やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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ケルベロス戦のエピローグです。


ケルベロス戦は何気に関係者が多かった

side比企谷八幡

 

SPWジャパン・本社ビル

日本支部支部長室

 

いろは「ナイチンゲール・エメラルド。エメラルド・ヒーリング」

 

パアァァァァ!

いろはのスタンド、エメラルド・ヒーリングが俺と小町、徐倫と川中島姉弟……あれ?山本姉弟だったっけ?取り敢えず狂犬病に感染した可能性のある全員に施され、狂犬病の危機は去る。

エメラルド・ヒーリングは病気を治すだけじゃあなく、病原菌に対しての抗体も作ってくれる。

二度と俺達は狂犬病にかかる事は無いだろう。

もっとも、ケルベロスは始末したので、取り急ぎ狂犬病の抗体が必要になった訳じゃあないが。それに、ケルベロスがいなくなったと言っても、今後も狂犬病とは無縁だと言い切れる保証はどこにもない。

ペストにしろ、狂犬病にしろ、パープルヘイズ・ディストーションにしろ、病原菌を操る存在が今後も現れないという保証は無い。むしろ、承太郎の跡を継ぐのであれば、必ずその手のスタンド使いと出くわすと予言するまである。

もっとも、俺はミリオンファングを食らった訳じゃあないので狂犬病のウイルスに感染した可能性は低いわけだが。

 

現在、各種ドンパチを経験した面々が仗助の執務室…日本支部支部長室に集合している。

俺、小町、仗助、徐倫、山本姉弟(川崎姉弟)の稲毛海岸でケルベロスとドンパチをした組。

ジョジョ、ジジイ、ジョルノ、海浜総合高校の生徒会長・玉縄のピンク・フロイドとドンパチをした組。

同じくピンク・フロイドの能力を使って来た神木という海浜総合高校の敵とドンパチをした雪ノ下、由比ヶ浜、折本、仲町の組。

ちなみに捕らえた元町と神木は既にアーシス支援部隊の人間に引き渡し、矯正施設にぶちこまれている。

スタンドの封印措置や尋問、今後の処置に関しては露伴先生や玉美さんがやってくれる事になるだろう。

ケルベロスがウルフスの事について口を割っている可能性は低いが、情報は多いに超した事はない。神木と元町が情報を持っていなかった………それがわかっただけでも1つの情報だからな。

特に元町の能力は目を離すと危険な能力なので、特に放置は出来ない。

それにしても神木……神木……。

何やら俺とジョジョはこいつに恨まれていたみたいだが、こんな奴の記憶はない。

小学生の時に何やらトラブったようなのだが、そんなトラブルなんてしょっちゅうだったしな……。

どうでも良かった奴の記憶があるのは、今日始末したケルベロスの寄り代になった橋本と、折本くらいのものだろう。

出来事そのものは覚えてる場合があるんだが、それが誰だったかなんてのを一々覚えるなんて事は無駄の極みだ。無駄無駄。

はて…………。ホントにこいつ、誰?

 

天の声「報われない神木君……合掌」

 

そんな覚えていない奴の事よりも、ココ・ジャンボ……正確には中にいるであろうポルナレフさんから、何やらどす黒い感情の波を感じるのだが、俺達、ポルナレフさんに何かしたっけ?そっちの方が気になって仕方がない。

気にしない方が良いような気もするが………

 

天の声「お前と仗助がポルナレフに丸投げした仕事の事で怒っているんだ!気付け!」

 

さてさて……留美以来、久々の転生者の玉縄……か。

スモーキー・ブラウン市長。

何でもディオが承太郎と戦った当時、まだ現役でニューヨーク市長をしていた黒人初のニューヨーク市長だった男の転生であり、エリナとジジイがニューヨークに移民した頃からの友人だったとか。

亡くなったのも1997年の事らしい。

つまり、こういうことが起きている。

 

玉縄「空条徐倫先生か………僕の前世が亡くなった頃は僅か4歳でしたのに………今ではこんなに……」

 

おいおいおいおい!

俺と同い年だろ!何徐倫相手に数年顔を出さなかった孫に会ったおじいちゃん的な雰囲気を出しているんだよ!

 

徐倫「えっと………あの…………」

 

めっちゃ困惑している徐倫。

そりゃ、俺達みたいなレアケースを除けば、4歳の記憶なんてのは曖昧になっているのだろう。

事実、徐倫は覚えていないようだ。

 

玉縄「しかし、SPWジャパンの社長がジョースター家の人間だったとは驚きでした……。東方仗助社長……この千葉に、いや、日本に在住する経済界の人間ならば、知らなければモグリだと言われる人が……ねぇ。ところでジョジョ?(ジョセフ)」

 

ジョセフ「な、何かな?玉縄君……」

 

玉縄「僕の記憶が正しければ、君と出会った頃のジョースター家はエリナさんと君……後はエリザベスさんの3人だけの一族だった筈だ……出会って以降は君と僕は親友だった筈だ……当然、派手な君はスージーQ、ホリィちゃん、貞夫くん、承太郎君、その妻、徐倫と家族が増える度に盛大なパーティーを催していた記憶がある……」

 

ジョセフ「そ、そうじゃな。スモーキーとワシは親友同士じゃったものなぁ………」

 

玉縄「ウンウン。僕達は親友でベストフレンドだったと僕も自負しているよ」

 

親友とベストフレンドじゃあ同じ意味だろ。どんだけ深く付き合っちゃってるの?海老名の餌的な意味で深く付き合っちゃってるの?

 

「お互い、方や政治家、方や経済人で公私共に歩んで来たものなぁ?………で、ジョジョ。そんな親友同士の僕でも、東方仗助社長の記憶はないよね?おかしいんだ……東方仗助社長の年齢は明らかに空条徐倫先生よりも歳上………彼が生まれた時、スモーキー・ブラウンはまだ生きていた……これはどういう事だ?ジョジョ。承太郎君の弟ならば、君はドヤ顔をして二人目の孫のお披露目をするハズだよねッ!」

 

あ………この手のネタで一番の反応が来た。

玉縄はガクガク震えながら、癖なのか喋りながら空中で何かをかき回している。

海浜総合高校生徒会名物、ろくろ回し……というのだそうだが、今の玉縄をからかう事は出来ない。

顔面蒼白で汗だく。目は血走り、瞳孔がとんでもないことになっている。

ヤバい!こいつはぁヤバいッ!

 

玉縄「リ……リサリサさんの息子かなぁ?リ……リサリサさんはハリウッド監督と結婚したし………」

 

小町「スモーキー……現実を見ようよ。その条件じゃあ、リサリサの子供にはジョースターの痣は浮かばないよ……リサリサはジョースターの血統じゃあ無かったんだからさ……」

 

それに仗助はジジイと朋子さんの息子であるとしっかりとした調査が出てるしね。

 

玉縄「ハハハハ……『生涯妻しか愛さない』と言っていたジョジョが………まさか………まさか………」

 

今更になってこの問題が浮上してくるなんてね。

まぁ、生前にジジイと関わっていた転生者の通過儀礼と言うところだろう。

いろは、小町、材木座、戸塚、三浦、海老名、ツェペリ姉弟も通った道だ。

居たたまれないのは何の罪もない仗助だろう。

 

玉縄「ハハハハ……そういえば一時期君は日本への出張が多かったもんね………アハハハ………アハハハ!」

 

ろくろ回しのスピードが早まる。

うん………しばらく放っておこう………。

さて………。

 

八幡「で、イベントの内容は決まったの?」

 

そもそも今日、雪ノ下達が海浜幕張コミュニティセンターに行っていたのは合同イベントの打ち合わせだったはずだ。どんな内容か聞かないことには主催としても採用か不採用かを決めかねん。

雪ノ下に訪ねて見ると、雪ノ下は嘆息した後にふるふると首を振る。

 

雪乃「とても無意味な会議だったわ……。だってそうでしょう?元々、元町君も神木君も、会議が目的だったわけでは無かったのだもの………」

 

………ケルベロスも含めて、元町と神木は総武高校とSPW財団を誘き寄せる事が目的だったものな。

尋問した二人の話だと、もっと調整を重ねていき、SPW財団の上の方が出てくる段階で仕掛ける計画だったらしい。

しかしながら、そこは既に新しい生物へと書き替えられたスタンド使いと、その資質は持っている存在……。

目先の報復や、蝕む病から助かりたいという欲求を第1に優先させてしまい、戦略を無にしてしまった。

オブザーバーがケルベロスというのも1つのミスだったであろう。

これがまだ理性的なヒュドラやオロチであったのならば、二人の暴走を容認してはいなかったであろう。

 

(一網打尽を考えるとするならば、イベント本番の時を狙っているのだろうな………)

 

クリスマスチャリティーイベントは、社を挙げての広告イベントだ。

SPW財団一年間の集大成を見せるのに全てを注ぐ。

そこには必ずSPW財団VIPが集結する。

ウルフス……いや、ヒュドラかオロチはそこで確実に必要な全ての人間が集まる時を狙っているのだろう。

必要な条件を揃え、必要な『時』に必要な『場所』へ行くだけで天国への扉が開くDioの魂を持った俺。

邪魔者と『継承する者』の象徴である全てのジョースターの血統とエンポリオ。

雪ノ下や由比ヶ浜達、柱の一族の片鱗を持つもの。

その全てが揃う。

 

八幡(狙われているとわかってはいても、やらなくちゃあいけないんだよなぁ……)

 

既に告知もプログラムも組み立てられてしまっている以上、余程の理由がない限りは組織としては今更変更は出来ない。

それが世間には公表できない理由ならば、尚更中止は難しい。

 

結衣「スタッチ。どんなことをすれば良いのかなぁ…」

 

由比ヶ浜が眉をハの字にして聞いてくる。

 

静「そんな難しく考える必要は無いから。要はどこの会社や地方自治体でもやっている『地域に密着している事業』のアピールってだけだから、お茶を濁せればOK」

 

八幡「まぁ、だからと言って大学の文化祭とかにありがちな下ネタに走りすぎたり、脱げばOKとかという安直な方向にいくのは流石にダメだがな」

 

地元のマスメディアも来るので、下手なことは出来ない。

 

結衣「でもさ、これってテレビに写るんだよね?」

 

八幡「稲毛や周辺のローカルテレビにはな。後は精々千葉版のニュースで取り上げられるくらいじゃあないの?全国版では取り上げられないだろうな」

 

余程の物であれば、全国版のニュースで取り上げられる事もあるだろうが、今の段階で何をするのか決まっていないイベントに、そこまでのクオリティは期待していない。

 

玉縄「………地域に密着したチャリティーイベントは、是非とも僕がやりたかった事なんだ」

 

いつの間にかショックから立ち直ったのか、やさぐれて前髪を息でフーフーと押し上げて現実逃避していた玉縄が会話に入ってきた。

 

静「あ~……そう言えばニューヨークでもスモーキー市長ってチャリティーイベントを結構やっていたって聞いたね」

 

玉縄「ジョジョと承太郎君がエジプトを旅している時期も、スージーQさんと企画していたね。誰かさんのせいでスージーさんは不参加になったけど」

 

俺……というかディオの事だな。

スモーキー市長がその打診をしようとしてきたとき、スージーさんは倒れたホリィさんの元に駆け付けていた。

そのせいでスモーキー市長は相方がいなくて大変だったらしい。

家族第一優先をモットーにしているジョースター家の気質を知っているスモーキー市長なので、それは割り切っていたが、それはそれ、これはこれ。

思うところはあったようで、俺の正体を聞くやいなや、その恨み節をぶつけてくる玉縄。

普段なら、俺も開き直る所ではあるが、スージーさんとホリィさん(二人の聖女)絡みである以上は開き直れない。

聖女には手を出さない。

大西洋に沈んだ時から考えていたことだが、聖女を害しようとして手痛いシッペ返しを食らったディオの人生から学んだ事だ。

エンヤ婆は虹村万作さんをけしかけてホリィさんとスージーさんという聖女を害しようとしていたが、ディオの美学から止めさせたしな。

 

沙希「スージー………?アッ!」

 

八幡「どうしたの?川……川……川田さん」

 

沙希「けーちゃん!けーちゃんを保育園に預けたままにしてきちゃった!」

 

名前を間違えるというネタをスルーするだとぉ!

………って、おいッ!

何してるのッ!?聖女を放置しちゃダメだろ!

俺の中ではエリナの魂を受け継ぐいろは、スージーさんの魂を受け継ぐけーちゃん、ホリィさん、朋子さん、いささか愛が重すぎる気がするけど由花子さん、極妻だけどトリッシュさん、康穂は聖女認定である。

ある意味では聖人だったブチャラティの魂を受け継ぐ留美も聖女と言えるかも?

小町?小町は天使だ。時々地獄の使者と化すけど。異論、反論、苦情は受け付けない」

 

小町「ゴミぃちゃん………」

 

いろは「聖女と天使……どちらがハチくんの中では上なのかが気になる所ですね………」

 

ぐはぁ!俺、どこから口に出してた?

やめてね?一瞬で片付けたから大して衰弱はしていないけど、ザ・ジュエルを使ったから精神的な防御力は落ちているんだよ?(マイ)エンジェル小町ちゃん?

 

ジョルノ「トリッシュと留美を聖女扱いしているのは評価に値する。………が、陽乃と雪乃を聖女扱いしないのはどういうことだ?八幡」

 

お前、なに言っちゃってるの?

そろそろジョースケの扉を開こうとしちゃってる?

 

小町&雪乃「…………ゴミぃちゃん………」

 

ジョルノ「ぐはぁ!」

 

ジョルノ・ジョバァーナ(ゴールド・エクスペリエンス)……再起不能(リタイア)

 

うん。ここに承太郎がいたのなら、ジョジョと徐倫を聖女扱いにしなかったことでオラオラされそうだ。

 

ジョセフ「とにかく早くけーちゃんを迎えに行くんじゃ!可哀想じゃろ!」

 

ジジイもけーちゃんにはとにかく甘い。

何せ一緒にいるときは片時も離れないくらいに溺愛しているからな。親バカならぬジジバカだ。

まぁ、ジジイは身内に対しては大概ジジバカだが。

 

雪乃「留美さんに京華さん………天使に聖女………良いわね………浮かんで来たわ………」

 

雪ノ下はこのばか騒ぎで何かアイデアを閃いた感じだ。

その一方で………

 

徐倫「あ~……どうしよう………」

 

奉仕部と生徒会の両方の顧問である徐倫が頭を抱えていた。

先程まで誰かと電話していたようだが………。

 

仗助「どうした?徐倫」

 

徐倫「朋子グランマ(一応は義理の曾祖母なのでグランマ)から怒りの電話が…………グランパ宛に警察から電話がかかってきたって………」

 

どんよりと、青い顔で徐倫が答える。

そう言えば一度は直したマクラーレンを大志に圧縮させて仗助の車のトランクに入れていたけど………何で?

 

徐倫「スピード違反の件に関して……グランマがカンカンになって電話してきたわ………」

 

ジョセフ「な、なんじゃと!?ワシにスピード違反の容疑がかかっておるのか!何をしとるんじゃ徐倫!」

 

徐倫のマクラーレンはジジイの名義だからな。パトカーや白バイから逃げ切って、現行犯逮捕はされなかったから、ジジイに容疑がかかっているのだろう。

Nシステムやドライブレコーダーを調べられたら流石に徐倫に目が行くだろうが。

 

徐倫「先月も駐車違反で減点されてるし……どうしよう………」

 

ジョースター家にとっては乗り物は鬼門だ。

特に徐倫にとって、過去の逮捕歴はレディース時代の暴走行為&ケンカと、GDst(水族館)にぶちこまれる原因となった死亡ひき逃げ事件(プッチとジョンガリAによる策略)と、乗り物関連だったから尚更だろう。

人身事故を起こさなかっただけマシとも言える。

 

玉縄「だったら、ジョジョが徐倫ちゃんのスピード違反を肩代わりしてやればどう?反省はしているんでしょ?」

 

ジョセフ「な、なにッ!?」

 

スモーキー市長にとっては徐倫は孫みたいな扱いだったらしく、徐倫には甘いようだ。

 

徐倫「………はい………暫くは朋子グランマの車に相乗りして通勤するわ………マクラーレンは休日のプライベート用にして………」

 

今年度までなら朋子さんと同じ職場だから、一緒に通勤するということなのだろうが、ここでジジイに返すと言わないあたり、徐倫も強かである。

そして玉縄………。

圧力とかを使わないで、それでいてグレーゾーンを提案する辺りは流石は元市長。

どんなにクリーンでいたいと思っても、政治や経済の世界では世間に公表できない埃というものは必ず付いてしまう。

徐倫を庇う手段としての中では、限りなく無理のないグレーゾーンをさらっと提案するくらいには埃は付いてしまっているのだろう。

 

ジョセフ「ぐぬぬぬぬ………スモーキー……」

 

玉縄「曾孫を助けることが出来るし、僕の……スモーキー・ブラウンの信頼を裏切った埋め合わせとしては一石二鳥だと思うけどね?君の免許は、スピード違反1回程度じゃあ、まだ失効しないだろ?」

 

ジョセフ「高齢すぎるから、免許返納をしつこく迫られておるんじゃがのう………徐倫、今度肩でも揉めよ?」

 

肩揉みくらいでこの大きな貸しをチャラにしてやるあたり、ジジイはやはりジジバカだな。

まぁ、ジジイが庇わなくても承太郎辺りが同じように徐倫のスピード違反を肩代わりしそうだが。

潜水艦まで用意して、徐倫を水族館から脱走させようとするくらいだし。

 

徐倫「ありがとう!グランパァァァァ!あ……あと、比企谷兄妹、イーハ、東方兄妹のみんな後で父さんの家に『集合』だってグランマが……あたしとグランパ、それに父さんも………」

 

ご近所さん達「え゛…………」

 

説教される未来しか見えない………。

長い夜になりそうだ………。

 

折本「それあるッ!」

 

アースブルースで不安を加速させるんじゃあない!

 

玉縄「…………なるほど………折本さんの能力は……良い能力だな………」

 

何か企んでるんですけどッ!

 

静・ジョースター(アクトン・クリスタル)

ジョセフ・ジョースター(ハーミット・パープル)

東方仗助(クレイジー・ダイヤモンド)

空条徐倫(ストーン・フリー)

比企谷八幡(ザ・ジェムストーン)

一色いろは(ナイチンゲール・エメラルド)

比企谷小町(サンシャイン・ルビー)

 

帰宅後、ジョセフの家に呼び出され、長時間による朋子の説教を受ける。

東方朋子……溜め込んでいた怒りを爆発させ、関係者全員を無駄だとは知りつつも大目玉を食らわせる。どこからか贈られて来た胃薬とのど飴には大いに感謝していたとか………。

ジョセフ・ジョースター……結局徐倫のスピード違反を庇った。その後、免許返納をしつこく迫られたようだ

空条徐倫……さすがに大いに反省。しかし、スポーツカーの鍵はまだ返していない

比企谷八幡……一色家に宿泊。何気にザ・ジュエルの反動は無視できなかったらしく、いろはに癒される

静・ジョースター……今日初めて『残念お嬢様』と影で言われていることにショックを受けた

東方仗助……帰宅前に仕事をため込む事についてポルナレフに怒られる

空条承太郎(スター・プラチナ)……本業で急用が発生した為、朋子からの説教を免れる

ジョルノ・ジョバァーナ(ゴールド・エクスペリエンス)

近所ではないことを理由に、さりげなく朋子の説教からトンズラ。頑張った雪乃と結衣へご褒美としてディナーに招待する。着々と千葉の兄がメイドイン・ヘブンばりに加速していく。また、個人的な用事として夜の街に消えていったとか……

比企谷小町……一色家に宿泊。小町曰く、ケルベロスを撃破した特別ボーナスとの事

一色いろは……ザ・ジュエルの反動でうなされる八幡を一晩かけて癒す。何かオタフクの仮面を被った何かを見たような気がしたらしい

雪ノ下雪乃(エンジェル・ダスト)……ジョルノからご褒美としてディナーをご馳走してもらう。元町が過去にやらかした上履きと縦笛事件についてジョルノにチクる

由比ヶ浜結衣(リバース・タウン)……頑張ったご褒美として、雪乃と共にジョルノからディナーを奢ってもらう。ちゃっかりサブレのお土産まで貰った

サブレ(ザ・フール)……結衣からおやつを貰い、ご満悦

実はほんの少しだけスモーキーには恨みがあったりする

川崎沙希(サマーハプノ・サファイア)……その後、急いで京華を迎えに行く。極道モードではなかったが、アクアから普通に怒られた。両親からも怒られる。

川崎大志(ビッツロール・トパーズ)……沙希と同様、両親とアクアから普通に怒られた。狂犬病の影響はない模様

川崎京華(リーシャウロン・アクアマリン)……迎えに来た姉弟にどれだけ戸塚にお世話になったかを説明。仗助をジョースケにした手腕で『お義兄ちゃん計画』を発動中

戸塚彩加(ホール・シンクス)……京華に異様に感謝された事に困惑するも、何でもない事だとクールに去る。賢いことにアクアの変貌は胸の内に秘めていた。

材木座義輝(ガンズ・アンド・ローゼズ)……大志に京華の面倒を見ていたことに感謝される。チーム戦闘潮流の結束は厚い?

海老名姫菜(ハイエロファント・グリーン)……後に玉縄=スモーキーの事を聞き、ジョジョスモの薄い本を書き始めた模様

三浦優美子(マジシャンズ・レッド)……相変わらずの海老名の病気に嘆息。アーシス・スクランブルには間に合わず、解除後は普通に家に帰る

広瀬康一(エコーズ)……報告を聞き、徐倫のマクラーレン等、色々と事後処理をする。相変わらず縁の下の力持ちである。康穂、折本、仲町のアーシスのバイト代を昇給させる。

岸辺露伴(ヘブンズ・ドアー)……ジョセフ達に協力した後に普通に帰宅し、めぐりと共にハンゲツの散歩に出ていたが、矯正施設関連で仕事が入り、嬉々として向かう

広瀬康穂(ペイズリー・パーク)……隠れた功労者の一人。本人は東京支部でのバイト終了後に帰宅。特別昇給が康一から伝えられ、ガッツポーズ

折本かおり(アースブルース69)……裏のバイトであるアーシスの支援部隊の時給がアップ。玉縄と共に帰宅する。

仲町千佳(ラブユー・クローズ)……連行される前の元町から告白されるも、当然振る。玉縄の内心に気付いており、さりげなく二人きりにさせて帰宅する。

玉縄(マリー・エミール)……アーシス支援部隊に勧誘され、承諾。さりげなく折本にアピールを開始する。

神木子門……静と八幡に恨み節をぶつけるも、波紋で気絶させられ、そのまま矯正施設に連行。露伴のヘブンズ・ドアーにより過去を暴かれ、そのまま露伴にケチョンケチョンに言われる。スタンド使いではないので、本にされた段階で気絶したのがせめてもの救い。元々が歪んでいるので、社会復帰には時間がかかる模様。

元町元弥(ピンク・フロイド)……せめてもの悪あがきで仲町に告白するも、罵倒付きで振られた挙げ句、矯正施設に。トドメとばかりに露伴節にやられ、振られた事とのダブルパンチで精神的にも再起不能となる。

 

←To be continued

 




聖女
DIO側の視点で第1部、第3部が書かれている『オーバーヘブン』で描写されている小説でのDIOの考察。
最期まで母親の『天国』に左右される人生であったDIO。
エリナに聖女を見出だし、それを害するモノではないと悟ったDIOは、同じく聖女を感じさせるホリィは絶対に害してはならないと考えていたようで……。

イギーとスモーキー
イギーの過去には『ニューヨークの野良犬狩りから逃れ、ジョセフ達に捕まり、スターダスト・クルセイダーズに無理矢理参加させられた』というものがある。
現場にこそ出ていなかったであろうが、野良犬狩りにはスモーキーも関わっていると思われるので、もしかしたらスモーキーは間接的にイギーがスタクル入りする原因となっていた可能性が高い

アヴドゥルとスモーキー
こちらもジョセフを通じてスモーキーと関わっていた可能性はある。もしかしたら、スタンドの事やDIOに関連した事を察して、アヴドゥルをジョセフに紹介したのはスモーキーかも?

嬉々として矯正施設に向かう露伴
露伴は漫画のネタになることならば努力や面倒を惜しむ事なく駆け付ける。
矯正施設にぶちこまれるようなスタンド使いの犯罪者ならば、喜んで過去や能力を持っているかを丸裸にするであろう。
今回は第4部時点での間田クラスの人間なので、ガッカリした上で人格否定レベルの暴言を神木や元町にぶつけそうだが。

折本と仲町の表向きの仕事
アーシス支援部隊の仕事はあくまでも裏のバイトである。普段のバイトはSPW財団千葉支部の広報課で雑用の勤務している。

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