コミカル中心になると思います。
※なお、今回登場する艦娘達のチョイスは筆者の好みです。
どうも皆さんこんにちわ。…こんばんわ?どっちでも良いか!
私、『青葉型重巡洋艦:一番艦』の『青葉』です。どうぞお見知りおきを。
さて、私こと青葉は本日付で、『舞鶴鎮守府』…通称『舞鎮』に配属されました!
…もうちょっと通称考えれなかったんですかね?『まいちん』て。
まぁ、横須賀や呉に比べれば…大差ないですね。どっちにしろ『鎮』は付きますし。
私のようなうら若き乙女にとって『鎮』を連呼するのは些か恥じらいが…
え?『何故平仮名じゃないのか』って?…察しなさい。
ともかく、これで私も艦隊の仲間入りです。
まず初めに、此処の司令官さんに挨拶に行くべきですよね。
しかし意外と広い鎮守府。どっちに行けば良いのやら。
色々とぶらついても良いんですが、『タイムイズマネー』って言葉もあります。
その辺の方に聞いてみましょうか。
あ、そこの青い髪したお嬢さん、ちょっとお聞きしたい事が。
「はい、なんでしょう?」
私、本日付けでこの艦隊に配属された『青葉』という者なんですが、司令官さんは何処に居られるでしょうか?
「あぁ、新しく配属された方ですね。ようこそ我が艦隊へ」
彼女は五月雨ちゃんと言う名前でした。なんていうか…こう、守ってあげたくなるような子です。駆逐艦娘でしょうか。
「提督なら、執務室に居られると思いますよ」
そういって、簡単な行き方を教えてくれる五月雨ちゃんマジ良い子。妹にしたい。
…え、もう居るだろ?あの子は良くも悪くも普通なの。
一応聞いて見ましょうか。ありがとう、ところでこの艦隊に『衣笠』って艦娘います?…いない?あら残念。
あ、やめて、そんな綺麗な目で私を見ないで。おねーさんどっちかというとネタキャラなの。史実でも結構色々やらかしてるの。
そんな心温まるやり取りをした後、早速提督執務室に向かいます。
五月雨ちゃん、ありがとねー。
さて、執務室に向かう途中、何人かの艦娘の方を見かけました。
あのでっかい主砲装備した方は…きっと戦艦さんですね。
41センチ連装砲でしょうか…私にはとても装備できそうにありません。
しかし貫禄ありますねぇ。流石海戦の『華』であり『海の女王』。迫力が違います。
※これは後で聞いたことなんですが、やはりかの有名な『ビック7』の方だった様です。
ところで少々肌の露出が多い気がしますが、中破したらどうなっちゃうんですかね?
あの方は…大きな飛行甲板を持ってらっしゃるので、きっと正規空母さんですね。
開幕爆撃…憧れますよね。まぁ私出来ないんですけど。
隣の芝生は青く見えるってもんです。
…そういえばボーキサイトって美味しいんでしょうか?
あそこの二人は…似たような格好ですね、姉妹艦でしょうか。
それにしても、お二人とも随分と立派な燃料タンクをお持ちで。
きっと世に聞く『近代改修』の賜物…って、自前ですか!?何と羨ましい!
しかもお二人とも私と同じ重巡ですって!?まじ解せぬ。
あの子達は…『色々な部分』の大きさからして、駆逐艦の子達ですね。
こちらの皆さんも似たような黒っぽい格好をしてますねぇ。きっと姉妹艦ですね。
彼女達は誰かを待っているようです…おや、眼帯した子と頭に輪っかが付いた子が来ましたよ。
似たような色合いの格好ですが、駆逐艦の子達とは同型艦ではなさそうです。『色々な部分』がおっきいですし。
ほう、これから遠征に向かうみたいです。後から来た子達が率いてますから…あの二人は軽巡かなにかでしょう。
しかし今更な話ですが、見事に女性ばかりですねぇ。
まぁ艦『娘』ですから当然なんですけども。
ちびっこからないすばでーまでより取り見取りですよ。困ったモンです。
慣れない男性提督は苦労しそうですよね。色々と。
さぁ、ついに提督執務室に着きましたよ。
大事なファーストコンタクトです。ココは一つ、インパクトのある登場にしましょうか。
ちょっと発声練習をしときましょう。アーアー、テステス、ミンナノアイドルナカチャンダヨー…違うか!
気を取り直して扉をノックします。
向こうで返答がありました。さぁ、行きますよ!
「ども、恐縮です、青葉ですぅ!一言お願いします!」
「…あぁ、君が新入りか。ようこそ、我が艦隊へ。司令官の神林だ。宜しく頼む」
結構普通に返された―――!驚きもしねぇ!
あれ…インパクトが足りなかったかしら?まぁ良いでしょう。
そんな訳で、これからお世話になる司令官さんのお顔拝見です!
………うん、まぁ、その。
一番最初に浮かんだ感想がコレって言うのもなんだけども。
…目つき悪いなぁ。この人。
それが、彼を見た第一印象でした。
まさかの青葉さん主役です。前回まで出てなかったのに。
『取材キャラ』なんで、動かしやすいんですよね。
因みに道中で青葉が見かけた艦娘は順に
『長門』『赤城』『高雄・愛宕姉妹』『睦月型の黒いの四人』『天龍・龍田姉妹』
です。睦月型ファンの方ごめんなさい。
なお、私が長文書くの苦手なので、この位の文章量の短編をポツポツ更新していく形式で行きます。短期間で40000とか頼まれても無理ですわ。
次回、提督の設定を青葉視点で書きますので。