やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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KOF15風掛け合い 静対SNKside

静対ジョー・東

 

ジョー「っしゃあ!サクサク行くぜ!女子高生!」

静「うん。材木座ボイスはやはり暑苦しい。しかも性格も暑苦しい」

ジョー「なんだなんだ?コイツは。若いんだから、もっと元気よく無くちゃ駄目だぜ?それとも俺に何か文句あんのか?遠慮なく言って来いよ!」

ジョー「じゃあ遠慮なく………変なパンツが何か不愉快。ポルナレフさんを意識している感が満載のほうき頭が何か気になる。ボガード兄弟と昔から組んでるけど、昔はともかく、今は何か数合わせにいるだけ感が哀愁を漂わせている。極めつけは宿敵ギースの部下の妹を本気で狙っているって意味が不明すぎて………何で兄妹仲良好の兄の敵に対して恋心を抱いてくれると思った?私なら徹底的に潰すけど?」

ジョー「ちょ、ちょっと待て!色々とオレの心を抉る言葉のオンパレードは勘弁してくれ!特にリリィちゃんの事は薄々気が付いていた事だけに心に来るんだよ!」

静(これだけ心を抉れば、本来のスペックは大分削れたかな?)

ジョー「なにニヤニヤしてやがる!この野郎………ハリケーンアッパーのジョーの力をフルコースで味あわせてやるぜ!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対ロック・ハワード

 

静「へぇ………コイツがボガードのハッチにとっての私的なポジションの男かぁ………まぁ、コイツはあのハッチにとっては異世界のロック・ハワード………ウチのハッチにとってのワイルド・ハニーのグラサン女みたいなものかな」

ロック「なんだアンタ………人の顔をじろじろ見るな………。その、女の子はちょっと苦手なんだ………」

静「ああ、そういう性格?葉山みたいなイケメンのくせして材木座のように女が苦手とか?だめだぞ?相棒と言うからにはボガードのハッチみたいに色々と余計なネタを言うくらいにならないと」

ロック「本当にワケのわからない女だ………。さっさと始めるぞ。お前相手なら、遠慮はいらない………何故かそう、思えるんだ………」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対ロバート・ガルシア

 

静「ん?その髪型は………」

ロバート「な、何や自分!人の頭を見て顔を上気させよってからに!」

静「お兄ちゃんと同じ髪型………ハァハァ………ブリーチさせろブリーチさせろブリーチさせろBLEACHさせろ卍解させろ卍解させろ卍解させろBLEACHさせろ………」

ロバート「ホンマに何やこの女!目がマトモやあらへん!気やら波紋やら、スタンドパワーゆうオーラとはちゃう何かのオーラが尋常やあらへん!そもそも卍解ってなんや!」

静「卍解は卍解じゃあないか!BLEACHさ・せ・ろぉぉぉぉオオオオオオ!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対二階堂紅丸

 

紅丸が下ろしている髪を電気の力で立たせようとする。

静「待ったぁ!ちょぉっと待ったぁ!その髪を立たせるの、写真を撮ってからにしてぇ!」

紅丸「ん?ああ良いぜ、カワイコちゃんの頼みならば、試合で手を抜いてくれということ以外なら、何でも聞いてやるさ」

静「さすがはフェミニストの紅丸さん!じゃあ、スマホをかまえて………パシャっと………貴重なショット、ありがとうございます♪」

紅丸「構わないさ。でも、俺様は髪を下ろした姿の方が有名だぜ?」

静「あー、紅丸さんが目的な訳じゃあ無くてですねぇ。ポルナレフさんっていう亡くなった友人がいたわけですが、彼は髪を逆立てた紅丸さんと見た目がそっくりなんですよ。でも、ついぞ髪を下ろしたポルナレフさんの姿を見ることが無くてですね………で、紅丸さんの下ろした髪と、生前のポルナレフさんの顔をコラージュすれば………と。あ、紅丸さんの顔は、ポルナレフさんの顔に比べると甘すぎるので結構です。重要なのは髪なので」

紅丸「ふぅ………俺様くらいのものだぜ?こんな扱いをされて怒らないのは………女の子限定だけどな」

静「またまたぁ………二階堂紅丸と言えば『日本チームのおかん』として有名じゃあないですか」

紅丸「に、日本チームのおかん!?」

静「女のコ大好きなナルシストってのは仮の姿♪『ポルナレフっぽい見た目とは裏腹に、そのおかんっぷりはアヴドゥル。必殺技はアヴドゥルっぽいのに、トラブルメーカーぶりはポルナレフな草薙京』って言うのが世間の評価ですよ?(嘘)」

紅丸「いや待て………そういう評価は………こ、こほん!なんの事だいベイビー!行くぜ、カワイコちゃん!」

手に電気を纏わせて髪を逆立てる紅丸。

静「あ、照れ隠しに誤魔化した」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

対大門五郎

 

静「あっ!チィッす!大門五郎さん!いつもお疲れ様です!」

大門「むむ?お主とワシは初対面のはずだが………」

静「何を言いますか!大門五郎と言えば世界の誰もが知っている有名人じゃあないですか!大門さんを知らない人は現代人じゃあないとまで言えます!」

大門「む………むぅ。ワシなど、元金メダリストであることと、KOFの半常連選手であることくらいでしか活躍がないのだが………」

静「またまたぁ!一番の活躍を謙遜なさるとは!アドレス間違えのメールに対しての警告メールをせっせと返信している勤勉さは有名だと私の相棒が言ってました!私はウザさから嘘メールアドレスをクラスメートとかに教えているんで、大門さんには感謝してもしきれません!」

大門「それはメーラーDAEMONであって決して『メーラー大門』ではないわ!誰だ、そんな適当な事を言っているたわけは!」

静「比企谷八幡というアホ毛が特徴の茄子頭の男子高校生で、私と同じ制服を着ています」

大門「うぬぬぬ………ゆるさんぞ比企谷八幡!」

静(責任転嫁成功♪)

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対クラーク・スティル

 

静「プロレス大好きな戦場のクールガイ、クラーク・スティル大尉、ご苦労さまです!同じ特殊部隊の隊員として、尊敬しています!」

クラーク「やれやれ。若い隊員にそう言われると、悪い気がしないねぇ。ましてや、レオナやウィップみたいな年若い女の子に言われると………ねぇ」

静「やっぱりクラーク中尉も男子ですねぇ♪女の子に言い寄られると、やはり照れますか?」

クラーク「そりゃ、オス臭い傭兵の身からしてみればねぇ。例え、それが性格の悪い武器泥棒だったとしてもな」

静「ギクッ!」

クラーク「さて、心地良いリップ・サービスに対するお礼に、せめて優しく拘束してやるぜ。静・ジョースター」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対K’

 

静「第2の草薙、K’………ねぇ」

K’「何だテメェ………うざってぇんだよ」

静「一匹狼を気取っちゃいるけど、実際には相棒のマキシマと共に毎回大嫌いなKOFに参戦している。しかも毎回チームを組んでね。どうしてかな?K’さん?」

K’「なめるな………」

静「次にお前は………『俺一人で十分だ………』と言う」

K’「俺一人で十分だ………ハッ!」

静「へへーん。ロンリーウルフを気取るには、まだまだだね」

K’「本当にうざってぇぞ!テメェ!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対マキシマ

 

静「ミサイルにレーザー砲………さすがに反則じゃあないの?ミスターマキシマ?」

マキシマ「KOFはそういう大会だ。それが嫌ならば、アンタみたいなキレイなお嬢さんは、ドレスでも着て社交ダンスでもしている事だな」

静「いやん♪キレイなお嬢さんなんて、なんて本当の事を♪ところで、マキシマさんって、その目で相手のデータを分析できるんですよね?」

マキシマ「ああ、俺に見えないモノは何にもねぇぜ?」

静「キャー!イヤァ!この変態!私のあんなところやこんなところも画像に残して、いかがわしい写真をアチコチにばらまくんだわ!この女の敵のサイボーグ!」

マキシマ「やれやれ………強さとは別の意味で、厄介なお嬢さんだぜ………」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対クーラ・ダイアモンド(CVかかずゆみ)

 

クーラ「むぅ………あなた、何かクーラに対して怒ってる。クーラ、あなたに何かした?」

静「いやぁ……あなた自身に対しては何も思うところはないし、見た目といい、氷の能力といい、私の知り合いの雪ノ下雪乃ってのに似てるから良いんだけど………フルネームがねぇ。それと、声?」

クーラ「なぁに?クーラ・ダイアモンドの何が悪いの?」

静「お兄ちゃんのスタンドがクレイジー・ダイヤモンドだからちょっと………ね。声も青狸のヒロインみたいな声だし………私のファーストネーム的にあなたの声と静の名前は良くない気がするんだよねぇ………」

クーラ「んー………クーラ、よくわかんない。あんまり難しいことを言ってると、カチカチにしちゃうんだから!」

静「おおっと。血液を凍らせる氷の能力は勘弁。じゃあ、始めますか!」

クーラ「クーラ………頑張る!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対アッシュ・クリムゾン

 

静「これはこれは格ゲー世界で有名な、『主人公キモッ!』のアッシュ・クリムゾンさん。今回は何を狙っているんですか?キモッ!」

アッシュ「さぁね。もしかしたら、君達の使うスタンド能力…が目的かも知れないよ?レクイエムとかオーバーヘブンとか、そんな物が奴等に奪われちゃうと………うん。とっても困っちゃうんです♪」

静「おおキモい!さすがはKOFシリーズ異例の主人公でありながらエディット参戦&異例のラスボスを務めた男!何を考えているのかわからないところもキモッ!マジでキモッ!」

アッシュ「アハハハ!キモいがゲシュタルト崩壊してるよ?じゃあそろそろ、オルヴォワールで良いかな?マドモアゼル静・ジョースター」

静「ノンセンキュー。むしろアリーヴェ・デルチを食らわせてやるっつーの。アッシュ・クリムゾン」

 

 

静対エリザベート・ブラントルシュ

 

エリザベート「ジョースター………かの物語が本当であるならば、我がブランドルシュと同じくヨーロッパの貴族の家系のはず。その末裔がこのような者だとは………嘆かわしいことこの上ないわね」

静「確かにジョースター家は英国貴族の家系だけれど、私はあくまでも養子だからなぁ………」

エリザベート「養子?ああ、それで………」

静「ああ、でもジョースター家は血筋にそれほど重きを置いてはいないかな?ついでに言えばジョセフ(パパ)以降のいわゆるジョジョと呼ばれた子孫はほとんどが不良だったりギャングだったりしているわけだし、貴族としての誇りを重視していたのは初代ジョジョのジョナサン・ジョースターくらいなわけだし、そのジョナサンもDIOと融合してハッチに転生してからは誇りがどうとかと言うよりは効率厨(笑)になっちゃっているし………で、何の話だったっけ?」

エリザベート「………もう良いです。所詮はイギリス貴族の成れの果て………期待した私が愚かでした」

静「ああ、でもこれだけは言えるよ。形を変えてもジョースターの理念の根底は変わらない。アンタの言う民………一般人を下衆の企みから守る………というアーシスの理念だけはね。手段は選ばない、あんたらの言う騎士道とは程遠い物だけどね」

エリザベート「分かりました。これ以上語る事は無いようです。せめてもの手向けです。華々しく散って頂きましょう!静・ジョースター」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対シェン・ウー

 

シェン「お!テメェはデュオロンが依頼した、ボガード兄弟の技を使う男の相棒の………」

静「色々と混ざってるっつーの。それはノスフェラトゥだかノストラダムスとかっつー組織の比企谷八幡と、ボガードの比企谷八幡であって、私の相棒の比企谷八幡とは別人だっつーの」

シェン「あ?何をワケの分からない事を言ってるんだ?」

静「あー………脳筋かこの男………ハッチーズの説明が面倒くさいし、静・ジョースターは説明する事を考えるのを………止めた。説明放棄とも言う」

シェン「おい………」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対ライデン

 

静「悪役レスラーのライデン。ギースの野郎は元気?」

ライデン「何の挑発かはわからんが、色々と訂正させてもらうぜ。まず俺がライデンでいるのはプロレスのマットの外で戦う時だけだ。それに、今の俺はギースと切れている。俺からギースの情報を探ろうとしても無駄だぜ」

静「それは残念。だったら、アンタに対して用事は無いかな?ただぶっ倒すのみ!」

ライデン「やれやれ、俺も舐められたものだな。ギースの腹心は辞めたとはいえ、俺も一度はプロレス界で恐れられた男だぜ。テリー達が相手ならいざ知らず、アンタみたいな無名の小娘が、俺を簡単に倒せると思うんじゃねぇぜ」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対ビリー・カーン

 

ビリー「キース様の周りをコソコソと嗅ぎ回ってるってのはテメェか?小娘!」

静「あ~、やっと現れた。待っていたよギースの忠犬、ビリー・カーン。アンタからはギースの事に関して色々と聞きたい事があるからね」

ビリー「ハッ!テメェみてぇなどこの馬の骨とも知らねぇ奴等が毎日のように湧いて出てくるもんでな。一々相手をしてちゃやってられねぇんだよ!せめてもの情けだ!一瞬で殺してやるぜ!」

静「そう簡単にいかないのがジョースターってねぇ!それとビリー・カーン!1つ聞きたい!」

ビリー「あ?何だよ、答えてやるかは別だがなぁ!」

静「アンタの妹の声って、クーラ・ダイアモンドに似てる?」

ビリー「………………………」

静「似てるんだね?似てるんだな?青狸のヒロインに声が似てるんだな?答えろっつーの!」

ビリー「うるせぇ!答えるかどうかは話が別だと言ってるだろう!黙って死ね!静・ジョースター!」

 

 

静対ヴォルフガング・クラウザー

 

静「あちゃあ………こりゃ厄介な奴と当たっちゃったなぁ。ギースの弟、シュトロハイム家の当主、ヴォルフガング・クラウザー・シュトロハイムさん」

クラウザー「静・ジョースター君。今回の私は、トーナメントの中である限り、一般の選手相手には純粋に試合を楽しんでいるのだ。私とギースの関係をどこで知ったのかは知らないが、余計な藪を突くのはお互いの為にならないと思わないかね?」

静「貴族の面子………ってやつ?帝王」

クラウザー「その通りだ。私にその気が無くとも、そうせざるを得ない事情というものがあるのだよ」

静「了解。1つ確認だけれど、帝王は私達の力に興味は?」

クラウザー「侮らないで貰おう。私をギースやベガ、ルガールのような得体の知れない力を掠め取ろうとする下郎と同じだとは思わないことだ。これで満足かね?」

静「了解。じゃあ、純粋にドンパチを楽しみますか?ゲルマン貴族の帝王様」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対山崎竜二

 

静「うわぁ………チンピラ・オブ・チンピラ、狂犬山崎かぁ。まぁ出てくるんじゃあ無いかとは思っていたけれど………よりにもよってKOFバージョンのオロチ一族の山崎かぁ」

山崎「この俺に悪態つくたぁいい度胸をしてるじゃねぇか。拐われて、九龍城でヒィヒィされる一生を送ることになっても知らねぇぞ?」

静「ああ、そういう点でも人格が破綻しているのが山崎竜二って男だもんね。知ってた。もっとも、スタンド使いの敵って大半がアンタみたいなのばかりで、もぅ珍しくもなんともないんだよねぇ。取り敢えず、アンタはこう言いなよ。『全国の山崎さんには申し訳ないが、俺が悪の三下の山崎です』ってなぁ!」

山崎「クククククク………決めたぜテメェ………テメェの末路は………性別もわからねぇくらいにグチャグチャにされた挽き肉にしてやるぜ!ヒャーハッハッハッ!ホゲェェェェ!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対(ジン)祟秀(チョンシュウ)

 

祟秀「ほう。スタンド………ですか。異世界には珍しい力もあるものですね」

静「私が誰で、どんな力を持っているか知っている………そう言いたいのかな?秦祟秀………いや、秦海龍」

祟秀「これは驚きました。まさか私の正体をご存知でしたか。それならば、私の目的についても………」

静「ギースに奪われた秘伝書の奪取だよね?確かにギースという共通の敵がある以上、私達は自分の世界に帰りたい、アンタは秘伝書を入手したい。私達の利害関係は一致している」

祟秀「流石は聡明なジョースターの秘蔵っ子………。まさしくその通りで………」

静「だが断る!」

祟秀「ほぅ?」

静「確かに私達が敵対する理由は表向きには無いけれど、でもね、私達ジョースターにおいて、アンタら秦兄弟とは、天地の開きに等しいくらいに相容れない所があるんだよ」

祟秀「それは?」

静「家族愛………子孫の体を乗っ取って、永遠の命を得ようとする手助けなんて、最も私達ジョースターのモットーに反することをするわけが無いっつーの。待ってなよ、本当の秦祟秀。アンタに取り憑いている先祖の悪霊を退治して、キム・カッファンの元に帰してやるからさ」

祟秀「………ふぅ。それでは仕方がありません。死ぬしかありませんね、静・ジョースター」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対秦祟雷(チョンレイ)

 

祟雷「弱い気だ………波紋とかという得体の知れないもので強化していても、それでもテリー・ボガード達より遥かに劣る」

静「だろうね。そもそも私には『気』とやらは上手く扱えないし、ボガードのハッチよりも私は弱いのは紛れもない事実。それで、何が言いたいの?秦空龍」

祟雷「祟秀………海龍は貴様らを利用できると考えているようだが、弱者の民の力を借りるつもりは無い。むしろ余計な事を知っている貴様は、ここで息の根を止めるのが一番だ」

静「わかってるじゃあないの。確かに私達の目的はギース達を倒して地獄門を封印し、元の世界に帰る事。ギースを倒すところまでは私達の利害は一致しているけれど、そもそも根本的な部分で私達は相容れられない。家族の………自らの末裔の体を乗っ取っているアンタらと、家族至上主義の私達とはね」

祟雷「話が決裂して安心したぞ、静・ジョースター」

静「待ってなよ、秦祟雷。タン・フー・ルー老師の元へ帰してあげるからさ。覚悟しなよ、秦空龍!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対タクマ・サカザキ

 

タクマ「ムッ!?その学生服は………ロバートの技を使う少女の………」

静「あー………極限流の川崎の事か………確かに総武高校の制服を着ているけど、あの川崎と私は完全に他人だよ。ミスターサカザキ。もしくは………Mr.KARATEと言うべき?」

タクマ「な、なぜそれを………!」

静「いや、あの程度の変装で何で気が付かないと思う?女装したパパよりかはマシだけどさ」

タクマ「ぬぅ………バレてしまっては仕方がない。不敗の空手家、Mr.KARATEの力をとくと味わうが良い!」

静「逆ギレ!?理不尽だっつーの!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対草薙柴舟(さいしゅう)

 

静「げっ!草薙京の父親、草薙柴舟!?」

柴舟「人の顔を見るなり『げっ!』は失礼じゃろ」

静「えー………だって草薙柴舟さんってオヤジ狩り狩りとかいうワケの分からない趣味をしているし、早引退して武者修行と称して世界をフラフラ放浪する為に後継者の地位を京に譲ったんですよね?」

柴舟「ち、違うわい!なんじゃその事実無根の疑惑は!」

静「で、好き勝手放浪していた挙げ句にルガールに敗れて捕まり、洗脳されてKOF95で中ボスとして襲いかかってくるし、そのエンディングでは自分も息子も血の宿命からは逃げられない的な意味深な事を言っていながら、それ以降はオロチ一族との宿命を全て息子に丸投げして、その後のネスツとのイザコザ、遥けし彼の地より出ずる者たちとのイザコザ、バースとの因縁とかに巻き込まれる息子を見て見ぬ振りしてやり過ごした冷血親父じゃあないですか。いや、放蕩親父扱いされてもおかしくないですって。むしろ、放蕩親父でも上等な呼び方?」

柴舟「ぐぬぬぬ………人の弱い所を無遠慮にツラツラと………小娘め、お前に草薙1800年の歴史の重みをその身で味わうと良いわ!ワシの妻と同じ名前じゃからと思って手加減するとは思わん事じゃな!」

静「あ、しまったやり過ぎた&世の中の静に謝れこのクソ親父」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対神楽ちづる

 

ちづる「鏡の中の本当の貴女が見えるわ。静・ジョースター。貴女が持っているレクイエムの力………それをオロチの手に渡す訳にはいかない。手を引きなさい」

静「私がアンタと同じ轍を踏むと?三種の神器、護りし者、八咫鏡の神楽ちづるさん?」

ちづる「何の話をしているの?」

静「ああ、『遥けき彼の地より出ずる者たち』やら、アッシュ・クリムゾンの事は覚えていないのか。や、覚えていないのならそれで結構。ただし、対オロチに特化した力を持ちながら、その使命を満足に果たせない三流巫女の三流3神器が7代目ジョジョである私に口出しをするんじゃあない」

ちづる「あなたと比企谷八幡と名乗るDIOは、ある意味では八神以上に性格が破綻していると思っていたけれど、これは思った以上に破綻しているわね。驕りきったその思い上がり、その力を………封じます!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対ゲーニッツ

 

静「オロチ八傑集(はっけつしゅう)が四天王、吹き荒ぶ風のゲーニッツ!お前には物申すことがある!」

ゲーニッツ「おやおや、不躾に何でしょうか?貴女とは一度もお会いしたことがありません。なので、唐突に詰め寄られるいわれはなかったはずですが?」

静「いいや、ある!あんたの超必殺技、闇慟哭(やみどうこく)の事だけど、あれに去年の修学旅行で酷い目にあわされた!」

ゲーニッツ「はて………先程も申し上げた通り、私とあなたは今日が初対面です。当然、貴女に闇慟哭を仕掛けた事もございませんが」

静「あんたからはね!でも、ウルススの一柱、蛇のオロチが私に使ったアレは、間違いなくアンタの闇慟哭!あれによって私の制服はズタズタに切り裂かれ、身体中に切り傷を作る羽目になって死にかけた。アンタの闇慟哭が無ければあんな事には………」

ゲーニッツ「ふぅ………話を要約すると、誰かに私の技を模倣された恨みを本家の私に八つ当たりしよう………という事ですか。なさろうとしている事が下世話過ぎてもはや言葉もありません。あなたには本家本元の闇慟哭がどういうものか、身をもって体験して頂く必要がありそうですね」

静「上等!ぶっ殺す!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対七枷社

 

静「あのさ、1つ聞いて良い?アンタ達オロチ四天王ってさ、ゲーニッツ以外はバンドやってるじゃあないの?」

社「ああ、YSCってイカしたバンドをやってるぜ?」

静「でもさ、アンタらオロチ一族って人間の滅亡を目的としているじゃん?何で人間を滅ぼそうとしてるのに、バンド活動なんて人間臭いことしているの?趣味の旅行は人間が作った建造物を見て回ることじゃん?人間が嫌いな割にはやっている事は文明の利器をふんだんに利用しているじゃん?何で?説明してくれなきゃ納得が出来ないっつーの?ねぇ何で?何で?何で何で何で何で?」

社「う、うるせぇ!大人しく寝てろぉ!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対乾いた大地の社(オロチ社)

 

静「本気を出してオロチの力を開放したってわけ?七枷社」

オロチ社「こうなったからには、以前ほど優しくねぇぜ?小娘」

静「果たしてオロチの力を開放したアンタと開放していないアンタ、どっちが強いかな?ゲームでの性能では、裏キャラのアンタよりもノーマルのアンタの方が強かったと思ったけど?必殺技も超必殺技も全て投げ技って………いくら投げ技が優遇されているKOFシリーズでも、投げ技オンリーって………」

オロチ社「舐めるのは勝手だが、お前が俺に勝てる道理はねぇんだよ。それに、仮に俺に勝てたとしても、お前達に待っているのは地獄だけだがなぁ!目覚めよ………大地よ!」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対シェルミー

 

静「うん、流石は有名フランスファッションデザイナー。着ている服がスタイリッシュな事で。是非とも我々アーシスの機能性一辺倒の戦闘服もデザインしてもらいたいものだね。アンタがオロチ一族じゃあ無ければ………ホントに惜しいよ」

シェルミー「あは♪仕事と私情は話が別よ?まぁ、プロであるからにはそれなりの代金は頂くけどね♪」

静「まぁ、アマチュアバンドだけじゃあ食べていけないもんね。八神庵に客を取られているようだし。そもそも何でオロチ一族のクセにファッションデザイナーやらバンドマンやらやっているのか、その矛盾も色々と聞きたいんだけど、その辺どう思う?」

シェルミー「うふふふ♪ホントに聞き辛い事をズケズケと言ってくれるわね?あなたみたいな人、嫌いじゃないわよ?壊し甲斐がありそうで♪」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対荒れ狂う稲光のシェルミー(オロチシェルミー)

 

オロチシェルミー「降りて来なさい」

雷を自分に落として帯電するオロチシェルミー

静「生身版、レッド・ホット・チリペッパーってところかな?シェルミー。音石さんのおかげでその帯電能力に対しては対策バッチリだっつーの」

オロチシェルミー「スタンド能力とかっていう小さな力でオロチの力を図らない事ね。私の雷で黒焦げにされる………それが貴女の運命よ………さぁ、おやすみなさい………」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対クリス

 

静「無邪気な振りをして、結構毒舌がすごいらしいじゃん?オロチ四天王のクリスくん♪」

クリス「なんの事ですか?僕がオロチ一族だと知っているのに、そんなあっけらかんと明るく言うなんて、君も相当なものだね」

静「それはどうも。もっとも、オロチの触媒となったアンタに褒められても何も嬉しくないけどね」

クリス「クスッ♪そんな事を言わないでよ」

静「あと、その中性的な見た目と言動をどうにかしてくれない?戸塚を思い出すから」

クリス「確かに僕は可愛いけど、男だよ?失礼しちゃうなぁ」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対炎のさだめのクリス(オロチクリス)

 

静「オロチの力を開放しても、無邪気な態度は変わらない………か。アンタ、平気な顔をしてエグい事をしそうだよね。例えば、笑いながら人を殺したりとか」

オロチクリス「クスッ♪それのどこが悪いんですか?せめて苦しまないように一思いに灰にしてあげてるじゃないか♪」

静「本当にあっけらかんと物騒な事を………末恐ろしいガキ!」

オロチクリス「無邪気に残酷なことをしているっていう点では、君も僕の事を言える資格は無いんじゃないの?普通、僕相手に笑顔で軽口を叩ける人はいないからね。過去に何をしたのか知らないけれど、その身勝手な言動、君は僕が嫌いな人間の中でも特に醜い部類の人間みたいだね。出ておいで、僕の炎。そして灰にしてあげるよ。静・ジョースター」

ラウンド○、レディー………ゴー!

 

 

静対アーデルハイド・バーンシュタイン

 

静「おーい二代目ボンボン。アンタ、父親の亡霊の1つや2つ、何とかなんなかったの?こっちは巻き込まれて迷惑しているんだけど?」

アーデルハイド「それについては申し訳ないと思っている。だから、この先の戦いは私に委ねてはもらえないだろうか?バーンシュタインの後継者として、必ず父のルガールを止めてみせると約束をしよう」

静「ハッ!ここまで事態が大きくなっているのに、妹一人を満足に抑えられないアンタが?任せられるワケがないっつーの。アンタはここで、私のアクトン・クリスタルのサンドバッグにでもなっていろっつーの」

アーデルハイド「確かに私はバーンシュタインの後継者としても、兄としても未熟だ………しかし、だからこそ、父が起こしている事態を、私の手で始末しなければならない」

静「アンタの悲壮感に付き合う気は毛頭ないっつーの。まぁ、どうしてもって言うならば、私を倒して見ろっての。あんたら格闘家の言い分ならば………ね」

ラウンド○、レディー………ゴー!




ジョー・東
テリー、アンディと並ぶ餓狼伝説の主人公の一人。単身日本からタイに渡り、瞬く間にチャンピオンまで上り詰めたムエタイファイター。通称ハリケーンアッパーのジョー。
餓狼伝説3まではテリー達と同格の扱いだったが、リアルバウト餓狼伝説ではとうとう主人公の座からは外れてしまった(エンディングでのギース落としが3人の中では唯一ない。テリーやアンディと比べてギースとの因縁がそれほど無いことも理由)。
KOFシリーズでは一貫して餓狼伝説チームで出場している。

二階堂紅丸
KOF94以降、基本的に京、大門と組んで日本チームで出場している。
普段は長い金髪を下ろしているが、試合の時は髪を逆立てており、その姿は銀髪にすればポルナレフそのもの。もっとも、静が言うように、ポルナレフと並べると顔が日本人なので、彫りが深い彼よりも紅丸の方が甘いマスクである。
見た目はポルナレフだが、実質はキャラが濃い日本チームを纏めている苦労人。

クラーク・スティル
怒シリーズのサブ主人公。ラルフの2Pキャラクター。
熱い性格のラルフと異なり、冷静沈着にラルフのサポートをするラルフの相棒。
その格闘スタイルは、当初はラルフと大差が無かったが、徐々に投げスタイル重視のキャラクターへと変化していった。

K’(ケーダッシュ)
KOF97で終了したオロチ編の草薙京に代わり、KOF99から2001までの通称ネスツ編の主人公を務めたネスツの改造人間。KOF97以降、ネスツに拐われていた京の草薙の炎を右手に移植されており、グローブがその制御装置になっていふ。
京が王道的な主人公ならば、K’はダークヒーローのポジション。
秘密結社ネスツの構成員だったが、KOF99のエンディングでマキシマと共にネスツを離反。以降はマキシマ共々、単独で反ネスツ活動をしていた(各国政府からはテロリストとして認識されていたが)。
KOF2001でネスツを壊滅された後も、ネスツの改造人間技術を巡って各機関からは狙われており、仲間達と逃亡生活を送っている。
性格は一匹狼気質で表向きは協調性の欠片もない。

マキシマ
秘密結社、ネスツによって改造されたサイボーグ。
実はネスツに親友を殺されており、その復讐の為にネスツの構成員となり、サイボーグ化を希望。改造されたネスツの技術を使ってネスツに復讐を果たそうとしていた。
ネスツ壊滅後はK’とともに逃亡生活を送っている。

クーラ・ダイアモンド
K’に対抗するために氷の力を移植されたネスツの改造人間少女。
年齢は14歳だが、改造された副作用なのか、その言動は幼い。
普段は栗色の長髪だが、戦うときは青く変化する。
初登場はKOF2000。元々は組織を裏切ったK’とマキシマを始末するためにネスツから放たれた刺客だったのだが、KOF2001にて同じ組織の刺客であるK9999(ケーフォーナイン)とアンヘルの裏切りを受け、組織を離反。その直後に組織は壊滅し、K’と合流して逃亡生活を共に送る事になる。
K’同様に記憶をネスツに奪われていたが、記憶を失う以前からどうやらK’とは関係があったようだ。(ウィップの事をセーラお姉ちゃんと呼んでいることから兄妹の末っ子である可能性が濃厚)

アッシュ・クリムゾン
KOF2003、11、13の通称アッシュ編と呼ばれた作品でシリーズ三代目の主人公を務めた謎の多き少年。
歴代KOF主人公は炎を操るという伝統通り、アッシュも緑色の炎を扱うが、その力の出所は不明。
ネイルアートを好み、そばかす多い顔と、矯正ブリッジを付けた歯から、主人公キモッ!と言われた男。
実際、アッシュの言動はこれまでの主人公達とは敵にあたる「遥けし彼の地より出ずる者たち」側の行動を取っており、KOF2003では神楽ちづるの、11では八神庵の力を奪っている。
その正体は「遥けし彼の地より出ずる者たち」の首領、斎祀(サイキ)の子孫。
真の目的は歴史改変を目論む「遥けしー以下略ー」をおびき寄せ、彼らの目的を挫くこと。KOF13にてシリーズ初の主人公でありながら、誰ともチームを組まずに参戦するという異例の行動に。その優勝セレモニーにて斎祀を不意打ちして倒すことに成功するものの、その体を斎祀に奪われ、「黒い螺旋に苦しむアッシュ」に変貌してラスボス化。主人公でありながらラスボスを務めるという、色々と型破りを起こした人物。
最終的には過去へと戻る門をくぐらずに扉を閉め、先祖を消滅させると共にタイムパラドックスで幼馴染であるエリザベートを除いた全ての人々からの記憶から消えて消滅するという結末を迎えた。
………はずなのだが、KOF14のエンディングにてラスボス「バース」が食らっていた魂の1つになっていたらしく、バースの消滅と共に眠っている状態で発見された。
KOSFのアッシュはバースから復活した状態でのアッシュ。

エリザベート・ブランドルシュ
KOF11から登場したアッシュ・クリムゾンの幼馴染みでフランスの名門貴族、ブランドルシュ家の末裔の少女。
遥けしー以下略ーとは敵対する家系であり、同じ使命を持つはずのアッシュがむしろ協力的に動いていることに疑問を持ちつつも、彼を止めるべく動く。
光拳術という、草薙流古武術のような先祖代々の武術を代々受け継いでいる為、三種の神器とは何か関わりがあるかも知れない。

シェン・ウー
中国・上海の喧嘩屋。KOF2003と11てはアッシュと、13ではエリザベートとチームを組む。
戦い方は我流で暴力そのもの。その関係であちこちから怨みを買っており、トラブルに発展することも少なくない。
初登場からこれまで、ストーリーでは毎度アッシュに利用されては酷い目に遭っているのだが、嫌いになりきれずにいる。アッシュ消滅後、他のみんながアッシュの事を忘れ去っている中で、シェンとデュオロンは微かに記憶に引っかかっているのか、やりきれないモヤモヤとした想いを抱いていた。

ライデン
初代餓狼伝説の二人目の中ボス。かつては悪役プロレスラーだったが、あまりのやり過ぎなヒールプレイに団体から追放。身を崩していた時にギースに誘われ、キング・オブ・ザ・ファイターズの八百長試合選手兼ギースの子飼いの邪魔者潰しを行っていたが、テリー達に敗れて以降は改心し、正統派レスラー「ビッグ・ベア」としてカムバック。
以降はプロレスのリングの上ではビッグ・ベア、KOFや異種格闘技戦では悪役レスラーライデンとして立場を使い分けている。

ビリー・カーン
餓狼伝説のセミファイナルの中ボス、餓狼伝説2とスペシャルではクラウザー子飼いの部下の「三闘士」の一番手の中ボス、リアルバウト餓狼伝説では再びセミファイナルの中ボスと、餓狼伝説シリーズに登場すれば大半が中ボスとして登場するギースの右腕的な存在の棒術使い。
ギースに心酔しており、彼のためならば何をするにも迷わず実行する危ない人物。
妹のリリィの事は目に入れても痛くない程に猫可愛がりしており、特にリリィに言い寄ってくるジョーの事は目の敵にしている。
ギースが死亡した世界線ではリリィと共に出身地であるイギリスに帰って真面目に働いているとの事。

山崎竜二
餓狼伝説3から中ボス(プレイレベルが低いとバッドエンドのラスボス)として登場した闇のブローカー………というよりは一匹狼のチンピラ。
武器横流しを主な仕事にしているのだが、金儲けの為ならば何でもやる。
以前にも前述したが、KOFシリーズオリジナル設定としてオロチ八傑集の一人としてカウントされているが、オリジナルの餓狼伝説シリーズではそのような設定はない。

秦祟秀
秦兄弟の弟。その体を先祖の魂である海龍に乗っ取られている。
餓狼伝説3のノーマルクラスのラスボス、又はハードクラスのセミファイナルの中ボスとして登場。
体は子供のはずなのに、バランスと性能の良い技でとんでも無く強い。
祟秀は慇懃無礼で、理屈っぽい性格。
海龍から解放された後はキム・カッファンに弟子入りしている。

秦祟雷
秦兄弟の兄。弟同様、先祖の魂である空龍に体を乗っ取られている。
餓狼伝説3の真のラストボス。使う技は祟秀と同じ筈なのだが、性能は段違いで祟雷の方が良く、ただでさえ苦戦する祟秀以上にプレイヤーを苦しめた。
続くリアルバウト餓狼伝説では兄弟揃ってラスボスからプレイアブルキャラクターにドロップアウト。利用していた部下の山崎よりも立場が下になった。
空龍から解放された後はタン・フー・ルーに弟子入りしている。

草薙柴舟
草薙京の父親。KOF94、主人公チーム(日本チーム)の中間デモにてルガールに敗れ、死亡したかに思われていたが、ルガールに救出されて洗脳。続く95にて洗脳された状態で中ボスとして立ちはだかる。
中ボスと言ってもラスボスのルガールとチームを組んでいる状態での前座として現れる為、実質ラスボスの一人。どれだけ被害を抑えて柴舟を倒すのかがエンディングへの鍵となる。
柴舟戦後に洗脳が解け、人知れず脱出。静が言うとおり、日本チームのエンディングでは草薙の宿命に立ち向かわなければならないような意味深な事を言っていたが、結局オロチ編で姿を現す事は無かった。
次に登場したのはストーリーなしの98。ストーリーありの再登場はネスツ編が全て終わった後の2001の日本チームエンディング。この親父は………。
KOF2001以降は矢吹真吾を弟子に迎え入れ、草薙流古武術を仕込んでいる。
なお、妻は看護師をしている草薙静。放蕩癖のあるニート夫といつまでも卒業しない不良息子の世話を焼く苦労妻である。

神楽ちづる
KOF96に登場する中ボス。
八咫の鏡の力を利用した素早い分身攻撃に初見で苦戦したプレイヤーも少なくないだろう。
自らが主催したKOFの優勝者が、オロチ一族との戦いで戦力になるかを見極める為に挑んでくる。
2003では『遥けき………以下略』のぼたんに操られ、KOFを開催。ゲーニッツに殺害された双子の姉、神楽まきの幻影を操りながら再び中ボスとして立ちはだかる。
三種の神器チームのエンディングでは操られた上に使い潰され、挙げ句に八咫の鏡の力をアッシュに奪われるという踏んだり蹴ったりの結末になってしまう。

ゲーニッツ
KOF96のラスボス。格ゲー最強のラスボスランキングにも名を連ねている凶悪キャラクター。
神楽ちづるの姉、神楽まきを殺害してオロチの封印を解き、風の力を取り戻したオロチ四天王の一人。
KOF96大会の優勝セレモニーのさなか、優勝チームに挑んだ神楽ちづるを倒した直後にセレモニー会場を破壊して乱入し、挑んでくる。
敗れた直後、いかにオロチに挑む事が無駄である事を説いた後に自らの力で自殺。
三種の神器チームでのエンディングでは、庵の力で動きを封じられ、京の力で消滅させられる。

七枷社&乾いた大地の社
KOF97にて脈絡もなく登場。
バンドチーム、YSCのバンドマスター。いつもバンドの客を奪っていく八神庵に復讐する為にKOFに参加した。
………というのは表向きで、本当の目的は復活したオロチの魂を呼び覚ます為に集中力を集める場を探す。
そこで目を付けたのが、並々ならぬ集中力を持つ格闘家が集まるKOFを利用した。
自らを身体と精神に分けて作業をしており、身体の方が表の社、精神の方がオロチ社として行動をしている。
表である社は主にパワー任せの打撃を、大地の力を操るオロチ社は大門を意識してか、投げを主体としたスタイルで戦う。

シェルミー&荒れ狂う稲光のシェルミー
フランスでファッションデザイナーの傍らでYSCでバンド活動をしている美女。目元を前髪で隠し、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。
社と同様に身体と精神を分けて行動している。
表のシェルミーはあざとさを前面に出したセクシー美女の雰囲気なのだが、オロチシェルミーは物騒な言葉を紡ぎ、殺意を隠そうとしていない。
表はプロレス技を主体とした投げキャラ、裏は雷を主体とした飛び道具キャラクター。

クリス&炎のさだめのクリス
社、シェルミーと同様、オロチ四天王の一人。
整った幼い容姿をしており、中性的な雰囲気をまとっている少年。無邪気な性格をしており、笑顔を絶やさない。
しかし、本性であるオロチクリスは明るく無邪気な笑顔を浮かべたまま、平気で人の命を燃やし尽くすサイコパス。
表のクリスはスピードを生かした格闘スタイルを、裏のクリスはオロチの青い炎を主体としたバランスタイプの格闘スタイル。
KOF97ではオロチクリスの身体を触媒に、オロチの魂がクリスに憑依。ラスボスのオロチへと変貌する。

アーデルハイド・バーンシュタイン
ルガールの息子。KOF2003ではバッドエンドルートのラスボス。
詳しくはエリナいろは率いる異世界女性格闘家チーム対バーンシュタインチームより。

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