sideエリザベス・ジョースター
ジョセフ「最後は見事じゃった。ワシの負けじゃ」
八幡「こちらこそ感服しました。戦いは能力の強さだけではない。あなたの強さはそれを体現した強さです」
ジョセフ「じゃが、油断をしておっては勝てるものも勝てん。死んだふりとかなど当たり前。相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している。勝ち誇るならキッチリとどめを刺してから勝ち誇るんじゃ。良いな」
八幡「わかりました。戦いの年季、心に刻みます。だから俺は専業主夫を目指します!」
ジョセフ「世界が違っても八幡は八幡じゃのう。無駄じゃよ、無駄。お前さんの才能は誰も手放さんわい。そんなことを認める世界なら、ワシが首根っこ掴んで財団に入れてやるぞ?八幡が日本支部の支部長になった後の関東支部支部長の後釜なぞどうじゃ?」
八幡「働きたくないので嫌です。絶対に胃に穴が空く未来しか見えません」
ジョセフ「それは残念じゃ」
互いを認めあった八幡さんとジョセフ。
模擬戦が終わり、比企谷隊の全員とジョセフが出てきた。模擬戦を見ていたボーダーの人達は全員を讃える。
歌歩「すごい戦いだったよ!比企谷くん!」
二宮「とんでもない戦いだった。ジョセフ・ジョースターさんの戦術…あれは凄い…三輪隊が手も足も出なかったのも納得が行く…雪ノ下や一色も簡単にやられた」
東「パーフェクト・オールラウンダー…あの人なら確実にその領域にいる…比企谷にブラックトリガーを使わせるなんて」
木虎「そのおじいさんを倒しただけでも凄いですね…。メテオラを使ったタイミングも見事でした」
ふふん。ジョセフは凄いでしょ。伊達に何度も地球レベルで世界を救ってないよ。小町の自慢の(前世の)息子なんだから♪
小町「おにぃちゃぁぁぁぁぁん!」
およ?この世界の小町が八幡さんに抱き付く。
小町「凄かった!凄かったよ!あんな凄いおじいちゃんに勝っちゃうだなんて!小町は感動しました!あ、これ小町的にはポイント高い」
あっちの小町は八幡さんに抱きついてスリスリと胸にすりつく。
リサリサ「う………グスッ……お兄ちゃん……」
遥「リサリサちゃん?……そっか……そっちの八幡くんは……」
お兄ちゃん…早く戻って来てよ…。小町的にポイント低いよ…。
綾辻さんが小町の頭を撫でる。やめて…お兄ちゃんはまだ死んでない…。魂が抜けているだけ…。
小町「何を泣いているのか知らないですけど、何でいるんですか?そっちの世界の小町」
遥「小町ちゃん!」
ほほう……いきなり喧嘩腰ですか。良いよ?死なない程度に痛め付けてあげる。元々小町は平行世界の小町が嫌いだ。特に基本世界の小町は……。
遥「!?小町ちゃん!逃げて!リサリサちゃんの殺気が半端じゃないよ!」
小町「え?」
リサリサ「………(スッ……)」
小町は拳をあっちの腹に当てる。
ゴンッ!
ジョセフ「止めんかリサリサ先生。どこまで平行世界の自分が嫌いなんじゃ!」
痛いなぁ。良いじゃんか。あっちが先にケンカを売ってきたんだから。毎度の事だけどさ。
八幡「止めとけ小町……ジョセフさんと戦ってわかった。この小町は…エリザベスは手に負えん。袖の白雪を使っても勝てる確率が低い…」
小町「袖の白雪を使っても…?そんな…」
八幡「レーザーなんて何とか出来るか。下手したら地球が滅ぶ。それにな……」
八幡さんは何故かスージーを見る。大量に汗をかいて。
何で?
八幡「あの娘を怒らせるな…。あの子は……ちっ!わかったよジョジョ。それは秘密なんだな」
何!?お兄ちゃん、何かスージーの秘密を知ってるの!?凄い気になるんだけど!?
京華「ううう~……リサリサ様もまーちゃんも仲良くしないとダメ~!アクア!」
八幡「ま、まさか…デュオロン……」
R・A「わかったよー。微笑みの爆弾!え~い♪」
ポーン♪
ニコニコニコニコ♪
小町「あはははは!何これ!なんか胸がポカポカして笑いが勝手に!でも小町はボーダーのお兄ちゃんやお姉ちゃんをボコボコにした小町を許さない」
ニコニコニコニコ♪
リサリサ「あはははは!いつでも来なよ小娘!たかだか15の小娘にやられるほどヤワな人生を送っていないよ!」
ニコニコニコニコ♪
小町「あはははは!自分だって15の小娘じゃんか!ああ、前世は100まで生きたんだっけ?ババアだね?ババア」
ニコニコニコニコ♪
リサリサ「あはははは!殺す!」
ギスギス
京華「ふえぇぇぇぇぇん!却ってギスギスして怖くなったよぉ!」
八幡「お前ら!とにかく握手だ!なっ?握手でもして仲直りしろ!」
八幡さんが小町同士の手を握らせる。
ニコニコニコニコ
小町「あはははは!ねぇ、なんかトリオン体がひび割れて来てるんだけど、止めてくれない?」
ニコニコニコニコ
リサリサ「あはははは!そのままベイルアウトしちゃえ♪生身に戻ったら手を砕いてあげるからさ♪」
ニコニコニコニコ
小町「あはははは!絶対に許さない!」
ニコニコニコニコ
リサリサ「あはははは!welcome!come o~n♪」
ギスギスギスギス
八幡「どうすれば良いんだこれーーーー!」
沙希「けーちゃん!何でこんなところに!」
大志「けーちゃん!それに比企谷さんが二人!?って俺もいる!どうなってんだ!?」
シーザー「ちっ……何だか弱そうな俺が来た。姉ちゃんはキレイだ…嫁にしたい。異世界だから姉弟婚もあり?」
沙希「何か首筋に星が付いてる大志がプロポーズしてきたんだけど…」
大志「うげぇ……重度のシスコンかよ……」
シーザー「あ?」
大志「お?」
段々収集付かなくなってきたね。どうしよ、これ。
キングクリムゾン!
何か今でも死に続けてる先代パッショーネのボスの声が聞こえた気がするけど気のせいだと思おう。
場所が変わって比企谷隊の隊室……では無くてボーダーの新人教育とかの座学で使われる教場。
ジョセフ「とりあえず、まずはワシらの世界の事と、この世界に来た理由を説明しよう。ジョナサン、出てくるんじゃ!」
ジョセフに呼ばれた八幡さんのイケメンアイがどんどん目付きが悪くなって腐っていく。あの目はお兄ちゃんだ!
ジョジョ「あいよ。今回は八幡に断ってから体を借りてるからボーダーの連中は黙ってくれよ?」
リサリサ「お兄ちゃぁぁぁぁぁん!」
抱きッ!
もう離さない……なんならここで既成事実を」
ゴンッ!
ジョセフ「やめんか!公共の場で何を考えちょるんじゃ!」
このお兄ちゃんの体は赤の他人…このお兄ちゃんの体は赤の他人…だからセーフ」
ゴンッ!×2
初代&二代目ジョジョ『アウトだ(じゃ)!このアホ娘(母)!R-18にする気か!』
リサリサ「ううう……パパと息子から拳骨された…」
小町が頭にできたたんこぶを押さえて渋々席に戻る。
小町「ないわぁ~……お兄ちゃんはカッコいいけど男としてお兄ちゃんを見るってないわぁ~……」
リサリサ「あ?」
小町「お?」
ゴンッ!×4
初代&二代目『話が進まんわ!』
ダブル小町「ううう~……お兄ちゃんがぶったぁ…」
小町と小町が頭を押さえてうずくまる。特にジョセフの方は義手の方でやってきたから特に痛い。
あ、小町は波紋で回復できるけどあっちは波紋が使えないから痛そう~♪ざまぁ♪
ジョセフ「ジョナサンよ。スマホにSDカードを入れてワシらの記憶を入れるんじゃ。可能ならDIOの方も入れてくれんか?」
ジョジョ「砕けた魂でスタンドを使うのは疲れるんだけど仕方ねぇな」
二人のジョジョがハーミット・パープル(お兄ちゃんの方はハーミット・アメジスト)を出してスマホに記憶の念写を送る。そしてそのマイクロSDカードを取り出してパソコンの方にデータを移してそれをプロジェクターに移す。まずはお兄ちゃんの…初代ジョナサン・ジョースターの記憶からだ…。
sideジョナサン・ジョースター
今から120年前の俺達の世界の記憶。
ディオ「俺は人間を辞めるぞぉー!ジョジョー!」
ディオが石仮面を被って吸血鬼になったシーン。
SPW「う…う…おれはいつも傍観よ…なにもできねえ。なにもしてやれねえ」
戸塚の前世、スピードワゴンが己の無力さにすすり泣くシーン。
ツェペリ「自分の運命に満足しておる…すべて受け入れておるよ…わしはこれからお前の中で生きるんじゃ」
川崎の前世、ツェペリさんが胴体を切断されて亡くなるシーン。
リサリサ(オリジナル)「オギャァァァァァ!」
赤ん坊の頃の小町の前世、リサリサの両親が屍生人に殺されるシーン。
エリナ「わたくしはいったいどんな事態が起こっているのかわかりません…だって…想像をこえていて泣けばいいのか叫べばいいのかそれとも気を失えばいいのかわからないのですもの…」
死にゆくジョナサンに語りかけるいろはの前世、エリナ
のシーン。
ジョナサン「ディオ…君のいうようにぼくらはやはりふたりでひとりだったのかもしれないな奇妙な友情すら感じるよ…そして今、ふたりの運命は完全にひとつになった…。そして…船の爆発で消える…」
ディオの頭を抱えながら死にゆくジョナサンのシーン。
シーン……(駄洒落じゃあ無いぞ?)
ボーダー勢がみんな押し黙る。
沙希「あれが向こうのあたしの前世が死ぬ場面…DIOは酷い」
いろは「新婚旅行で夫を亡くすって…向こうのわたしの前世って可哀想です…DIO…許せない」
戸塚「無力だ…向こうの僕の前世はなんて無力なんだ。環境がDIOをこんな奴にした?違うね!あいつは生まれついての根っからの悪だよ!」
小町「………グスッ……許せないよDIO…そっちの小町の前世は生まれた時からこんな人生…。実の両親が殺されて、更にお兄ちゃんの前世まで…辛かったんだね!小町も両親がネイバーに殺されてるから解るよ!ううう…」
リサリサ「うん、ありがと。でもDIOもお兄ちゃんの前世だからね?」
あ、あのぉ……一応DIOの方も俺の前世だからね?そう言えば前世共は静かだな…。砕けた魂のせいか?
次にその50年後のジョセフの記憶。
シュトロハイム「さらばだ。いまいましいイギリス野郎…フフフ」
その後生きていたけど材木座の前世、シュトロハイムが自爆するシーン。
ジョセフ(若い頃)「俺はこいつ(エシディシ)と戦ったからよく分かる…こいつは誇りを捨ててまで、何が何でも仲間のため生きようとした…赤石を手に入れようとした。何千年生きたか知らねえが、こいつはこいつなりに必死に生きたんだな…善悪抜きにして…。こいつの生命にだけは敬意を払うぜ!」
京華の前世、スージーさんがエシディシに乗っ取られたシーン。
シーザー(オリジナル)「オレだってなんかしなくっちゃあな…カッコ悪くてあの世に行けねーぜ………」
大志の前世、シーザーが死ぬシーン。
リサリサ(オリジナル)「道理で殺気がないはず…自分の意思で最初から戦う気はなかったのね…」
カーズに騙し討ちをされ、心臓を背後から貫かれたリサリサのシーン。
SPW「エリナさん…さ、冷えるといけない。もう帰りましょう…」
エリナ「……もう少し……」
ジョセフが死んだと思われ、その葬式で哀しみに暮れるエリナのシーン。
シーン……
材木座「そっちの我よ!自らを犠牲にしてまでお前は…!壮絶だったのだな!」
SH「うむっ!あれはもうだめだと思ったぞ!」
二人の材木座が抱き合って泣く。暑苦しい。
沙希「けーちゃん!頑張ったんだね…辛かったんだね!大志も……なんて誇り高い」
大志「ううう…シスコンなんて言って悪かった!姉ちゃんの前世の誇りをお前は守ってたんだな!」
京華「さーちゃん!たーちゃん!ううん!けーかは幸せだったよ!ジョーちゃんがいたから!」
シーザー「ありがとう…姉ちゃんにそっちの俺。だから姉ちゃんは俺が幸せに…」
大志…家族愛が変な方向に行ってるぞ?
小町「ううう……悲しすぎるよリサリサ…夫を更に失って師匠は吸血鬼になって……息子のジョセフさんを心を鬼にして地獄の特訓を施して…更に自分まで死にかけて…強くなるはずだよ…こんな悲しい前世。頑張ったんだね…そっちの小町…」
リサリサ「ううう……お兄ちゃん……」
うん、ごめんな小町…。
いろは「……壮絶過ぎます……わたしの前世…子供の頃から死ぬまで悲しみに……どうして!どうしてなんですか!」
うん、一色…ごめん。いろは……お前も別の世界で頑張ってるんだってな…。ごめんな、俺のせいで…。早くお前に会いたい…。
そして50年後のエジプトの戦いでもアンチヘイトは凄かった。特にアヴドゥル、花京院、イギーを殺したDIO側sideとジョセフの喉にナイフを刺したシーン。更にジョセフの血を吸いとったシーンや承太郎をロードローラーで潰したシーン。
沙希「けーちゃん!ホントに辛かったんだね!異世界のお姉ちゃんだけど甘えて良いんだよ!?」
いろは「典明おじさん……グスッ……あっちのわたしは生まれ変わってまでDIOに家族を…先輩!先輩はDIOでもあるんですよね!?DIOはエリナ・ジョースターに恨みでもあるんですか!?」
陽乃「私の前世をいろはちゃんの前世の子孫を殺すために派遣するなんて…DIOは比企谷隊の敵よ!」
うわぁ…俺達の世界にいないボーダーの人間もそうだそうだと言ってくる。
更に11年後の杜王町のシーン。
小町「ジョセフさん!せっかく向こうの小町が教えた波紋をサボるって何!?ヨボヨボじゃないですか!何で今の方が若いんですか!?更に浮気!?けーちゃんに謝って下さい!だから静・ジョースターさんを拾った時に隠し子疑惑が起きるんです!」
沙希「ジョセフさん……敵わないとわかってますけど後で個人ランク戦、付き合って下さい。けーちゃんを裏切った罪は許さない…」
陽乃「めぐり……あなたは立派だったわ。死んでまであなたは町の事を…」
めぐり「ううう……杉本鈴美さん……悲しいよぉ…」
3年後のパッショーネの一件。ルミルミの件で葉山のアンチが高まった。あいつ…肉の芽が無くても変なことをしようとしたのかよ。柱の一族が関わらなくても録な事をせんな…。あ、ルミルミが青ざめてる。
留美「ギャングになって…死んでも使命を全うして…あっちの私って……凄い」
そして3年後の俺達(第1章)
いろは「うんうん♪先輩と婚約者ですか♪まだわたしにもチャンスがあるんですね!」
君の事じゃあ無いからね?君、うちの陽乃さんと同じ発想だよ?
綾辻も複雑な顔をするな!
それから四年後のスージーさんが亡くなるシーン。
沙希「けーちゃん……お疲れ様…。あんたと一色はジョースター家の母だよ…」
更に四年後の俺達(第2章)
陽乃さんをボコった俺。
陽乃「ジョジョ……よくも私を……死にかけてるじゃないの!」
だってやらなきゃ殺されてたのこっちだし。
ミドラーさんに殺されかけたり綾瀬絢斗に殺されかける小町といろはと陽乃さんと沙織さん。
リサリサ「ここからだよねぇ…お兄ちゃんを男として見るようになったの……」
小町「これは……リサリサ…戦いに関してシビアなのがわかったよ。これは酷い…両腕と片足が無くなってる。良く生きてたね…」
リサリサ「お姉ちゃんとSunnyLightの店長のお陰だよ。二人がいなければ小町は死んでたね。あ、お姉ちゃんってのはいろはお姉ちゃんの事だから」
小町「小町、東京に行ったらSunnyLightに必ず寄るよ。評判良いし……」
ジョースター家は無くてもSunnyLightはあるのかよ。
そして更に四年後…今年の俺達。
雪ノ下、由比ヶ浜との出会い。
材木座との戦い。戸塚との決闘。テニス部の騒動と三浦と海老名との戦い。チェーンメール騒動と大和との戦い。川崎兄弟との決闘。サブレとペットショップとの再会。由比ヶ浜の誕生会と城廻先輩との出会い。
それぞれは反応がまちまちだった。
そして…俺が砕けたシーン。
俺がこんなことになった千葉村…。
結衣《ヒッキー……波紋の力であたしを殺して…こんな悲しい事を…終わらせてよ……ヒッキー…》
ジョセフ「やめろ!やめるんじゃあ!」
小町「お兄ちゃん!他に方法があるはずだよ!やめて!」
八幡(ジョジョ)「じゃあな…消えるのは、輝かしい未来の奴等じゃあない。この邪悪の化身で良い。…大好きだったよ。みんな…後は頼んだ…おおおおおお!」
俺がレクイエムを発動させるシーン。
……………。
ボーダー組「ふざけるな!何が消えるのは邪悪の化身で良いだ!」
ボーダーのみんなが俺に詰め寄った。
ガハマ「あたしが……あたしが悪かったんです…ゴメンねヒッキー!ううう………」
全員が由比ヶ浜を見る。
遥「由比ヶ浜さん。あなたはこっちの由比ヶ浜さんと随分違うのね…あなたは悪くないわ…悪くないの。だから自分を責めないで……ううう…頑張ったんだね…由比ヶ浜さん……」
小町「とてもあの人と同一人物には見えない…ガハマさん…自分を責めないで……頑張ってお兄ちゃんを元に戻しましょう?」
ガハマ「ううん!あたしはあたしを許せない!守るつもりで守られたのはあたしなんだ…。こんな無力で何も出来ないあたしが……アーシスに入るべきじゃあ無かったんだ……うわああああああん!」
由比ヶ浜は泣き出して出ていった。済まん…。俺はお前を救ったつもりで救えきれて無かった…。
ジョセフ「肝心なのはここからじゃ」
ジジイは更に自分の記憶を再生した。
霊夢「あなた達の役目は、彼の魂を回収すること。飛んでいった平行世界の先で、そこにいる黄金の魂と同化した彼は、異変を解決しようとする…。根が優しい彼は、そこで起きた異変の解決に導こうとする。その彼を助け、再びここに集めるのよ」
異変……だと?この世界に何かが起こるのか?
ジョセフ「ワシらの目的は八幡の魂の回収だけじゃあない。この世界に何かが起こる。ワシはそれを解決しに来たのじゃ」
忍田「異変……だと?」
全員の空気に不穏な影が差し込む。
?「わかるぜ。これから起こる異変……って奴がな」
そんな時、どの世界でも飄々としたあの男が手を上げて立ち上がった。
?「幻想郷の巫女が言っていたのはこの事か。俺が知ったことを時が来るまで黙っていろと言っていたのは。他の平行世界では起こらない、この世界が陥る危機ってのがな」
迅悠一。未来が見えるサイドエフェクトを持つ男…。やはりこの男が鍵だったか…。
←To be continued
はい、今回はここまでです。
ワートリ原作主人公の一人、迅さんの登場です。
そして、ガハマこと由比ヶ浜を針の筵にするのはあんまりすぎたのでボーダーの中では立場が緩和するようにしました。
ワートリ八幡のガハマの印象が変われば良いな…と。
が、小町への印象は変わるでしょうか?
それでは次回もよろしくお願いいたします。