餓狼八幡対テリー・ボガード
餓狼八幡「（奇妙だよな、俺と出会う前くらいの頃のテリー兄ちゃんなのに今の年齢のロックと一緒に居るなんて、流石は異世界なんて一言で片付けてもいいもんだろうか？まぁ取り敢えずは目の前のテリー兄ちゃんに集中だな）えっとさ……参ったな、テリー兄ちゃんは俺をガキの頃から鍛えてくれた師匠であり一番上の兄貴なんだけどさ、兄ちゃんはそんな事知らないんだよな」
テリー「確かにお前の言っている事は良くわからないが、お前の使っている技が中途半端な修行で得た技じゃないのはわかったぜ。確かにあれは俺の技だ。他にもアンディやジョーの技も使っているな？もしかしてお前は………」
餓狼八幡「俺はさ、信じられないかもだけど……此処とは違う別の世界のテリー兄ちゃん、アンディ兄ちゃんとジョーあんちゃんに色々と面倒見てもらってさ、それでみんなに格闘の技を仕込んで貰ったんだ。けどそれだけじゃ無い、それと同じ位に大事な（トントンと胸を叩き）ハートもね！だから俺が此処とは違う世界の伝説の狼達に学んだ技とハートを、兄ちゃん確かめてみてくれ！」
テリー「Ｏｋルーキー！そういう事なら大歓迎だ！ヘイ、カモン！」
ラウンド○………レディー、ゴー！
餓狼八幡対ロック・ハワード
餓狼八幡「よう、兄弟！って言いたいトコだけど、俺の兄弟分のロックとは違うロックなんだよな。けどやっぱり俺の世界のロックと寸分の違いも無くイケメンだよな、明治のブリック位“女の子にも〜てもて”だろうなコンチクショー！……おっとすまん何か僻み根性が出てしまったわ。さて俺の兄弟分のロックとお前と、そして俺と誰が強いか一つ勝負と行くか？」
餓狼いろは「はちくんはちくん！確かにロックさんはすっごくカッコいいですよ、何だかクールだし王子様っぽいしちょっと斜に構えて陰があるっぽい佇まいがキュンと乙女心をくすぐる感じですけど。でも私達にとって一番大切な男性ははちくんですからね、だからそんな嫉妬心なんて抱く必要はありませんよ」
ロック「………いきなり何なんだ？お前は。そして俺は何を見せられているんだ？イチャ付くんなら、よそでやってくれ」
餓狼八幡「ああスマン、けどやっぱり此方のロック、お前も何てかストイックってか女子が苦手なんだよな、多分？まぁ俺もみんなと出会うまではそうだったんだが、ってか聞く処によるとお前も拳法遣いの儚げ系のかなり可愛い女子と後、威勢の良い感じのハデでナイスバディな海賊姉ちゃんともイイ感じらしいじゃないかよ。何処行ったお前のストイック設定！？ってかさっきも言った通り伝説の餓狼を継ぐ者として一勝負行こうや、兄弟！」
ロック「な、何だよ。何でお前がそんな事を知って………調子の狂う奴だな………とにかく、やるって言うんなら、限界まで…飛ばすぜ！」
ラウンド○………レディー、ゴー！
餓狼八幡対リョウ・サカザキ
リョウ「君のその技は………テリーの弟子か何かか？」
餓狼八幡「うすサカザキ総帥！あっそうかこっちではまだ総帥じゃあ無いんすよね。お察しの通りですサカザキ師範、俺はテリー兄ちゃ…テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシの弟子で弟分でもあります。まぁ尤も師範の知るテリー・ボガードとは別次元のって注釈が付きますけど」
リョウ「お前の言っている意味はわからないが、あの３人の弟子か！あの３人とはいつも大会で熱いバトルを交わしているが、なるほど………これは楽しい試合になりそうだ！」
餓狼八幡「はい！まだまだヒヨッコの狼の牙がどの程度か師範に確認して貰いたいと思います、そんじゃ行きますよ心優しき無敵の龍！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対ロバート・ガルシア
餓狼八幡「押忍ロバート師範、俺の世界のロバート師範はユリさんとご結婚されて、二人のお子さんにも恵まれているそうなんすけど、こちらの師範とユリさんとはどんな塩梅っすか？」
ロバート「ホンマかいな！ワイは………全然しとらんわ。ガルシア財団でそれなりの地位も任されとるしな。先生のガードも固いし、進展なんて夢のまた夢やで」
餓狼八幡「ははっ……まぁけどサカザキのご隠居、年端もいかない頃のお二人のお子さんに極限流空手のスパルタ教育を施すってよりやらかしてトラウマを植え付けたらしいっすよ。で、そのせいでお孫さん達から恐がられ嫌われて、しばらくはシオシオのパーになってたらしいですけど。まぁ此方のサカザキのご隠居も何連はお二人の仲を認めんじゃ無いっすかね、だってこの世に最強の虎以上の男なんてそう居るモンじゃあ無いでしょう。ビジネスの世界でも格闘の世界でも大成してるなんて貴方とマスターズさんくらいでしょうし、それにサカザキのご隠居だって孫は可愛いだろうし、ああけどスパルタ教育を施そうとすんのは阻止すべきでしょうけど」
ロバート「何やってんのや先生………詳しい話は後で聞くとして、ワイらはここにお喋りに来たんやない。そうやろ？」
餓狼八幡「すね！じゃあやりますか師範！ＣＯＭＥ ＯＮ ＧＥＴ ＳＩＲＩＵＳ！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対ユリ・サカザキ
餓狼八幡「おおっ、現役真っ盛りのヤングなユリさん！うんなるほど、歳下の俺から見てもすっげぇ可愛いわなぁ、やっぱりロバート師範が愛するだけはある」
ユリ「えへへへ。そんな面と向かってカワイイとか言われると、照れるっち！でも大丈夫？後ろの女の子、スゴい事になってるよ？」
餓狼八幡「ハッ、殺気！？いや待って下さいいろはさん！！俺は決して浮気とか邪な考えを抱いた訳じゃ無いんだってぇ！お前も知ってるだろう俺がどんだけ極限流空手をリスペクってるかを！そんな極限流のロバート師範の未来の奥方を口説くとか俺にそんな度胸は、ある訳無いだろう。だからその発現し掛かってるアイアン・メイデンは閉まってくれマジでお願いします！」
ユリ「あーらら。これから試合なのに、大変な事になっちゃったね？それと、私はロバートさんとは特に何ともないよ？いい加減な事を言ってると、試合後にそのいろはちゃんと一緒に箱に入れちゃうんだから！」
餓狼八幡「へっ！？けどユリさんイタリアに帰国するロバート師範を追って行ったんですよね？サカザキ総帥の許しを得て……マジかよ、此方の世界線じゃソレ無かったのか？べぇ不味いっしょ俺、ロバート師範に色々言っちまったべぇ！」
餓狼いろは「本当に……フフフッはちくんは余計な事言い過ぎですよねぇ……コレはもうフフフッ、お仕置きだべぇ〜っ！」
餓狼八幡「アアアッ来た！天よ地よ火よ水よ我に力を与えたまえ！パーァイルフォーゥメイションッ！って違う、それケンリュウ、バイカンフー違う……以下略……オマタセシマシタユリサンソレデハハジメマショウカネ（無機質化）」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対草薙京
餓狼八幡「あの草薙さんつかぬ事をお聞きしますけど、八年前に千葉マリンでテリー兄ちゃんと闘ったりはしてないんですよね？てか俺の世界の草薙さんもあれ以来表舞台に出て来てないし何かあったのかな、もしかしてＡＫＩＲＡの金田君みたいにどっかに飛ばされて、ミヤコ様にこの世には居らんよ、今はなって言われそうな感じになってるのかなってワンチャン思ってたんですけど違いますかね」
京「はぁ？アンタ、いきなり何を言っているんだ？もう少し俺に分かるように言ってくれよ。それかオタクトークは紅丸とでもしてくれよ。もっとも、あいつは中途半端なオタクは嫌いみたいだけどな」
餓狼八幡「ああすんません。えっとですね草薙さんが俺がガキの頃に出会った草薙さんなのかそれもと異世界同位体である別人なのか、どっちかなと思ったんですけど、どうもガキの頃から（カックラキン大放送のコントコーナーの一つ、演者＝野口五郎さん）刑事ゴロンボのコーナーが好きだったせいか、そんな処が気になって仕方無いんすけどってまぁ関係無いっすかね。この世界でも貴方は強者のようだし挑戦のしがいはあり過ぎるくらいあり過ぎるでしょうから此処は一丁お手合せ願えませんか草薙さん！？」
京「ったく、良くわかんねぇ野郎だぜ。まぁ、やるってんなら相手してやるが、口だけでおわるような真似はしねぇでくれよ？じゃあ、行くぜ」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対八神庵
餓狼八幡「うわっ！？何だこの矢吹丈バリに立体再現が難しそうな髪型の人……何か全身から如何にも“寄らば斬るぞ”ってオーラが半端ねぇ草薙さんとはまた違った方向の美形キャラなのに」
庵「いきなり馴れ馴れしい奴だ。俺は貴様なぞに用はない。邪魔をするならば殺すぞ」
餓狼八幡「イヤイヤ何なんスカいきなり殺すぞとか怖すぎますって、あと怖い！つかどうやら貴方も何某かの目的があって動いてんですね。目つきもおっかないし、殺すぞって言ったら本当にやりそうだけど。少なくとも貴方はギースやあの赤い制服のサイコな軍人くんの様な悪党じゃなさそうですね。けどまぁその辺は俺なんか知る由も無い何らかの事情があるみたいですし。俺としても邪魔をする気は無いんすけど、成り行き上引くに引けないんで此処は一丁やってみませんか、取り敢えず」
庵「まるで俺の何かを知っているような物言いだな………気に食わん。気が変わった。下らんおしゃべりを俺にした事を、後悔するんだな。それが病院のベッドの上か、あの世なのかまでは責任持てんがな」
餓狼八幡「いや、俺はただの異世界召喚に巻き込まれただけの一般人ですから、勇者の称号とかネットスーパーとかのスキルとかもらって無いし。まぁただ格闘技をやってるってのと後なんか知らんけど性格の悪い自分の異世界同位体と行動を共にするハメになっただけの。ってまぁ良いか、じゃあ行きますか！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対矢吹真吾
餓狼八幡「あっ、草薙さんのパシリの青学ランの人！やっぱりこの世界にも居んだな。アンタにちょっと注文したいんだが良いか？」
真吾「ちょっ！何なんですかあなたは！俺がパシリをやるのは草薙さんだけッスよ！？パシろうとしましたね！？アンタ！お、親にもパシらされたことないのに！」
餓狼八幡「いや、別にパシらせようってんじゃ無いんだが、アンタは草薙さんの後輩だろう。なら学校の制服の色は本来は多分黒だろう」
慎吾「ええまあそうですけど、それが何か？」
餓狼八幡「良いかよく聞け、俺の注文は一つだ！それはな、アンタその青い制服止めろ！！いいか青ってのは俺達オタクにとって神聖なカラーなんだよッ！何故ならば『銀河鉄道９９９』の主題歌ではこう歌われている、きっといつかは君も出会うさ青い小鳥に、と佐々木功さんの美声で、そして『戦闘メカザブングル』の主題歌では、疾風か嵐か青い閃光、と串田アキラさんのバリバリ響く熱いヴォイスで、そして『機甲創世記モスピーダ』の主題歌では、蒼いナイフに集めたムーンライト、とアンディさんと言う俺の兄貴分と同じ名の歌い手さんが歌っているんだ、まぁモスピーダの場合は蒼いだが。あと他にも色々あるが流石にあまり本城さんに楽曲検索のお手間を取らす訳にはいかんしこのくらいにしておこう」
慎吾「…………はぁ、それで」
餓狼八幡「そして青ってのはな主役の好敵手たる人物が身に着けなければならないカラーなんだ、青い巨星のランバ・ラルしかりガミラスのデスラー艦しかりビー・バップ・ハイスクールの数が多いだけのチンピラの集まりである城東工業高校の制服の様にな、他にもあるがこれもこの辺りにしておこう。そして何よりも青ってのはな………俺が好きな声優さん『雨宮天』さんのパーソナルカラーだからだッ！！俺の世界とは違う世界であのお方はなぁッ、まるで天使の如く、例の感染症により自由を奪われた庶民の心を慰めるべくTwitter上にご降臨遊ばされて『そらのはるやすみ』という日記形式のコーナーを設け、毎日配信し心荒んだオタク達の……その心を和ませると言う神の御業を為さしめた尊いお方なのだ、故に〈ズビシッと真吾を指差し）貴様にその神聖なる色たる青を纏う資格は無しなのだァァァああッ！！」
真吾「ホントに何なんですか！？怖い！この人、八神さんや山崎さんとは別の意味で怖いッス！こうなりゃ全力で行かせてもらうッスよ！負けられないんだよォォォ！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対タクマ・サカザキ
餓狼八幡「押忍！サカザキのご隠居、いやこっちではサカザキ総帥なんですよね。年齢も俺の世界のロバート師範くらいに見えますし、現在正にまさに円熟期って感じですかねすげぇ楽しみです、てな訳で一丁お手合わせ願います！」
タクマ「ほほう………柴舟殿の倅のように、学生の身でワシに挑んで来るか。良かろう、存分にかかって来るがよい」
餓狼八幡「押忍！お願いしますサカザキ総帥！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対タン・フー・ルー
タン「ほぅ………君の技からはテリーやアンディの師事を受けた様子が見て取れる………我が八極聖拳の流れも見て取れるのぅ」
餓狼八幡「はいタン老師！俺に格闘技を仕込んでくれたのはテリー兄ちゃんとアンディ兄ちゃん、そしてムエタイチャンプのジョーあんちゃんです、あと十平衛先生にちょっと柔道も教わりましたけど。別次元とは言えお会いで来て嬉しく思いますタン老師、もしよろしければですが俺に一手ご教示願えますか」
タン「ホッホッホッ。孫弟子にせがまれては受けん訳にはいかんのう？ならば、気の使い方の見本を見せるとするかのぅ」
餓狼八幡「うす！お願いしますタン老師（拱手礼）」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対山田十兵衛
餓狼八幡「此方の世界の十平衛先生もやっぱり舞姉ちゃんや若いギャルにセクハラかましてんですか？程々にしとかないとブタ箱に打ち込まれても知らんっすよマジで」
十兵衛「カーッカッカッカ！心配せんでもワシは結構女の子受けが良くてのぅ？なんならワシの口説き術を伝授してもよいのじゃぞ？」
餓狼八幡「うん、案外そうなんだよなぁ。小町も十平衛おじいちゃん可愛いとか言って妙に懐いてるし。舞姉ちゃんもセクハラに対してその時は報復するけど後には引かないし…まぁ今は取り敢えずそれは置いといて、口説きのテクの伝授は遠慮しときますよ。左門豊作と相対する星飛雄馬の様に俺の身体に怖いなにかが纏わり付いて来そうだし。此処はそうっすね御老体にゃあ申し訳ないっすけど十平衛先生に仕込んでもらった『山嵐』どんなモンになったか確かめて見ますか！」
十兵衛「ホッホッホッ………確かに後ろの女の子が恐ろしい形相で見ておるからのう。とばっちりがワシに来る前に、さっさと始めるとするか。それと、鬼の山田に敬老精神は不要じゃぞ？こう見えてまだまだ現役でいかるからのう！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対ギース・ハワード
餓狼八幡「俺の世界ではアンタはとっくにくたばった人だから俺から何も言えんけど、此方の世界のアンタもやっぱり私欲の為にジェフ・ボガードさんや周防辰巳さんを殺害したのか！？そして自分の奥さんや息子を……ロックを放ったらかして。なぁそんなに裏社会のボスになるって事に意味があるのかよッ、沢山の人の命や人生を奪い滅茶苦茶にしてよおッ！クソみたいな砂上の楼閣のてっぺんに立つのがそんなに楽しいのかよッ！」
ギース「フン。似た者の中でも最も忌々しいドブネズミが、この私につまらん説教するか。言いたいことはそれだけか？」
餓狼八幡「アンタに言いたい事なんてそれこそ山の如しだっての、しあしそんな時間はありゃしないし俺にもやんなきゃならない事もあるし。取り敢えずアンタに一つ聞いておく、ありきたりな悪の帝王感出してるアンタだが、どうにも俺にゃ腑に落ちん事があるんだよな。ソイツは俺の兄弟分ロックの事だ、まぁ有り得んとは思うんだがアンタは自身の置かれている状況を自身で知り尽くしていて、不本意ながらも拵えてしまった女房子供を己の側に置いとけば、それがアンタ自身のウィークポイントにもなっちまうだろうけど、実は何よりもそれに二人が巻き込まれない様に距離を置いた……なんて浪花節な感情がアンタに働いたなんて事は無いよな」
ギース「下らん………気まぐれの１つや２つに、何の意味などないと言うのに………どうやら貴様も、ジェフやテリーと同様、私を苛立たせるだけの存在のようだ。おしゃべりはここまでだ。かかって来るが良い………これが貴様にとって、最後のバトルとなるだろう」
餓狼八幡「ハッ、そう簡単にやられるかよ！俺はようやく登り始めたばかりだからな、この果てし無く長い格闘坂をよ！じゃあ行くぜ、ＣＯＭＥ ＯＮ ＧＥＴ ＳＩＲＩＵＳ！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
餓狼八幡対ヴォルフガング・クラウザー
餓狼八幡「確かフルネームはヴォルフガング・クラウザー・フォン・シュトロハイムだったかな。もしかして『我がシュトロハイム家の格闘技は世界一ィィィイイイ』とかって思ってんのかな、テリー兄ちゃんに負けてんのに」
クラウザー「なるほど、君はテリー君の関係者かね？あまりの稚拙な挑発では、私の怒りを買うどころか、一周回って笑えてしまうよ。せめて、失笑レベルで済ませてもらえないものかね？少年」
餓狼八幡「ああ、コイツはすまんかった。お察しの通り俺はテリー兄ちゃんの関係者で間違い無いんだが、別にアンタを挑発したつもりは無いんだ。頭のおかしな紅魔の娘が一日一発爆裂魔法を放たねば死んでしまう様に、俺も一日一発ネタを言わないと発作が起きる厄介な性質の持ち主でな、申し訳無い。まぁそれは兎も角俺はギースと違ってアンタに含む処は無いんだわ、テリー兄ちゃんも言ってたけどアンタはまぁ問題はあれども其処までの悪党って訳でもなし。状況的に闘う事になっちまったけど、格闘者としてのアンタを認めているとも言ってたしな。アンタとの闘いを経てテリー兄ちゃんは一つの段階を越えられ、お陰で秦の秘伝書を巡る闘いにも勝つ事が出来たってな。だから俺も純粋にアンタと戦ってみたいと思ってるんだ。てな事で一つよろしく頼んます！」
クラウザー「中々愉快な男だ。余興としては………だがね。それと、１つだけ、君に忠告しておこう。伊達に私もヨーロッパの闇を束ねるシュトロハイムの当主をやっているわけでは無いのだよ。君が私にどういうイメージを持っているかなどは勝手だが、私が毎度寛容で気紛れを起こす甘い男などとは思わないことだ」
餓狼八幡「ああそれは知ってる、アンタだってそれなりに闇に手を染めてるってのはさ、それにジェフさんや故人である不知火半蔵さんとの因縁もな、要は俺の身勝手な思いでギースよりはマシって思ってるだけだよ、まぁ帝王って呼ばれる男の力の程を見てみたいって好奇心だ、行くぜ帝王さんッ！」
ラウンド○、レディー………ゴー！
ロック・ハワード
ギースの息子でテリーに育てられたリアルバウト餓狼伝説から十年後を描いた餓狼ＭＯＷの主人公。
生い立ち等で色々と悩める少年。近年では二十年ぶりに餓狼の新作がでるようだが………。テリーとギースの技を使いこなす。
ロバート・ガルシア
龍虎の拳のサブ主人公で、外伝では主人公に昇格したリョウ・サカザキのライバル兼親友。
ストリートファイターシリーズのケンと何かと共通点がある。
ユリ・サカザキ
リョウの妹で龍虎の拳シリーズのヒロイン的ポジション。
龍虎の拳で悪人に攫われた事を反省してから、父タクマの元で極限流空手を師事。空手を始めてから一年で覇王翔吼拳を修得する大天才。
龍虎の拳外伝では餓狼八幡が言うようにイタリアに旅立つロバートを追いかけて行くエンディングがあったようなのだが、ＫＯＦ世界では特にそういう様子はなかった模様。（ロバートに対して塩対応が目立つ）
矢吹真吾
自称草薙京の一番弟子。詳しくはノスフェラトゥチーム対弟子チームにて。
タクマ・サカザキ
極限流空手の開祖でＳＮＫ最強キャラクター。初代龍虎の拳のラスボス、Ｍｒ．ＫＡＲＡＴＥ本人。
龍虎シリーズでは古傷が原因で引退したのだが、ＫＯＦシリーズでは引退宣言をしたものの、あっさりと撤回。龍虎チームのエンディングを一人でギャグにしている。
現在でも天狗のお面を被ってＭｒ．ＫＡＲＡＴＥとして登場したときは最強のキャラクターとして立ちはだかる。
タン・フー・ルー
餓狼伝説シリーズに登場する八極聖拳の開祖。
かつてはジェフ・ボガード、チン・シンザン、ギース・ハワードを始めとした多くの弟子を抱えていたのだが、ギースがジェフを殺害したことにより責任を感じて引退。
引退後も修行を続けていたようで、登場するたびに強くなっているような気がする。
現在は秦祟雷、ＫＯＦ１４からの主人公・シュンエイ、明天君を弟子に取り、来たるべき災厄に備えている。
山田十兵衛
餓狼伝説シリーズのヒロイン、不知火舞の祖父、不知火半蔵の親友だった男。
若い時は柔道オリンピックの金メダリストで、不敗伝説を築き上げ、付いた異名は鬼の山田。
とにかくスケベジジイで、舞のエンディング等では彼女の入浴を覗くなどの出歯亀行為を行っている。
試合中に無尽蔵に飛ばしてくる『煎餅手裏剣』がどこに仕込んでいるのかは永遠の謎。