side比企谷八幡
めぐり「それじゃあさっそく実行委員長の選出に移りましょう」
文化祭実行委員会の開催の挨拶の後、開口一番に城廻先輩が言う。
まぁ、何事も船頭がいないことには始まらんよな?
すると、居合わせたメンバーがちょっとざわつく。
まぁ、知らない奴はそうだろうな?生徒会長が実行委員長も兼任するものと思うかも知れないわな?けど、大抵はそのちょいやくの代表者と言うものを決めるものなんだよ。
各部門の係長っていうのは必要だし、イベント毎に臨時の責任者を設定するのもうちでは当たり前。
そう言うのを普通と思わんといかんよ?
めぐり「知っている人も多いと思うけど、例年、文化祭実行委員長は二年生がやることになってるんだ。私はほら、もう3年生だから」
あ、そういう意味もあったのね?3年の秋口にこういうことやってられないもんな。受験とかあるだろうし。
めぐり「それじゃあ誰か立候補いますか~?」
というものの、手が挙がらない。
無理もないか。生徒達に文化祭のやる気がないとは思わない。結構ノリノリで頑張る奴も大勢いるだろう。
ただ発揮したい、活躍したい、頑張りたいと思うフィールドが違うのだ。
クラスで、部活で頑張りたいと思うのが普通だろう。企画部の奴等も班長に任命されるとウヘェ…となるもんな。
出来れば俺も普通の文化祭を楽しみたかったよ。救いなのはいろはも文実であることか?
めぐり「誰かいませんかー?」
ん?ちょっと待てやコラ(# ゜Д゜)
誰かとか言いながら何でこっち見んだオイ(# ゜Д゜)
城廻先輩だけならともかく、ジョジョもいろはも雪ノ下も徐倫も俺を見んなや!(# ゜Д゜)
やだよ!せいぜいいろはと雪ノ下くらいしか使えそうな奴はいなさそうじゃあないか!
そもそもやる気無さそうなのしかいねぇし!
いつまでも挙手をしない俺に城廻先輩が困ったように眉をハの字にする。
くっ!屈しないぞ!その手の攻撃はいろはや小町で耐性が出来ている!
会議室内は相変わらず静けさをたもっている。
すると、体育教師の厚木がうおんと雄叫びのような咳払いをした。
厚木「なんじゃおい、お前らもっとやる気出せ。覇気が足らん覇気が。いいか、文化祭はお前達自身のイベントだぞ」
最後に「じゃあの」とか言い出そうなくらいの熱さだった。思わずスタンドを出すところだった。窓から厚木をワッセローイ♪するところだった。
どうやら厚木は文化祭の顧問という立ち位置でいるらしい。横で腕を組んで瞑目している徐倫も同様だろう。忙しいな……徐倫。いくつの役職を兼任してるんだ?
厚木は会議室を見渡し、集まっている生徒達一人一人に……おい、何で俺を飛ばした(# ゜Д゜)
いや、やりたくないから良いけどさ?あ、いろはも飛ばされてる。何で?
天の声『お前と同列扱いされているからに決まってんだろ!』
徐倫「ヤレヤレだわ…」
その無遠慮な視線が雪ノ下のところで止まった。
厚木「……お?お前、雪ノ下の妹か!あの時みたいな…」
雪乃「比企谷君。あの教諭は誰かしら?」
八幡「厚木先生だぞ?雪ノ下」
雪乃「そう……。それで、何の用ですか?厚木先生とかという暑苦しい先生」
おおう、殺気まで出してそんなに嫌か…。
大分強くなったもんな?お前……。
厚木「………なんでもないけえの」
おい、厚木……俺の関係者というのがそんなに怖いのかよ。どこまで爆弾扱いされてんの?
あと雪ノ下。さらっと俺を厄介払いの道具にするんじゃあない!
それは言外に「比企谷と関わり合いたくない」と言っているよう………
厚木「平塚先生みたいに消されたくないんじゃ…」
違った。言外にではなく、思いっきり口に出しております。
あと、どういうこと?俺が平塚先生を消したことになってるってどういうことよ!?
つうか消してねぇし!もうすぐ釈放だって聞いてるし!
関西の方に引っ越すって聞いてるから!カウンセラーのアンさんから。
俺は徐倫に口パクで「どういうこと?」と聞く。
すると徐倫がストーン・フリーの糸を伸ばして来て(誰も気付いていないのでスタンド使いはいないらしい)、『何?』と聞いてきた。
G・S『何で俺が平塚先生を消したことになってんの?』
S・F『鶴見先生経由よ。娘の留美ちゃんの問題があったでしょ?それが尾ひれ背ヒレついて……』
マジかよ。
厚木はだらだらと脂汗をかき、そのまま黙ってしまう。
そうなると困るのが城廻先輩だ。大仰に腕を組んではうんうんと唸りつつ、俺にチラチラと視線を送ってくる!
それをスルーしていると、ストーン・フリーからは『この人でなし!鬼!悪魔!』とか声が聞こえてくる。
G・S『俺を嵌めといて言える言葉か』
S・F『う………』
空条徐倫…
めぐり「うーん……えっとそうだ。委員長になると結構お得だよ?ほら、内申とか。指定校推薦狙っている人には有利だったりするんじゃあないかな?」
城廻先輩、それ悪手です。
その説明で立候補する人はそれ目的で委員長に立候補したと思われます。
めぐり「SPW財団入社に有利かもよ?」
あんた財団と関係ねーだろ!
おまけに余計悪手だわ!
めぐり「えーっと、どう?」
そう言いながらも、城廻先輩の視線はまだ俺に向く。
俺は目を閉じて何も見えない振りをする。内申もSPW財団の優遇もいらん!
既に大学出てるし財団は退社したいくらいまである!
めぐり「う~~~」
いろは「どっちも強情ですね」
俺だって何も単純にやりたくないからスルーしているだけじゃあない。俺がやっては意味がない。
ここでの経験は将来の為だ。
成功すれば自信になるし、失敗したら自分の器を知ることに繋がる。
器の小ささを知ることも必要なのだ。
仕方ない。諦めて貰うか。
ズンッ!(めぐりクラスが感じ取れる殺気発動)
めぐり「ひぐぅ!」
S・F『殺気送るのはやり過ぎじゃあない?城廻がさすがに可哀想になってきたわよ?』
G・S『知るか。無垢な笑顔といたいけな視線の重圧が万人に効くと思っている方が間抜けだ』
S・F『その非情さに痺れる憧れない』
雪乃「私がやろうかしら?」
八幡「お前は研究職志望だろうが。管理職志望ならお薦めしたけど」
すると足元から……。
C・H『うー!比企谷君のいけずぅ!もうおうち呼ばないからね!』
いろは「ハチ君?」
いろは!つねるな!誤解だから!
G・S『俺がいつ城廻先輩の家に行きました!?俺が遊びに行ったのは露伴先生の家であって、城廻先輩の家では無いですからね!?っていうか完全に露伴先生の家を自分の家扱いにしてますね!俺はむしろ嫁との部屋以外は女子の部屋に入りませんからね!?』
小町の部屋にすら入らんぞ!
最近じゃベットに引きずり込もうとするから。
N・E『嫁って誰ですか?いつの間に浮気してたんですか!?』
いろはがナイチンゲール・エメラルドを出現させてストライクの構えを取る。おい、俺の嫁はお前だろが!
G・S『お前の部屋だよ!お前の!むしろお前の部屋に住みたいまである!』
実際は寝るとき以外はほとんどいろはは俺の家、それも俺の部屋にいるけどな。俺がスタンドしっぱなしで大変なのだが。
N・E『あ、わたしが嫁でしたか。もぅ~~、保健室であれだけキスしたのにまだ足りないんですか?もぅ!』
いろはが俺の方に体を寄せようとしたとき、さすがに看過できなくなったのか、雪ノ下までスタンドを出してきた。
E・D『イチャイチャするのは時と場合を考えて貰えないかしら?夫婦仲が良いのは結構だとは思うけれども、こんなところでキスするのはどうかと思うわよ?バカップルじゃああるまいし』
それもそうだ。スタンド使いじゃあないひとからしてみたらいきなりキスし始めたバカップル以外のなにものでも無いだろうな。
N・E『うう~~会社もそろそろ認めて欲しいですよ~~歯止めが効かなくなってますー』
それは大いに同意。いつまで禁止なんだろうな?
ジョジョと仗助もそうらしいし。
E・D『そういう生々しい話も後にしてもらえないかしら?』
だって一向に話が進まねぇんだし、スタンドごしでしか雑談できる空気じゃあないし。
天の声『既にやる気ねぇなおい!(# ゜Д゜)』
すると……
「あの……」
妙に緊張感のあった空気が一気に弛緩した。静寂を破ったのはどこか自信なさげな声。
相模「みんながやりたがらないなら、うち、やってもいいですけど」
静「え………」
声の出どころは俺から3つ離れた席、相模南からだった。そりゃジョジョが呆気にとられた顔をするわ。
城廻先輩も少しだけ顔をしかめる。
千葉村でジジイとドンパチしたし、最終的にこいつの行動が由比ヶ浜を覚醒させたわけだしなぁ…。警戒もするか…。まぁ、肉の芽も無くなったわけだから大丈夫だとは思うけど…。
めぐり「う、嬉しいんだけど、大丈夫?」
城廻先輩。ひきつった顔を隠せてないですよ?
相模「は、はい」
不安を感じているようだが、せっかく出てきた立候補を無下にも出来ないのだろう。城廻先輩は(仲間から見たらわかる程度の)ひきつった笑顔で手を打つ。
めぐり「じゃあ、自己紹介をしてもらえる?」
促されて、相模は呼吸を整える。
相模「二年F組の相模南です。こういうの、少し興味あったし……、うちもこの文化祭を通して成長したいっていうか……、あんまり前に出るの得意じゃあないんですけど、あれ?うち何言ってるんだろ?じゃあやるなって話ですよね!あ、でも、そういうの変えたいと思うし。なんていうんですか?スキルアップのチャンスだと思うんで頑張りたいです」
……たどたどしいながらも、それは本心に見えた。
千葉村では敵だったから、俺の相模を見る目が曇っていたかも知れない。
相模は相模なりに自分を変えたいと思っているのだろう。良い例がいるじゃあないか。目の前に。
俺は雪ノ下を見る。雪ノ下は「?」と小首をこてんと倒している。…あの世界の比企谷八幡が雪ノ下を天使とか言うのが少しだけわかった。少しカワイイとか思ってしまったぞ……。いろはがむくれるからこれ以上は考えないようにしよう。
他の幼なじみーズも徐倫も異論はないらしい。
城廻先輩も今度は本当の笑顔を浮かべて手を合わせる。
めぐり「うんうん、良いと思うよ♪そういうのも。大事だよね?ステップアップ」
ちらほらと拍手が打たれると、教室内にパチパチと散発的な拍手が続いた。
相模は少し照れ臭そうにペコッと一礼すると、席に着く。
そうだな…ブラッディ・スタンドの呪いは解けたんだ。葉山達の今も見て判断しないとな。先入観は互いの為にもよくない。
我ながら反省する。
城廻先輩は書記の……確か藤沢といったか?彼女からペンを奪って、【実行委員長…
藤沢にぺいっとペンを投げて返すと、城廻先輩はスカートをひるがえしながらくるっとターンして振り返る。
藤沢は慌ててペンをキャッチした。城廻先輩らしくない乱暴なやり方に全員が度肝を抜かれる。アーシスのメンバーもだ。
露伴先生に対して普段やっている癖が出てきたな?あの人ならそれを普通に受け取りそうだし。
めぐり「さ、じゃあ後は各役割を決めます。議事録に簡単な説明をつけておいたから読んでください。5分くらいで希望を取りますね?」
言われた通り、俺達は配布された議事録に目を通す。
宣伝広報、有志統制、物品管理、保健衛生、会計監査、記録雑務……。普段のやってることと大して変わらんな。
とはいえ、高校生の文化祭、そこまで大変じゃああるまい。
妹の小町もケースYY発動以前は生徒会役員だったが、そんなに大変じゃあないと言ってたしな。まぁ、千葉支部支部長が生徒会程度で音を上げられては困るんだが。
所詮は学校行事だ。足りない部分は慣れている俺達でフォローすれば良い。臨機応変だ。
ざっと目を通す。この中で全般を見渡せるのはどれだろうか?
宣伝広報。まぁ説明書きを読むまでもない。ポスターを貼ったり、それを外部への施設に貼ってもらえるように交渉したり。
いろは「これはわたし達はパスですね?」
雪乃「それこそ営業を将来考えている人向けの仕事ね。比企谷君や一色さんは普段からやっているのでしょう?」
まぁ、そうだな。支部や社を越えた交渉とかは支部長の役目だし、普段から上役営業はやっている。いろは達が言うようにパスだ。
いろは「有志統制……ですか。音石さんやトリッシュさんを招くとなるとこれはわたし達の誰かがやるべきだと思うけど…」
八幡「多分だが、その辺りでジョジョが呼ばれたんじゃね?徐倫とかのフォローも兼ねて」
そう考えるのが自然だ。徐倫でも良かったが、それでは生徒主体のイベントに水を差してしまうからだろう。
物品管理。
八幡「これは一番慣れてない分野だな」
いろは「総務部や厚生部の仕事は管理職タイプの仕事が多いわたし達には慣れてない分野ですものね?」
八幡「担当部署の課長とかもなかなか目が届かないんだよな。いつの間にか行方不明とかになっていていつも処分とか出るのが物品管理なんだよ」
雪乃「そんなに大変なの?」
いろは「ですです。しっかりやってるつもりでもいつの間に!って言うのがこういうのなんですよ。案外帳簿とかに漏れが出ていて…。あ、ハチ君の私物の管理ならわたしは完璧ですよ?パソコンの中身とかも♪………ホント、ハーミット・アメジストでわたしの盗撮とかやめてください。見たければいつでも見せるのに……」
こっわ!なんでめっちゃ笑顔なのにそんな低い声が出せるんだよ!
雪乃「夫婦喧嘩は後にしてもらえるかしら?とりあえず、比企谷夫婦的にはこれはパスなのね?」
あ、そうだった。雪ノ下は完全に無表情で話を先に進めた。うん、いつもの事だと半分スルーですね。わかります。
保健衛生。ああ、これあれだ。食品系の申請とか取りまとめないといけないやつだ。保健体育なら少しは考えたけれど」
いろは「………ハチ君?医療衛生を実演する?」
八幡「エクセスは勘弁してください。ごめんなさい」
雪乃「比企谷君?あなた、ふざけているのかしら?ええ。普段から周りを引っ掻き回してふざけているわね。聞かなくても良いことまで聞いてしまったわ。ごめんなさいね?とりあえず、あなたのスケベ心から凍結させるべきかしら?」
八幡「ソフト&ウェットも勘弁願います。真面目にやりますからフリージングビームだけは勘弁してください」
ホント、エンジェル・ダストは万能だよな。
会計監査。これもジョジョが目を光らせそうだ。
いろはが適任なんだが……。基本世界の一色も見た目に反して金にはキッチリしていたしな。
というか、関東支部の会計監査はいろはが陣頭指揮を取ってるし。
周囲とかにガンガン使わせ、関東支部はきっちり節約。
うん、実にいろはらしいスタイルだ。
体のスタイルも実に俺の理想だしな」←(惚れれば全ての好みのタイプがその人になる人間)
雪ノ下「比企谷くん?今日は暴走が多くないかしら?」
いろは「ハーチ君?それだとわたしってすごい性格の悪い人間に聞こえますけどー?」
八幡「いやいや。理想の嫁だと言いたい。家庭の生来は安定だ」
いろは「ちょっとハチ君!今日はどこまでわたしを悶えさせれば気が済むんですか!どうせなら普段から行って下さいよー♪もぅ、もう!」
雪ノ下「あなた達?本気でふざけているのかしら?学校から出たならば気が済むまで好きなだけイチャイチャしても構わないのだけれど、委員会の時はやめてもらえないかしら?」
やっべ。エンジェル・ダストまで出してきやがった。
確かにやり過ぎたのは確かだ。
ぶっちゃけ、あの世界から帰って来た後の雪ノ下ってガチで強くなったしな…。
特に最終決戦では一皮剥けた感じだし。
そろそろ真面目にやるとしよう。
いろは「わたし達が適任だとは思いますけど、それ以前に私たちって学校での信用があるかと言われると…」
八幡「まぁ、お金の扱いは信用が第一だしな。会社ならともかく、学校での信用は皆無だわ」
雪乃「自覚はあったのね……」
そりゃもちろん。直す気は皆無だがなぁ!
ってことでパス。やらせてもらえないだろうし。
あれ?となると……消去法で記録雑務しかなくね?ざっと読んだ感じだと当日写真を撮ったりするくらいで、後はホントに記録とかするくらい。ハーミット・アメジストでちょちょいと手抜きも出来るし、全般を見るのにも良いだろう。ジョジョの手助けも出来るしな」
いろは「まぁ、ハーミット・パープルを使えば楽なんですけど……スタンドで手抜きをすることを最初に考えるあたり、ハチ君らしいというか…」(低い声)
八幡「良いじゃあないか。当日は文化祭デート出来るしな」
いろは「あ、それなら大歓迎です♪記録雑務でいきましょう!あ、通信機にカメラを仕込んでもらってみるのはどうですか?」
八幡「店長の従姉さんに頼んでか?あの人、なかなか捕まらないらしいぞ?」
いろは「じゃあ、あの世界の材木座さんに頼むのは?」
八幡「ジジイと小町が装備品をパクった事のほとぼりが冷めてからじゃあないと……」
雪乃「まだ返してなかったのね……」
どさくさ紛れで借りパクしてきたらしいからな…。
八幡「あの天狗は?もしくはあのドラゴン」
いろは「あの妖怪や紅髪の女王が黙っていないと思います」
ダメかー。
八幡「あの世界の技術は…」
雪乃「忘れたの?かなり恨まれてたわよ?副司令官とかに」
あー。主犯は俺だわ。
いろは「あれ?弥七とかは?」
八幡「バッカ!規格外が介入してくるに決まってんだろ!最初から除外だ除外!」
作品が乗っ取られるわ!(メメタァ!)
??「チッ!」
………何も聞こえなかった……俺には母ちゃんの声は聞こえなかったんだ!
雪乃「真面目に当日仕事すると言う発想はないのね」
八幡「うん♪」
ゴンッ!
………痛い。
背後を見ると、ストーン・フリーが立っており、徐倫に睨まれていた。
ハイハイ。真面目にある程度はやりますよ。
雪乃&徐倫「やれやれだわ……」
まさか雪ノ下がその決め台詞を言う……だと?
←To be continued
はい、今回はここまでです。
第4章ネタも組み込みました。
いや、出しませんよ?特に最後に舌打ちした人は特に!
それでは原作との相違点。
八幡はめぐりが実行委員長を兼任すると思っていた➡実際の学校とかでも実行委員長は別に選出するのは当たり前。臨時の下部組織でもリーダーは選出されます。
めぐりは当初は委員長には誰もロックオンしていなかった➡めぐり、徐倫、静は八幡をロックオン
厚木先生は全員を見渡す➡……が、八幡といろははスルーした。性悪コンビのせい
厚木先生は雪乃をロックオン➡……したのもつかの間、八幡の関係者だと知ると無かったことにした
めぐりの内申と推薦獲得の釣り作戦➡プラスSPW就職に有利と勝手に宣言
めぐりが雪ノ下をロックオン➡継続して八幡をロックオン。さらにスタンドで水面下の攻防が繰り広げられる。
大事な場面なのに痴話喧嘩とイチャイチャを始めようとする
相模の立候補に喜ぶめぐり➡既に敵として戦った事があるので一抹の不安にかられるめぐり
相模の成長発言に嫌悪感を出す八幡➡葉山達も含め、先入観無しで個人を見ようと考える八幡
小首を傾げる雪乃に「4-1」の雪乃を見た
めぐりのペン強奪、相撲の誤字、ペンの投げ返しは原作通り。露伴エピソードを加筆。ついでに拙作『THE KING
OF STREET FIGHTERS』の宣伝。エドモンド本田と大門五郎が他の二人と共にチームを組んでます。
1年の書記ちゃんが後のいろは生徒会の藤沢さんと同一人物だったかは不明➡藤沢さん初登場。あれ?前話もスルーしていたけど、本来は前回が原作におけるめぐりの初登場回だったような?
小町は中学の生徒会役員➡第3章に伴い辞任している
八幡は消去法で一人で役割を選ぶ➡いろはと雪乃を交えて相談する。更に第4章や某店長の力を借りて横着しようとする。
ちょっとだけ例の規格外が登場
雪乃のやれやれだわ
それでは次回もよろしくお願いいたします!