やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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未来からの遺産&天外魔境真伝チーム

エジプトカイロ

 

天国に到達したDIOを倒した承太郎達。

一巡した世界も含めた平行世界から集まった歴代ジョジョや、それに巻き込まれた宿敵の転生達を見送った高校生の空条承太郎とジョセフ・ジョースターは、エジプトを再び訪れていた。

激闘の末に死亡したモハメド・アヴドゥル、イギー、花京院典明。だが、天国に到達したDIOの「ザ・ワールド・オーバーヘブン」の真実の上書きにより、彼らは死んだという真実を上書きされ、帰ってきた。

激闘により重傷を負ったものの、結果として彼らは生き残ったという新たな平行世界が生まれた。

そして、数週間の入院を経て、退院日。

 

承太郎「結果だけを見れば、DIOのお陰でこいつらは甦ったと言うことか……感謝するつもりはまったく無いがな……ヤレヤレだぜ」

 

花京院「元々僕達が甦らせられたのは、オーバーヘブンのエネルギーとなる魂を集める為でしたからね」

 

アヴドゥル「感謝するつもりなんてまったくないな。承太郎」

 

イギー「ふん!」

 

ジョセフ「相変わらずお前は可愛いげがないのぅ?イギーや。ニューヨークに放して大丈夫なんじゃろうか?いっそのことワシの家に来るか?イギー」

 

イギー「ガルルル!」

 

ジョセフ「わっ!コラッ!やめんか!」

 

ジョセフの顔面にへばりつくイギー。

 

承太郎「テメェが飼い慣らせるとは思えねぇがな?ジジイ」

 

これだけ元気ならば、イギーももう退院させても大丈夫だろう。

アヴドゥルも花京院もSPW財団から派遣された医者からのお墨付きはもらっている。

 

アヴドゥル「ではジョースターさん。我々は退院手続きをしてきますので」

 

花京院「少し待っていて下さい。すぐに戻りますので」

 

ポルナレフ「俺も足や手の調子を看てもらった会計を済まして来ます」

 

ポルナレフはヴァニラアイスとの戦いにより、四肢の一部が欠損してしまっている。

オーバーヘブン事件で出会ったジョルノ・ジョバァーナにより、欠損は治して貰ったものの、やはり念のために診察をしてもらっていた。

3人と一匹が承太郎とジョセフを残して会計などの医事科へと向かう。

それを見送る二人。

 

承太郎「これで……やっと全部が終わるな、ジジイ」

 

ジョセフ「いや、まだじゃ。あの事件で出会った仗助やジョルノ、徐倫の事が残っている」

 

承太郎「そう言えば、徐倫はともかく、仗助とジョルノは既に生まれていたんだったな。なぁ?ジジイ」

 

ジョセフ「あれには驚いたわい……そう言えば、仗助の事件でワシは一人の女の子を引き取るんじゃったな」

 

承太郎はあの事件で出会った基本世界とは完全に逸脱した存在達の事を思い出す。DIOの転生やらと幼なじみだという静・ジョースター達だ。

 

承太郎「あの中坊のガキか……ジョルノの事件までは基本世界と同じだという話だから、恐らくは……良かったな、ジジイ。元気な男の子と女の子が将来出来る事が確定したみたいだぜ。おばあちゃんは結婚50年目にして怒りの頂点となると思うがな」

 

ジョセフ「Oh my god……ま、まぁ仗助はともかく、あの娘ならば立派な淑女になるじゃろう。変な趣味に目覚めつつあったようじゃが……」

※2.5章にあたるEOH事件ではまだ静はひんまがった性格ではないが、片鱗は見せつつあった

 

仗助の話では、妻のスージーQが結婚60年目にして怒りの頂点に達し、ジョースター家は大騒動になったのだとか。

それが前倒しにするか、それともある程度は基本世界と同じにするために11年後まで黙っているか……悩ましいところである。

単に問題を前倒しするか、先伸ばしにするかの口実にするかの違いなのだが。

少なくとも完全な平行世界では「歩くトラブルメーカー」と呼ばれる自分にはなりたくないと思うジョセフ。

そうなるかならないかは今後次第だろう。

 

承太郎「まぁ、どちらを選ぶにしても、時が来たら俺がおばあちゃんに言うから、騒動の覚悟だけはしておくんだな」

 

承太郎はシートに腰をかけ、タバコを取り出す(当時は喫煙者。また、それほど喫煙に関してはうるさくなかった時代なので、普通にエントランス等では灰皿が置かれていた)。

それを口に咥え、ジッポライターで火を付けようとしていた承太郎だが………。

 

承太郎「ん?」

 

ポロッと咥えていたタバコを落とす承太郎。

 

承太郎「おいジジイ………あれを見ろ」

 

ジョセフ「なんじゃ?」

 

承太郎に声を掛けられ、振り向くジョセフ。

承太郎にしては珍しく、その目を見開き驚愕の表情を浮かべている。

よほどの事がない限りは常に冷静な承太郎。

ただ事ではないと判断したジョセフは承太郎の視線を追ってその方向を見てみると………

ジョセフの顔にも驚愕の表情が浮かび、その顔には脂汗がダラダラと流れ始める。

 

ジョセフ「あ、あれは………時空のひずみ!バカな!オーバーヘブンはもう終わったと言うのに!」

 

地面に割れ目が出来ており、そこから光が漏れている。

数週間前の事件においてはそれを使って様々な平行世界を渡り歩いて来た二人にとっては決して忘れる事の出来ない代物だった。

 

承太郎「だったらあれは何だ?また別の平行世界からやって来たDIOでも現れたという事か?」

 

ジョセフ「可能性としてはあるが………」

 

EOH事件が数週間前だったこともあり、警戒を強めるジョセフと承太郎。

しかし………

 

承太郎「す、吸い込まれる!」

 

ジョセフ「く……」

 

花京院「承太郎!ジョースターさん!」

 

駆け付けた仲間達の声も虚しく、二人は歪みに飲み込まれていった………。

 

 

天外魔境の世界

ジパング…京

北座

 

カブキ団十郎

今、この京で……いや、ジパングでもっともホットな人物とは誰だろうかと聞かれれば、誰もがこの名を呼ぶに違いない。

数年前には火の勇者の一員としてヨミ率いる根の一族と戦い、そして去年はロンドンと呼ばれる異国の地にまで足を運び、坂東でも猛威を奮った大門教の大元であるデーモン教の主、魔王ガープを倒した勇者である。

二度に渡るジパングを救った火の勇者。元々の顔の良さに加えて北座の顔とも言える役者であるカブキ団十郎を知らぬ者はいない。

今日の公演も満員御礼の大盛況だった。

舞台で悪役を斬り倒したカブキ。客席からは主に女性からの黄色い声が上がる。

 

カブキ「それでは主役は退散するといたしやしょう」

 

客席に視線を向けるカブキ。

 

カブキ(ん?あれは……)

 

カブキが視線を向けると、珍しく男の観衆がいたことに気が付く。紫色の癖のある髪の少年と、その親である青年、それに白いベールのような頭巾を被った少女だ。

 

女性「キャー!カブキ様ぁ!」

 

カブキ(おおっと。舞台舞台)

 

舞台中であることを思い出したカブキは片足立ちになり、トントントンと舞台袖へと退散し、そして控え室へと戻る。

普段ならば奈落の神様に手を合わせるのだが、客席にいた者達は真っ先に自分に会いに来るだろうと思い、先に控え室で待っていようと考えたのだ。

トントントンとノックが鳴り、カブキの控え室のドアが開かれる。

入って来たのは予想通り、紫色の髪の毛の親子と肝っ玉が座っていそうな中年の女性、それに白い頭巾を被った大きな犬を伴った少女だ。

夫婦らしい二人のことは知らないが、少年と少女についてはよく知っている。

 

少年「カブキ!久しぶりだな!おいらの……いや、俺の事を覚えてるか?」

 

少年がカブキに対して気さくに声をかける。

 

カブキ「やっぱり来やがったか?卍丸」

 

戦国卍丸。

火多(ひだ)の国、白川村出身。

カブキは認めないが、根の一族との戦いでは中心的な存在として戦った火の勇者だ。

 

カブキ「にしてもオメェ、よくそんな格好で京の街を歩けるよなぁ?」

 

卍丸「え?そんなにおかしな格好をしてるかなぁ……普段の格好に比べたらおめかししてるんだけど……」

 

確かに今の卍丸の服装は卍丸の父親が着ていた陣羽織であり、白川を発つ際に母から渡された由緒正しい火の一族の陣羽織である。

ヨミとの決戦で使っていた武具は琵琶湖の底にある大霊院に封印されていた火の一族の遺産であり、それらは既に元の琵琶湖に戻しているし、それ以前の安芸等で入手したものは既に売り払い、各地の復興費用として寄付してしまっている。

卍丸の手元に残っていた武具は父の陣羽織くらいのものだった。

刀だって尾張で売られている孤軍刀の数打ち物だ。(父の刀も聖剣・大霊院卍丸の材料となっており、既に大霊院に封印されている)

 

カブキ「普段の格好ってお前……普段はボロの野良着じゃねぇかよ……そう思うだろ?絹」

 

農村での姿に比べれば確かにましな格好だっただろう。ただ、火多の国などならばともかく、西ジパングの中心である京の街を出歩くのであるならば、いささかダサい格好であるとカブキは思っていた。

もっとも、それはカブキの思い込みであり、陣羽織姿の卍丸は京の民からは好意的に捉えられていた。

卍丸と言えば陣羽織姿であり、この姿こそ京の……ジパングを救った火の勇者の象徴たる姿だからだ。

それは卍丸と共にいる少女、絹も同じなようで……

 

絹「卍丸はこの姿が一番似合ってるわ」

 

と、ニッコリ笑っていた。

 

卍丸「えへへへ……だろ?」

 

卍丸は絹の言葉に照れながら微笑む。

京スポの記事では卍丸の余りにもマザコン具合に破局するのも時間の問題だと書かれていたが、どうやらいつものゴシック記事だったようで、卍丸と絹の仲は良好のようだ。

 

カブキ「ああそうかよ。で?オメェらは何しに北座まで来たんだ?」

 

卍丸「酒呑童子と綾の御前様においらの父ちゃんと母ちゃんを紹介しに近江まで行ったついでに、カブキの公演を見に来たんだ。父ちゃんがおいらの仲間だったカブキの舞台を見たいって言うからさ」

 

酒呑童子と綾の御前は絹の両親である。

 

既に両親同士が挨拶をするくらいまで二人の仲は進んでいるのだろう。

自分に会いに来たのは本当についで程度だと知ったカブキがふて腐れる。

 

カブキ「ヘイヘイ。おあついこってよ!けっ!絹も目がねぇよな?ジパング一の伊達男がここにいるってのによ。おめぇだって去年の祝電じゃあ俺様の事をカッコいいと言っていたくせによ」

 

絹「えっと………確かにカブキさんはカッコいいとは思いますけど、私には卍丸がいますし……」

 

去年の北座公演の祝電で、絹はそんな内容の祝電を贈った記憶がある。が、別段カブキの事が好きだとかそういう意図は無く、単純にいろんな顔を見せるカブキの中でも戦っているときのカブキが一番素敵だという絹の率直な意見を社交辞令として言葉にしたに過ぎなかったものだ。カブキが勝手にそれを絹が自分に惚れていたと勘違いしていたに過ぎない。

カブキの事を好きか嫌いかで言えば好きな方だとは思うが、あくまでも同じ火の勇者としてだ。

 

カブキ「ったくよ……」

 

もっとも、カブキとしても別に本気で絹の事をどうこうしようとは考えてはいない。

カブキ団十郎は恋多き男である。一人の女の子に縛られる男ではない。

強いて言うならば、ロンドンを旅した公儀隠密の阿国くらいだろうか?

 

卍丸「じゃあ、おいら達はそろそろ行くよ。カブキも元気で……あれ?」

 

カブキ「ん?」

 

北座を発とうとした卍丸と、ふて腐れるカブキの耳に誰かの声が聞こえた。

 

奈落の神『火の勇者よ……卍丸よ、カブキよ。今再び、このジパングに災いが起ころうとしておる……大門教や根の一族に匹敵する災いが……他の世界から地獄門という形でのぅ』

 

その声は魔王ガープとの決戦の際にカブキに力を貸した舞台を司る奈落の神の声だった。

 

カブキ「お、おい!奈落の神さんよ!まさかまた……」

 

カブキが抗議の声をあげる間もなく、卍丸とカブキが光に包まれる。

 

絹「卍丸?カブキさん?」

 

次の瞬間には、卍丸もカブキも京の町から姿を消していた。

 

 

余談であるが……

 

越前・人魚の隠れ里

 

ジライヤ「あれ?」

 

オロチ丸「どうした?ジライヤ」

 

ジライヤ「何か俺、重大な何かから取り残されたような気がするんだけど……」

 

オロチ丸「人の公儀に勝手にくっついて来ておいて、何をワケのわからぬことを言っている?」

 

ジライヤ「そりゃ、越前に来れば阿国に会えるってお前が言うから………なのに何で俺はこんな所で大男二人の相撲を見てるんだ?」

 

八雲「阿国姉さんなら九州に向かってるわよ?なんでも九州に何かを感じたらしくて………」

 

ツナデ「極楽も富士山(フジヤマ)も頑張れー!」

 

阿国の妹、八雲が冷ややかなツッコミを入れ、落胆するジライヤ。一方で火の勇者の極楽と、ロンドンのモンゴル相撲の横綱であるプッシュ富士山(カブキに会いに来たのだが、何故か越前にいた)が相撲をとっていた。

 

極楽「テメェ、火の一族でもねぇのに俺と張り合うとはやるじゃねぇか?」

 

富士山「そっちこそ、カブキさんと同じ火の勇者だけはあるっすね!でも、俺だってカブキさんと一緒にデーモン教と戦ったんッスから、負けないッスよ!見てて下さい!世阿弥さん!プッシュプッシュ!」

 

 

ゆらぎの世界

イギリス

 

承太郎「………ここは………」

 

ジョセフ「見覚えがあるが………いや、まさかな……」

 

ここはKOFの世界におけるイギリス・ロンドンの街から程なく離れた場所。

奇しくもジョースター邸があった場所であった。

 

承太郎「知っているのか?ジジイ」

 

ジョセフ「知っているも何も……お前も知っているだろう?ここはジョナサン・ジョースターの邸があった場所じゃよ」

 

承太郎「ほぅ?何もない更地にしか見えないがな?」

 

辺りを見回した承太郎が口にする。

承太郎が足を踏み入れたジョースター邸はEOH事件で訪れた当時のジョースター邸であり、現在のジョースター邸跡地ではない。

しかしながら、ジョースター邸跡地の事を知っているジョセフからしてみれば違和感のある景色だった。

確かにアメリカに移住して以降、ほとんど旧ジョースター邸跡地に来てはいなかったのだから、多少は記憶と違うのは仕方のない事であろう。

だが………

 

ジョセフ「場所は間違いないのじゃが………どういうことじゃ?これではまるで全くの異世界に来てしまったようじゃ………」

 

承太郎「だとすれば、これもまたDIOの野郎が作り出した………」

 

するとそこに新たなる光が現れ、紫の髪の毛と、スタンド使いも顔負けの派手な格好をした男が光の中から現れる。

戦国卍丸とカブキ団十郎だ。

 

カブキ「ああん?何だここは?建物とかはロンドンの街と変わらねぇ気もするけどよ………」

 

卍丸「カブキが行ったっていうロンドンか?確かにジパングとは全然違うみたいだけど………」

 

突然、現代の………それも完全な異世界のロンドンに突然立たされて混乱している火の勇者の二人。

 

承太郎「何だお前ら……新手のスタンド使いか?」

 

ジョセフ「現れ方が普通じゃあ無かったな……そこの二人!DIOの奴は元気か?」

 

カブキ「あ?DIO?何だテメェら。その整ってるくせに妙に似合わねぇヤボったい破れた帽子を被ったガキと小汚いジジイはよ。デーモン教の奴等か?」

 

これが仗助ならば一瞬でキレるであろう言葉を口にするカブキ。

承太郎であって良かったとも言える。もっとも、承太郎だとてイラッとしなかったわけではないが。

 

卍丸「根の一族の奴等かも知れないぞ?カブキ!」

 

一触即発の状態になりかける二人のジョジョと火の勇者達。ジョジョも火の勇者も癖のある一族なのだからこうなるのも仕方がない。

特に白川村はおろか高山の町も仕切っていたガキ大将の卍丸、一際自尊心が強いカブキ、若い頃は10回以上もケンカで投獄されていたジョセフ、やりすぎで何度も警察にお世話になっていた承太郎とこのメンツはあまりにもケンカっ早い存在が集まっているのだ。

 

ムイムイ「あー!いたー!って、なんでもうケンカするような雰囲気になってるのー!?」

 

ラブハート「待て待て貴様ら!貴様らだろう!?スタンド使いや別の世界の神が送り込んで来た勇者達は!」

 

四人「あ?」

 

一触即発の四人に声をかけてきたのはナコルルが呼び寄せた異世界人のムイムイとラブハート。

鶴のいろはや盗賊アーサーと同じくナコルルによって呼ばれた異世界の女戦士だった。

ムイムイとラブハートは四人に説明する。

地獄門の影響で時空の壁がものすごく不安定になっていること。

アーシスの世界やらそれと関係がある世界から様々な人間が紛れ込んでいること。

それに憂いたナコルルが最強のスタンド使いと聖剣の勇者(火の勇者)を呼び寄せた事を聞かされる。

 

承太郎「やれやれだぜ。あのDIOの転生がまた関わっているとはな………」

 

ジョセフ「そのDIOやら色んな力が狙われるとはのう。シャドルーやらギースとか言ったか?」

 

卍丸「その地獄門とかいうのも放っておけないな。下手をしたら大門教とか根の一族も現れるって事だろ?」

 

カブキ「ヨミとか魔王ガープみたいな奴もいるようだしよ。ま、異世界にこの俺様の活躍を見せてやるのも乙ってヤツだぜ!」

 

ジョセフ達からしてみればスタンドの力を悪用されるのは防ぎたいところであり、卍丸達も死ぬ思いで根の一族や大門教と戦った勇者だ。また世界が混乱の渦に巻き込まれるのは勘弁願いたいところである。

 

承太郎「しかし、その為に格闘大会に出場させられるとはな……やれやれだぜ」

 

ジョセフ「そういうのは無縁なのじゃがな……」

 

卍丸「そうか?おいらは腕がなるけどな?」

 

カブキ「目立てりゃ何だって良いぜ!」

 

 

最強のスタンド使い 空条承太郎

戦いの年季 ジョセフ・ジョースター

わが道に敵なし! 戦国卍丸

ジパング一の伊達男! カブキ団十郎

 

参戦!




空条承太郎
「ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産」
EOHの世界を経験したバージョン(しかもクリスタルクルセイダーズ絡み)の格ゲージョジョから参戦した承太郎。
DIO八幡や静とも一応は面識がある状態。
目的はアーシス(クリスタルクルセイダーズ)のメンバーを保護する事。
ついでにベガやルガールをぶっ飛ばせれば良いと思っている。

ジョセフ・ジョースター
「ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産」
承太郎と同様の世界から来たジョセフ。
いろは=エリナと言うことを知っているので、承太郎以上にアーシスの保護に燃えている。

戦国卍丸
「天外魔境 真伝」
天外魔境2の主人公。
火多・白川村出身の火の勇者。
ヨミを倒した後は故郷の火多で生活している事がカブキ伝で語られている。
カブキと同様にモテるが、女性関係にだらしがないカブキとは違って絹との関係は良好。天外魔境2の段階では花より団子といった年齢だったからかも?

カブキ団十郎
「天外魔境 真伝」
尾張出身の火の勇者でオロチ丸の弟弟子。
天外魔境2のパーティーメンバーであると同時にスピンオフ作品の「風雲カブキ伝」の主人公。
目立ちたがり屋で女好きの所は相変わらず。
カブキ伝のパーティーメンバー(ヒロイン)である阿国とは結局はくっつかなかった模様であるのが真伝の八雲戦後で語られている?


オープニングのみで登場の天外魔境キャラ


天外魔境2のヒロイン&パーティーメンバー。
近江・大江山出身の火の勇者。
鬼と火の一族の間に生まれたハーフオーガ。絹という名前は「鬼が怒る」と書いて「鬼怒」という意味もあり、鬼の力を解放した時は火の勇者の中でも一番強いらしい。

極楽太郎
天外魔境2のパーティーメンバー。
1000年前の火の一族の戦いにも参加しており、その時に嫁である人魚の千代の涙を飲んだ事から1000年の寿命を得る。
ヨミとの戦いの後は火の一族の神であるマリの力で蘇ったチヨと共に越前の人魚の村で生活している模様。

ジライヤ
天外魔境の主人公。
筑波山出身、ガマ族の火の勇者。
なんというか、RPGとしても格闘ゲームのキャラとしても非常に地味な主人公。
カブキ伝では南座の阿国のオッカケをしていたときにカブキと遭遇。カブキとケンカし、彼を術で黒焦げにして以降は全く登場しなかった不遇な主人公。

オロチ丸
天外魔境のパーティーメンバーで将軍お抱えの公儀隠密。
尾張出身のヘビ族の火の勇者。カブキの兄弟子。
変装の達人。
カブキ伝ではカブキに指令を手紙で伝える役をやっており、他の旧キャラに比べると随分と扱いに差がある。
すましていてもカブキの兄弟子らしく、静かに女好きなのだが、ナメクジ族のツナデは苦手らしい。

ツナデ
天外魔境のパーティーメンバーであり、ヒロイン。ヒロイン?
怪力の持ち主で大きな斧を軽々と振り回すナメクジ族の火の勇者。
カブキ伝では京の街を破壊しながらオロチ丸を探しており、ロンドンへと旅立ったカブキを港で見送っていたオロチ丸を発見し、嫌がるオロチ丸をつれ回す。

阿国
風雲カブキ伝のパーティーメンバーでヒロイン。
ロンドンの伝説に伝わる「蒼き狼」の血を引く火の勇者とは別の系統の一族。
京都の南座で演劇をしており、カブキと人気を二分していたが、その正体は将軍お抱えの公儀隠密であり、オロチ丸の部下。

世阿弥
風雲カブキ伝のパーティーメンバー。
ジパング編~ウエストエンド編まで仲間になる。
能面のようなお面を被った怪しい風体の男だが、その正体はロンドン出身の金髪碧眼の美少年。
かつてはドルイドと呼ばれる自然と共に生きる事を信条とした宗教の僧侶だったが、デーモン教の吸血鬼、サングエに魅了され、ドルイドを裏切った過去を持ち、その贖罪の為にジパングに移り住んで世捨て人の生活を送っていた。
サングエとの戦いで再び操られ、カブキと敵対しかけたが、カブキの叫びで正気を取り戻し、カブキを庇って死亡した。

プッシュ富士山
ロンドンのモンゴル相撲力士。
鳴かず飛ばずで悩んでいたが、世阿弥の喝を受けて奮起し、短期間で横綱に成り上がる。
横綱になり、その姿を世阿弥に見せようとしていたが、僅かに間に合わず、その死に目にあうことはなく、世阿弥の遺志を継いでカブキのパーティーメンバーになる。

八雲
天外魔境真伝のオリジナルキャラ。
カブキ伝に登場した阿国の妹。
彼女も蒼き狼の血を引いている可能性がある。
何故阿国ではなく、彼女が真伝に登場したのかは不明。

シロ
絹が連れている鬼族の犬。
地獄釜の肉助との戦いで非業の死を遂げたが、2のエンディングにおいてマリの力により蘇った。
真伝でも絹のオプションとしてナコルルのママハハやガルフォードのパピィのように従っていた。
シロが離脱した時、肉助(と足下兄弟)に殺意を抱いたのは本城だけではないだろう。

足下兄弟
5つ子のオカマ悪徳商人。
中の人はボン○レーと同じ。
天外魔境1~3の主人公達の行く先々で現れては邪魔してくる。
地獄釜の肉助との戦いでこの兄弟に殺意を抱いたのは…以下略

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