている。

 精度が上がっていく。

 上がっていくが、終わりが見えない。

 マジでこいつバグってます、ありがとうございました。

 また身体が崩壊した。

 

 

 

 負けて負けてを繰り返し、紅き翼の全員と戦った。

 結構頑張ったが限界がきたようだ。

 あまりに実体を持ち過ぎて己と外界との境界が酷く曖昧になってしまったのだ。

 構成を整えるまでは眠ることになるだろう。

 まさか限界まで戦うとは思わなかった。

 造物主を手伝うよりは間違いなく面白かったと言い切れる。

 つまり楽しんでいたというわけだな、俺は。

 

 楽しめた礼にいつか何か手を貸してやるのも吝かでは無い。

 造物主は飽きてきたからな。

 

 

 

 

 

 いけそうだと感じたので身体を構成する。

 紅き翼を元に体を作ってみたが、なかなか調子が良い。

 馴らしていけば安定した実体として使えるかもしれない。

 ただ、あのバグどもを考えると実体だけでは足りないとも思える。

 予想だが実体の上限を曖昧にできれば天上知らずで能力を伸ばせるかもしれん。

 今はとりあえず、実体の固定をした後でも原子崩し(メルトダウナー)を撃てるようにしたいところだ。

 

 久しぶりに会いに来たら、造物主の組織が崩壊していた。

 余裕ぶっこいていたアダドーやアートゥルもいなくなっていた。

 ちょっと悲しい。

 フィリウスに移った造物主が溜息を吐きながらアーウェルンクスシリーズを調整していた。

 プリームムは消滅したようだ。

 色々とパラメータをMaxにしたのでセクンドゥムは凄いぞ、と笑っていた。

 こいつ、ちょっと馬鹿なのかもしれない。

 

 案の定、セクンドゥムはダメなやつだった。

 しかもバカである。

 次のやつは俺が調整しよう。

 

 運営をデュナミスに任せてアダドーとアートゥルの欠けた分を調整し、稼働させる。

 造詣は造物主が弄るので、そこら辺はテキトーである。

 見た目と中身が合って無い場合があっても責任はとれない。

 忠誠を削って思想への理解を上げ、幾らか人間らしさに繋がるようなステータスを上げてみた。

 反旗を翻したとしてもフィリウスみたいに自己が生まれて面白いかもしれない。

 

 

 

 アーウェルンクスシリーズを少しずつ調整。

 そして稼働へと至った。

 3(テルティウム)と6(セクストゥム)が俺、4(クゥァルトゥム)と5(クゥィントゥム)が造物主の調整品だ。

 俺は1号であるプリームムを元にテルティウムを調整、セクストゥムはステだけMAXだ。

 忠誠や目的、人間らしさを零にしてみた。

 自分で見て聞いて感じたように行動したとき、どう進んでいくのか。

 こういった成長というか、過去との違いを見るのが楽しいのだ。

 子育てが今になって活きてきた……わけではない。

 きっとない。

 造物主も見た目が変わったのでまた新しい一面を見ることができるかもしれない。

 また梃入れする必要があるかもしれんね。

 

 

 

 2番の馬鹿がナギを襲撃してサンドバッグになって帰ってきた。

 造物主がステータスをMAXにしたと言っていたのだから、ナギはバグっているに違いない。

 ステMAXをサンドバッグとか意味がわからん。

 負けて悔しがったりと結構嫌いじゃないが、俺に対しての態度がセメントなので好きでもない。

 

 ニィは調整して数年ほど経つが食べることが好きらしい、面白い性質が出たものだ。

 セプテンデキムはあまり個性が立たなかったがニィの世話を見ているので姉的な感じだろうか。

 これらが個性というものだろうか。

 

 テルティウムは物静かで感情の起伏が少ないが、フェイトと名乗るようになった。

 1号と違って可愛いやつだ。

 コーヒーも好んで飲むとかで、一緒に楽しんでいる。

 どこかで美味いのを飲んだのか気に入らないと顔を顰めるようになった。

 コーヒーの味も淹れ方も俺は詳しくないので文句は言わないで欲しい。

 味覚をもっと固定できたらいいのだけれど。

 

 セクストゥムは目覚めのときに立ち会って以来、あまり俺から離れなくなった。

 真っ白にし過ぎて刷り込みでも働いたのかもしれない。

 性格も大人しすぎる。

 アーティファクトの本を貸したら気に入ったのかずっと持ち歩いている。

 フェイトに貸してくれと頼まれたのに断固として拒否していたので、2人に新しいのを与えることとなった。

 子育ては難しい……。

 

 クゥァルトゥムとクゥィントゥムはよくわからん。

 冷静というか感情は希薄というか。

 戦闘を好んでいるということくらいしか知らない。

 

 まあ、勝手に嫌ってくる2番以外はデュナミスも合わせて可愛がっている。

 

 

 

 2番がフェイトに真っ二つにされた。

 面白いことになった。

 今の世界や造物主のやり方に疑問を持ったようだ。

 自分の権利の通り好きなようにやったと言っていたが、特に咎めようとも思って無い。

 そういうものだと造物主にも伝えてあったし、問題などあるはずがない。

 

 そのまま離反するのかと思いきや、自分の手で妥協できる線を見計らって、いろいろと進めることにしたようだ。

 それと並行して次々と戦火の影響によって虐げられた少女を拾ってきた。

 どうしたらいいかと聞かれたので、好きなようにしたらいいと言っておいた。

 それだけだと冷たいので、学校があることと推薦で入学できるということも加えておいた。

 

 色々と考えて動くようになってきた。

 今後が期待できる有望株だ。

 これからが楽しみで仕方ない。

 

 

 

 

 

 

 戦争から手を引いて力を蓄え、弛んでいた我々の隙を突いた見事な電撃戦だった。

 ナギとアリカ元女王、そして古本のアルビレオによって創造主が旧世界に連れ去られた。

 追いつく頃にはすでに決着がついていた。

 麻帆良という土地にあるゲートで掻っ攫われるとか予想外だった。

 造物主はナギに代替わりしたようだが、そのまま魔力だまりのある地下に封印するらしい。

 乗り移ったものの、造物主は完全に押さえ込まれているのか意識はナギのものだった。

 造物主=ナギだというのなら封印されるのも、造物主の意思であると判断した。

 先に駆け付けていたクゥァルトゥムとクゥィントゥムも一緒に封印された。

 

 造物主が目覚めるまで、俺も待つことにしよう。

 麻帆良というこの地も存外悪くなさそうだし、な。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 他の奴らに連絡を入れるのを忘れないでおかないと。

 造物主が封印されたこと、クゥァルトゥムとクゥィントゥムも一緒に封印されたこと、俺も活動を停止すること、麻帆良で過ごすことにしたこと、これからは各々が自由に動くこと、喧嘩しないこと、デュナミスはマイナス思考をやめて全裸にならないこと、ニィにおやつは出せなくなること、セプテンデキムはニィ以外とも話すようにすること、フェイトはコーヒー飲みすぎないこと、セクストゥムは変なやつに騙されない様にする、などなど。

 心配事ばかりだ。

 目を離すのはちょっと心配だ。

 いや、ちょっとどころではない。

 かなり心配だ。

 子供を初めてのおつかいに出した親の気分というやつか。

 呼び寄せるべきか、悩む。

 

 悩むがやめておいた。

 手紙とか100枚くらい書いては捨てて、を繰り返したがやめた。

 自立を促すためだ。

 ただ、何かあったら相談する、いつか遊びに来るように、とは伝えた。

 

 離れている間に、見知らぬ人と仲良くなって、嫁を連れてきたらどうしよう。

 いや、嫁なら祝福するけど。

 夫とか連れて来るかもしれない。

 泣くかもしれん。

 あれだ、貴様に娘はやらん!とか言いながら本気を出そう。

 第七形態くらいまで本気出す。

 そして耐えられたら認めるかもしれない。

 いや、やっぱり平方根の法則に基づく原子操作も入れておこう。

 例外的な振る舞いをする原子という曖昧な存在をぶち込みまくって生きてたら許す。

 というかそこまでして生きていたら俺にはどうすることもできない。

 

 

 

 とりあえず不真面目な生徒であるエヴァンジェリンにチョークを投げつけておこう。

 俺の授業で寝るとはいい度胸だ。

 武道の心得があろうとも俺のチョークは放った瞬間から無限に軌道を変化させることが出来るため、必中である。

 机に座っている状態で逃れる術はない。

 

 1箱(72本入り)を全て開放する。

 チョーク直撃、後の爆散。

 1秒と経たずに粉塵がエヴァンジェリンとその周囲を白く染めた。

 

 「せんせー、エヴァンジェリンさんが白目むいてます」

 「存分に寝かせてやりなさい」

 

 寝ていたいようだし、起こすのは可哀相だ。

 真っ白で粉だらけのまま眠るといい。

 悪は滅びた。

 

 

 




オリ主
影が精霊や人の魂の欠片、感情を取り込んで意思を持った存在。いわゆるドッペルゲンガー。他人に化けることができるが精度を高めるために観察することが必要。人の背を追うのもそこら辺が関係している。が、説明は面倒なので省略。
とりあえず曖昧なモノで構成されていて、曖昧なモノを操ることができるという、曖昧な存在。
メルトダウナーとマイノリティワールドなどを駆使して闘う。



魔法世界編の終盤戦で麻帆良学園に攻撃をしかけてくる。好感度を高めることで味方になることもある。どれだけ懐柔できるかがポイントだ!

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