仮面ライダーを受け継ぐ者   作:剣 流星

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どうも、剣 流星です。

なんとか一話書けたので投稿します。
リアルの忙しさのせいで以前のような執筆速度がなかなか戻りません。
早く戻さないと・・・・
まあ、そんなこんなで第55話をどうぞ。今回の話から新章です。



アイドルマスター編
第55話 鏡の中からの刺客!狙われたアイドル達!!①


財団Xの中枢である財団総帥の部屋。広い部屋の中には総帥用のデスクと接客用のソファーが置いてあるだけで、総帥の部屋としてはいささか殺風景な物であった。そんな部屋の中、総帥用のデスクのイスに、財団X特有の白いスーツに身を包んだ20代後半と思わしき男が座っていた。その人物は故あって財団Xの総帥の代理を勤めている、副総帥のリューイ・R・バクーであった。

リューイは今、自分が座っているデスクの正面に立っている、赤毛で白いスーツの仮面の男・リューイの弟である親衛隊隊長のリュートからの報告を黙って聞いていた。

 

 

リューイ「・・・真の紋章の存在4つを確認したと?」

 

 

リュート「はい。魔女の宮殿(ヴィンガルフ)から脱走した魔女の少女達を保護するために向かった先で、時空・地竜・女神、そして・・・・罪と罰の紋章の存在を確認しました。しかし、「時空の紋章」を取り込んだ「魔剣ソウルエッジ」はすぐに転移してしまい、「地竜の紋章」と「女神の紋章」は少し離れた所からその力の開放を確認していため、その場に行った時には既に紋章所持者の姿は消えていました。そして・・・「罪と罰の紋章」は、放浪者・・・アサキム・ドゥーインが所持しており、自分の目の前に現れた後その場を去ってしまいました。追跡はいたしましたが、見失ってしまい・・・・申し訳ありません。」

 

 

リューイに対してリュートは、仮面をつけていてもはっきりとわかるような申し訳なさそうな顔をしながら頭を下げた。そんなリュートに対してリューイは穏やかな口調で答えた。

 

 

リューイ「いや・・・気にする必要はない。相手があの「放浪者」では、お前でもその身を捉えることは困難なはずだ。今は長らく行方がしれなかった「罰の紋章」の在り処が分かっただけでも良しとしよう。それにしても・・・アサキム・ドゥーイン。あの男がこの世界に現れるとはな。しかも、罰の紋章の所持者として・・・目的はやはりこちら側が所持している二つの「スフィア」・・・・「知りたがりの山羊」と「夢見る双魚」の回収だろう。」

 

リュート「その事なのですが、アサキムは二つのスフィアだけでなく、真の紋章も狙っているようです。」

 

リューイ「なに?」

 

 

リュートの言葉に驚きの声を上げるリューイ。

 

 

リューイ「・・・アサキムが真の紋章を集めようとしている?・・・もしや、自分にかかっている呪縛を断つために「スフィア」と同等の力を持つ「真の紋章」をも利用しようとしているのか?」

 

 

椅子に深く腰掛けたリューイはリュートの言葉を聞いて、座ったまま視線を天井に移した後、目をつぶって考え込んだ。そして数秒後、目を静かに開き視線を再びリュートへと向けた。

 

 

リューイ「いずれにしても、ヤツへの注意は必要だ。アサキムへの注意を怠ることなく、残りの「真の紋章」の所在を明らかにし、可能なら回収するんだ。現在所在が判明している紋章は?」

 

リュート「現在所在が判明している紋章は財団が所持している物で、兄上・・・・副総帥が宿す「夜の紋章」と自分が宿す「竜の紋章」の片割れである「天龍の紋章」。そして、わが親衛隊の隊員の一人が「真の雷の紋章」を所持。対する時空管理局の「ブラックスワン」は「円」と「獣」、「覇王」「八房」を所持。それから、例の「白き魔獣」が「火」と「土」と「ソウルイーター」「始まり」「太陽」「魔王」「精霊」の紋章を回収しております。後は例の「スキマ妖怪」と「破壊天女」が宿している「門の紋章」と、幻想郷に逃げ込んだ例の二柱の神が管理している「風」、以上です。」

 

リューイ「今回発見された「地竜」と「女神」、「時空」「罰」を入れて16個か・・・・・残りの判明していない紋章の行方はどうなっている?」

 

リュート「はい、「水」「月」「変化」「光輝」「世界樹」「無」は今だにその存在は確認できず、「知識の紋章」は過去、古代ベルカ時代の王である「賢王」が宿していたのを最後に行方が未だつかめず、「歌詩の紋章」も時空管理局が過去に非合法で行っていたプロジェクト「DIVA」の被検体が所持したまま脱走し、そのまま行方がしれません。」

 

リューイ「そうか・・・未だに行方が掴めないか」

 

リュート「はい・・・ですが、「変化」と「月」「無」の所持者には心当たりがあるので、今現在その者の行方を追っていますし、「水」についても未確認で、微弱ではありますが、その力の反応を関知いたしましたので、現在その確認を急がせております。そして「世界樹」については、例の「スキマ妖怪」が「破壊天女」と共に「月面戦争」の時に奪った「生命の樹」の近くにある可能性が高いです。最後に「歌詩の紋章」ですが、その所持者と思われる可能性の高い人物達を親衛隊員の者に追跡させております。」

 

 

リューイ「歌詩の紋章」の所持者の候補・・・・と言うことは、その人物は「力」のある「歌声」の持ち主なのだな?」

 

リュート「はい、第97管理外世界「地球」の日本にある「765プロダクション」に所属している者達です。」

 

リューイ「765プロダクジョン?」

 

リュート「はい。そこに所属するアイドル達は揃って「力」を持つ「歌」を歌うことができます。おそらく、この中のうちの誰かが「歌詩の紋章」の所持者である可能性があります。」

 

リューイ「わかった。引き続き調査をし、所持者であるかを突き止めろ、場合によってはその候補者達を拉致しても構わない。」

 

リュート「・・・・・・よろしいのですか?相手は名前が売れているアイドルです。そのアイドルが行方不明になったら騒ぎになりますが?」

 

リューイ「構わん。手段を選んでなどいられない。」

 

リュート「・・・・・・・・・」

 

 

リューイの一言に顔を曇らせるリュート。そんなリュートを見てリューイが厳しそうな顔で語りかけた。

 

 

リューイ「リュート、父上・・・・総帥が新たな力を得るために動けなくなっているうえ、「保守派」に所属している時空管理局は「ブラックスワン」を中心に着実に勢力を伸ばしている。「改革派」である我々が奴らに対抗するには「真の紋章」が必要なのだ。「保守派」を・・・・そして「御使い」を倒すために!そのためなら手段を選んではいられないのだ!!」

 

リュート「・・・・・はい。ですが・・・・」

 

 

頭では理解できるが、気持ちでは納得できないという顔で、しぶしぶと行った感じでリュートは返事をした。

 

 

リューイ「・・・心優しいお前だ。財団がやっている人体実験や、それを行っている組織への援助など許せるものではないだろう。だが、我々は負けるわけにはいかないのだ。そのためにも、人類の進化を模索していかなくてはならない。そのために、これらの事は必要なのだ。

 

リュート「・・・・ですが・・・・」

 

リューイ「我々には敗北は許されない。もし負けたら・・・・我々は全てを失う事になる!故郷を失くしたあの時のように!」

 

リュート「!」

 

 

リューイの言葉を聞き、リュートは脳内に滅んだ故郷の風景を思い浮かべた。

陽の光が差し込まない灰色の空・・・・止まない酸性雨・・・・廃墟となったかつての文明の残り香であるビル群。主である人間が居なくなった事に気づかず、未だに稼動し続ける無人戦闘兵器群。そんな兵器群に怯えながら、残されたわずかな保存食を求めて彷徨い、滅びの時を待つだけのわずかな生き残りの人類。

 

そんな絶望しかない風景を思い出したリュートは、その風景を作った者達に対して怒りの形相を浮かべ、自分の手のひらに自分の爪が食い込み、血を流すまでに強く握り締め、歯が砕けるのではかと言うくらい歯を強く噛み締めた。

 

 

リュート(・・・・・御使い!・・・・・時空管理局!・・・・・・最高評議会!!)

 

 

怒りと憎しみで顔を歪めるリュート。そんなリュートとは対照的に、リューイは冷静で静かな口調でリュートに話す。

 

 

リューイ「・・・・リュート、清濁併せ呑む事を覚えろ。お前は財団Xの親衛隊の隊長なのだからな。」

 

リュート「・・・・はい。失礼します。」

 

 

一礼をした後に、リュートはリューイに背を向けて、部屋の出入り口である両開きのドアを開けて部屋を後にした。

 

 

リューイ(すまんなリュート。心優しいお前にとって、財団がやっていることは到底受け入れられない物だろう。だが・・・・例え非道と言われ、罵られようとも、やらねばならないのだ!奴らを倒すために!!だから・・・今は耐えてくれ。)

 

 

出て行く弟であるリュートの背中を黙って見送りながら、心の中で謝罪の言葉をリュートの背中に送ったリューイであった。

 

 

シャンハイ「あ、リュート様。」

 

???「・・・話は終わったみたいだな。」

 

 

総帥の部屋を出た先にある廊下で、リュートは自分を待っていた、自分の部下でもある長い金髪と白いセーラー服風の服を来ている少女・シャンハイと、財団X特有の白いスーツを着た一人の青年に声をかけられた。

 

 

リュート「あれ?僕を待ってたのかい?何か報告でも?」

 

シャンハイ「はい、タカヤくんとジンくん達から報告があったので、早めに知らせよと思いまして。」

 

リュート「わざわざこんな所まで来ずとも・・・・待っているのだって大変だっただろうに・・・・苦痛だったろう?」

 

シャンハイ「い、いえ!全然大変じゃありませんし、待ってもいまません!」

 

???「・・・ああ。そんなに待ってはいないし、苦痛にもなっては居ない。むしろ俺は、この・・・堅苦しい服装の方に苦痛を感じてる。」

 

 

自分の来ている白いスーツの襟首部分を緩めながら堅苦しそうに言う青年。そんな青年に対し、先ほどまで自分の内からこみ上げていた怒りを無理やり胸の内に押さえ込み、無理やり人懐っこい表情を浮かべて、リュートは青年に話しかけた。

この青年セイは、リュートがこの前、自分達兄弟の育ての母親の墓参りに故郷を訪れた際、無人戦闘機に襲われ瀕死の重傷を負っていたところをリュート達により救われ、その縁でリュートが率いる親衛隊に入った者である。

 

 

リュート「スーツなんて今まで着る機会なんて無いような生活をしていたからね、セイは。」

 

セイ「屑屋なんてやっていればスーツを着る機会なんて有りはしないさ。所で、俺が扱うことになっているライダーのシステムはどうなっているんだ?早く俺にライダーの力を!それを使って、俺達の世界を無茶苦茶にした奴らに!」

 

 

先ほどまでのリュートのように、怒りと憎しみに歪むセイの顔。そんなセイを見て、先ほどまでの自分の姿と重なって見えたリュートは、自分の先程まで内からこみ上げていた怒りを沈め、落ち着いた声でセイに話しかけた。

 

 

リュート「セイ・・・君はまだライダーの力を使用するための基礎訓練が終わったばかりだ。奴らに対しての怒り・・・その気持ちはわからなくはないが、今は訓練に集中してほしい。奴らに対して報いを受けさせる機会は必ず来る!だから・・・それまでにできる限り力を付けるんだ。」

 

 

まっすぐに自分の目を見つめて語るリュートに対して、セイは同じ気持ちであるリュートも我慢しているのだからと思い、しぶしぶと納得の言葉を発した。

 

セイ「・・・・・・ああ、わかった。おとなしくシノやキカコ達と一緒に訓練を受けてるよ。」

 

リュート「わかってくれたならそれでいい。それで、タカヤくん達からの報告とは?」

 

シャンハイ「あ、はい。例の「歌詩の紋章」所持者候補への襲撃準備が整ったとので、行動に移すとの事だそうです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「みんな、お疲れ様」

 

少女達『お疲れ様でした~♪』

 

 

元気いっぱいの明るい声が辺りに鳴り響く。ここは某コンサート会場の裏にある楽屋。その楽屋に、先程までステージでコンサートをしていた「765プロ」所属のアイドル達は、メガネをかけた男性、プロデューサーに労いの言葉をかけてもらっていた。

 

 

プロデューサー「今回のステージも最高の出来だったよ。みんな、本当によく頑張ったね。」

 

水瀬伊織「当然よ!この私が居るんだもん。完璧なステージになるに決まっているじゃない♪」

 

 

先程までステージに立っていた、765プロ所属のアイドルである水瀬伊織(みなせいおり)が胸を張りながら得意げに話す。

 

 

星井美希「完璧?でも、でこちゃん一回間違えそうになってなかったっけ?」

 

双海亜美・真美「「うんうん、なってたなってた♪」

 

 

得意げに話している伊織に対して、同じ765プロ所属のアイドルである星井美希(ほしいみき)と双子の姉妹である双海亜美(ふたみあみ)双海真美(ふたみまみ)にが、さきほどのステージでの事で突っ込みを入れた。

 

 

菊地真「あの時はちょっと焦ったね。」

 

高槻やよい「ホントです~」

 

萩原雪歩「あの時、あずささんがフォローしてくれなかったら危なかったですよ。」

 

 

菊地真(きくちまこと)高槻(たかつき)やよい、萩原雪歩(はぎわらゆき)ら三人も先ほどのステージの時の伊織が間違えそうになった時の事を思い出しながら話した。

 

 

伊織「そ、その事については本当に感謝してるわよ。あ、ありがとう、あずさ。」

 

三浦あずさ「いえいえ、こう言う事はお互い様ですから。」

 

 

伊織の感謝の言葉をのんびりした感じで受け取る三浦(みうら)あずさ。

 

 

プロデューサー「さて。この後の打ち上げの事なんだけど、地元の人に料理が美味しいお店を紹介してもらったから、そこでする事になったから。」

 

秋月律子「なんでも地元の隠れた名店だそうだから、みんな、楽しみにしててよ。」

 

 

プロデューサーに続いて765プロ事務員である秋月律子(あきづきりつこ)が打ち上げの店について補足する。

 

 

我那覇響「隠れた名店か~。楽しみだね、貴音!」

 

律子の話を聞いて我那覇響(がなはひびき)は自分の側にいる四条貴音(しじょうたかね)に話を振った。だが貴音は響の言葉に反応せず、しきりにキョロキョロと周りを見回していた。

 

 

響「貴音?どうしたの?」

 

貴音「いえ、何か妙な気配が・・・・」

 

響「妙な気配?」

 

 

貴音の言葉を聞いて、響も周りを見回し始める。そんな響の視界の中に、天海春香(あまみはるか)の横に居る如月千早(きさらぎちはや)が貴音同じように周りをキョロキョロと見回している姿が見えた。

 

 

天海春香「千早ちゃん?どうしたの?さっきから周りを見回して」

 

如月千早「え、ええ・・・ちょとね。」

 

 

自分の隣にいる春香に声に対して、少し焦ったような感じで答える千早。じつは先程から千早の耳には耳鳴りのような音、ミラーモンスターが発生する時に出る音が聞こえてきていたのである。

 

 

千早(これは・・・・ミラーモンスターの発生音?遠羽市でもないのにミラーモンスターがなぜ?誰か狙われているの?)

 

 

内心焦りながら、発生するであろうミラーモンスターに対して警戒する千早。そんな千早の視界に、春香の背後にある、楽屋内に備え付けてある鏡の中にミラーモンスターの影を見つけた。

 

 

千早(あれは・・・レイヨウ型のミラーモンスター!)

 

 

楽屋の鏡の中に見つけた、頭にヤギのような角の生えたレイヨウ型のミラーモンスターの姿を見つけた千早。千早は発見したレイヨウ型のミラーモンスターが春香の事を見つめているのを見て、春香が狙われていることに気づく。

 

 

千早(まさか・・・春香を狙ってる?)

 

 

千早は春香が狙われていることに気づき、春香に声を掛けようとしたが、ミラーモンスターの方が一足早く行動に出た。

ミラーモンスターは春香に襲いかかるべく、鏡の中かから飛び出し、襲いかかる。

 

 

ミラーモンスター「ガアアアアアアアアッ!」

 

春香「えっ?」

 

千早「春香!危ないっ!!」

 

春香「えっ?きゃっ!」

 

鏡の中かから飛び出して春香へと襲いかかるミラーモンスター。だがそのミラーモンスターの伸ばした腕は春香に届くことはなく、咄嗟に千早が春香を押し倒したおかげで、ミラーモンスターの腕は虚しく何もない空間を切っただけだった。

 

 

美希「えっ?なに?!」

 

伊織「ば、バケモノ?!」

 

 

突如現れたミラーモンスターの姿を見て驚き戸惑う美希達765プロの面々。

 

 

貴音「春香!千早!」

 

 

倒れた二人に駆け寄る貴音。

 

 

貴音「・・・・・・・・・」

 

 

倒れている千早と春香を庇うように、ミラーモンスターを睨みつけるようにして前に立つ貴音。

 

ミラーモンスター「・・・・・・・・・!?」

 

 

貴音に睨まれたミラーモンスターは、貴音の内に秘めた“何か”を感じ取り、貴音に対しておびえるような素振りを見せ、そのまま側にある鏡の中へとその姿を消した。

 

 

貴音「・・・・ふぅ~」

 

 

鏡の中に姿を消したミラーモンスターの姿を見て、貴音は一息ついた後、倒れてる春香と千早に声をかけた。

 

 

貴音「大丈夫ですか?二人共」

 

春香「う、うん・・・・大丈夫。いたたた・・・・な、なんだったの?今の?」

 

 

千早によって押し倒された時、何処かをぶつけたのか、春香はその場所をさすりながら、先ほど現れたミラーモンスターの消えた鏡を見た。

 

 

千早「春香、大丈夫?怪我は無い?」

 

春香「う、うん。倒れた時にぶつけた所が痛いだけで、後は大丈夫だよ。」

 

千早「そう・・・良かった。」

 

 

春香に怪我が無い事に安堵した千早は、先ほどミラーモンスターが逃げる時につかった鏡をじっーと見つめた。

 

 

千早(さっきのミラーモンスター・・・春香を狙っていたの?だとしたらまた襲って来るかも・・・・誠也達に連絡して私のデッキを持ってきてもらわないと・・・)

 

 

ミラーモンスターの逃げた鏡を険しい表情で見つめなら、千早は765プロに所属する前にお世話になっていた、自分のもう一人の弟とも言うべき存在である、鳴海家の鳴海誠也に連絡を取ることを考えていた。

 

 

 

つづく

 

 

 

初登場キャラ出典作品

 

リューイ(オリジナル)

 

セイ(屑屋)(プラネタリアン)

 

プロデューサー(アイドルマスター)

 

水瀬伊織(みなせいおり)(アイドルマスター)

 

星井美希(ほしいみき)(アイドルマスター)

 

双海亜美(ふたみあみ)(アイドルマスター)

 

双海真美(ふたみまみ)(アイドルマスター)

 

菊地真(きくちまこと)(アイドルマスター)

 

高槻(たかつき)やよい(アイドルマスター)

 

萩原雪歩(はぎわらゆき)(アイドルマスター)

 

三浦(みうら)あずさ(アイドルマスター)

 

秋月律子(あきづきりつこ)(アイドルマスター)

 

我那覇響(がなはひびき)(アイドルマスター)

 

天海春香(あまみはるか)(アイドルマスター)

 

如月千早(きさらぎちはや)(アイドルマスター)

 

 

 

おまけコーナー

 

織姫「ひめちゃんと~♪」

 

みたま「たまちゃんと~♪」

 

シロ吉「シロ吉の~♪」

 

三人「「「おまけコ~ナ~♪」」」

 

織姫「さあ!やってまいりました今年初の「おまけコーナー」♪場所は去年と同じく「門田神社」からお送りするね♪」

 

みたま「それにしても、作者さんの執筆速度が亀速度だから、初投稿が2月になってからになっちゃうというこの遅さ。見捨てられるわよ作者(^_^;)」

 

シロ吉「ま、まあまあ・・・作者さんにも色々とあるんだから、このさい投稿できたんだから良いということで。」

 

みたま「それもそうね。じゃあ早速今回の補足とそれを説明してくれるゲストの紹介にいってみましょうか。」

 

織姫「そうね。今回の補足は今回の話から本編の話に絡んできた「アイドルマスター」についてで、その説明してくれるのは、その作品に出ている人、「765プロ」所属のアイドル「三浦あずさ」ちゃんです!どうぞ~♪」

 

萩原雪歩「ど・・・どうも・・・・」

 

織姫「あ、あれ?・・・雪歩ちゃん?今回のゲストはあずさちゃんじゃあ・・・・」

 

雪歩「あ、あの・・・・実はですね、あずささん、一人でここに来ようとして、そのまま行方不明(まいご)になってしまって・・・それで急遽、私が代理として来ることに(^_^;)」

 

みたま「行方不明(まいご)に・・・ね。(^_^;)」

 

織姫「だ、大丈夫かしら・・・あずさちゃん。」

 

雪歩「い、いつものことですから、そのうち無事に帰ってくると思います・・・たぶん。」

 

シロ吉「た、たぶん・・・っスか。」

 

織姫「ま、まあ・・・いつもの事だって雪歩ちゃんが言うんだったら、そのうち帰ってくるんでしょうね。だったらこっちはこっちで作品の紹介と補足をしていきましょうね。」

 

みたま「そうね。じゃあ早速作品の紹介からお願いするわね。」

 

雪歩「はい。私達が出ている作品「アイドルマスター」はナムコ・・・後のバンダイナムコエンターテインメントが2005年7月26日に稼動を開始したアーケード用シミュレーションゲームとして世に出た物です。」

 

みたま「へ~、最初はアーケードゲームだったんだ。」

 

 

雪歩「はい。そして、後に2007年にXbox 360版で発売され、さらに2011年にはテレビアニメ作品が作成されました。ちなみにこの作品に登場しているアイドルマスターのキャラの設定はこのアニメが元になっていて、時系列はアニメ終了後の話と言う設定になっています。」

 

織姫「なるほど、アニメ版の設定で、アニメ終了後と言うことになっているのね。」

 

雪歩「はい、このゲームは芸能事務所「765プロダクション」の新米プロデューサーとなり、個性派揃いのアイドル候補生から1~3人を選んでユニットを結成し、限られた期間の中、レッスンや営業、オーディションを通してトップアイドルへと育て上げるゲームです。ジャンル的には、『プリンセスメーカー』や『ときめきメモリアル』のような、キャラクター育成シミュレーションゲームに分類されます。」

 

シロ吉「元は育成ゲームだったんッスね。」

 

雪歩「ちなみに、アイドルマスターは作者さんが頻繁に見ている「ニコニコ動画」では扱っている動画の多さから、「ボーカロイド」「東方project」と並んで「御三家」と呼ばれていた事もあるんです。」

 

シロ吉「ニコ動御三家っスね。聞いたことあるっス!」

 

みたま「私も聞いた事あるわ。良いわよね~、私達の動画もニコニコ動画に何本かるけど、あまりメジャーじゃないわよね~。」

 

雪歩「確かにあまりメジャーじゃないですよね。まあ、ゲームやアニメなんかになってない地味な作品ですもんね。」

 

織・みた・シ「「「うっ!(グサッ!)」」」

 

雪歩「あっ!す、すいません!失礼なこと言って!こんなダメダメな私なんて・・・・穴掘って埋まってま~すっ!(ザクザクザクザクッ!←物凄い速さで穴を掘る音)」

 

織姫「うわ~、物凄い速さで穴を掘っててるよ。」

 

みたま「ちょ、ちょっと!ウチの神社の境内に穴なんて掘らないでよ!」

 

シロ吉「あ~あ、この間、穴だらけになった境内(第39話参照)をやっと埋め戻したばかりなのに~」

 

織姫「穴・・・埋め戻すの大変そうだね~。後で手伝ってあげようか?」

 

みたま「お、お願い・・・・」

 

シロ吉「お、オチも着いた所で、今回はここまでと言う事で、それでは皆さん・・・」

 

織・みた・シ「「「まったね~♪」」」

 

 

 

 

 

おまけ~その頃のあずささん~

 

どっかの森の中

 

あずさ「あの~、すいません。道に迷ってしまって・・・ここはどこでしょうか?」

 

迷子の疾風「いや・・・どこって言われても。俺も道に迷ってて、こっちが聞きたいくらいなんだけどな。」

 

お供の黒猫「まったく「ハガネ」が停泊中の基地の外に散歩に行こうって一人で出かけようとするから!」

 

お供の白猫「ちょっと出てくるだけだから一人でも大丈夫だって言葉を信じるんじゃなかったニャ」

 

あずさ「まあ!あなたも道に迷っているんですね♪奇遇ですね~。じゃあここは一つ、同じ迷子同士、一緒に行きませんか?二人なら道に迷はないだろうし。」

 

迷子の疾風「確かに、俺だけならますます迷子になっちまうしな。ここは一つ一緒に行くか。」

 

あずさ「ええ。さあ行きましょう。」

 

お供の白猫「あっ!ちょっと待つニャ!そっちは森の奥に行く道ニャ!」

 

お供の黒猫「う~・・・・方向音痴の迷子が二人に増えたニャ。苦労が二倍ニャ~、はぁ~~~~」

 


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