今日は自分の誕生日でした。
誕生祝いとして先程まで焼肉屋に行ってました。
やっぱ焼肉はいいですね~。
あっ!ちなみに歳はいくつになったのかは「ヒ・ミ・ツ♪」です。
では第42話をどうぞ。
はやて「やっと帰って来れたな~。ん~~~~、久々の遠羽市や~♪」
鳴海家の前で腕を伸ばして背伸びをするはやて。
管理局の仕事が終わって、ようやく地球に帰って来れたはやては、なのは・ヴィータ・シャマルと共に誠也の顔を見ようと、遠羽市にある鳴海家へと行くため遠羽市の道を歩いていた。
なのは「それにしても、帰ってきて早々に誠也くんに会いに行くなんて、よっぽど誠也くんの事が気になるんだね♪」
ヴィータ「全くだぜ。」
シャマル「フェイトちゃんも帰ってきて早々に木場さんに会いに行くし、本当に恋する女の子はエネルギッシュね♪」
はやて「こ、恋って!////そ、そんなんや無い!わたしはただ、幼馴染として誠也がまた無茶してないか心配なだけや!」
からかう様に言ってくるなのは達に対して顔を赤くしながら反発するはやて。そんなはやての耳に聞きなれた知人の声が入ってきた。
霞「圭くん、大丈夫?」
全員分の大荷物を持たされて、よたよたと歩く圭介に対し、心配そうな顔をしながら声をかける霞。そんな霞に対して、そっけない態度でかなでは霞に話しかけた。
かなで「大丈夫よ霞。男なんだからこれぐらいの量余裕でしょう♪」
圭介「う、ううううっ・・・・重い」
はやて「あれ?霞ちゃんと圭介くんやないか。一緒にいる子は・・・見ない顔やな、誰やろう?」
鳴海家近くの道で、大荷物をかかえた圭介と、見知らぬ少女と歩いている霞を見つけて声をかけるはやて。
はやて「ヤッホー!霞ちゃん、ただいまや♪」
霞「あれ?はやてちゃん?いつ帰ってたの?」
はやて「仕事終わって今日の朝帰ってきたんや。所で・・・なんやその大荷物?圭介くん大丈夫なん?」
霞達の後ろで大荷物を抱えてヨロヨロと歩いている圭介を見て、大丈夫なのかを聞くはやて。
圭介「これくらい・・・・大丈夫・・・・さっきまでは・・・鈴や姫路の荷物も持ってたんだし、何より・・・・田中先輩だって・・・・あの、地獄の特訓を受けてるんだ。先輩より・・・・先に・・・・ライダーになった・・・・俺が・・・・・これくらいの荷物持ち・・・・楽勝にこなさなきゃ・・・・。」
腕や足をプルプルさせながら、絞り出すような声で話す圭介。
ヴィータ「いや、無理してるよいうにしか見えないぞ(^_^;)」
シャマル「それにしても本当に大荷物ね。ねえ、一体何のコレ?」
圭介の持っている大荷物を見て、これは何なのかを霞に聞いてみるシャマル。
霞「あ、これは今度のお料理教室で使う食材なの。」
なのは「ああ。確か誠也くんが自宅で、2週間に一度の間隔でグルメ食材を使った料理を教えているって言うあの・・・・」
ヴィータ「かなり変わった連中が通ってるんだっけ?確か・・・ゲキド街外れに住んでいる森ノ宮先生の知り合いで、ちょっと変わった人達(?)なんだよな。仏教徒やキリスト教徒なのに名前が「ブッダ」に「イエス」なんだもんな。」
シャマル「ええ。仏教徒とキリスト教徒なのに、二人共その宗教の開祖の名前なんて、結構変わった人達なのよね。」
霞(あははは・・・・「実は本人なんだよ!」って言っても信じないだろうな~(^_^;))
料理教室に通っている、立川に休暇で降臨している二人の神仏の顔を思い浮かべ、霞は苦笑した。
はやて「そうそう、立川に住んでいるイエスさんとブッダさん。それとブッダさんとイエスさんの知り合いの方達。最近はキャスケットをかぶっている目つきの悪い、確か・・・・鬼灯さんだっけ?その人や、自称異世界の魔王の配下って言う「芦屋」さんや、「織姫」って言う、七夕の織姫と同じ名前の人も通ってるんやったなシャマル。」
シャマル「ええ。ちょっと変わっている所もありますけど、皆さん気さくな人達ばかりですよ。」
なのは「そう言えばシャマルさんも、誠也くんの料理教室に通ってるんでしたよね。」
シャマル「はい。みんな私の料理の味付けが微妙だとか言ったり「○×料理人」だって言ったり、はては「味覚の破壊神」なんて言ったりするから悔しくて・・・だからお料理を誠也くんに習って、料理の腕を上げようって思って。所で霞ちゃん、そっちの子は?」
シャマルは霞と一緒に居るかなでの事を霞に聞いてみた。
霞「ああ、みんな初対面だったね。この子は「かなで」ちゃんと言って今「~♪~♪」って・・・あ、携帯。ちょっと待ってね。」
かなでの事をはやて達に紹介しようとした霞だったが、突如鳴り響いた自分の携帯の着信音に遮られてしまい、かなでを紹介する事を中断し、そのまま自分の携帯を取り出して誰からかかってきたのかを確認した。
霞「アレ?お兄ちゃんからだ。何んだろう?」
突如かかってきた兄である誠也からの携帯に対して「なんだろう?」と思いながら霞は誠也からの携帯に出た。
霞「もしもしお兄ちゃん?一体どうしたの?・・・・・えっ!
霞が誠也からの携帯を切るのを見計らって、先ほど霞が口にした
かなで「霞ちゃん、今
霞「うん、実は・・・・・」
霞はこの場にいる圭介やはやて達にも聞こえる様に、誠也からの携帯の内容について、はやて達にわかるように
かなで「シノが刺客に追われてる!?」
はやて「財団Xの下部組織
霞の話を聞いて驚愕すし、動きを止めるはやて達。そんなはやて達に対していち早く現状を把握した圭介が、持っている荷物を地面におろしながら全員に声をかけた。
圭介「ボーッと突っ立ってる場合じゃないぞ!俺は今から誠也達の応援に行く。高町、お前達もついてきてくれるな。」
なのは「も、もちろん!」
はやて「わたしもついて行くで!ヴィータ、あんたは私についてきて。シャマルはシグナムとザフィーラ、フェイトちゃんに連絡を。今フェイトちゃんは木場さんの所にいるはずだから、うまくすれば木場さんにも協力してもらえるはずや。」
シャマル「分かったわ。」
圭介「霞はここで待っててくれ。事が片付いたら荷物を運びに戻ってくるから、それまでここで荷物番しててくれ。」
霞「分かった。気を付けてね。」
圭介「ああ。じゃあ行ってくる。」
そう言って霞をその場に残し、圭介ははやてとなのは、ヴィータと共に湖へと向かった。
*
寧子「シノちゃん、どこに居るの?」
助けてくれと連絡をしてきたシノの居るであろう湖に隣接する無人の公園へと来た寧子。寧子は走ってきたためか、息を切らせながらシノが何処に居るかを探し始めた。だが寧子の視界の中、目に見える範囲にはそれらしい姿を見つけることが出来ず、気ばかりが焦る。そんな寧子の後ろから二人分の聞き覚えのある声が聞こえてきた。良太と誠也である。
良太「黒羽!」
寧子「村上くん!?なんで来たの!あなたはこの場所で死ぬ未来予知が出ているのよ!死んじゃうわ!今すぐ帰って!!」
良太「それは黒羽も同じだろう!このままお前を残して帰れるか!」
寧子「私には魔法があるし、悪魔召喚アプリが入っている携帯も有る!自分の身ぐらい自分で守れるけど、村上くんは・・・・・」
「自分の身を守る力を何一つ持っていない」そう言おうとした寧子だが、良太はそんな寧子の言葉を否定するかのよいうに手に持っているベルト、電王ベルトを目の前に突き出して見せた。
良太「今の俺には自分の身を守るぐらいの力は有る!俺は仮面ライダーの一人なんだから!」
寧子「え?村上くんが仮面ライダー?・・・そ、それでもダメだよ!危険すぎる!危険な目に会うのは私だけでいい!」
良太「「危険な目に会うのは自分だけでいい!」って何言っているんだ!死んじゃうかもしれないんだぞ!!俺は絶対に残るぞ!!」
互いに譲らず、自分の主張を押し通そうとする二人。そんな二人に携帯をかけながら走っていたため遅れていた誠也が追いつき、二人の間に割って入ってきた。
誠也「はいはい、そこまで。このままお互いの主張を押し通そうとしてもいつまでたっても平行線だし、それに何より時間の無駄だよ。どうせ来ちゃったんだし、3人で事に当たった方がいいですよ。」
寧子「けど・・・・」
誠也のこの場を収める言葉を聞いても、不満そうな顔をしながら渋る寧子。
誠也「寧子さん。今最も最優先にしなきゃいけない事はシノって子を見つけて保護する事なはずですよ。こうやって言い争っている間も、シノって子は危険にさらされているんですよ。」
寧子「!た、確かに・・・・そうだよね。・・・・分かった、三人でシノちゃんを探そう。」
誠也「じゃあまず最初に「~♪~♪」って俺の携帯?誰からっ・・・って鳴海荘から?!」
突如鳴り響いた自分の携帯のディスプレイに映った番号を見て、それが鳴海荘からの電話である事に驚きながらも、誠也は携帯に出た。
誠也「はい、もしもし」
千絵『誠也くん、シノは公園の北側に居るわよ。』
誠也「え?千絵さん?見えるんですか?」
千絵『ええ。今私の「操網」の魔法でその公園にある監視カメラで見てるのよ。それよりシノは・・・・・!?誠也くん!急いで隠れて!キカコよ!』
誠也「え?キカコって刺客の?」
千絵『ええ。早く寧子達と一緒に隠れて!姿を見られる訳にはいかないでしょう?』
誠也「そうだった。二人共、隠れて!」
誠也は千絵に礼を言って携帯を切りながら、寧子達と共に身を隠すように指示を出した。
寧子達逃げ出した魔女達に協力しているライダーの正体を今だに
誠也「あれが・・・刺客の魔女?」
公園内に周りを見回しながら入ってくる魔女のキカコを見る誠也達。そんな誠也達の見ている目の前でキカコはゆっくりと歩いていたのだが、突然その動きを止めた。
良太「ん?動きが止まった?どうしたん・・・・・!?」
動きの止まったキカコを見てつぶやく良太だったが、キカコが口を開いて、口に光る何かを集め始めたのを見て驚く。
キカコの口に集まった光はさらに大きくなり、そして・・・・
ズドーーーーーン!
光は極太のビームの様にキカコの口から放たれ、湖にあるボート乗り場にあるボート小屋を半壊させ、そのまま湖の真ん中にある小島を直撃し、島を破壊した。
良太「なっ!なんだよアレ・・・・これじゃ完全に兵器じゃないか!」
誠也「・・・もしかしてアレが、佳奈が言ってた「砲撃」の魔法なのか?」
寧子「う、うん。アレがキカコちゃんの「砲撃」の魔法だよ・・・・」
キカコの魔法を見て、三者三様の反応を示す誠也達。
誠也「アイツをあれ以上暴れさせる訳にはいかない!これ以上暴れられたらこの辺り一帯が廃墟になるし、シノって子も危ない!そして何より・・・・」
誠也は先ほどのトランシーバーからの連絡で聞こえてきたシノ以外の声の主である「こあ」らしき声を思い出した。
誠也(さっきの声の主が本当に「こあ」自身の物だったら・・・・「こあ」自身も危ない!)
この場に「こあ」が居ると考え、「キカコをこれ以上暴れさせない!」と決意した誠也は、右手にはめている「ドライバーオン」の指輪をベルトのバックルにかざした。
電子音声『ドライバーオン!シャバドゥビタッチヘーンシーン!!シャバドゥビタッチヘーンシーン!!~』
誠也「変身!」
誠也はウィザードライバーのハンドオーサを操作し、左手のフレイムのリングをドラーバーにかざし、仮面ライダーウィザード・フレイムスタイルへと変身した。
誠也「アイツを止める!」
おまけコーナー
織姫「どうも。はたがみ織姫です。今回もやってまいりました「おまけコーナー」!場所は前回と同様、「門田神社」からお届けします♪さあ!張り切ってやろうね、たまちゃん♪シロちゃん♪」
みたま・シロ「「・・・・・・・・・・・・」」
織姫「あれ?どうしたの二人共、元気ないみたいだけど?」
みたま「・・・ねえ、織姫。私達、前回のおまけコーナーの記憶がないんだけど、一体何があったの?」
織姫「え?記憶が無い?!」
シロ「そおッス。思い出そうとすると、気持ち悪くなって倒れそうになるんッスよ。織姫さま、一体前回のオイラ達に何があったんすか?」
織姫「えっ・・・・え~と・・・・(コレって、前回の○×料理を食べた事がトラウマになって、自己防衛のために無意識のうちにその時の記憶を忘れているのかしら(^_^;)
みたま「ねえ、織姫。本当に何があったの?記憶無いって結構気持ち悪いわ。何か知っているんだったら、教えて。」
織姫「え~と・・・・(たまちゃん達の為にも、教えない方がいいわよね。)な、何もなかったわよ。忘れているって事は大した事無かったんだよ。そ、それよりも二人共今回のゲストを早く呼んであげましょうよ。いつまでもゲストさんをまたせるのも悪いでしょう?」
みたま「そ、それもそうね。・・・・それにしても、お腹すいたな~」
シロ「そうッスね。今だに
織姫「後でご飯作ってあげるから、もう少し我慢してね二人共。さあ、今回のゲストさんを早く呼んじゃおう。では今回のゲストさん、どうぞ~」
アルコル「やあ。こんにちは。こんな場所に呼んでもらえるなんて嬉しいよ。」
織姫「今回のゲストは、本編の話に出てきた悪魔召喚アプリの原作のお話、「デビルサバイバー2」の世界からアルコルさんを及びしました♪」
アルコル「原作の話しの補足をするんだったね。どこまでできるかわからないけど。精一杯やらせてもらうよ。」
織姫「はい、よろしくお願いします。」
アルコル「じゃあまずは、僕も出ている原作の「デビルサバイバー2」について話すね。「デビルサバイバー2」は、アトラスより2011年7月28日に発売されたニンテンドーDS用シミュレーションRPGなんだけど、この作品では、2013年4月から6月に放送されたテレビアニメ版の方を元にしているみたいだね。ストーリーは、平和な日本を突如襲った七体の謎の侵略者「セプテントリオン」。その危機に対抗するため、悪魔を使役する力「悪魔召喚アプリ」を得た主人公達・13人の悪魔使いは、謎の侵略者「セプテントリオン」と残された時間・7日間戦うことになる。と言うのが大まかなストーリーだね。」
織姫「この作品では、誠也さんが異世界を旅した時に行った世界が、この「デビルサバイバー2」の世界で、誠也さんははやてさんと共に、この世界で「悪魔召喚アプリ」を手に入れて、アニメ版の主人公である「久世響」さんに協力する形で、この戦いに参加したんですよね。」
アルコル「そうだったね。懐かしいな~・・・・所で、さっきから気になってたんだけど、さっきから黙ったまま力なく座り込んでいるそっちの子は大丈夫なのかい?」
みたま「う~、お腹すいたよ~。」
シロ「ひもじいッスよ~。」
アルコル「どうやらお腹をすかしているみたいだね。なら、僕がさっき捌いた「フグ
みたま「ええ!良いの?」
アルコル「もちろん。さあ、どうぞ」
みたま・シロ「「では遠慮なく!いただきま~す(ッス)」」
織姫「アルコルさん、お料理なんてするんですね。」
アルコル「前に響の為に朝食を作ってあげてね。(アニメ第10話)それで料理するのが好きになってね。」
織姫「そうだったんですか。それにしても、「フグ
アルコル「えっ?毒化?何のことだい?」
織姫「えっ?「フグ
アルコル「あっ、そうだったんだ。初めて知ったよ。なるほど、通りで捌いている最中に「フグ
織姫「毒々しい色に変色?じ、じゃあ・・・あの「フグ
アルコル「うん、多分「毒化」してるね。」
織姫「「毒化」している?・・・・・・・・たまちゃん!シロちゃん!そのお刺身食べちゃだめー!」
みたま「う~ん、「フグ
シロ「おやびん、オイラも目の前が暗くなってくるッス~」
織姫「きゃーーーっ!二人共毒化した「フグ
アルコル「おや、また二人を抱えて飛び出して行ってしまったね。これじゃあコーナーの締めを僕がしなくてはいけないね。と言う事で・・・・それでは皆さん、まったね~♪・・・これで良いかな?」
織姫「誰かーーーーーーーーーーーッ!!!」
つづく