果たして無事なのか!
side比企谷小町
小町「ジョリィィィィィィィン!」
夜になった稲毛海岸の空に、小町の絶叫が響く。
ルビーレーザーに貫かれた徐倫お姉ちゃん。
しかし………
徐倫「あたしを殺ったとでも思ったわけ?クソウルフス」
良く見たら徐倫お姉ちゃんの状態は体中が……特に急所となりうる体の部分は糸のようになって器用に避けている。
徐倫「柱の一族みたいに臓器を器用に自分の体の中でずらすのは不可能だけどさ。ルビーレーザーが来る場所がわかっているならば、こうして上手く避けることは出来るんだよ。マーチのルビーレーザーだったらこうはいかないけどね」
ケルベロス「何で……ルビーレーザーを……」
徐倫「ああやれば、ゼッテェテメェは吠えてくる。そうすればストーン・フリーを第1の能力で糸にすることが出来る。ストーン・フリーの最初の能力は、自分の体を糸のようにすることだったからなぁ。これはその応用なんだよ」
そっか………あのノックバック効果を逆手に取ったんだ。
あの咆哮は一瞬で展開していたスタンドを引っ込ませる。徐倫お姉ちゃんはそれを逆手に取って、スタンドを戻らせる手間を消した。
その上でノータイムでストーン・フリーの第1の能力を使ったんだ。だから敢えて糸の状態で鬱陶しくなるように糸で絡ませたんだ。
徐倫「それに、短気なテメェじゃあ、しつこくしてりゃあルビーレーザーを使って来るだろ?そして、射線な。初めてルビーレーザーを使ったテメェじゃあ、狙いを付けるなんて出来ねぇよな?精々、あたしの方向に飛ばして来るくらいでよぉ!今の今まで何べんマーチのルビーレーザーを食らったと思っていやがる!どこにエイジャの赤石があるかなんてなぁ、体が覚えてるんだよぉ!」
と言っても、全部を回避できた訳じゃあ無いから、あちこちが血だらけだし、立ってるのがやっとって感じだけどね。
ケルベロス「だったらもう一度ルビーレーザーを使えば良い!ルビーレーザー!」
………………
何も起こらない。だってルビーレーザーは………
徐倫「ルビーレーザーは一度発射したエイジャの赤石からは、1分間のクールタイムを置かないと次のレーザーを発射することは出来ない……破壊という面では最強の技のルビーレーザーだって………弱点は……あるのさ」
ドサッ!
流石にダメージが大きかったのか、徐倫お姉ちゃんは倒れ込む。
徐倫「それに………あんたは二度と………ルビーレーザーを使えない…………サンシャイン………ルビーは……」
空条徐倫(ストーン・フリー)……
徐倫お姉ちゃん………。
ケルベロス「ハッ!だったら1分後にルビーレーザーを使えば良い話じゃあないか!それまでこのバカげたスペックを使ってよぉ!」
小町「出来るものならやってみなよ。サンシャイン・ルビー!」
小町はスタンドを展開してケルベロスに迫る。
ケルベロス「学習しねぇチンチクリンだなぁ!この下等生物がよぉ!アオォォォォォォォン!」
ケルベロスの咆哮により、サンシャイン・ルビーが引っ込む。
ここまでは今まで通りだよ。
それにしても、サンシャイン・ルビーが大口を開けて吠える姿ってさ………。オリジナルの小町からしたらすっっっっっっっっっっっっごく頭が来るよね。
あのリサリサが間抜けな大口を開けるんだよ?
ホンットに頭が来るよね。
ケルベロス「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミィ!」
小町「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミィ!」
小町の
もうこのサンシャイン・ルビーは怖くない。
バキバキメキャアアアアアア!
ケルベロス「はぶし………な、何故………」
スピードも、パワーも、精密さも………何もかも小町本体におされ、小町の拳を受けるケルベロス。
小町「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミ!」
ケルベロス「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミ!」
対抗してケルベロスもゴミゴミラッシュを放って来るけれど、学習しないのはどっちかな?ケルベロス。
ケルベロス「ギャアアアア!」
メギャ!ドバァァン!ドジャアァァァン!
これまでのフラストレーションを晴らすかのようにボコボコに殴る小町。
自分で自分を殴っているようで気分が悪いけど。
あれだよね。あの店長に弟子入りした方が良いくらい、変身のレベルがお粗末だよね。
ニートの5つ子レベルでお粗末だよ。
ケルベロス「何故だ………何故………サンシャイン・ルビーが…………」
小町「ホントだよ。小町もビックリだよ」
何でサンシャイン・ルビーが弱体化したのかを教えてあげる義理はない。
サンシャイン・ルビーだからこそ……だよ。
まぁ、そうでも無ければケルベロスに打つ手が無かったからだろうけどね。
うん。
ナイチンゲールにも負けるかな?
サンシャイン・ルビーの能力……それは波紋。
平行世界の小町がそうだったけど、サンシャインは波紋が使えなければ意味がないんだよね。
ルビーレーザーも使えなければ、スペックだけなら最強と言われる力も出せない。
サンシャインの強さの秘密は『エイジャの赤石』が全てだから。
先月、杜王町に旅行した時に、ボヨヨン岬でエンポリオ君は小町の強さとサンシャインの関係について雪乃さんや結衣さんに話したみたいだけど。
エイジャの赤石は波紋増幅器。小町の波紋をサンシャインのエイジャの赤石が増幅して小町にフィードバック。それを更に循環させて……
それを繰り返しているからこそ理論上は小町とサンシャインは手の付けられない無限の基本スペックを得ていることになる。
もっとも、いくら最強の波紋が使える小町でも、無限の力なんて扱えないから上限はあるけどね。
だったら、どうしてケルベロスのサンシャインが最初は小町のサンシャインと対抗出来ていたのか……。
それは………この海岸に来た段階ではうっすらと出ていた夕陽。
その夕陽の光がケルベロスのサンシャインに力を与えていたからだよ。
太陽に含まれる紫外線も、波紋には及ばないものの、エイジャの赤石に力を与える。
ジョセフおじいちゃんとカーズの決戦の時、材木座さんの前世、シュトロハイムはカーズにとどめを刺そうと紫外線照射の光をカーズに浴びせた。
スーパーエイジャを填めた石仮面を被ったカーズに。
スーパーエイジャは紫外線に反応し、石仮面の針をより強くカーズのツボを押した。
それによってカーズは究極生命体に進化して………。
小町(紫外線でもスーパーエイジャは反応した……だったら、この似非サンシャインも太陽の力を吸収して…)
だけど今は夜。
この似非サンシャインに力を与える太陽エネルギーは何もない。
モード、ザ・ワールドはそういう意味。
ザ・ワールドと言うよりはお兄ちゃんの前世の片割れ、DIO……というよりは柱の一族や吸血鬼。
夜は柱の一族の時間だからね。
更に徐倫お姉ちゃんが残っていた似非サンシャインの太陽エネルギーを一瞬にしてカラッカラにしてくれた。
ああ見えてルビーレーザーは波紋エネルギー……太陽エネルギーを結構使う。
1回発射したら、同じエイジャの赤石からは1分間の太陽エネルギーをチャージするのに1分間のクールタイムを必要とする。
その1分間というのは小町の波紋エネルギーをもってして1分間という基準。もしかしたらお兄ちゃんやジョジョお姉ちゃん、ジョセフおじいちゃんだったら違うかも知れない。
サンシャイン抜きの小町とジョセフおじいちゃんだった場合、どちらが波紋の力が上かは解らないけどね。
話が大きく逸れたけど、ケルベロスの奴は徐倫お姉ちゃんに対して何も考えずに何本も大量の太陽エネルギーを発射した。
もしかしたら一本一本のルビーレーザーの威力はかなり落ちていたかも知れない。
ルビーレーザーを連続照射していると解るけど、一本一本は糸のように細い。
だけど、命中したルビーレーザーの弾痕は500円玉のような孔が開く。
それはルビーレーザーが高温すぎるから。穿ったレーザーがその周囲を溶かしてしまう。
もし、小町のルビーレーザーだったら、徐倫お姉ちゃんのあの避けかただったとしても、高温で死んでいたかも知れない。
徐倫お姉ちゃんがそこまで計算をしていたかは解らないけど。
徐倫お姉ちゃんの一見あの無謀な行動の裏には、ケルベロスに残っていた太陽エネルギーを一気に全部使いきらせる為だったんだ。
モード、ザ・ワールドを発令したのは、夕陽が似非サンシャインに力を与えていたのならば、夜になるまで悟られずにケルベロスをサンシャイン・ルビーに維持される事。
そのあとはどんどん太陽エネルギーを削らせる予定だったんだけど……。
夕陽を見てモード、ザ・ワールドを察してくれた徐倫お姉ちゃんが強引に太陽エネルギーをスッカラカンにしてくれた。
小町的にポイント高い。
でもさぁ………波紋が……太陽エネルギーが通ってないサンシャイン・ルビーってこんなに弱かったんだね。
最強の波紋使いだったリサリサ……。リサリサの本質はもはや波紋そのもの。スタンドっていう超能力と波紋という超能力が併せ合って初めての最強のスタンドだったんだ。
ケルベロス「何だ……俺のサンシャイン・ルビーにどこが欠陥があったんだ!」
波紋使いじゃあなければ昼間限定の欠陥スタンドだよ。サンシャインは、この比企谷小町だからこそスペックを引き出すことが出来るスタンド!
目先のスタンドスペックに目が眩んだ!それがケルベロスの敗因!
皮肉だよね………京都でも、そして千葉でも……君は波紋にやられるんだよ…………。
ケルベロス「そうか!波紋か!波紋が無ければサンシャイン・ルビーは欠陥スタンドなのか!だったらカスペルウェイト!」
ケルベロスがサンシャイン・ルビーからザ・ワールドに姿を変える!気付かれた!
小町「ゴミゴミ………」
ケルベロス「無駄無駄無駄無駄ぁ!ザ・ワールド!時よ止まれ!」
しまった!逃げられる!
小町にボロボロにされたケルベロスには、もう寄生している本体を守りながら小町達と戦う力はない。
後の手段は逃げるだけ………
「ツメが甘いな……小町」
え?この声は………。
八幡「誰に断ってその姿と能力を使っていやがる?この間抜けがぁ」
お兄ちゃん?
お兄ちゃんが更にボコボコにしたケルベロスをグローブで掴んでズルズルと引き摺って来る。
ケルベロス「何故だ………ザ・ジェムストーンよりザ・ワールドの方が時を止める力は上のハズなのに……」
八幡「他人の能力を使って失敗したのに、学習能力が無いのかぁ?バカ犬」
お兄ちゃんはポイッとケルベロスと橋本元基の体を放り捨て、「無駄ぁ!」とケルベロスの足を折って目を潰す。
うわぁ………相変わらず本気のお兄ちゃんは容赦が無いなぁ……。
八幡「確かにザ・ジェムストーンとザ・ワールドじゃあ『時を止める』という能力の一点だけを見ればザ・ワールドの方が上だ………そこに着眼点を向けたことは誉めてやる。だがなぁ………」
ザ・ジェムストーンは最大で8秒、ザ・ワールドは承太郎おじさんに負けるまで、最大で9秒の時を止められた。
お兄ちゃんがハーミット・パープルと合体させたり、レクイエムに対応させるような成長をさせなければ……ディオのザ・ワールドのように時を止める事に成長させていればもっと長く時を止められていたかも知れないって言っていたっけ?
でも…………。
八幡「初めて時を止めたお前にどれだけ時を止める事が出来る?DIOや承太郎……それに俺や俺を取り込んだ平行世界の黄金の戦士達が、長い時間を止めるためにどれだけの苦労をしてきたか解ってるのか?」
あー………かなり苦労したって言ってたもんね。
お兄ちゃんも承太郎おじさんも、異世界のお兄ちゃん達やあの弟も………。
八幡「時間にして1秒も止められなかった……ザ・ワールドを……。時を止める能力を甘く見るんじゃあない!チェックメイトだ………ケルベロス………」
橋本「ゆ、許してくれぇ………比企谷ぁ……」
うん。寄り代がかつてはお兄ちゃん達の知り合いだった関係を利用して情に訴えようとしたんだろうけどさ…。
八幡「どこかで見たことがある面だと思ったら……小町ぃ、川島津姉弟ぃ~」
お兄ちゃんは小町にケルベロスを放る。
だって、橋本体育教師はジョジョお姉ちゃんにセクハラをしたわけで………。
放っておいたらお姉ちゃんや小町にもセクハラをしていた可能性があるわけだし……同学年の折本さんもセクハラされてたかも?
とにかく、情に訴えたところで火に油を注ぐ結果になるのわかってるのかなぁ……。
そもそもウルフスを逃がす理由なんて無いし……。
小町「アイアイサー!」
沙希&大志「誰が川島津だ!」
あ、お兄ちゃん、矢の準備を始めた。
折角だからサンシャイン・ルビーのレクイエムを試してみたかったけど、どんな能力かはわからないし、仕方がないか。
さっさと消滅させないで、鬱憤晴らしをさせてくれるお兄ちゃんに感謝しよう。
※美味しいところだけ奪うのもあれなので、敢えて健闘した小町&川崎姉弟に再起不能を譲った。
S・R「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミ!ゴミィ!」
S・S&VRT「パパウパウパウパウパウパウパウパウパウパウパウパウパウパウパウ!パウ!」
ケルベロス「ギャアアアア!」
八幡「ザ・ジュエル!おおおお!」
橋本元基(ケルベロス)……死体も残さずにザ・ジュエルによって消滅
side空条徐倫
徐倫「あたしの事を忘れてるんじゃあないわよ……」
あー………死ぬかと思った。
一か八かだったし………。
あたしは後から駆け付けて来た仗助兄さんによってクレイジー・ダイヤモンドで治療されていた。
仗助「ったくぅ……結局八幡の野郎、美味しいところだけ持っていきやがってよぉ………」
仗助兄さんも活躍の場面が無くて、ぶつくさ言っている。
あたしは仗助兄さんが来てくれて助かったけど……。
仗助「じじいのマクラーレンも直しておいたぜ」
あ………忘れてた………。このマクラーレンもグランパの車だったっけ。2年前に借りて以来、ずっと使っていたから、すっかり自分の車のような感覚だったわ。
しっかし、ジョースター家ってドンパチが絡むと必ず乗り物が悲惨な事になるわよね。
今回は仗助兄さんがいたから助かったけど。
仗助「しっかし、派手にやったよな?徐倫よぉ。入り口のチェーンも壊されてたしよぉ」
入り口の方を見ると、チェーンも直されていて、その前に仗助兄さんのセダンが停まっている。
ハッチが絶妙なタイミングでここに来れたのって、仗助兄さんと一緒に来たからなのね。
隠れた敢闘賞ってやつ?
仗助「ところでよぉ………何か白バイやらパトカーがうるせぇよな?」
あ…………スピード違反………
徐倫「ノォォォォォォォ!」
空条徐倫(ストーン・フリー)……の免許
再起不能寸前?
side戸塚彩加
稲毛保育園
京華「うわぁぁぁぁぁん!さーちゃん!たーちゃん!まだなのぉ!?けーか!寂しいよぉー!」
保母さん「泣かないで、京華ちゃん。お姉さん達も直ぐに戻ってくるって言ってたから……」
アーシススクランブルがかかって、稲毛海岸へと向かっている途中で聞いたことがある泣き声が響いている。
戸塚「ねぇ材木座君……この声って……」
材木座「うむ。間違いなく川崎京華嬢の声だな?」
うーん……多分、アーシススクランブルがかかったから、京華ちゃんを預けたままにしていたんだとは思うけど……。
R・A「けーちゃん泣かないでぇ!」
リーシャウロン・アクアマリンが必死に宥めているけど、何かあまり効果がないような………。
R・A「ウルフスだ………ウルフスがいるからこないな事になっとるんや………それに上の姉弟は揃いも揃って………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ………。
何だろう……アクアがどんどん黒くなっていくような…。何かヤバい感じが………。
スージー『スピードワゴンさん!けーちゃんをあやして!スピードワゴンさんならアクアを止められるから!』
何だろう……スージーQの声が聞こえた気がしたんだけど………
とにかく、黒くなっていくアクアを……けーちゃんを放置していたらまずいような気がしてならない。
僕は保育園の敷地に向かって走る。
戸塚「すいませーん!僕、その子のお姉さんと同級生なんですけど!」
京華「あっ!さいちゃんだぁ!」
けーちゃんは僕に向かって走って来て、そのまま僕にダイブしてきた。
うん。僕程度で泣き止んでくれればそれで良い。
アクアは………すっかり元の色に戻っていた。
R・A「ナイスやでさいちゃん!よー来てくれたで!」
アクア?何か性格が変わってない?そんな関西弁を喋るキャラクターだったっけ?
R・A「おどれ上のボンクラ姉弟……けーちゃんを泣かしよってからにぃ………スクランブルかけよった奴等も覚えときぃや!絶対ケジメ付けさせたるわぁ!
違った………何か極道映画のチンピラみたいになってるよ。
R・A「さいちゃんよぉ……さーちゃんの手綱は頼んだでぇ!あのボンクラはあんたやぁなきゃダメや!さーちゃんを捨てたら『指』やからなあ!よぉ覚えときぃや!」
え?なんか川崎さんの将来、任されたんだけど……。
R・A「分かったのか分からんのかどっちや?早速『指』、いっとくかぁ?」
戸塚「は、はいぃぃぃぃぃ!」
何かこのアクアには逆らったらヤバい。
それだけはよく分かった。八幡が京華ちゃんを大事にしてる理由って、これなのかなぁ……。
材木座「おーい。戸塚殿ぉ?スクランブルがかかっておるのだが……」
R・A「やかましいわこのデブ助がぁ!おどれは売れん小説でも書いとくか犬吠埼からでも身投げして魚の餌にでもなっときぃや!」
材木座「は、はぃぃぃぃ!」
これもスタンドの成長………なのかなぁ。
あと、空気を読もうね?ゲルマン将校。
川崎京華(リーシャウロン・アクアマリン)…泣き止む。着々と『お義兄ちゃん』候補の外堀を埋める。
戸塚彩加(ホール・シンクス)…アクアのデュオロン・オブシディアン化をそれと知らずに食い止める。川崎沙希との関係について、変な約束を交わしてしまい、更に外堀が埋められる。
材木座義輝(ガンズ・アンド・ローゼズ)…何も悪くないのに変質したアクアにがなりたてられるわ、戸塚には冷たい目を向けられるわで散々な目に遭う。アクアの『極道モード』の最初の被害者。
リーシャウロン・アクアマリン…デュオロン化しかけたが、未遂に終わる。………が、何やら変な方向に成長しはじめた。後に空条仗世文が主な被害に遭う『極道モード』に覚醒。極道モードは狂暴な性格のようである。
←To be continued
はい、ケルベロス戦が終了しました。
リーシャウロン・アクアマリンが成長してはいけない方向で成長したような………主な被害者は空条仗世文なのですけどね?能力自体は変わっていませんし。
極道モードも仗世文以外には滅多にならない模様ですし。
最初の極道モードを食らった材木座は憐れ……。
まぁ、デュオロンを食らうよりは遥かにましだったという事で……。
当初はデュオロン・オブシディアンでケルベロスが消えるプロットだったのですが、デュオロン発動は誰も望んではいない結末だと思いましたので、ザ・ジュエルにケルベロスを処理させました。
次回でコミュニティセンター編(クリスマス編前編)のエピローグです。
難産だった神木戦、元町戦、ケルベロス戦を終わらせる事が出来そうです。
残るウルフスはヒュドラ、ハーメルン、マンティコア、ヨハネ、横牛、オロチ!
最後は決戦でのドンパチになります。
それでは次回もよろしくお願いいたします。