やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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勝利メッセージ&キャラ紹介4

対魔界チーム1

(勝利)

一色「魂の救済や地球の浄化……ですか。ジェダ、そしてゲーニッツ!あなた達が何を考えているのかはわかりませんが、少なくともあなたみたいな人が一番の悪なのですよ。自分が悪だと気付いていない、最もどす黒い悪です!」

 

陽乃「オロチ一族、そしてドーマ家。この世界の人間界の混乱に乗じた地獄門やゆらぎの悪用は絶対にさせないわ。あなた達の正義は、少なくともわたし達には悪なのよ」

 

アーサー「ナコルルさん達の一番のターゲットはあなた達です!その使命も、その自覚もまったくありませんが、聖剣の力であなた達を浄化します!」

 

いろは「アンブロジャ、壬生斬紅朗同様、オロチ一族や魔族の好きにさせては旦那様の平穏を害される事は確実!ここで滅します!お覚悟を!」

 

(敗北)

ジェダ「ほう……?これは面白い魂の記録だ。DIOとやらの魂……この私の目的に相応しい能力の持ち主ではないか……ゆらぎを利用し、この世界に呼び寄せなければなるまいな」

 

キュービー(共通)「足りないの……いくら食べても足りないの……」

 

ゲーニッツ「ほう、我が神オロチとは絶対的な敵という訳ですか。そのような存在を生かしておく道理はありませんね。さぁ……良い風に吹かれ、そして風に溶けなさい」

 

社「オーバーヘブン……か。都合の良い能力を知ったぜ。人間が生まれない素晴らしい世界を作ることが出来る……ってかぁ!?」

 

対魔界チーム2

(勝利)

一色「屍生人が四人も現れるなんて何のホラーですか?まとめて浄化しちゃいますので無理です!ごめんなさい」

 

陽乃「波紋が通用しない屍生人が四人なんてゾッとしないわね。まぁ、刀の錆にすれば良いだけの話だけど」

 

アーサー「そう言えばシェルミーさん、あの夢の世界では死んでいるって言ってましたっけ?明るい人だから警戒してませんでしたけど、まさかオロチ一族だとは思いませんでした。もう迷って出てこないで下さいね?」

 

いろは「ゾンビ……ですか。江戸時代にはそんな腐乱死体の化け物などお伽噺にも出てきませんでしたので、おぞましいという以外は何とも……」

 

(敗北)

シェルミー「あらアーサーちゃん♪お・ひ・さ・し・ぶ・り♪今回はわたし、アーサーちゃんの敵なの♪だからここで死ぬ……それがあなたの運命よ。おやすみなさい」

 

クリス「いい鶴が取れたよ♪今夜はご馳走だね♪ほんと、虫けらにしてはよく頑張ったね。他の3人は僕の炎に焼き尽くされようね♪」

 

ザベル「ヘイヘーイ!ここでサクッと死んで俺の仲間になっちまおぅぜーい!お前ら程度の小娘じゃあ、レイレイちゃんには遠く及ばないが、可愛がってやるぜー!」

 

ベルガー(共通)「ガイ…コーディー…ハガー…どこだぁぁぁぁぁ!どこにいるぅぅぅぅぅぅ!」

 

対キックファイターズチーム

(勝利)

いろは「カポエラは元々手を手錠で繋がれていたアメリカ開拓時代の黒人がキックで白人に抵抗する為に産み出された格闘技という側面があるんですが、防御がなってないんですよねー」

 

陽乃「へぇ、パオパオカフェ……ねぇ。今度寄ってみようかしら?え?女性格闘家が来ると店がメチャクチャにされるからお断り?なにそれ?」

 

アーサー「へぇ、随分とノリの良いリズムで躍りながら戦う格闘技なんですね?戦っていて楽しくなっちゃいましたよ。大道芸とかに向いてるんじゃないですか?特に桃子さんとは、体型の事とかで気が合いそうです♪」

 

いろは「武術の中にも、こんな楽しい武術があるなんて初めて知りました」

 

(敗北)

リチャード「もう少し……と言うところだな。何がだって?パオパオカフェの舞台に立てる実力があるかどうかの話だよ」

 

桃子「むぅぅぅぅ!桃子、もう高校生だもん!一色さんと同じか年上だもん!小さいからって子供扱いしないでよ!」

 

エレナ「あなた達みたいなキュートで強い女の子達は大歓迎!是非とも私の友達になってください!」

 

ディージェイ「いいリズムだ!特にハルノ、アーサーのリズムは天才的だぜ!サンバ・カーニバルに出てみる気はないか?」

 

対日米スポーツチーム

(勝利)

いろは「おもしろーい。バスケットボールや野球やバレーボールをこうして格闘に応用する発想はありませんでしたよー♪え?他にもアメフトにテニスやサッカーはともかく、水泳も?さすがに嘘ですよね?」

 

陽乃「へぇ、ここにはいないロベルト君って人は、サッカーを応用した格闘を使うんだ?へぇ。隼人に紹介してもらおうかな?」

 

アーサー「ラッキー・グローバーさん?その必殺技に使うバスケットボールってどこから飛んでくるんですか?すみませーん!外部からサポートしてもらってる反則者がいるんですけどー!」

 

いろは「すぽぉつ……ですか?なるほど、蹴鞠などのような運動遊びをそう申されるのですね?それを武術に応用されるなんて、奥が深いものですね」

 

(敗北)

ヘビィ・D!「中々の才能だが、お嬢ちゃん達が出る幕じゃないぜ?なんせ、俺のボクシングは試合中に相手を殺してしまったことがあるからな」

 

ラッキー「へぇ?前世でラグビーをやっていた恋人がいるのか。前世ってよくわからねぇが、俺達が普段チームを組んでいるブライアンはアメフトで戦ってるぜ?機会があったら紹介してやるよ」

 

将馬「まるで野球を相手に戦った事があるような動きだな。だけど、ピッチャーの動きまでは予測出来なかったようだな」

 

夏「一色いろはと言ったわよね?あんた、何だかどこかあざとい感じがするのよ。モモを思い出させて、何かイライラするのよね?」

 

対ヤンキーズチーム

(勝利)

一色「あのー………キサラさん……でしたよね?何だかあざといっていうか、基本世界の一色イロハを思い出すんですけど?」

 

陽乃「あのさ……溝口誠さん。もう三十路になるのに留年を重ねて未だに高校生っていうのはどうなの?ケンカ百段で腕っぷしが強いのは良いけどさ、高校生で人生を終わらせる気?」

 

アーサー「一色いろはさんみたいな学生でチームを組んでるようですけど、何か毛色が違うっていうんですかねー?一色さんが「ショウワ」臭いって言ってますけど、ショウワって古臭いか暑苦しいって意味なんですか?」

 

いろは「不良……というのは「ならず者の少年少女」という意味なのですよね?私、乱暴者は嫌いです!」

 

(敗北)

バツ「驚いたぜ、一色いろは。お前みたいに強い女子高生がまだいたんだな。これで俺はまた強くなれるぜ!」

 

醍醐「ほう、比企谷小町にジョセフ・ジョースター、空条承太郎か………世の中にはそんな達人もいるのか。是非とも会いたいものだな」

ワイルド醍醐(共通)「ガァ………ウガァァァァァァ!」

 

キサラ「はぁ?僕がどういう女だろうが、君達には関係ないじゃん。バカなんじゃないの?」

 

溝口「何じゃワレ。スタンドだか聖剣だかようわからんけったいな物を使ってその程度かい!出直してこんかい!このボケが!」

 

対バーンシュタインチーム

(勝利)

一色「イングリットさんて何歳なんですか?ナコルルさんとかいろはさんよりも年上とかってないですよね?」

 

陽乃「アーデルハイド君。妹と和解が出来るなら、出来るうちに和解しておくべきよ。機会を逃すと後悔するわよ?表向きはともかく、裏では何とでも出来るんじゃあないかな?ソースはわたし」

 

アーサー「ジェニーさんって、海賊なんですよね?だったら容赦しませんよ?同業者潰しは鉄則ですから!」

 

いろは「お兄さんが無事に見つかれば良いですね?忌野雹さんですか?どこかでお聞きしたお名前ですね……覇王丸様が関わっていらっしゃるような…」

 

(敗北)

アーデルハイド「妹と和解か……雪ノ下陽乃さん。一色いろはさん。あなたの体験談を是非とも聞かせて欲しい」

 

ジェニー「アーサーちゃん、ほとんど義賊なんですってぇん?リーリンナイツと似てるわねぇん?何よ、その嫌そうな顔は?」

 

恭介「兄さんの……忌野雹の情報を持っているかも知れないだと?いろはさん!その覇王丸さんという人の事を教えて下さい!」

 

イングリット「ワシが何者で、どういう存在なのか…ましてや女子に何年生きておるとか、そんな事を気にするでない。みすてりあす……というのが売りなのじゃ」

 

ほたる&七瀬チーム

(勝利)

一色「行方不明の兄を探していたり、兄と姉の殺し合いを止める為や、自分の世界に帰る為に大会へ出場していたんですか。他人事じゃあ無いですね?わたしも家族の事では色々ありますから」

 

陽乃「いやー、こんなカワイイ子達を放って心配させるなんて悪いお兄さんやお姉さんもいたものだねぇ。よし、お姉さんが協力してあげるよ?」

 

アーサー「山田十兵衛さん!?試合にかこつけて私の体を不必要にベタベタ触りましたね!?おさわりは罰金ですよ!?このエロジジイ!ククリよりはマシですけど」

 

いろは「ベタベタ触って来るのはどうかとは思いますが、十兵衛様はお優しい方なのですね?柳生十兵衛様もそうですが、十兵衛というお方に悪い方はいらっしゃらないのですね?」

 

(敗北)

ほたる「そうですか。皆さんも、待っている家族がいるのですか。無事に自分の世界に帰れると良いですね?」

 

十兵衛「カーカッカッカッ!女の子7人に囲まれるなんて、モテすぎるのも考えものじゃのう!」

 

七瀬「家族で殺し合いなんて……悲しいよね?僕もスタンド使いの二人みたいに円満で終わるように頑張るよ!」

 

タオ「みんなも僕と同じで、異世界から来たんだね?帰れる手段があったら僕にも教えてよ!帰る家はもう無くなっちゃったけど、帰りたいんだ……」

 

 

 

 




キャラクター紹介

ジェダ・ドーマ
ヴァンパイアセイバーの主人公であり、同時にラスボスでもある魔界三大貴族の1つ、ドーマ家の当主。
魂を1つにすれば争いは起きることなく、それが自然の摂理であると考え、全ての魂を1つにする魂の救済を実行しようとする、正にエンリコ・プッチに匹敵するサイコパス。
その協力者にキュービーやリリスがいるが、リリスはナムクロの途中でソウルエッジにより個を確立させて離反。プロジェクトXゾーンで因縁あるデミトリやモリガンと決着を付けることになる。
KOSFではベガやギースによる暗躍で開こうとしている地獄門や、魔界と人間界の境界があやふやになりつつある現象を利用し、人間界に進出しようとしている。

キュービー
ヴァンパイアセイバーから魔界に生息している女王蜂の魔物。
群生生命体であり、種族としての知性はあまり高くない為、ジェダに利用される。しかし、エンディングでは食欲を満たす本能を押さえきる事が出来ず、最終的にはジェダを(本能で)裏切り、魔界の新たな脅威となる。
カワイイ見た目に反し、凶悪なキャラクター。
KOSFではやはりジェダに利用されている。

ゲーニッツ(吹きすさぶ風のゲーニッツ)
KOF96のラストボスで、オロチ八傑集及びオロチ四天王の一人。風を操る能力を持つ。
牧師のような格好をし、神に対する敬意や加護を大切にしているが、その神とはオロチの事である。
KOF95より少し前に神楽ちづるの双子の姉、神楽まきを殺害して封印されていたオロチの魂を解放。それによりオロチ八傑集の力を取り戻す。
また、オロチ八傑集の一人、ガイデルがオロチ一族の使命に反発的だったため、粛清を兼ねて娘のレオナの血を覚醒させ、ガイデル夫妻を殺害させた。
KOF96ではちづるの企みに気付き、邪魔をするために大会優勝セレモニーに乱入。会場を破壊し、ラスボス戦となる。
エンディングでは三種の神器チームを除き、オロチにより人類は滅ぶというような予言して自ら命を絶ち、死亡する。一方で三種の神器チームの場合は悪あがきをしようとするゲーニッツに対し、八神庵が紅の「八酒盃」(「楽には死ねんぞ!」という相手の動きを止める超必殺技)で動きを止められ、京の「大蛇薙ぎ」により止めを刺されて死亡する。以降は死亡したキャラのため、ストーリーのある作品には登場せず、お祭りゲームにのみ登場だが、KOF97では庵の代わりにレオナが暴走する回想においても登場した。
KOSFでは死亡し、常世をさ迷っていたが、開こうとしている地獄門により魂はジェダに拾われ、肉体を新たに作られて復活。人類抹殺というジェダの目的とはある意味で一致する為、手を組む。

七枷社(乾いた大地の社)
バンドチーム、YSCのリーダー。しかし、ライブではいつも八神庵とかち合い客を奪われている事から庵を逆恨みし、ぶちのめす為にラッキー・グローバーから招待状を奪い、ニューフェイスチームとしてKOF97大会に参加する。
………というのは表向きであり、その正体はゲーニッツ同様にオロチ四天王の一人、乾いた大地の社。
真の目的は「より高い集中力を集め、解放されたオロチを復活させる場を作る事」。その場として選んだのが並々ならぬ集中力を持った格闘家が集まるKOFで、ちづるの目的を逆に利用。
その為に必要だった作業力を肉体と精神に分けることにより、効率的に集中力を集めた。
パワーと打撃技で戦う通常キャラの七枷社は肉体の方であり、KOF97の中ボスとして登場したオロチ四天王の「乾いた大地の社」は精神の方である。
血の暴走で優勝セレモニーに乱入し、暴れた庵(もしくはレオナ)を倒したプレイヤーの前に同じオロチ四天王のクリス、ジェレミーと共に登場。最後の仕上げとして襲いかかってくる。その場合のチーム名はオロチチーム。
戦いの後は目的を果たし、オロチが復活するのだが、エンディングではいつの間に死んでいた。
ニューフェイスチームでエンディングを迎えた場合、より完全になるために戦ったオロチが弱ってしまった為、クリスとシェルミーを殺害してオロチに捧げ、最後に自らの命もオロチに捧げてオロチを完全に復活させる。
どう転んでもオロチが再び眠りに就くか、完全に復活するかの違いで社達オロチチームはどのみち死ぬ運命だったようだ。
通常社と裏社は通常技と特殊技(名前だけは違う)は同じだが、必殺技と超必殺技が違う。通常社はそのガタイを利用した打撃技が中心だが、裏社は削り技すらない清々しいまでの投げキャラで、特に超必殺技の暗黒地獄極楽落としは大門に対する当て付け技である。
しかし、もっとも恐ろしいのは表と裏で共通して97では近距離立ち強キック。バグによりしゃがみガード不能技(いわゆる中段技)になってしまっており、出が早くて必殺技にキャンセル可能なこの技は、対戦では猛威を振るった。以後のシリーズでは修正されている。
ゲーニッツ同様にストーリーからは退場しており、お祭りゲームにのみ登場。その場合は三人揃って裏キャラクターバージョンもセットで出てくる。
KOSFのストーリーではゲーニッツと同じ設定。スタートボタンを押しながら社を選択すると、乾いた大地の社になります♪(という想像のゲーム設定。スタートボタンを押しながら一色にカーソルを合わせて選択すると………?)

シェルミー(荒れ狂う稲光のシェルミー)
社と同じバンドメンバー。普段はフランスの有名ファッションデザイナーをしており、個人の作品でファッションショーを開くことも出来るレベル。が、やはり彼女もオロチ四天王の一人、「荒れ狂う稲光のシェルミー」。
普段のシェルミーは人懐こく、ミステリアスな雰囲気が魅力的な女性で、あざとい態度で男心を弄び、ジャグリングしている。
普段は前髪で目元を隠しており、それがまたミステリアスな雰囲気に拍車をかけているのだが、その奥に潜んでいるのは深い殺意のみ。
オロチ四天王の本性を一度出せば、人懐こかった口調は低く冷たくなり、人の命など塵芥程度にしか考えていない。
社と同様に表と裏があり、表シェルミーはプロレス技を主体とした投げキャラで、裏のシェルミーは電撃を主体とした飛び道具や短距離突進技を使用。
超必殺技である暗黒雷光拳は紅丸の雷光拳のオマージュであるが、出がかりに無敵時間がある紅丸の雷光拳に比べると性能が悪い。
ネオジオバトルコロシアム、SNKギャルズファイターズ、SNKヒロインズにも登場。その場合は裏シェルミーバージョンは登場しない。
彼女が単独で動くとオロチ一族の目的は忘れてしまうらしいが、オロチの劣化クローンである蛟が登場した時は不愉快さを露にした。

クリス(炎の定めのクリス)
スウェーデン出身の少年。やはりバンドメンバーであると同時にオロチ四天王の炎の定めのクリス。
普段は14歳の子供らしく愛らしい子供なのだが、オロチ四天王としての本性を現すと笑いながら平気で人を殺す残忍な性格。
ノーマルクリスはスピードを活かした突進技を主体としたスタイルで、裏のクリスは炎を使った飛び道具や対空技を主体とするリュウケンタイプのバランスタイプ…なのだが、3人に共通して言えるのは、プレイヤーの腕が上がれば上がるほど表キャラクターの方が扱い易く、本来強いはずの裏性能の方がプレイヤー達からの評価は低い。KOF98、2002のゲーム大会ではキャラクター毎にレシオが設定されており、強いキャラ程レシオが高いわけだが、3人ともノーマルバージョンの方がレシオが高い。裏の方は中ボスなのに……
裏クリスの「炎の定め」はロボットアニメ、ボトムズの主題歌からというのが公式で語られている。
そして……KOF97では炎の定めのクリスを媒介としてオロチそのものに変貌。97のラストボスとして登場する。
全人類の心を読むことができ、救いがたい物として判断したオロチは全人類抹殺を目論み襲ってくる。
オロチチームと三種の神器チームでオロチに勝利した場合は無の世界で再び眠りに就き、自ら封印される。
オロチチームのエンディングではオロチチーム3人の命を捧げられ、完全に復活する。
三種の神器チームのエンディングでは自らは力尽きていたが、庵を暴走させ、手駒にしようとするも庵は暴走しながらもオロチを襲撃。ちづるの援護を受けた京の最終決戦奥義・無式により、完全にトドメを刺される……が、京と庵は生死不明の行方不明となる(日本チームの隠しエンディングでもオロチ戦直後に仲間と別れた京はその場で庵とドンパチを始め、互いに行方不明になるのでどっちにしてもネスツ編に繋がり、どちらが97以降のストーリーとなっかは不明)。
なお、オロチはこれまでのルガールやゲーニッツと比べても明らかに弱いのだが、SNKはオロチ編最終章としてなるべく多くの人にエンディングを見てもらう為、敢えてオロチは弱く設定したらしい。
同じ最終章であるネスツ編のラスボス、イグニスは下手したら永久コンボを使ってくるなど、格ゲー史上にランキングされるほど鬼のように強かったのに対してあんまりな扱いである。
あぁぁぁぁんんんまぁぁぁぁぁぁりぃぃぃぃぃだぁぁぁぁぁ!
DIO「俺も格ゲーのラスボスとしては余り強くなかったがな。ヴァニラ・アイスの方が下手したら強いまである」

ザベル・ザロック
ヴァンパイアシリーズに登場したザ・ゾンビ。
生前は人気ロック歌手だったという無駄な設定があるザ・ゾンビ。
太陽の下で動いていても平然としているので、恐らくは波紋も通用しないであろうザ・ゾンビ。
前述通り、生前は絶大な人気を誇っていた人気ロック歌手だったのだが、ファン100人を殺害して自殺するというスタンド使いにいそうなキャラ。
その狂気を認められ、ジェダが復活する前に魔界三大貴族としてカウントされていた魔帝オゾムにゾンビとして復活させられ、ダークストーカー達を退ける手駒となっていた。しかし、実は魔帝オゾムの力を奪うことを目的としており、寝首を掻こうとしていたのだが、それは全てオゾムに筒抜けになっており、無印やハンターでのエンディングでは結局元の姿に戻される。
セイバーではジェダ復活によりオゾムが消滅。今度はジェダの力を狙って行動し、力を奪うものの、奪った力に体が耐えきれず、首だけを残して自滅する。それ、どこのバーンシュタインさん?
同じ死体系モンスターであるレイレイにぞっこんなのだが、当のレイレイには相手にされていない。早見さんファンの方は喜んで良い(何を?)。
ナムコやセガのコラボではセイバーの設定を踏まえ、ジェダの部下になりつつもその力を狙っている。結末はセイバーと同じ道を辿ったが……。
KOSFでもジェダの部下として、オロチチームと行動を共にする。魔術で普通の人に見える処置が施されているらしい。

ゾンビ・ベルガー
ファイナルファイトのエンディングで某ハワードさんのように高層ビルから転落して死亡したベルガーが、ゾンビとなって復活した格ゲー、ファイナルファイト・リベンジのラスボス。
既に理性も何も残っておらず、セリフも叫ぶのみ。
首が取れても活動する。
エンディングクレジットでは何故かスリラーのような躍りを踊っている。ファイナルファイトリベンジでのコーディーは、ゾンビベルガーを倒した所を傷害殺人の罪で逮捕された。これがストリートファイターゼロ3のコーディーに繋がるようになったのかも知れない。
もちろん、KOSFには最低限の知性は残されているようにジェダが肉体を復活させたのだが、中身はただの傀儡である。

リチャード・マイヤー
餓狼伝説に登場したカポエラ使い。サウスタウンでは有名な格闘家御用達の店、パオパオカフェのオーナーであり、本店の店長。
カフェと言いながらも実質的には酒場で、コーヒーが注文される事は滅多にない。
餓狼伝説シリーズやKOFシリーズでは主に餓狼チームや女性格闘家チームのストーリーで登場する他、KOF94ではメキシコ支店が龍虎チームのバトルステージとして登場している。
バトルステージとなっているように、舞台があり、パオパオカフェでは連日のように格闘家達のバトルがショー感覚で行われており、パオパオカフェの舞台で闘える事はサウスタウンでは一種のステータスなのだと言うことが餓狼伝説の謎で語られている他、餓狼3では2号店の開店セレモニーでテリーが招待選手として招かれている。時にはリチャード自身も舞台に立つことがある。
リチャードはパオパオカフェの店長としての資質は経営や料理の腕ではなく、カポエラ使いの資質が重要と考えているのが餓狼伝説3の謎で語られており、2号店の店長のボブ・ウィルソンもリチャードのカポエラの弟子である。
リチャード自身は餓狼伝説の登場以降(しかも宿命の3人以外は使用できなかった為、敵キャラオンリー)はテリーやボブのエンディングや演出で出てくるくらいで長らくプレイヤーキャラとして登場しなかったが、KOFマキシマムインパクト2で実に十年以上の時を経て、隠しキャラとして登場した。経営店であるパオパオカフェの方が有名なくらいだと言えるまである。
テリーとは餓狼伝説で敗れて以来、友人関係であるのだが、定職に就いていないテリーは常にツケで飲食しており、最近はツケが溜まりすぎてテリーは行き辛くなっている他、リチャードもあの手この手でテリーにツケを払わせるべく苦労している。
パオパオカフェのメニューには、ワニの唐揚げという物があるのだが、これはジョー東の好物。もちろん、ジョー以外に注文するものはいないらしい。
KOF12の餓狼チームのエンディングではべろべろに酔いつぶれ、一人置いてきぼりになったキムに困ったことがあったら相談しろと言われた時には「あんたが居座って困ってる」といったり、KOF13と14の女性格闘家チームのエンディングでは祝勝会の会場にされ、集まった歴代の女性キャラクター達が(主に不知火舞の発言が原因で)酔ってケンカを始め、店を破壊されて涙したり、勝手に店の奢りにさせられるなど、ひどい目に遭っている。テリーと舞はリチャードに謝るべきである。
KOSFにはメンバーが来店し、舞台に招待。バトルが終わっていい気分になっていたところを2号店のボブがビリーに襲われたというニュースを受ける。最近、ギースの嫌がらせ(パオパオカフェの売却とリチャードの勧誘)が酷い事に腹を立てたメンバーがリチャードに協力する形で出場する。

桃子
KOF11のサイコソルジャーチームで登場した女性キャラクター。使用流派はカポエラだが、超能力を持っているため、鎮元斎
まるで小学生のような体格のせいもあり、よく子供に間違われるが、立派に16歳の高校生。
ツッコミキャラクターであり、主に椎拳祟にツッコミを入れるのが主な仕事。12のストーリーでは大風呂敷を広げて天才サイコソルジャーと言ったり、本人がいないからとアテナの事を勝手に恋人扱いしていた拳祟の発言をアテナや鎮にチクり、後々になるまで拳祟がアテナや鎮によって酷い目に遭っている。また、エンディングでも自分語りを始めた拳祟に対し、細かいツッコミを逐一している。
愛らしい見た目や仕草に反してプレイヤーキャラとしては非常に使い辛く、ほとんどの必殺技がチェーンコンボを前提としたシビアなキャラ。それが祟ってか、後のシリーズには登場していない。
KOSFに登場させたのは、感想欄に書き込まれた熱い推しに依るもの。キックファイターチームは桃子を起点に編成されたチームであるが、リチャードやエレナ等を参戦させる良い切っ掛けにもなった。
ストーリー上はエレナと友達になっており、同じくエレナの友達になっていたディージェイと共にサウスタウン旅行をし、パオパオカフェで食事をしていたところをリチャードに声をかけられたというストーリーになっている。

エレナ
ストリートファイター3に登場した首長族のカポエラ使い。
世界中を留学して歩いているのだが、勉強の為というよりは現地で友達を作り、交遊を広げるのが主な目的のようだ。
一度拳を交えれば、どんな相手も友達と考えており、テリーの考え方と共通している。決定的な悪人とは相容れないテリー以上にその傾向は強いようで、実に楽しくファイトをしている。
非常に肌を露出した格好で登場しているものの、そのキャラクター性もあってか、性的なものを余り感じさせない健康美を誇るキャラクター。
KOSFでは留学の過程で桃子やディージェイとは既に友達になっており、パオパオカフェで食事していたところをリチャードに挑まれ、試合。その後、ボブが襲われた事を聞き、前述の通りの性格もあって、リチャードは既に友達!友達が困っているならば手を貸すのが当たり前!という理論でチームを組む。
主な目的はリチャードの手助けなのだが、大会中で拳を交わし、新しい友達を増やすことも目的としており、楽しそうに危険極まりないKOSFに参加している。

ディー・ジェイ
スーパーストリートファイター2に登場した陽気なサバット使い。
他のニューカマー3人が少なからずシャドルーとの因縁が語られる中で、彼だけがそういうストーリーからかけ離れている。
ダックキングのようにダンスを仕事としており、そのファンは実に多い。スーパーストリートファイター2のエンディングでは新しい曲を作ってファンを熱狂させているなど、エンターテイナーチームに入れても遜色ないキャラクターだった。
ゼロ3にはよく分からないままベガのサイコドライバー事件に巻き込まれたような節がある。
KOSFでは既にエレナと友達になっており、桃子と同じくほぼエレナに巻き込まれる形で参加となったが、ディージェイ本人も典型的なラテン系な為か、細かいことは考えずにノリノリで参加している。
なお、読者からはストリートファイター5に登場したショーンの姉、ララがカポエラ使いだという情報を投稿してから知ったのだが、投稿して今更感があったことに加えてスーパーストリートファイター2を含めたスト2全キャラが参戦させるストーリーができた事もあり、そのままにした。

ヘビィ・D!
KOF94で登場したアメリカンスポーツチームのリーダー。
勝利メッセージで本人が言っている通り、試合中に対戦相手を死なせてしまい、それ以降ボクシング界から干されてしまった過去を持つ。バイソンと違うのは、ラフプレイでそうなってしまったのではなく、相手が強すぎる為に仕方がなく本気を出してしまったところの結果だった。
ボクシング界から干された後は、生活をするために仕方なくストリートファイトの世界に身を投じる。
その強さがルガールの目に止まり、KOFの招待状が届く。同じくバスケットボールや空手の世界に興味を失っていた友人のラッキーや、アメフトの人気プレイヤーのブライアンを(どう勧誘したのかはわからないが、)メンバーに加え、KOFに参戦。
エンディングではラッキー共々ストリートファイターとして元の生活に戻る。
以後のKOFでは背景キャラに定着し、よく探せば(よく探さなくても)どこかに然り気無く背景にいる。
最近ではKOFに出場するも、予選敗退しているようだ。
KOSFにはジャスティス学園の舞台であるパシフィック・ハイスクールの特別コーチとしてインストラクターの仕事で来日。学園間の交流が深い五輪高校、太陽学園の生徒も一緒にボクシングの指導(それもスポーツボクシングではなく、ストリートファイターとしての本格的かつ変則的なボクシング)をしていた。
そろそろ契約期間が終わろうとしている時に生徒達がシャドルーに襲われ、既に生徒達に情が沸き、怒りに燃えたヘビィ・D!とラッキーが参戦を表明。友人を襲われた仇を取りたがった五輪高校の将馬と夏の強い希望でチームを組む。
ちなみに彼の名前を書くとき、必ず「D!」を入れなければならないため、スマホで入力している本城的には非常に面倒臭いことを愚痴っておく。
天の声「なら出すなや!」

ラッキー・グローバー
KOF94から登場。
彼はバスケットボールの花形選手であったが、バスケットに情熱を失い引退。続いて空手に転向するも、そこでも上を突き詰めてしまった為に飽きていた所をヘビィ・D!に誘われKOFへ。………ちょっと待てや。極限流空手がいるKOFの世界ですぐに空手の頂点に上り詰めるって無理があるだろ。
モデルとなった人物は間違いなく現実の世界で活躍したマイケル・ジョーダンであることは間違いない。
エンディングではKOF参戦でストリートファイトの面白さを感じたラッキーは、そのままヘビィ・D!と共にストリートファイトの道へと進む。
その後、KOF98以外には一切登場せず。
KOF97のニューフェイスチームのストーリーでは社に、ネオジオバトルコロシアムではシェルミーに招待状を奪われる(KOF98のキャラクターコメントでは社に招待状を奪われたことを否定しているが、リメイク版の98UMでは社との掛け合いがあるのでやはり奪われたのだろう)。
SVCでは暴走庵のエンディングにて路地裏を歩いていたところを野良犬のようにゴミ箱を漁っていた暴走庵と遭遇。ヘビィ・D!共々訳もなく泣きながら暴走庵に追いかけ回されるなど、扱いが酷い。
盗賊アーサーがツッコミを入れている通り、バスケットボールで攻撃する「デスバウンド」「デスダンク」「デスシュート」の技は天井からボールが落ちてきており、誰かがボールを投げ入れていることは確実で、キング・オブ・ファイターズ94の謎でもその点は(しかも天井がないステージではどうやっているのか、とか、いつボールを欲しがっているのか常にラッキーに気を配らないといけないとかなど、見えないボール係に同情的だった)ツッコミを入れられていた。
KOSFのパシフィック・ハイスクールにはバスケットボールのコーチの依頼かと思っていたが、実は空手の指導であり、しかもスポーツ空手ではない本格的な空手の指導ということで驚いていた。

沢村将馬
私立!ジャスティス学園に登場したスポーツ奨励学校、五輪高校野球部の部員。ケガをして野球を断念した兄の代わりにピッチャーをやっているのだが、豪速球を投げることが出来るものの、ストレートしか投げることが出来ないので試合ではいつも負けており、五輪高校では補欠扱い。それ、どこのウルトラマン・ダ○ナのアスカ・シン(演・つるの剛士。間違ってもガ○ダムS○ED・Destenyの主人公ではない)?
能力などはともかく、キャラクターの元ネタは沢村賞の沢村だと思われる。
バレー部の鮎原夏とは幼なじみで、互いを憎からず思っているものの、互いに踏み出せていない。
単純で負けず嫌いであり、燃えろ!ジャスティス学園では暗黒生徒会からの刺客、テニス部の軽井沢モモにハニートラップ的なあざとさ(いろはなど目では無いくらいにあざとい)に良いように騙されてしまう。
エンディングでは思いきって夏に告白しようとするも、いつの間に本気になったのか、将馬に抱き付いて告白してきたモモに邪魔され、夏を怒らせてしまう。
KOSFでは一色いろは達と同様に京のクローンに仲間であるロベルト、モモ、外道高校のエッジや岩、清純女子のザキを襲われ、少し前にあった太陽学園襲撃(女子高生チームプロローグ)等でシャドルーに対する怒りを爆発。ヘビィ・D!とラッキーに懇願してチームに加えて貰う。

鮎原夏
五輪高校女子バレー部に所属する長身がコンプレックスのショートヘアーの少女。
幼なじみの将馬の事をずっと想っているのだが、背が低い将馬と背が高い自分、互いのコンプレックスが邪魔をして未だにくっついていない。
将馬にあざとく迫るモモとは最初から相性が最悪だった。

一文字伐
中の人が材木座なジャスティス学園シリーズの主人公。
小さな頃から母子家庭で育っており、元々は別の学校に通っていたのだが、太陽学園の事務員として働いていた母親が行方不明になり、母の手がかりを求めて太陽学園に転入。ジャスティス学園が起こした事件に巻き込まれる。その際、行方不明だった母と共に父、雷蔵が存命で、ジャスティス学園の学長だったという事実を知る。
それ、どこのサカザキ一家?
忍者一族である忌野の血を引くものの、本人は一切忌野流とは関わっていなかった為、至って普通の昭和な熱血高校生(その段階で1997年にリリースされたゲームの主人公としては普通ではない)。
燃えろ!ジャスティス学園ではあきらが転校した清純女学園戦でバツを使用し、敗れるとバツが事件から逃げ出し、一時的に離脱。その後、パワーアップして「バーニング・バツ」として帰ってくる。失踪していた間は父、忌野雷蔵の元で修行しており、全般的に強化された他、忌野流百舌落としを習得して帰ってきた。
プロジェクトXゾーンではセガの3D格闘ゲーム、「ファイティングヴァイパーズ」のバン(まるで一文字薫みたいなキャラ)と決闘する為に六本木まで出向いていたが、ゆらぎに巻き込まれ、リュウやデミトリ、鉄拳の風間仁やバーチャファイターの結城晶と共闘する。
KOSFでは始めからバーニング・バツ状態での参戦。
自分がまだまだ弱いという事から再び父に稽古を付けてもらおうとしたものの、雷蔵からは教えることはもうないと言われ、武者修行の旅に出る(真吾のストーリーと被るが、草薙柴舟が真吾に対してそうしたように、独り立ちの時期だと雷蔵は判断)。手始めに日本チームや真吾と戦おうと大阪・江坂を訪れたが、不在。無駄足になったことを落胆していたところを喧嘩しているキサラ、醍醐、溝口に遭遇し、乱闘に参加。意気投合をしてチームを結成する。

風間醍醐
ジャスティス学園の世界におけるクローズやワーストの鈴蘭高校ような不良高校、外道高校をまとめあげ、番長として君臨している男。
体格が良く、落ち着いた物腰の理想の番長。しかし、私立!ジャスティス学園では既に行方不明になっており、彼の失踪が原因であきらが外道高校に転校するきっかけとなる。
家庭用版での「熱血青春日記」では失踪前の醍醐が使用可能であり、エンディングでは雹により操られてしまう結末が書かれていた。
続く燃えろ!ジャスティス学園では再び暗黒生徒会に操られ、無益に周囲の学校を襲う行動に。その行動を怪しんだあきら達に様子がおかしいことを突っ込まれ、暴走。ワイルド醍醐に変貌する。
KOSFでは二度に渡り、操られた未熟さを克服するためにバツと同様に武者修行の旅に出ており、大阪に。溝口とキサラの喧嘩に居合わせ、女の子に本気を出して殴りかかる溝口の行動を看過できずに乱入。後から入ってきたバツも交えて乱闘になり、溝口と意気投合。チームを組む。
スタートボタンを押して醍醐を選択すると……。

キサラ・ウェストフィールド
純粋なSNKキャラではなく、ネオジオ参入会社であったADK(代表作はワールドヒーローズ)の作品であった「痛快!GANGAN行進曲」に登場したキャラクターだが、ネオジオバトルコロシアムにも登場したキャラクターなのでKOSFに参戦させた。
本牧を拠点とした関東一円の暴走族チームのリーダー、草薙条の恋人。
GANGAN行進曲の参戦には、姿を消した草薙条を探すべく、関西へと探しにいく。条は条でゲームに登場しており、最強の格闘家が関西にいると聞いて挑みに来ていた。
バトルコロシアムにはやはり行方をくらませた草薙条の失踪原因が主催者であるWARZにあると思い込み、殴り込みをかけるために参戦(確かに草薙条は失踪直前にバトルコロシアムが……とはいっていたのだが、それが原因とはハッキリ言っていない)。
エンディングではキサラがラスボスであるグッドマンを倒した後にチームを率いて現れた条に抱きついた。3ヶ月の間、どこをほっつき歩いていたのか問いただしたいものである(しかも全てが終わった後に登場するとか…)。
本作でも姿を消した草薙条の行方を追って関西に行っていたところ、気合いの入ったファイターである溝口誠なら知っていそうだと思い込み、ケンカを吹っ掛け、その後、醍醐とバツが乱入してくる。
意気投合した後に溝口に届いていた招待状と、大会の裏にいるシャドルーが条の失踪に絡んでいるとまたしても早合点。一枚しかない溝口の招待状だけが唯一の出場手段なので、渋々チームを組む。

溝口誠
ファイティングヒストリーに登場していた、盗賊アーサーやキサラと同様、またしてもSNKとは他社の格ゲーキャラクターであるが、KOFマキシマムインパクトAに登場していた関係から参戦。
年齢30以上の高校生(!)。喧嘩空手100段の高校生(!)。出るべき作品は魁!男塾か、コータローまかりとおるでは無いだろうかと疑うべき高校生(!)。
草薙京や麻宮アテナ、春日野さくらもビックリの高校生。それが溝口誠である。
上半身裸、さらしを腹に巻き、学生ズボンを履いている。某メモリアルの番長の元ネタとしても使えそうである。
KOSFの招待状は……まぁ、こんなキャラですから目を付けられていたのでしょう。ストーリーを考えていたときはマキシマムインパクト2に出場していたからという事を考えていたが、マキシマムインパクトの世界線ではギースが死亡している設定な為、辻褄が合わなくなるので没にしました。
ストーリーの流れは上記3人の通り。キサラに対して本気を出そうとしたのは、キサラもただの女子高生ではないと判断し、一介の格闘家として認めた為である。
なお、フェアリーテイル・クロニクルにおいて同姓同名の主要女性キャラクターがいるが、そのキャラはフルネームで呼ばれるのを嫌っている。その理由が「古い格闘ゲームのキャラクターと被っていて、からかわれるネタとされた」とあるので、間違いなくこの溝口誠が原因である。

アーデルハイド・バーンシュタイン
名前が示す通り、KOFシリーズのボス代表、ルガール・バーンシュタインの息子。妹にはローズがいる。
KOF2003、バッドエンドルートのラスボスとして初登場。中ボスであるKUSANAGIを超必殺技等でトドメを刺さなかった場合、ちづるの力に負け、飛行船スカイノアで移動中のアーデルハイドと戦う事になる。
父、ルガールとは違い、礼儀正しく悪人でもない。強い者に対して礼節を持ち合わせ、どちらかと言えば他人を見下す傾向にあるローズの言動を嗜める。
バッドエンドのエンディングでは「生きては帰さない」と過激な発言をするローズを止め、飛行船で無事に送り届けると約束して終わることとなり、結局KOF2003の影に潜む「遥か地より出ずる者達」と接触することなく終わる。
続くKOF11では隠しエディットキャラとして登場。アーデルハイドのストーリーでは財産であり、居城でもあるスカイノアを手放しているところにハイデルンと出会う。穏やかに会話をしていた二人だが、別れ際にハイデルンから「次に出会った時は、君は私の敵だ。アーデルハイド・バーンシュタイン」と発言され、これまで明らかにされていなかったルガールとの関係がハッキリと浮き彫りになる。もっとも、アーデルハイドの服装や必殺技各種、そして飛行船の名前がスカイノアと言うことからほとんど皆がわかっていたことではあるが。
エンディングでは優勝したアーデルハイドを祝福していたローズが、他のファイターを見下す発言をしたところをきつくアーデルハイドが叱責。それに対して逆上したローズが「例えお兄様でも許さない!」と発言。
実はこのローズ。ちづると同様に「遥か地より出ずる者達」の一人、牡丹の術で操られており、兄妹の仲違いも本来のローズの意思では無かったと思われる。
続くアッシュ編最終章であるKOF13ではローズが牡丹に操られるままKOFを主催。アーデルハイドの姿は全く触れられる事はなく、何があったのかは不明。
大会の優勝セレモニー中に、何らかの形でザ・ワールドよろしく関係者以外の時が止まり(ローズの時も止まる)、その間に全ての決着が付いた(ローズを操っていた牡丹も死亡)為、正気に戻ったと思われる。(優勝者に対して見下す事なく最大の賛辞をローズが述べていることから判断)。
KOSFのストーリーでは11のエンディングからアーデルハイドはローズによって孤島に幽閉されている事に設定。正気に戻ったローズからは謝罪と戻ってくるように懇願されているが、スカイノアを手放すなど財産を減らしていた自分に対し、KOF成功など商才のあるローズの邪魔になりかねず、お家騒動のきっかけになりかねないと考え、自ら幽閉される立場を続けていた時、兄を助けられず、手掛かりも見付けられずに失意のどん底でさまよっていた恭介を保護。お互いを思いながらも上手くはいかない兄弟関係に悩んでいる者同士、傷を舐め合う生活を送っていた。
そんなおりにジェニーとイングリットがアーデルハイドを訪問。持ってきていたローズの手紙から、死んだはずの父の影を知り、影からローズを助けるために長い幽閉生活から立ち上がる。

B・ジェニー
餓狼MOWに登場した正義の潜水艦海賊、リーリンナイツの女首領。その正体はイギリスを拠点とする富豪、バーン家の令嬢、ジェニー・バーン。
MOW参加はもちろん100万ドル以上支払われる賞金とどさくさに紛れて主催者からお宝を奪う事。結局は主催者であるカインは崩れる邸宅と共に行方不明(続編が考えられていたことと、主人公ロックと行動を共にする事が正史となっていた事であろうと予測できる事から恐らくは生存)になったことで骨折り損のくたびれ儲けに終わる……が、ジェニーはその高すぎるカインの理想から、何か思うところがあったようである。また、テリーに勝利した時のメッセージから、テリーが初恋の相手だと語っている。
KOFシリーズにはマキシマムインパクト2で初登場。残念ながらリチャードと同様に隠しキャラクターの為、ストーリーはない。
ナンバリングタイトルではKOF11に登場。優勝を目指すメンバーとして牙刀を勧誘。そして牙刀を勧誘したことにより身の危険を感じるとあざとく、そして思いっきり嘘の理由を語ってキム・カッファンレベルで正義バカであるプロレスラー、グリフォンマスクを騙して餓狼MOWチームを結成。
エンディングではパオパオカフェで祝勝会(牙刀は辞退)を開催しているところに牙刀の妹、双葉ほたるが牙刀の居場所を訪ねて来るも、祝勝モードで聞いておらず、合流してきたリーリンナイツに巻き込まれる形でほたるを巻き込み、乾杯する。牙刀はほたるに気付いているのかいないのか不明だが、パオパオカフェの前で下らんと一言。されど笑みを浮かべて去る。
KOF13と14では女性格闘家チームのエンディングに客演。リチャード(とついでにボブ)を泣かせている。
KOSFにはイングリットがどこから持ってきたローズの手紙と雹の情報を携えてアーデルハイドを訪れる。苦悩しているアーデルハイドの姿から、カインの姿を思い出したジェニーは、彼に協力すべくチームを組む。

鏡恭介
私立!ジャスティス学園の太陽学園の生徒。その正体は忌野雹の双子の弟であり、名前を偽って太陽学園に送り込まれたジャスティス学園のスパイ。
作中では当初、任務に忠実であったが、学園を守るために一生懸命なひなたや母を救おうと必死なバツの姿を見ている内にジャスティス学園のやり方に疑問を持ち、本気で太陽学園に味方をするようになる。
燃えろ!ジャスティス学園では同様に太陽学園を守るために奮闘。しかし、最後は父の亡霊に取り憑かれ、炎の中に消えた雹を探すために恭介も行方不明になってしまう。
なお、恭介と雹の父親はバツの父、忌野雷蔵の弟であるので、バツとは従兄弟同士の関係になる。
なお、ナルシストな性格であり、CAPCOMVSSNK2では共演した二階堂紅丸に対抗意識を燃やしている。
KOSFには見付からない雹を探すのに疲れ、失意のどん底でさ迷っているところをアーデルハイドに保護され、離島の屋敷で傷を舐め合っていたところをジェニーとイングリットからもたらされた雹の情報により再起。
ジェニーのお節介もあってアーデルハイドとチームを組む。

イングリット
CAPCOMファイティングJAMに登場。
その経歴、その目的など、何もかもが不明。
元々は別の何かでCAPCOMは使おうとしていたらしいのだが、結局は上記のタイトルまで登場せぬまま終わり、現在のところでは再登場の兆しはない。
上流階級を思わせる雰囲気と服装をした若い女性の姿だが、年齢を感じさせる口調、のじゃロリ属性と、本当に何者なのか気になるところだ。
KOSFでも何のために登場してきたのか不明。
雰囲気から上流階級の者達と関わりがあるという願望もあり、ワケありセレブチームとも言えるアーデルハイドチームに配置した。

双葉ほたる
餓狼MOWに登場した狙いすぎ……もとい、可憐で健気で雪ノ下陽乃なら笑顔で壊れるまで構うタイプのキャラクターであり、原作比企谷八幡なら告白してふられるまであるタイプの正統派ヒロインキャラクター。
あざとくない比企谷こま……
ピカッ!シュウウウ………(本城淳……再起不能)
失礼。
とにかく、珍しくナコルルや麻宮アテナのような正統派清純タイプのヒロインキャラクター。それが双葉ほたるである。
親元であるSNKの優遇ぶりも凄まじく、9作出ているSNKキャラを使った恋愛SLGである「デイズ・オブ・メモリーズ」シリーズの2作目では主人公と一緒に住んでいる年下の義妹(同級生2の鳴沢唯的なポジション。ちなみにきさらも幼なじみ)であり、9作目ではときメモ2の陽ノ下光のようなポジションの幼なじみというオリキャラのメインヒロインが別にいるのにも関わらず、メインヒロインを食うポジションにいるほど優遇されている。でも、もっとも優遇されてるのは5度も攻略対象になっている麻宮アテナだが。
さて、肝心の格ゲーキャラの双葉ほたると言えば、牙刀で語った通り、牙刀の妹。
母は故人。それを巡り、何かあるのか父と兄は失踪。突然一人となってしまう。マキシマムKOFには失踪した兄をセカンドサウスで見かけたという情報を頼りに、兄の目的が大会にあると考え、出場。ライバル戦で牙刀と当たり、兄かと問い詰めるも牙刀は否定。逃げられる。
エンディングではカインの屋敷の崩壊に巻き込まれかけるところを牙刀により救出され、再度問い詰めるものの頑なに否定する牙刀に( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン。
心の内を熱弁するほたるの想いが通じたのか、牙刀は「相変わらずか……」とビンタされた体勢のまま微笑む。結局は最後までハッキリと肯定しないまま、去っていく牙刀の後ろ姿に対し、ほたるはいつかまた、一緒に暮らせる日が来ると(これまた狙ったかのような表情で)祈り、終わる。
KOFシリーズでは何度か背景に登場。兄を探しているかのようにキョロキョロしている(そして必ず同じステージの離れた場所に牙刀もいる)。11の家庭用版でDLCキャラとして登場。アーデルハイドのようにストーリーなどはない。また、ジェニーの項でも語ったが、餓狼MOWチームのエンディングに客演。パオパオカフェでリーリンナイツにもみくちゃにされる。
13では女性格闘家チームのエンディングに客演。酔っ払った女性格闘家達の中に混じる事はなく、四条雛子と共にカウンターで静観。涙するリチャードを心配している。
14でもやはり女性格闘家チームのエンディングに客演しており、勝手にリチャードの奢りという話になった時、今度は普通にお礼を言って食い放題飲み放題に参加してリチャードを泣かせた。
ネオジオバトルコロシアムでは久し振りにプレイヤーキャラクターとして登場。やはり兄を探して3000里状態。出場選手の写真に牙刀の姿を見つけて参戦するが、肝心の牙刀は登場していない。
KOSFの参戦は、格闘系雑誌の参加表明チームの中にあった大会オフィシャルチームの中に牙刀を見つけた事で参加を決める。が、一緒に組んでくれるチームメイト
がいないほたるはテリーとの縁を頼りにアンディを訪ねる。が、アンディは弟子の面倒もあるので断るも、ほたるの境遇を知った彼は、丁度同じ境遇に近い存在であった水神七瀬をほたるに預けると共に、山田十兵衛を紹介。山田十兵衛は(別の理由もあり、そしてスケベ根性から)二つ返事で了承し、チームが結成される。

山田十兵衛
餓狼伝説2及びスペシャルに登場した元柔道オリンピック金メダリストの老人。人呼んで鬼の山田。
経歴や実力は素晴らしいのだが、とにかくスケベ。某龍玉の最初の師匠とタメを張れるレベルでスケベ。
不知火舞の祖父、不知火半蔵とはケンカ友達も兼ねた無二の親友同士であり、舞の事は孫同然に可愛がっていると同時にセクハラしている。リアルバウト餓狼伝説の舞のエンディングでは、入浴している孫同然の舞を窓から覗いている。
当然、不知火半蔵の弟子であるアンディ・ボガードとも旧知の仲である。
餓狼伝説2では柔道の強さを証明する為に、そしてモテる為にKOFに参戦。もっとも、その真の目的は孫同然の舞や、その恋人のアンディを心配しての参戦……だと思いたい。
エンディングは2では家族(ただし女性のみ)と食事を、スペシャルでは通学中の女子高生(麻宮アテナにそっくりな子もいる)に囲まれ、共に「モテすぎるのも考えものじゃのう」と言っている。
以降では一切プレイヤーキャラクターにはならず。
餓狼3ではアンディステージの池や、テリーステージの海から跳び跳ねたり、舞ステージの水族館では褌姿で水槽の中を泳いでいる(レアパターンで鮫に追いかけられている場面もあったような……)。
KOFでも背景に。94では餓狼チームの港で停泊している小船に乗り、他の餓狼キャラと応援。96でも餓狼チームステージの背景で椅子に座り、延々と煎餅を食べている。97では中国ステージにおり、リー・パイロンに煎餅をすすめている。他にも探せばいるかも?
ザンギエフとは別の系統の投げキャラを作りたかったのか、必殺技は投げ技が殆ど。何気にダッシュ投げというジャンルの必殺技は業界初かも?
煎餅手裏剣という飛び道具を使う他、挑発でも煎餅をバリボリ食べるのだが、それは全て懐から。やられる時に煎餅を大量に飛び散らかすパターンもあるのだが…。
延々と挑発をした場合、一回につき、1秒半かかるとして1ラウンド60秒。その枚数は30枚~45枚。ファイナルダウンで撒き散らす枚数が10枚ほど。どうやって懐に入れているのか疑問である。
KOSFには異世界から迷い込んだタオを保護。そのついでに格闘家と名乗った彼女に稽古をつけていた所をアンディの紹介でやって来たほたると七瀬の話を聞き、チームを組む。
当然、スケベ心もあったのだろうが、他の3人娘の境遇に同情し、協力をするのも本心であり、それとは別にKOFで活躍している大門五郎と立ち合ってみたいという格闘家としての願望もあった。

水神七瀬
ストリートファイターEX2及び2プラスに登場するほくととカイリの妹。
血の封印が解かれ、互いに殺し合う運命にある兄妹を止めるのが仕事。
ほくとのエンディングではカイリが、カイリのエンディングではほくとが死んでしまうエンディングの中、唯一七瀬でエンディングを迎えた時にのみ、悲劇を止める事が出きる。
………が、そこはカプコン。EX2プラスでは、せっかく無印で出来た救済を嘲笑うかのような真似をしくさってくれており、七瀬でエンディングを迎えたとしても、七瀬の呼び掛けに反応して動きを止めたカイリの隙を突き、ほくとがカイリを殺してしまうという何の救済も無くなったエンディングに。本当にカプコンは(以下略)
KOSFでも目的はEXと同じで、ほたると同様雑誌でほくとがKOSFにさんかするを見付けた七瀬が、旧知の不知火道場を頼っていたところでほたるに出会う。

タオ
ウォーザードに登場した少女。
戦闘国家、ゴラで女性だけが入れる精鋭部隊に弱冠13歳で入隊した天才。
武術大会に出掛け、帰ってみると村が全滅させられており、敵討ちを取るために旅に出る。
エンディングは仇を取り、残されたタオは未来ある子供達の為に更に強くなるべく一人(・・)修行に励むか、1人でさ迷っていた動物を拾って旅に出るか…。
ウォーザードは特にこういうエンディングばかりである(これでもましな方)。
KOSFではゆらぎに巻き込まれ、飛ばされてきた所を山田十兵衛に保護され、ついでに柔よく剛を制する修行を付けて貰っていたところにほたる達が到着。事情を説明する為にほたるが取り出した雑誌の中に、タバサの写真を発見。元の世界に帰る為にタバサを追ってKOSFに出場。

残るはボスキャラクターのみ。その後は中間デモとエンディングを考えています。
それでは次回もよろしくお願いします。

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