やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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未来への遺産&天外魔境チーム対キングオブマシーンズチーム3

sideなし

 

DIO「いろは宮静の奥義、静乱斬か。いい技だ。欲を言えば前に一色という文字が入ればもっとよかった。比企谷でも可」

 

いろは「はぁ?バカなんですか?DIO先輩程度でわたしを口説こうとか無理ですごめんなさい」

 

Gいろは「はちくんが言うと嬉しい言葉かも知れませんがDIOせんぱいが言うとただただキモいだけですから無理ですごめんなさい」

 

弥七「ホントですよ!せめてわたしの先輩の足下くらいにはカッコよくなってからでないと無理ですごめんなさい」

 

DIO「なんで君達から高速お断りを食らわなきゃならんの?俺が言う一色いろははエリナのいろはだからね?同じ一色いろはでも越えられない壁があるからね?そこのところわかってる?ねぇ?」

 

三人の一色いろはから高速お断りを食らい、涙目になるDIO八幡。

彼にとってエリナ・ジョースターの一色いろはと彼女らは違うというのがわかっているのだが、容姿・声が自分の恋人と同じ者相手から……しかも3人から振られればそれなりにくるものがあるし、イラッとくる。

 

DIO「はぁ……というか、俺のエリナはどこ行ったの?この会場にいるはずなのに一度も顔を会わせてないんですけど?」

 

弥七「振られたんじゃないんですか?」

 

Gいろは「もしくは異世界にいるときくらいは面倒を見るのが嫌になったとか」

 

いろは「はちくんより面倒なタイプそうですもんね?DIOせんぱいの場合♪」

 

DIO(こいつら、俺が邪悪の化身であることを忘れてるんじゃあないだろうな?)

 

いっそその片鱗を見せてやろうかと考えているDIOであった。

 

 

 

ロックマン「……ごめん。負けちゃったよ……」

 

マキシマ「いや。1人、押さえ込んだだけでも大したものだぜ?ロックマン。どうやら、ただのガキと爺さんの寄せ集めって訳でも無いみたいだしな」

 

マキシマがロックマンの肩を叩きながら、慰める。

 

ゆず「後でじいちゃん達が直してくれるから、少しばかり我慢しててや、ロックマンの兄ちゃん」

 

サイバー・ウーの簡易メンテナンスの為に会場の近くで巻島重工のスタッフ(全員血縁。巻島重工は同族経営である)が待機しているのでバックアップは充分だ。

 

ロックマン「エックスやゼロ、エクゼからは聞いていたけれど、本当に僕達ロックマンタイプを生身で勝てる人間がいるなんて思わなかったよ……」

 

ロックマンタイプがこの世界のこの時代に現れたのは初めての事ではない。

オカルト現象対策組織、森羅が深く関わった事件において、ロックマンタイプのアンドロイドが三度に渡って巻き込まれた記録がある。その際にロックマン・デュオや暴走したロックマン・ゼロを相手に生身で戦い、勝利した人間がいたとは聞いていた。※1

聞いてはいたが、心の(アンドロイドなのでCPU?)のどこかでそんなはずはないと思っていたのかもしれない。

 

マキシマ「まぁ、一人倒せれば御の字ってところかねぇ」

 

一方、大会古参であるマキシマはある程度はこの展開を予想していた。

サイボーグであるマキシマだって、試合によっては一人抜きだって出来ない時もある。鋼鉄の体をもってしても負けるときは負けるのだ。

 

ゆず「やっとウーの出番だね?マキシマ重工の技術力を見せてやるんだから!」

 

マキシマ「やれやれ。何かのフラグのような予感がするんだがねぇ」

 

ゆず「何か言った?おっちゃん」

 

マキシマ「だから俺は……もう良い。普段から言われてる事だしな」

 

老けているような見た目に反してマキシマの年齢はまだ20代。クーラに言われ馴れているとはいえ、やはりへこむものはへこむ。

 

ジュンペイ「いざとなったら俺を呼べよ?俺とキカイオーのコンビは最強なんだからよぉ!」

 

ストライカー待機スペースからジュンペイが声をかける。

が………

 

ゆず「なんだとー!最強なのはウーとゆずのコンビだって言ってるじゃん!」

 

操縦型のロボット同士の反発感から、ジュンペイに噛みつくゆず。

 

マキシマ(やれやれ。仲間割れをしている状況なのかねぇ?お姫様(クーラ)やK´といるよりは楽かと思ったが、最悪は俺の出番になるかも知れないねぇ)

 

今一つチームワークに欠ける事に不安を覚えるマキシマ。

そのままサイバー・ウーを操縦してリングに上がるゆず。ウーの巨体の後方に反重力で浮き上がる操縦席でウーを操るゆず。

 

卍丸「ハハハ………ホントにデューク・ペペと戦うような気分だぜ。この装備で戦えるかなぁ……」

 

ロックマンとの試合で多少のダメージを負っていた卍丸は、乾いた笑いを浮かべる。

孤軍刀、父の陣羽織、麻の草履、頭装備はない。

根の一族との戦いに出たばかりの火多(ひだ)の頃か、それよりかは南下して尾張の国に入った頃の装備品だ。

いくら強くなったとはいえ、そんな装備でデューク・ペペや土偶ロボといったような旅の後期で戦った相手に勝てるかと言えば……正直言って微妙だと思う卍丸。

なにより、長らく戦いから遠ざかっていたこともあり、体はなまってしまっている。

 

ゆず「痛い目を見たくなければ、降参するんだね!」

 

卍丸「へへへ……生憎、『逃水』の巻物は置いてきちゃっているんだ」

 

冒険で逃げる時に確実に逃走できる便利な術、逃水の巻物は現在、卍丸の手元にはない。もっとも、あったところで使わなかっただろう。

 

卍丸 VS サイバー・ウー

ラウンド3!

レディー……ゴー!

 

ゆず「せんせー攻撃だぁ!ハンマー……」

 

ガチャガチャと操縦桿を操るゆず。

それに従い、まだだいぶ間合いが空いているというのに、大きく両腕を振り上げるサイバー・ウー。

 

卍丸(こんな間合いで振り下ろし?まだからくりを操るのに慣れていないのか?)

 

根の一族との戦いの時、卍丸も様々な乗り物を乗ってきた。

下手くそな絵を本物にした落書きのような小舟から空中要塞まで……。

中でも奈良の大仏や土偶ロボと言ったサイバー・ウーやプロトキカイオーも真っ青な超機大戦にも参戦できそうな巨大ロボットまで操った事まである。

その都度その操縦に苦労したものだ。ウーを操るゆずもそんな感じなのだろうかと思う卍丸。

だが………

 

卍丸(いや!だったらこんな風に武舞台に上げることだって出来ない!あの振り上げた腕には何かある!)

 

直感でジャンプする卍丸。

 

ゆず「パンチ!」

 

リングにダブルハンマーパンチを落とすサイバー・ウー。

ドオオオオオン!

 

承太郎「ぬおっ!」

 

ウーの腕がリングを叩いた直後に、局地的な地震が発生。

会場に立っていた者達全員がその場で転倒していた。

 

 

 

 

DIO「イテテテ……大門さんの地雷震みたいな技だな……」

 

G八幡「いつつつ………大門さんを知っているのか?DIO」

 

転倒しながら会話をする二人の八幡。餓狼世界の八幡は幼い頃に大門五郎を直接見たことがあるため、DIOの言葉に驚いていた。

 

DIO「ああ。あの人は凄い……いつもお世話になっている」

 

G八幡「へぇ?お前の世界にも大門さんはいたんだ…」

 

DIO「いるぞ?主に間違ったメールアドレスにメールを送った時にメール相手になってくれる凄い人だ…」※2

 

G八幡「ん?」

 

DIO「あの人にはいつも世話になっている。クラスメイトに嘘アドレスを教えた時なんて……」

 

G八幡「お、お前……それはメーラーDAEMON…ハッ!?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

二人の近くにフッ………と影が落ちる。

 

大門「お主か………変な挨拶と労いを亜麻色の女の子や雪ノ下陽乃とかという女からされる原因となった男は……」

 

上半身裸で柔道着の下だけを穿き、黒帯を締めた日の丸ハチマキをかけた承太郎よりも良い体をしている糸目の大男……。元オリンピック金メダリストで日本柔道界選手兼監督の大門五郎その人が怒りのオーラを纏ってDIOを見下ろしていた。

大門五郎……チーム戦が主流となったKOFの初期から常連選手として有名な選手であり、投げキャラと言えばザンギエフか大門かで格闘ゲームファンの話題をかっさらっている人物である。

その大門に対し、恐れ多くもDIOと静は……

 

DIO「チーッス!メーラー大門五郎さん!いつもお世話になっていまーす!」

 

静「チーッス!メーラー大門五郎さん!またお世話になりまーす!」

 

ブチン!

大門は細い目をクワッ!と見開き……

 

大門「妙な名前を世間に吹聴するんじゃない!性根を叩き直してやる!この世間をなめきった不届き者め!地獄極楽落とし!」

 

DIO「ぎゃあああああああああ!」

 

DIOを持ち上げてかまいたちが発生する程の勢いがある大外刈りを仕掛ける大門。本来ならば背中から落下する大外刈りだが、大門の余りの力と勢いでうつ伏せに叩き落とされるDIO。

倒れたDIOを無造作に掴み、無理矢理起き上がらせて……

 

ビターン!ビターン!ビターン!ビターン!

 

背負い投げ!

掴んでは背負い投げ!

由花子のデラックスを彷彿させる程の連続背負い投げ!

 

大門「ぬぉぉぉぉぉ!」

 

最後は投げっぱなし背負い投げ!

DIOはキリモミ回転をしながら頭から落下する。

 

DIO(ザ・ジェムストーン)…再起不能(リタイア)

 

大門「次はお主だ!静・ジョースター!」

 

静「ぎゃあああああああああ!」

 

G八幡「…………アホだ…………」

 

 

 

 

試合の外でおバカーズが金メダリストにドギツイお仕置きを受けている一方で、試合はと言えば………

 

卍丸「やっぱり何かあったのか……」

 

地雷震に似た性質の技を飛び上がって避けた卍丸。

 

卍丸「松虫斬!」

 

孤軍刀をウーに向けて投げつける。

が…………

 

ゆず「ウーにそんな攻撃が効くもんか!フライングパワーボム!」

 

数打ち物の孤軍刀故か、完全なロボットのサイバー・ウーに刀は弾かれてしまう。

そして、飛び上がった卍丸を追ってサイバー・ウーがジャンプ。

無防備になっていた卍丸を掴み、その重量を卍丸にかけてジャンプパワーボム。

 

卍丸「がはっ………」

 

自分の体重にサイバー・ウーの機重をプラスされてリングに叩き付けられる卍丸。

 

カブキ「ま、卍丸ぅぅぅぅ!」

 

ジョセフ「終わったかな?さすがにあれでは……」

 

承太郎「ロードローラーよりはましだろうがな……」

 

下手をすれば命に関わる攻撃。

さすがに卍丸は再起不能だろうと思う承太郎達だったが……

 

卍丸「いつつつ………孤軍刀じゃなくて、大霊院卍丸だったら通用したかな?一瞬、意識が飛んじゃったぜ。へへへへ……」

 

卍丸はフラフラと立ち上がる。

 

ゆず「だったらローラーダッシュだぁ!」

 

ウーがかかとに仕込まれたローラーで卍丸に迫る。

 

卍丸「くっ!金剛!」

 

術を発動させ、防御力を高める卍丸。

策でも何でもない。単純に防御力を高めるだけの悪あがきだ。

ドゴォォォォン!

 

卍丸「ぐぅ!」

 

いくら防御力を上げ、その上でガードを固めていても重量が違う。ましてや初期装備の卍丸ではサイバー・ウーのショルダータックルを食らって吹き飛ばされないようにするので精一杯だった。

 

ゆず「もう勝負は決まったようなもんなのに、しつこいなぁ……もう」

 

卍丸「へへへ……策も無いし、正直に言えば術を使うだけの技力もオイラには無くなったけどさ……でも、火の一族は諦めねぇんだ……何度やられたってさ……情けなく這いつくばってでも、何度も何度も立ち上がるんだ……根の一族との戦いでも、オイラやカブキは……そうやって足掻いてきたんだ!火の一族の意地を……ここで見せてやるんだ!」

 

ゆず「…………!」

 

方や装備も不十分でロックマンとの試合で力を出し尽くしたに等しいボロボロの卍丸。

方やサイバー・ウーという承一郎の世界のオーバーテクノロジーとも渡り合える兵器を携え、余力を残している巻島ゆず。

誰の目からでも明らかなこの戦力差であるにも関わらず、サイバー・ウーを操るゆずは卍丸に気圧されていた。

有利なはずのゆずが何故、卍丸の気迫に圧されているのか……。一回だけ格闘大会に参加しただけのゆずと根の一族や悪神ヨミから西ジパングを救った卍丸の経験の差。

歳もさほど変わらないはずの二人の差。されど、その戦いにおける年季の差というのが装備の差を埋めていた。

そして、何が何でも生き残る……。

根の一族との戦いでは、全戦全勝という訳では無かった。

力尽き、みっともなく這いつくばりながらも命からがら町に逃げ帰った事は一度や二度じゃない。

惨めな負けを知る卍丸と、下町の小娘……。

気迫からして違うのは当然のことだろう。

 

卍丸「じいちゃん!」

 

卍丸が助けを求める。

 

ジョセフ「任せい!」

 

怯み、棒立ちになっているウーにジョセフが飛び蹴りをお見舞いし、巨体をぐらつかせる。

 

ジョセフ「ハーミット・パープル!」

 

ジョセフから紫色の蔦を伸ばし、サイバー・ウーに巻き付ける。

 

ジョセフ「そして太陽のエネルギー!波紋!銀色の波紋疾走(メタルシルバー・オーバードライブ)!」

 

バリバリバリバリ!

 

ゆず「ウー!」

 

波紋による電撃に似た攻撃がサイバー・ウーを襲う。

波紋は正確には電気ではなく生命エネルギーであるし、サイバー・ウー程のスーパーロボットならば絶縁体関連もしっかりしているので大したダメージにはなっていない。おまけにハーミット・パープルはスタンドの中でも弱い部類だ。

この程度の攻撃では嫌がらせ以外の効果など何も無いであろう。

しかし、このジョセフのハッタリ攻撃は、動揺しているゆずには効果抜群だった。

 

ジョセフ「今じゃ!卍丸!」

 

卍丸「うん!」

 

今の卍丸にはサイバー・ウーに効果的な攻撃手段は何もない。しかし………

 

卍丸「雷光!」

 

ゆず「あああああ!」

 

サイバー・ウーには有効な手段は無くても、別にサイバーに搭乗している訳ではないゆずならば話は別だ。

雷光の稲妻がゆずを襲う。

 

ジュンペイ「やらせるかよ!ロケッ○パンチ!」

 

ゆずのピンチに飛び込んで来たキカイオーが拳を噴出させて卍丸の頬を捉える。

 

卍丸「き、絹ぅぅぅぅぅぅ!」

 

卍丸は派手に吹き飛び、動かなくなる。

 

KO!

 

勝負の軍配は………

 

ダブルKO!

ドローゲーム!

 

別に格闘家でも、火の勇者でも、波紋の戦士でもないゆずにとって、たとえ初級術であっても攻撃術である雷光に耐えられる訳もなく、感電してあっさりと昏倒してしまう。

ロボットが倒せないなら、パイロットを倒せば良い。

少しセコい気もするが、卍丸の機転としつこさが生んだ根性のダブルKOだった。

そして、敗戦を無理矢理ドローに持ち込んだジュンペイの執念だったとも言える。

 

戦国卍丸…再起不能(リタイア)

巻島ゆず&サイバー・ウー…パイロットであるゆずの気絶により、再起不能(リタイア)

 

←To be continued




※1
生身でロックマンタイプと戦った
ナムクロシリーズの事である。とくにストリートファイターシリーズ、鉄拳シリーズ、バーチャファイターシリーズの人間達は素手でロックマンタイプを始め、サクラ大戦の敵やゲシュペンストと渡り合った。

※2
大門五郎
主に第3章で本編でも嘘アドレスを教えたDIO八幡や静が『何やら英語が達者な柔道家、メーラー大門五郎』として時々ネタにしていたキャラ。
SNK界の代表的な投げキャラ。
近年ではギャグキャラとなりつつある。





戦国卍丸の必殺技

紅丸斬(要刀)
RPGでは電光石火のグループ斬り。
格ゲー解釈ではアンディの斬影拳のような突進技。

卍斬(要刀)
真伝で使っていた三段斬り。
コマンドを三回入力する連続斬り。卍卍斬ではない。

松虫斬(要刀)
真伝で使っていた空中で刀を投げる技。
刀を投げ捨てる為、再度拾うまで武器ありの技は使えなくなる。

雷光
電撃の弾を飛ばす技。
武器なしでも使える。

風花
風の術を放つ空中飛び道具。
豪鬼の斬空波動拳やギースの疾風拳のような技。

超必殺技

赤影
オリジナルコンボのような影を作り出し、本体の動きに追随させる術。

金剛
防御力を上昇させ、スーパーアーマーモードにする術。

力王
攻撃力を上昇させ、カウンターモード(必殺技から超必殺技に繋げる事が可能なスーパーキャンセルが使えるようになる)にする術。

息吹
無防備になるが、発動間は体力が回復する術。
赤影、金剛、力王、息吹は同一コマンドで、対応するボタンが違う。

黒羽斬(要刀)
相手に飛び込んで渾身の斬りを放つ。しゃがみガード不能。
威力は超必殺技の中でもとびきり高い反面、命中するとしばらく動けなくなる(ピヨリ状態になる)。

マックス版専用超必殺技

静乱斬
紅丸斬の要領で突撃し、ヒットすると乱舞技を放つ。
フィニッシュは卍斬り。

マックス2必殺技
卍卍斬
居合いの要領で初撃を放ち、ヒットすると卍の文字を刻む。出がかり無敵。
相手の体力を全損させる代わりに卍丸の体力も全損させる自爆技。

ストライカー動作
若草…ほんのちょっぴりだけ回復させる

総評……飛び道具、空中飛び道具、突進技、連続技、術、自己強化と一見強キャラに見えるが、対空技と卍卍斬り以外の無敵技が存在しない為、格ゲーキャラとしては使い手を選ぶキャラクター。


カブキ団十郎必殺技

挑発
相手の超必殺技ゲージを下げる効果のある行動。
龍虎シリーズやKOF94~96までにあった演出として以外での挑発効果。

大見得
「挑発」と同じ演出であるが、こちらは敵の通常攻撃をいなして反撃をする技。いわゆる当て身系の必殺技。

飛び蹴り
対空技。イメージとしてはジョーのタイガーキック。

花嵐
桃色の竜巻を発生させる飛び道具。形状はジョーのハリケーンアッパー。画面中央で消える反面、ヒットさせると相手を巻き上げ、追撃が可能。

氷刃
つららを相手に投げる飛び道具。画面端まで飛び、スピードも速い。

超必殺技

荒事(要刀)
卍丸の黒羽斬と同じ技。

氷竜
巨大な氷の竜を放つカブキ版覇王翔吼拳。

マックス必殺技
心中物
高速移動投げ。素早く相手に突進し、掴むと自分の残り体力分のダメージを相手に与える反面、カブキの体力も全損する自爆技。
移動投げなのでガード不能。

マックス2必殺技

凍竜
氷の竜を地面から発生させ、上に昇らせる術。
ヒットすると相手が凍結し、しばらく動けなくなる。ピヨリとは違うので、一定時間完全に無防備になる上に何発でもタコ殴りできるが、投げ技は受け付けなくなる(移動投げである心中物もヒットしない)。

ストライカー動作
挑発…相手の超必殺技ゲージを1つ減らす

総評
卍丸と違い、無敵対空技があるものの突進技が荒事と心中物以外になく、連続技のバリエーションも少ない。
ギース・ハワードのような使い方が求められる。


ジョセフ・ジョースター

必殺技(本体モード)

波紋カッター
未来への遺産で使った飛ばない飛び道具。アヌビス神の陽乃も使う普通の波紋疾走。

策士の業
未来への遺産で使う当て身系のカウンター技。
DIO戦で使った技。

クラッカーヴォレイ
未来への遺産で若ジョセフが使用した鋼鉄のクラッカーを振り回す技。少しずつ前に出ながら三回追加入力で攻撃する。

アイアンボーガン
若ジョセフが使用した飛び道具。
強で撃つと背後に発射し、背景を通って相手の後ろから飛んでくるのも同じ。

テキーラ娘のぬいぐるみ
煙と共にぬいぐるみに変化。テキーラ娘のぬいぐるみになる。
相手の超必殺技ゲージを一定時間消滅させるが、コマンドが複雑過ぎる上に隙だらけになる。

波紋コーラー
波紋コーラー。波紋コーラでは無いので間違えないように。
瓶コーラーのしぶきで攻撃する対空技。無敵時間なし。

(スタンドモード)
ハーミット・ウェブ
ハーミット・パープルを伸ばして相手に絡ませる技。
絡ませた後は波紋を飛ばして追加ダメージを与えるか、自分の方向に引き寄せる事ができる。

波紋チョップ
ポラロイドカメラを破壊するときのようなチョップを頭上から振り下ろす。無敵時間こそないが、上から攻撃判定があるので対空に使える。未来への遺産では「山吹色の波紋疾走」という名前だった。
飛び道具も打ち消せる。

波紋疾走
近距離投げ。ハーミット・パープルで相手を掴んで波紋を流した後にアッパーで浮かせる。追撃が可能。

超必殺技
(本体モード)
忘れぬ想い
無敵時間があるアッパーをその場で放ち、ヒットすると「シーザー!」の掛け声と共に相手を高く殴り飛ばし、落下と同時に山吹色の波紋疾走でタコ殴りする。
背景には第二部での若ジョセフの戦いがコマで映し出されるという演出だけは派手。
フィニッシュでの掛け声は「今もわが胸に……」

騙しの手品
いつの間にか地面に張り巡らせていたロープを引っ張る。ストリートファイターシリーズのロレントが使うタイプの地を這う変形高速飛び道具。
立ちガード不能。ヒットすると、ハーミット・ウェブに絡まれたようになり、ロープを通して波紋を流される。

(スタンドモード)
師の教え
スタンドモードでの「忘れぬ想い」。違いは掛け声と背景に映し出される名場面が第3部ジョセフの活躍に差し替わる程度で違いはない。
「リサリサ……」→「へっ!間抜けめ!」

マックス超必殺技
(本体モード)
逃げるんじゃよォォォ!
相手から逆走し、画面外へと逃亡。
逃亡後は押したボタンの組み合わせ次第で相手の背後からか、真上からか、それとも正面からかのいずれかで高速突進してきて山吹色の波紋疾走で乱舞技を決める。

(スタンドモード)
紫水晶の波紋疾走(アメジストパープル・オーバードライブ)
本編ジョセフが愛用するハーミット・パープルを相手の体中に絡ませ、ありったけの波紋を流し込む近距離投げ技。未来への遺産では「波紋疾走」という名称だった。

マックス2超必殺技
(本体モード)
エイジャの赤石
小町のサンシャイン・ルビーの奥の手であるルビーレーザーの元ネタとなったガード不能の高速飛び道具。
スーパーエイジャを取りだし、2秒程溜めた後に前方に見えない飛び道具を放つ。

(スタンドモード)
やめて!それだけは!
投げ技。紫水晶の波紋疾走のように雁字絡めにしてから一旦画面外へとジャンプし、落下と同時に相手を吊り上げて首吊り状態にして波紋を流す。
女帝(エンプレス)のネーナにやったフィニッシュブローの応用と紫水晶の波紋疾走の複合技。

ストライカー動作
ハーミットウェブ…ハーミット・パープルを伸ばして相手を絡ませ、しばらく動けなくする。

総評…かなり強い部類ではあるものの、難点はスタンドモードと本体モードで技が違いすぎる為、もはや別キャラ。実際に格ゲーのキャラクターとしてはストリートファイターゼロの元のように、両方を使いこなすよりも、どちらか片方に絞るべきキャラ。


空条承太郎(基本的に未来への遺産と変わらない)

必殺技

オラオラ!
未来への遺産と同様、スター・プラチナが少しずつ前進しながらオラオララッシュをやる。本体モードでなら威力は低いが本体は自由に動いて別の攻撃をやり、スタンドモードならばボタンの連打で威力を増すことが出来る。

マッハオラ!
スター・プラチナがダッシュパンチを繰り出す突進技。
スタンドモードだと二発目の追撃を繰り出すことができる。弱だとその場で叩き付けダウンを奪う振り下ろしパンチを、中だと浮かせアッパー、強だとワイヤーフレームダメージのボディーブロー。

スターフィンガー
指を伸ばす牽制技。スタンドモードだと溜める事が可能で、最大まで溜めるとガード不能。

ここはもう定員オーバーだ
スタープラチナ・ザ・ワールドを使用したワープ技。格ゲーDIOの「恐怖の片鱗」の承太郎版。名前の由来はマンホールに逃げようとしたDIOを先回りしていつの間にか承太郎がマンホールの中にいた時のセリフから。

たった1つのシンプルな答え
当て身技。
一見棒立ちのような姿勢から攻撃を受けると発動。DIOにトドメを刺した時のカウンターパンチを繰り出す。

超必殺技

プッツンオラオラ!
オラオラの超必殺技版。

スターブレイカー
マッハオラの超必殺技版。スタンドモードだと溜める事が可能で、最大まで溜めるとガード不能になる上にワイヤーフレームダメージ。元ネタはラルフのギャラクティッカファントム?

マックス超必殺技
スタープラチナ・ザ・ワールド
説明不要。5秒間の時を止める。時が止まっている間は相手は行動不能。発動までに時間がかかる。

マックス2必殺技
スタープラチナ・オーバーヘブン
モーションはスターブレイカーの突進溜めパンチ。ガード不能。
相手の体力、超必殺技ゲージ、ストライカーボムを承太郎と入れ換えるチート技。
マックス2の使用条件が体力が1/10以外(瀕死)でなおかつ超必殺技ゲージが3つ以上という条件なので、必然的に相手は瀕死になる。

ストライカー動作
オラオラ!…オラオララッシュ(本体モード)を叩き込む。威力は弱い。

総評……基本的に「未来への遺産」の性能なのだが、追加で加わった技により対空性能の弱点がカバーされている。

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