…は今回はなしです。
あの話はほとんどギャグでしたし…
今回はコラボの前哨戦です。現段階ではどの作者様のどのキャラかは伏せておきます。正直、ヤバいかも(^_^;)
コラボの企画が出る前に、この男のレギュラー入りとこの戦いの対戦カードを決めていて助かりました(^_^;)
相手の作者様に第6部外伝の全ての対戦カードをお伝えしたところ、この対戦カードに前哨戦をご指名されましたので、こういう形にいたしました。
もしかしたら、コイツ以外は対処不能とご判断されたのかもしれません…(^_^;)
多分、他のキャラでは対処できませんでした。
○○○○○○様、ありがとうございます!
上記の方は、キャラが本格的登場の時にご紹介させていただきます。
side虹村億泰
俺にはどうなっているのかさっぱりわからねぇけどよぅ、フロリダ行きの飛行機が何故かニューヨークに到着しちまったんで、仕方なく俺達はニューヨークで降りることになっちまった。
仗助が言うには「空路は危険だから、陸路で行く」とか言って、ここからは車や電車を使うらしい。
で、仗助が個室を借りて静と入って行ったとおもったらよぉ、出てきたアイツにぶったまげたぜ。
いつもの自慢のリーゼントが無くなって、ちょっとイカツイけどイケメンに変わって出てくるんだからよぉ。
ちょっと笑いそうになっちまったけど、アイツの髪型をけなしちゃぁなんねぇのは長い付き合いでわかるってもんよ。
アイツの髪型をバカにしたら最後、周りが見えなくなるほどキレっからよぉ。ああなっちまったら俺や承太郎さんでも中々止められねぇ。
最近じゃぁ静が手綱を握っているらしいけどよぉ、だからと言ってアイツをキレさせたら手に負えねぇのは確かなんだよ。
仗助「じゃあまぁ、ちょっくらSPW本社へ行ってくるぜ」
ミスタ「あ、ちょっと待ってくれ。そろそろ昼飯の時間だ。俺はレストランで食べてくるぜ」
八幡「おい、それは後でも良いんじゃぁないですか?」
おう、俺もそう思うぜ?何を言ってるんだ?こいつぁ。
ジョルノ「いえ、ミスタのスタンド、セックス・ピストルズは意思を持つスタンドなんです。しかも、物を食べる習性があって、時間には厳しいんですよ」
仗助「毎回思うんッスけど、どうにかなんないんッスか?それ」
何だぁ?その変なスタンド。
ミスタ「仕方ねぇだろ?そういうスタンドなんだからよぉ。別に本社で車の手配をするだけなんだしよぉ、俺はいらねぇだろ?」
仗助「ったく、しょうがねぇなぁ。おい、億泰。お前も付き合え。飛行機で抱き合っていた仲だしよぉ」
億泰「テメェ仗助ぇ!それを今だすんじゃねぇよ!」
仗助「良いからホレ、行ってこいよ。接近戦が苦手なピストルズのフォローを兼ねてオメェに頼んでるんだからよぉ」
億泰「それが人にモノを頼む態度かっつうんだ!わかったよ、行けば良いんだろ?行けばよぉ。ったく人使いの荒い雇い主だぜ。飯の時間まで決められちまうのかよぉ」
ミスタ「わりぃな億泰。一応、俺もイタリア支部の幹部だからよぉ、護衛をよぉ、頼むぜ」
億泰「ったく、なぁにが幹部だ。こっちは臨時の職員だっつうの」
俺はぶつくさ言いながら、幹部のミスタ様に付いていった。
side綾瀬絢斗
SPW本社ビルの前に止めたベンツに、私は二人の男を乗せて奴等を…ジョースター一味を目で居っていた。
絢斗「良いな?奴等がターゲットだ。子供の男の子を除いては、全員始末しても構わない」
初老の男「良いぜぇセニョール。奴等には貸しがあるからよぉ、お嬢ちゃん達を殺さなくちゃぁなんねぇのは心苦しいが、まぁ、出来るだけ苦しまないように殺してやるさ」
少年「え?でもあの人はミスタさんと億泰さん…」
絢斗「彼等は君が知っている彼等ではない。彼等は世界の人々が平和に天国へ導かれる神父の計画を滅茶苦茶にしようとしているんだ。それに、あの少年は君の父、DIOの魂が転生した存在。君は彼がどういう存在だったかは知っているだろう?」
面倒な男だ。ヤクザの息子だかなんだかは知らないが、そのくせ正義感だけは無駄にある。
便所コオロギにも似た、小○臭くてヘドが出る正義感。
正義とは何たるかもわからない、腐った大衆の正義。
だが、上手く利用すれば良い手駒だ。
こういう何も知らないガキが、実は手駒としては一番良いんだ。
パラレルワールドだかなんだか知らないが、こういうサイコな事を言っているガキが一番利用しやすい。
絢斗「安心しろよーーー。君は世界の為に英雄となり、世界を救うんだ。何の問題がある?安心しろ…君は白の中にいるんだ…そして君は英雄として、元の世界に帰れば良いんだ…」
少年「……わかりました。やります」
ーーーは雰囲気を変え、スタンドを出した。
少年「ブラッディ・シャドウ。行け、スカルズ達」
ブラッディ・シャドウというスタンドから出た影から、骨で覆われたゾンビ達がゾロゾロと出てきた。
相変わらず気味の悪い能力だ。
だが、コイツらはとんでもなく強い。
虹村の息子、億泰とパッショーネの幹部、ミスタ…
貴様らはこれで終わりだ。
せいぜいあがいて死ね。
side虹村億泰
俺はミスタに連れられ、セントラルパークの近くにあるイタリアンレストランに入った。
入って注文したんは良いんだけどよぉ、どうもここのイタリアンは口に合わねぇんだよ。
やっぱりイタリアンっていやぁ、トニオさんの店が一番うまいぜ。
最近じゃぁ人気が凄すぎて、予約しないと中々食えねぇのがちょっぴし不満だけどよぉ。
出発前に行こうと思って行ったけど、満席でむりだったんだよなぁ。
トニオさんの所とまではいかなくてもよぉ、八幡が言う千葉のオアシス?サイゼリアの方がまぁだ俺の口に合うってもんだぜ。
ミスタ「やっぱりよぉ。アメリカのイタリアンはダメだな。やっぱりイタリアンは本場に限る。そうだろ?億泰」
億泰「本場のイタリアンっつうのは行ったことねぇからしんねーけどよぉ、杜王町にあるトニオさんって人がやっている店は本場で修行を積んだ人が作ってるからよぅ、めっちゃ旨いんだよなぁ」
ミスタ「あー、あそこは出発前の二日前に行ったぜぇ?本場以外であれだけの店は中々ねぇなぁ」
億泰「なっ!テメェだったのか!?満席で俺が食えなかったじゃねえか!」
ミスタ「知らねぇよ。日本のコトワザってやつぅ?早い者勝ちって言うだろぉ?なぁ?」
億泰「そりゃ諺じゃぁねえよ!テメェ、ここの支払いはテメェが出せ!」
ミスタ「んだぁ?別に構わねぇけどよぉ。幹部が部下の…億泰、伏せろ!」
バリン!バリン!バリン!
ミスタに引き倒された瞬間、窓ガラスが割れやがった!
敵の攻撃か!?
見ると変な時代遅れのカウボーイっぽいアゴの割れたオッサンが拳銃をもっていやがった!
何だぁ?あの変な持ち方はよぉ。指が拳銃から生えてやがる!銃のスタンドなのかよ!
ミスタ「チッ!あのカウボーイかぶれのオッサンよぉ、俺に銃撃戦を挑んで来るなんてよぉ、ちっと頭がおかしいんじゃねぇのかぁ?」
ミスタの奴は銃を男に向けて発砲した!
ミスタ「行け、ピストルズ!」
ナンバー1「チクショー!飯ノじゃまシヤガッテ!ブチマケテヤル!脳ミソブチマケテヤル!」
…さすがはギャングのスタンドだぜ。ガラがわるいってぇもんじゃぁない。
ホルホース「おっと危ねぇ。資料にあった銃弾を曲げるスタンドかよ。付いてきなぁ、マフィアの兄ちゃんよぉ、どっちが世界一の拳銃のスタンド使いかきめようぜぇ?このホルホース様が相手になってやるよ。そっちのトッポイ兄ちゃんは別の奴が遊んでくれるぜぇ?」
ミスタ「上等じゃぁねえかよぉ!時代遅れのカウボーイのオッサンよぉ!億泰、他のがいるみてぇだから、そっちはよぉ、オメーに任せっからよぉ!」
ミスタは割れたガラスを更に蹴り破り、店を飛び出して行った。
うおっ!置いていかれたぜ!俺も行かねぇと!
俺がミスタの後を追って店を出た瞬間…
??「WRYYYYYY!」
ドカッ!
頬に衝撃を受け、俺はぶっ飛ばされちまった!
誰だ!俺を殴りやがったのは!
…え?なんじゃぁありゃ?
骨みてぇなゾンビが5体も動いていやがる!
しかもゾンビになのにやたら早えぇぇ!
兄貴のバッドカンパニーのように何体もいるタイプのスタンドかぁ!?
民衆「うわあぁあ!何だあれはぁぁ!」
民衆「ハロウィンじゃないのにコスプレ!?」
民衆「いや、あれは本物だぁ!」
スタンド使いじゃぁねぇのに見えている…ってことはコイツら本物かよ!
スタンドじゃぁねえのかよ!
歌舞伎町を舞台にしたヤクザゲームやウイルスに感染された住人のゲームじゃぁねぇんだからよぉ!こういうホラーなのは勘弁してくれよぉ!
おりゃホラー映画は苦手なんだよぉ!
←To be continue
はい、今回はここまでです。
さて、どなたとのコラボかわかりますか?
判明するのは結構後になりますが、相手はとんでもなく強いです!
少年のスタンド、ブラッディ・シャドウが作り出したスカルズでさえ、億泰&ミスタどころかジョースターチームが敵うかわかりませんが、何とかしてみます(^_^;)
さて、今回さりげなく登場した綾瀬絢斗
彼はオリキャラです。俺ガイルの折本にしようかとも考えましたが、クリスマス編での彼女を見て完全な敵キャラにするのは止めました。
代わりにプッチに心酔する下品な神父見習いという二流の悪役にする予定です。
名前の由来は俺ガイルらしく神奈川県の地名、綾瀬市からとりました。
サブタイトルはホルホースの皇帝と、第4部と第5部のサブ主人公の立ち位置である億泰とミスタがメインの回なので、オリジナルでタイトルを決めました。
では○○○○○○さん!そちらもよろしくお願いします!
ではまた次回もお願いします。