仮面ライダーを受け継ぐ者   作:剣 流星

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どうも、剣流星です。

この夏、熱中症になったり急性胃腸炎になったりして、投稿が遅れました。

すいません。


では第66話をどうぞ



第66話 鏡の中からの刺客!狙われたアイドル達!⑫

ボルフォッグ「シルバーーークロスッ!」

 

両手に持っているブーメラン・シルバームーンを頭上で合体させ、十字型の手裏剣武器・シルバークロスにさせたボルフォッグは、目の前の最後の一体であるメガへクスへと投げつけた。

投げつけた十字手裏剣はメガへクスの体を真っ二つにし、怪人は断末魔の叫び声をあげた後、その体の動きを止めた。メガへクスが動かなくなったことを確認したボルフォッグは、少し離れた所にいる仮面ライダーナイトである千早に声をかけた。

 

 

ボルフォッグ「・・・・こちらは片付きました。ナイト、そちらは?」

 

千早「こっちもこれで終わりよ。」

 

 

目の前の倒した最後のミラーモンスターが消滅したのを見届けた後、千早は静かに息を吐き、ボルフォッグに返事をした。

 

 

こあ「お、終わったんですか?」

 

 

他の765プロのアイドル達やスタッフ達と共に、身を潜めていた所から恐る恐る出て来た「こあ」は、もう危険は無いかを千早達に聞いた。

 

 

ボルフォッグ「はい、敵性体反応はありません。もう大丈夫で・・・・・!?」

 

 

出てきた「こあ」を見て、ボルフォッグは驚きの声をあげそうになった。

ボルフォッグは、出てきた「こあ」の胸元に光る緑色の石・・・・誠也が昔、エミルクロニクルの世界で「こあ」にあげたペンダントの石が、自分達がよく知る有る物と一致したからである。

 

 

ボルフォッグ(あの石は・・・Gストーン!この世界に有るGストーンは、異世界から転移してきた我々が所持している物以外無いはず・・・・・私達が把握しているGストーン以外のGストーンを所持しているこの少女は一体・・・・・)

 

 

ボルフォッグは、自分達以外の人物が所持しているGストーンを所持している「こあ」を見て混乱し、訝しみながらも、その石について「こあ」に聞こうとした

 

 

ボルフォッグ「(と、とにかく、話を聞いてみましょう)あ、あの『ボルフォッグ、聞こえるかい?』っ・・・ルネ隊員!?」

 

 

「こあ」に声をかけようとしたボルフォッグは、突然入ってきた通信・・・この騒動を引き起こした原因の人物達を確保するために、ボルフォッグが呼んだ増援の、Gストーンのサイボーグであるルネからの通信に驚きそうになりながら出た。

 

 

ボルフォッグ『こちらボルフォッグ、聞こえています。こちらの敵はすべて掃討しました。』

 

ルネ『そうかい。そっちは片付いたんだね。こっちは今からJとアイギスと一緒に、今回の騒動を仕掛けた奴らの確保に向かうよ。そっちが片付いたんならこっちのサポートを頼むよ。』

 

ボルフォッグ『了解しました。直ちにそちらに向かいます。』

 

 

ルネからの通信を切ったボルフォッグは、敵が居なくなったことにより、隠れていたスタッフや765プロのアイドル達を見た後、その場をそっと後にした。

 

 

春香「あの怪物たち・・・もう居ないんだよね千早ちゃん。」

 

千早「ええ、すべて倒したわ。もう安心よ」

 

 

仮面ライダーナイトの姿から元の姿に戻った千早は、今だに周りを警戒している春香に対して「もう大丈夫」だと、優しい声で言った。

 

 

春香「そっか・・・・よかった。」

 

 

千早の言葉を聞いて、ほっと胸をなでおろす春香をはじめとした765プロのアイドル達。

 

 

プロデューサー「後は、トンネル内に行っている貴音達だけか。無事ならいいんだが・・・」

 

 

撮影の為にトンネル内に、撮影スタッフと共に入って行った響と貴音の身を案じながらトンネルを見るプロデューサー。そんな彼の視界に映るトンネルの内部から複数の人物が出て来るのが映る。

 

 

伊織「あ!誰か出てきたわよ!」

 

やよい「響さん達です~!」

 

 

トンネル内から同行していた撮影スタッフと共に出て来る響と、その後を少し離れて歩く貴音。そして変身を解いた誠也・・・じゃなくてセイカちゃんを見て、やよい達は叫んだ。

 

 

セイカちゃん「おい!いい加減に「セイカちゃん」呼びはやめろ作者!」

 

貴音「?何を叫んでいるんです?セイカ。」

 

セイカちゃん「あ、いや・・・何かどっかの馬鹿な作者に文句を言いたくなって・・・・そ、それよりもみんな無事みたいですね。」

 

 

セイカは、無事な姿の「こあ」をはじめとした一堂を見てホッと特注パットが入った胸をなでおろした。

 

 

セイカちゃん(・・・・・いい加減、早くこの邪魔なでかい胸を取りたいな~、千早姉や「はやて」はなんでこんな物を欲しがるんだろうな~)

 

千早「・・・セイカちゃん、それは私達に対しての嫌味なのかな~(#^ ^)」

 

セイカ「あ、いや、そんなんじゃ・・・って、何で心の声を当たり前みたいによんでるの千早姉!?」

 

 

ハイライトが消えた目でセイカちゃんを見ながら、笑顔で言う千早を見て「怖っ!」と思うセイカ。セイカはその場を誤魔化すかのように、自分の側に寄ってきた「こあ」に声をかけた。

 

 

セイカ「みんな、無事みたいだね。」

 

こあ「はい、こちらは全員無事です。そちらはどうだったんです?」

 

セイカ「こっちも貴音さんがはぐれてたけど、無事合流する事が出来て全員無事だよ。」

 

律子「えっ?貴音がはぐれた?ちょっと大丈夫なの?」

 

 

貴音「はい、大丈夫ですよ。怪物が現れた時ちょっと焦って、みなさんとは反対方向に逃げてしまって・・・周りに皆さんが居ない事に気づいた時、かなり焦りました。」

 

伊織「「あずさ」ならともかく、あなたがはぐれるなんて、よっぽど焦ってたのね。まあ、あんな怪物に襲われれば誰だって焦るわよね。」

 

貴音「ええ、本当に焦りました。」

 

 

その時の事を思い出しながら苦笑いをして話す貴音。そんな貴音を見ながらセイカはトンネル内で、ミラーモンスター達を倒した黒い翼の死神について思い出していた。

 

 

セイカ(アイツは、あの時「貴音さんは無事」だと言った。あの死神が貴音さんを守っていたから、その無事を知っていたんだと思った。けど・・・どうも何か引っかかるんだよな~。俺のカンがあの死神と貴音さんが何かしら繋がっているように思えるんだよな。)

 

 

みんなと話しをしている貴音を見ながら、考え込むセイカ。そんなセイカを見て、「こあ」は心配そうな声でセイカに話しかけてきた。

 

 

こあ「マスター、どうしたんです?なにか考え込んでいるみたいですけど・・・」

 

セイカ「えっ?あ、いや・・・なんでもないよ。それよりも「こあ」達も無事でよかったよ。」

 

こあ「はい、千早さんとボルフォッグさんが頑張ってくれたおかげです。」

 

セイカ「ボルフォッグ?誰だそれ?」

 

こあ「あ、ほらあっちに居る紫色の・・・・ってあれ?居ない?」

 

ボルフォッグが居る方に向いて、セイカにボルフォッグの事を紹介しようとした「こあ」だったが、その場所にはボルフォッグの姿どころか、彼と共に戦っていた二体のお供のロボットであるガンドーベルとガングルーの姿も消えてなくなっていた。

 

 

こあ「居なくなってる、いつの間に・・・・・まるで忍者みたい。」

 

 

いつの間にか姿を消していたボルフォッグを、「まるで忍者みたい」だと思わず口にしてぼーぜんとする「こあ」。

 

 

セイカ「こあ?」

 

こあ「あ、いえ・・・・マスター実はですね・・・・・」

 

 

ぼーぜんとしていた「こあ」であったが、セイカの声ですぐに立ち直ると、セイカにここで起きた事を話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイカが「こあ」達に合流していた時とちょうど同じ頃、同じ山の中の森で、二組の二人組が互いに対峙していた。片方は財団Xの親衛隊の隊員であり、かつて「ストレガ」と呼ばれていたペルソナ使いのジンとタカヤの二人組。もう片方は、時空管理局の特別治安維持組織「ブラックスワン」の制服を着ている、機械生命体「ゾンダー」の上位存在である「原種」の一体、「腕原種」と「瞳原種」であった。

 

 

ジン「・・・やっぱりお前らやったんやな。あのけったいな機械人形を嗾けていたのは!ようも邪魔してくれさったな!!おかげでターゲットの確保に失敗してしもうたやないか!!この管理局の犬共!!!」

 

腕原種「フン!財団Xの犬である貴様らが我らを犬呼ばわりとは・・・貴様らが言えた事か!片腹痛いわ!」

 

タカヤ「・・・勘違いしてもらっては困ります。私達「親衛隊」が忠誠を誓うのは隊長である「リュート様」のみ。私達の戦いはすべてリュート様の為の戦い。間違っても財団の為に働いた事など一度だってありません。」

 

ジン「せや!ワイらの戦いはワイらの命を救い、未来をくれたリュート様の為の戦いや!人質として「心臓原種」を取られ、情けなく奴らの言いなりになっているお前らと一緒にするな!」

 

腕原種「ぐっ!人間ごときが言わせておけば!わが腕の超重力波で粉みじんに吹き飛ばしてくれる!!」

 

 

ジンとタカヤの言葉に激怒した腕原種は右手を上げて、右腕から自分の必殺の「超重力波」を出す構えを取る。

 

 

ジン「ほざくな!返り討ちにしてくれるわ!」

 

 

腕原種が腕を構えたのと同時に、タカヤとジンも懐からカードデッキを取り出すと、それを腰に巻いているベルトのバックルに差し込んだ。

 

 

タカヤ・ジン「「変身!」」

 

 

二人の掛け声と共に、二人の姿が変わる。タカヤの姿は白銀と青の色の「仮面ライダータイガ」の姿に。ジンの姿は茶色が基本カラーの「仮面ライダーインペラ―」の姿に変わった。

 

 

腕原種「フン!姿形を変えた所でしょせんは人間!我らの敵では「右上上空、攻撃、来ます!」なに!」

 

 

目の前で仮面ライダーになったタカヤ達に攻撃しようとした腕原種は、突然の瞳原種の予知能力による警告の声で、慌ててその場を飛びのいた。それとほぼ同時に腕原種が立っていた場所に複数の弾丸が撃ち込まれた。

 

 

ジン「な、なんや!って、クッ!」

 

 

突然目の前で腕原種が攻撃を受けた事に驚くジンとタカヤであったが、次の瞬間自分達にも攻撃が向けられで居る事に気づき、二人もその場を飛びのく。その直後、二人が立っていた場所にも弾丸が複数発撃ち込まれた。

 

 

腕原種「なっ!何者だ!一体誰の攻撃「その首もらったぞ!腕原種!ラディアントリッパー!」な、なに?!」

 

 

自分に迫る赤い色の光剣に驚きつつも、とっさに腕を振るい、その攻撃をいなす腕原種。

 

 

腕原種「?!ふ、ふふふふふっ・・・・・まさか、こんな異世界でお前と再び会いまみえるとはな・・・・ソルダートJナンバー002!!」

 

 

自分に向けて赤い光剣を向けている、Jと言う文字が浮かぶ赤い宝石を腕にはめ込んだ、因縁のある戦士に向けて驚きながらも言い放つ腕原種。

 

 

J「それは私のセリフだ。どうやって復活した!機械最強7原種の一体・腕原種!!」

 

 

かつて倒した敵が、今目の前に復活した事に対して思ったことを口にるJ。そして、その心情は元ストレガの二人を攻撃した機械の乙女、対シャドウ特別制圧兵装ラストナンバー・アイギスも同じであった。

 

 

アイギス「・・・あなた達もです。タルタロスで死んだと思ってました・・・ストレガのジン・タカヤ!」

 

 

両腕の装備されたハンドマシンガンを、仮面ライダーに変身したジンとタカヤに向けるアイギス。

 

 

ジン「・・・久しぶりやな。桐条の機械人形!」

 

タカヤ「フフフフッ・・・そんなに私たちが生きているのが不思議ですか?まあ、最後にあなた達が見た私達の状態を見れば無理もありませんけどね。」

 

 

タカヤは懐かしそうに言いながらアイギスを見た。

 

 

アイギス「あの日・・・ニュクスと戦うためにタルタロスを上っていた私達の目の前にあなた達が立ち塞がった。私達は貴方達と戦い、そしてあなた達は敗れた。そして、私達は倒れたあなた達を置いてその場を後にしました。迫るシャドウの群れの前に置いて・・・。そして・・・その後、あなた達の居た場所から爆発音が響いた。私達はてっきりあなた達が自爆したとばかり思ってました。」

 

 

かつてあった戦いの記憶を思い出しながら淡々と語るアイギス。そんなアイギスの疑問にタカヤは面白そうに答えた。

 

 

タカヤ「確かに、あの時の私達はシャドウに飲み込まれるぐらいなら、いっそ自爆して果てようと思い自爆しました。ですが、そんなわたし達をギリギリの所で救ってくれた方が居たのです。財団X親衛隊隊長であり、今の私達の主・リュート様です。」

 

アイギス「財団X親衛隊隊長・・・リュート?」

 

ジン「せや、リュート様は俺らをその場から助けてくれたばかりか、俺らのペルソナの制御の問題まで解決してくれたんや。リュート様はな・・・俺らに未来をくれたんや!」

 

 

タカヤ「そう・・・ペルソナの暴走によっていつ死んでもおかしくない絶望しかない未来に、リュート様は私達の未来に希望をくれました。その時、私達は誓ったのです。この慈悲深いこのお方の為・・・リュート様の為に戦うと!」

 

 

リュートの事を崇拝しているかのような口調と態度で話すタカヤとジン。

 

 

そんな二人会話を聞いていた、原種二人を銃で最初に攻撃した人物が、二体の原種と対立していたJの背後に現れた。

 

 

ルネ「へ~、そっちの二人は親切に自分達が生き残った理由を話してくれるんだ。あっちの二人と同じように、あんた等もしゃべってくれるとありがたいんだけどね~。」

 

 

軽い口調で、両手に持った銃をもてあそびながら現れる、コート姿のGストーンのサイボーグの少女・ルネ。

 

 

目原種「女性型のGストーンのサイボーグ・・・獅子の女王(リオン・レ―ヌ)、ルネ・カーディフ・獅子王」

 

ルネ「へ~、原種とは直接では会った事なかったんだけど、私のコードネームまで知ってるなんて随分と物知りね。で、私の事どこまで知ってるの?ついでにあんた達の事もついでに教えてくれない?さっき興味深いこと言ってたじゃない、確か人質がどうとか。」

 

 

J「それに関しては私も聞いておきたい。先ほどそっちの二人が言っていたな。たしか「心臓原種」を人質に取られているだどか・・・貴様らが人間の組織に入って大人しくしているのはそう言う訳か。」

 

 

腕原種はJの言葉を聞き忌々しそうな顔をしながら語り始めた。

 

 

腕原種「チッ!先ほどの会話を聞いていたのか。忌々しい・・・・そうだ!我々は復活した際、我々原種の中心とも言える「心臓」のゾンダークリスタルを人質に取られた!あの女・・・・マリア・セイバーハーゲンの手によってな!」

 

 

ルネ「マリア・セイバーハーゲン?確かそいつは、時空管理局とか言う組織のトップ・・・最高評議会のメンバーの一人だったよね。」

 

 

ルネは自分たちに協力してくれる、「乃木坂王季」の伝手で知り合った、時空管理局のリンディ・ハラオウンから知りえた情報を思い出した。

 

 

腕原種「そうだ!あの日・・・お前達GGGとαナンバーズの手により木星で我々は敗れた。」

 

 

J(・・・?αナンバーズ?)

 

 

聞きなれない単語が出てきて密かに訝しむJ。そんなJを他所に腕原種の話は続く。

 

 

腕原種「だが、我々原種には万が一の時の為のバックアップがあったのだ!」

 

 

J「なっ!バックアップ・・・だと?!馬鹿な!そんな話聞いたこともない!」

 

 

腕原種「フフフッ・・・貴様が知らないのも無理はない。このバックアップは心臓原種が単体で、しかも我々他の原種にも内密で進められていたものだったうえ、お前達との決戦の時は、まだ不完全なバックアップしかできない状態だったのだ。」

 

J「不完全・・・」

 

腕原種「そう・・・不完全だったのだよ。だから、お前たちに敗れた後の復活も一か八かの賭けであった。」

 

ルネ「なるほど、それであんた達はその賭けに勝ったと言う訳ね。」

 

腕原種「その通り。だが、不完全なバックアップだったがため、完全な復活にはならなかった。原種としての能力やゾンダーとしての能力の一部は使用不能な上に、復活できたのは僅か数体だった。その上、復活直後の無防備な我々を、あの女・・・マリア・セイバーハーゲンの手によりその身を拘束されてしまった。」

 

 

マリア・セイバーハーゲンの名前を憤怒の表情で言う腕原種。その怒りに染まった姿は、まさに憤怒の化身と言ったものだった。

 

 

ルネ「なるほど・・・それであんたらは、その時人質を取られ、今はその女の言いなりになって居るってわけか。かつては数多の星を機械昇華した原種も、今じゃただの言いなりの犬ってわけか。落ちる所まで落ちたね~」

 

腕原種「だまれ!今は甘んじて奴の下に甘んじているが、いつか必ず心臓原種のゾンダークリスタルを奪え返し、あの女を殺し、かつての力を取り戻して見せる!そのために、今は邪魔なお前達を言葉で叩きのめしてくれる!!」

 

 

怒りに満ちた表情で、腕を持ち上げ、腕原種必殺の超重力波を打ち出そうと構える腕原種。そんな腕原種に対してJも赤い光剣・ラディアントリッパーを構えなおし、その横では、腕原種の横にいる瞳原種に向けて銃口を向けながら構えるルネ。二対二の状態でにらみ合う二組。そんな二組と少し離れた場所でも、アイギスと仮面ライダーの姿になったストレガの二人も対峙していた。

 

 

お互いがお互いをけん制し合い、うかつに動けない状況が続く。そんな睨み合いがいつまでも続いていたが、その均衡はいきなり破られた。

 

 

黒い龍「グガーーーーーッ!」

 

 

その場の全員『?!』

 

 

突如現れた黒い龍が、ジンとタカヤと対峙していたアイギスに対し、口から吐く火炎弾で攻撃したのである。

 

 

アイギス「?!クッ!」

 

 

突如現れた黒い龍の火炎弾をとっさにかわすアイギス。

 

 

ルネ「なっ!黒い龍!?」

 

ジン「あれは・・・・」

 

タカヤ「竜牙(リューガ)の契約モンスター、ドラグブラッカ―!」

 

 

つづく

 


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