やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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KOF15風掛け合い(DIO八幡編1)

DIO八幡対静・ジョースター

 

DIO「よぉジョジョ。こうしてガチでドンパチをするのは、ガキの時以来だったか?」

静「そうだね。下らないケンカはしょっちゅうするけど、こうしてガチでぶつかり合うのは本当に久々だね。あの頃と違うのは、お互いに手の内を知り尽くしているって事くらいかな?」

DIO「ストリートファイターやKOFの皆さんは、そんな手の内を知り尽くした相手とやり合うのも慣れっこだけれど、俺達の場合はガチとなったら命懸けだからそうもいかない」

静「だから、こんな機会はもう多分、二度とない。試合という清く正しいこんな機会は………だったら」

DIO「震えるぞハート!」

静「燃え尽きるほどヒート!」

二人で波紋のポーズを取り、ザ・ジェムストーンとアクトン・クリスタルを展開させ

DIO「来い!ジョジョォォ!」

静「グレートに踊るぜ!ハッチィィィ!」

ラウンド○!レディー………ゴー!

 

 

DIO八幡対エリナいろは

 

エリナ「まさか、ハチくんとこうして試合をすることになるとは思いませんでしたよ」

ガックリと項垂れる八幡。

DIO「俺もだ………マジかぁ………絶対にこの組み合わせだけは実現したくなかったんだよなぁ………どうして大人しく承一郎達が身を寄せている怒部隊の保護に入るなり、大人しくしているとか出来なかったんだよ………ギースとかベガとか、いろはじゃあどうやっても手に余るだろうが………」

エリナ「大会にエントリーした段階じゃあ、ハチくん達までこの世界に飛ばされていたなんて思わないじゃあないですか。それに、アーシス的に大人しくしているだなんて、そんな甘い組織じゃあないですよね?わたし達」

DIO「だよなぁ………お前って、大人しく引き下がるなんて事は絶対にしないもんなぁ………」

ナイチンゲールを出現させて、構えを取る。

エリナ「そういうことですので、諦めてレディー・ゴーですよ?ハーチくん♪」

やりにくそうに後頭部をガリガリかき、渋々と構え………

DIO「仕方ない………こうなりゃヤケだ。そっちもやる気だっていうならば、終わったあとで婚約破棄とかはなしだぞ?いろは!」

ラウンド○!レディー………ゴー!

 

 

DIO八幡対アヌビス神陽乃

 

陽乃「あら八幡君、こんな所で6年前のリベンジが出来るなんて思わなかったなぁ♪」

DIO「あ、始めまして。人違いじゃあ無いですか?ほら、ボガードの比企谷八幡とか、怪しい組織っぽい隊員の比企谷八幡もいる訳ですし、俺はあなたみたいな雪ノ下さんなんて知らないですけれど?」

陽乃「あら、そう?でも、私は雪ノ下じゃあなくて茅ヶ崎陽乃なんだけど?」

DIO「あ、なんだ。まだ茅ヶ崎陽乃さんならば、俺の知っている陽乃さんじゃあないや。じゃあ、帰った後にジョルノにワサビを塗ったくられる心配も………」

陽乃「………茅ヶ崎陽乃を名乗った事がある雪ノ下陽乃は私だけよ。誤魔化すのが適当だし語るに落ちたわね?八幡君。この体たらくぶりは、ジョルノ兄さんに報告する必要あるかな?」

DIO「ズルイ!どの道ワサビから逃げられないじゃあないか!」

陽乃「大体、星の痣に耳のホクロでバレバレだから。そんな比企谷八幡はあなただけだから」

ラウンド○!レディー………ゴー!

 

 

DIO対承太郎

 

DIO「………何でお前までこの世界にいるんだ?オーバーヘブンの承太郎」

承太郎「それは俺のセリフだな。出来る事ならば、二度とDIOの転生とやらのテメェとは会いたくなかったぜ」

DIO「あー………でも、お前が動いているならば、ここでワザと負けて裏でコソコソと動く口実になるかもな?」

承太郎「元がDIOとは思えねぇほど、ヘタレた考えじゃあないか、比企谷。だがな、テメェがどういうつもりであったとしても、変えられない現実ってのがあるんだぜ」

DIO「え?だって、ただでさえ全盛期の承太郎が相手の上に、弱体化した俺のレクイエムじゃあお前のオーバーヘブンには敵いっこないし、白旗を上げて終わり………じゃあ駄目なのん?」

承太郎「テメェがどういうつもりでも、俺がテメエをしこたま殴ることには変わらねぇな。俺がDIOを相手に、ただで帰すと思うんじゃあねぇ」

DIO「敵じゃあないのにしこたま殴るって酷い!結局はオラオラですかぁ!?こうなりゃ何が何でも勝つ!覚えてろよ承太郎!」

ラウンド○!レディー………ゴー!

 

 

DIO八幡対ジョセフ

 

DIO「ジジイが相手かぁ………」

ジョセフ「お前はDIOの転生という比企谷かね?どうした、エラくやる気がないじゃあないか」

DIO「そりゃあな。俺の世界のジジイよりは弱いんだろうが、『ジョセフ・ジョースター』という男は強いとか弱いとかの次元に収まらず、とにかくやり方が狡猾だからな………ザ・ジェムストーンが相手ならば、それ相応の対応はしてくるだろ?DIOの時でもヒヤッとした場面があったしな。それに………」

ジョセフ「それに………なんじゃ?」

DIO「なんだかんだ言って、俺はジョセフ・ジョースターが好きなんだよ。だからやりにくい」

ジョセフ「DIOとは思えん男じゃな。じゃが、残念じゃ。お前はどうかはともかく、ワシにとってお前はよく知らん、元DIOと言うこと以外に何も知らん。やりにくいと言うのならば、それを逆手に取らせてもらうぞ?少年」

DIO「ああそうだよ!お前はそういうジジイだよ!俺のよく知っているジョセフそのものだよ!ああ面倒クセェ!」

ラウンド○!レディー………ゴー!

 

 

DIO八幡対戦国卍丸

 

DIO「………俺の目が確かなら、天外魔境の卍丸だよな?なんでカプコンとSNKの世界に天外魔境がいるのん?八幡意味がわからない」

卍丸「なんだよ腐った目のあんちゃん。何でオイラの事を知ってるんだ?それに天外魔境って何だよ」

DIO「ああ………たしかネオジオに天外魔境・真伝ってあったよなぁ………そこから引っ張ってきたのかー………確かハドソンからの依頼で発売元はSNKだったわぁ………サムライスピリッツでチャンバラ格ゲーには定評があるもんなぁ………SNKって。だからって無いわー………KOFで天外は無いわー」

卍丸「………何だかマントーみたいに話が通じないあんちゃんだなぁ………ま、いっか。我が道に、敵なし!」

いざ尋常に!○本目!勝負!


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