特異点の白夜   作:DOS

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前回の更新から大分たちました。
中身の構想が若干不安定になりますが、続行します!
つたない文章ですが、どうぞご覧ください。


『龍よ穿ちて蛇囲い』

 

 

 

 

移動手段。

 

直径が10キロメートルもある高層ビルのそびえ建つ広大なフィールド。

その為移動手段が徒歩で行こうというのであれば、相手のところに行くまでに無駄に時間がかかってしまうし、いざという時に大きく動くこともできない。

 

そこでボンゴレ側が用意したのは、死ぬ気の炎を原動力とし、炎レーダーに引っかからないように設計されて改良された2輪バイク。

 

ビルが立ち並び、道路や信号機などの設置されたこのフィールドだが、人は参加者いがい一切いないため、大手を振って自由に走り回れる。止まることがなければ、単純計算で時速60キロで走れば10分で端から端まで移動可能である。

 

最も、実際はビルの並びは一直線ではないので多少時間がかかるが、足よりかは十分に早いのは確かである。しかしバイクという移動手段を考えたが、もしもフィールドが森とかと考えると、このコンクリートジャングルのステージは好都合。

 

参加者ルーレットの時もそうだったが、ツナの引きは意外といいのかもしれない。

 

一方、ミルフィオーレ側の基本移動手段は、F(フレイム)シューズによる空中移動。

シューズから持ち主の死ぬ気の炎を放出し、その推進力を利用して宙を自在に移動する手段。放出の炎によってはかなりのスピードも出すことができ、空を飛ぶことで三次元的な動きも可能なため重宝されている。

 

こういう時には、ボンゴレ側と比べて戦いの際に、バイクを降りずに戦えるという利点も存在する。パフィオペデュラム隊も、ガロファーノ隊も、基本相手陣営に乗り込む際はこの移動方法を使用する。

 

そして、イリスファミリーの二人は現在、爆走していた。

 

ビルとビルの間にあるコンクリートの道路を、光努とリルの二人を乗せた車が、通常ならスピード違反確実な速度で走行したいた。

 

パガーニ・ウアイラという、ホワイトのカラーリングのイタリアのスポーツカーに乗り、時速200キロで爆走していた。

 

 

「はやっ!ていうか光努って車の運転できたんだ」

「ああ、灯夜に教えてもらった。今なら自転車から戦闘機までなんでも操縦できるな」

「運転する機会あるのそれ?ていうか免許は!?」

「ここって私有地みたいなものだしいいんじゃね?」

 

 

前後を走る車がいないため、本当にのびのびと走る光努とリル。

実を言うとあのログハウスの中にはこの車がパーツごとに収納されていた。匣技術を応用してそれぞれ小さく収納されており、さらにはルイによって魔改造が施されていた車は、すぐに組み立て可能なようにされていた。

 

しかもそのまますぐに乗っても問題なく、さらには炎レーダーも搭載しているので、ほかの死ぬ気の炎の位置がすぐにわかる。

 

「最初に3つに分かれた3点は、真6弔花だろうけど、今は別の点とぶつかってるから、多分ツナ達の誰かが戦ってるんじゃないか?」

 

光努の言うとおり、今現在、ボンゴレ側のツナと、霧の真6弔花であるローブに面を被った巨人、トリカブトが戦っていた。

 

電子機器をも翻弄する幻術の使い手。その力は並の術師を上回り、匣兵器と併用することでさらに高度な幻術を作り出している。

 

今のツナはバイクを降り、X(イクス)グローブによる炎の推進力により、互いに空中戦を行っていた。もちろんそこまで詳しいことを光努達が知るわけはなかったが、光努の予想は一応あたっていた。

 

「!光努、こっちに向かってくる反応があるよ」

「ふむ。この光は、真6弔花の誰かか。このままいけばもうすぐにぶつかるな」

 

ミルフィオーレ側は全員、全く大胆不敵に向かってくる。入江は自分の胸の死ぬ気の炎を解析し、標的の炎(ターゲットマーカー)と同種の炎を備えた自立飛行の(デコイ)ロボットを辺りに放つ。

 

そのおかげで、現在のレーダーに映る入江の炎は10以上。どれが本物か行ってみなければわからない状況では、妙手と言える。それに比べてデイジーと緑鬼は特に隠す素振りもなく、ツナや光努達からしてみれば標的が分かりやすくてありがたい。

 

しかしこれがミルフィオーレの自信と実力の表れでもある。

 

「と思ったらもう一つ、こっちに接近してくる。やっぱこのマーカーが目印か」

 

そう言ってハンドルを握る光努は、自分の胸に灯る炎をちらりと見る。

 

「リル、一旦2人に別れるぞ。各自迎撃して近い方の大将獲りに行くぞ」

「了解♪」

 

そう言うと、リルは自分側の扉を開き、()()()()()()()()()()()()

 

すぐにリルの姿は光努の視界から消えて、光努は問題ないとでも言うようにまっすぐに前を見据える。

 

「さてと、最初に来るのは、どいつだ?」

 

そう言う光努の視線の先、道路の真ん中に仁王立ちしている人物がいた。

 

立体的な龍の面をかぶり、身長2メートルはあろうという巨漢の男。

ミルフィオーレガロファーノ隊、通称龍。漢服を身に纏い、威風堂々としたその人物は、左手に匣を右手にリングを構えた。構えた赤い石の嵌められたリングから、真っ赤な嵐の炎が放出し、手に持つ黒と白のカラーで構成された太極図の模様の匣に、炎を注入した。

 

そして炎と共に飛び出してきた物体を手に取り、くるくると振り回して構える。

 

柄の長さが身長と同じくらい、2メートルはあり、先の部分には、こちらは1メートルに幅は30センチはあろう、巨大な大きさと重量を兼ね備えた少し湾曲した刃。一般に青龍偃月刀と呼ばれる、日本でいう薙刀に近い武器だが、その大きさは一般のそれを遥かに凌ぐ大剣だった。刃には嵐の炎が纏われ、突進してくる光努と車に向かって、その刃を振り下ろした。

 

 

斬!!

 

 

そして、車は龍を通り過ぎた、その身を縦に二分割して。

 

(マジか!)

 

思わず驚く光努だが、驚いている場合ではないすでにニ分割した車は壁に激突寸前だった。

 

ドゴオオォン!!!

 

そのままビルの壁にぶつかった車は炎上し、龍の後ろではふた筋の煙が上がったのだった。

 

通称龍は、青龍偃月刀を片手で持ったまま肩で担ぎ、空いた手で自分の顔についている龍の面を外して、その握力のままにバキリと握り潰した。

 

その顔は、およそ40代くらいに見える。右目に黒い眼帯をつけ、猛獣のような鋭い瞳。黒い髪と顎髭に、口角をあげて獰猛そうな笑みを浮かべていた。

 

「まずは一勝、と言いたい所だが、そうそう簡単にはいかんだろう。なんせ、儂の瞳がお主らの実力が高いと言っておるからな」

 

柄を持っていない手で親指を自分の眼帯にビシリと突きつけ、後ろを振り向きにかりと笑う。先ほどの獰猛な笑みと一転して、まるで子供のような笑い顔。

 

真っ二つにされてビルに激突した車は炎上したまま。そんな光景を見つめたまま、面をとった通称龍は少し腰を落とし、柄を持っていない方の手を自分の顔の高さ程に上げると、腕に向かって衝撃が走った。

 

ドォン!!

 

気づいたら、そこには龍のあげた腕に蹴りを入れている光努の姿があった。

 

 

「いきなりとは、やってくれるな。あの車高かったらしいいんだがな」

 

 

足をあげてる光努の姿は、まさかの無傷。

スローモーションで再生すれば、縦に真っ二つになった車、そして運転席にいた光努。なのでぶつかる前に外へと飛び出したのであった。結構スピードが出ていたにもかかわらず、特に無傷なのはさすが光努といったところ。

 

といってもこれくらいならツナや、やろうと思えば山本や獄寺だって特に問題ないのである。やつらは着々と人間をやめつつあったのだ。ちなみに余談だが、光努達の乗っていたパガーニは億を超えるらしい。

 

「はっはぁ!ようやく現れおったな。まずは一勝、決めさせてもらうぞ、白神光努!!ぬぅん!!」

 

光努の蹴りを振り払い、そのまま両手で青龍偃月刀を振るった。通常とは異なる大きさと重量を兼ね備えたその武器は、まっすぐに空中にいる光努に向かって振り下ろされた。

 

ドゴオオン!!

 

武器そのものも重量が高いのもあるが、使用するこの人物は単純に腕力もかなり優れている。振り下ろした偃月刀は容易にコンクリートの岩盤をえぐり、辺りにコンクリートの破片と共に土煙が充満する。だが、偃月刀を振り下ろしたまま、土煙の中でで、龍はいくぶかしげていた。

 

(手応えがない。空中では移動できぬはずだが、今何をした?一瞬だがまるで、()()()()()ように見えた…………何か仕掛けがあるようだな。だが、面白い!)

 

刃をつかんだり蹴ったりしたわけでなく、どうやって逃れたのか、龍から数メートル上方の宙にいる光努に向かって視線を向けて、猛獣のように笑う。

 

光努もただではやられないつもりか、不敵な笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「光努殿の蹴りを受け止めるとは」

 

余裕綽々に、というわけでないが、通称龍と呼ばれる男は片腕で光努の蹴りを受け止めた。バジルは少しだけ模擬戦をしたからか、光努の実力はある程度わかっている。そしてそのでたらめさも。だからこそ敵の行った挙動に驚いていた。だがその隣で、ディーノはその戦いの光景ではなく、面の割れた男の素顔を見て驚いていた。

 

「あの男、まさか(シン)捧日(ホウジツ)か!」

「ちっ。面倒なのがいたな」

 

ボンゴレサイドの観覧席にいるディーノが、光努の映像を見ていたとき、画面に現れた龍の素顔を見て、驚きの声が上がった。

 

同意するように、いつの間にか紛れていたスクアーロも舌打ちをする。

ちなみにこのスクアーロ、ボンゴレ基地にこっそりと潜伏して暴れる機会を伺うという、思いきり妨害する気満々のとんでもないこと考えていたのだが、桔梗に殺気を気づかれたので大人しく観覧席にいるのである。

 

口では暴れると言っても、家庭教師として山本の戦いを見るつもりなのは見え見えだった。これが俗に言うツ「ゔお゙ぉ゙い!!うるせぇぞおぉ!!」まあこの話はまた今度で。

 

「あの御仁、見た限り中々の強者でござったが、ディーノ殿はご存知なんですか?」

「ああ。あいつは(シン)捧日(ホウジツ)と言ってな、中国マフィア間を用心棒として渡り歩く、『崩龍』の異名を持つ猛者だ。しかし、あいつがミルフィオーレに入っているとはな。お前も知ってるのか、スクアーロ」

「ああ。ヴァリアーも、あいつがいるところに攻める任務にはあんま受けねーな」

 

弱者は消す、という理念のあるヴァリアーの任務は、プロとして絶対勝利を求められる為、基本的に成功確率が90%を超えた時に行う。それ故に、ヴァリアーの任務は確実に遂行され、ほとんどの任務に失敗はなく、通常人間に不可能なことも達成させる悪魔の所業から、『ヴァリアー・クオリティ』と呼ばれる。

 

しかし、数ある任務の中には、名のある実力者のいる所、他にも有名どころのマフィアのいる所でいくつも任務を受けない、つまり成功確率がシュミレート段階で90%を下回る所も存在する。そういうときにこそ、ヴァリアーの幹部にとっても一筋縄じゃいかない人物と戦う機会が出てくる。実際には戦ってみなくては分からないが、任務失敗するかもしれない、という可能性を考慮して任務を無効とすることもあるという。その話を聞き、バジルは驚愕する。

 

「まさか、そんな人物がミルフィオーレの参加者側にいたとは!」

 

今現在、ツナが交戦している霧のマーレリング保持者、トリカブトも、かなり強力な術士。機器をも翻弄し、観覧席の画面からでも幻術の映像を映し出すほどに強力な幻覚と、雷の炎を纏うウミヘビの匣兵器を併用することで、空中戦をするツナを追い詰めていた。真6弔花だけでもかなり厄介だというのに、それに加えて選ばれたA級の兵士達ですらディーノ達も聞いたことがある程に実力者。これでどこまでボンゴレとイリスの力が通じるのか。

 

心配するバジルの顔を見て、ディーノはふっと笑った。

 

「心配するな、バジル。光努はそう簡単にやられねーし、ツナも成長している。見てみろ。ツナのほうはそろそろだ」

 

そう言われ、バジルはツナが戦っている画面を見るが、そこには驚きの光景が映っていた。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

黒いウミヘビ。

基本的に霧のマーレリング保持者の術士だが、獄寺のように複数の炎を使用でき、雷の炎を持つトリカブトの使用する雷の匣兵器。雷の炎でコーティングされて通常のコンクリートの20倍程に硬化されている雷ステージのビル群だが、同じ雷の炎を纏う海蛇の大群は、砲弾のようでも槍のようでもあり、容易にビルを貫通してツナへと突撃する。

さらに空中戦ならではの三次元的な動きにより、空中のツナを四方から海蛇が格子状に囲った。

 

「幻魔、ウミヘビ方眼(レーペ・センペルテ・ディ・マーレ)

 

ツナの周りを取り囲む線状になったウミヘビが、立体の方眼のごとく立ち並び、だんだんと間隔を狭めてツナを潰そうとしてくる。このままいけば、ウミヘビ自体には雷の炎により硬度と鋭さが増しているため、線状にバラバラになってしまう。いくら機動力が高くても、自分より狭い間隔であたりを囲われたら、出ることすらかなわない。

 

その時、ツナの腰にぶら下がるボンゴレボックスが独りでに揺れる。まるで、自分に任せろ、とでもいうように。ツナはそれを信じ、ボンゴレ匣を開口した。

 

「ナッツ、頼む!」

 

純度の高い、オレンジ色の大空の炎を注入され、ボンゴレ匣から飛び出した炎はツナの腕に収まった。

 

その姿は、小型のライオン。タテガミはオレンジ色の大空の炎がうねり、額にはバイザーのような鎧。そしてその額に、ボンゴレの紋章が刻まれた、一匹のライオンの姿だった。

 

 

天空ライオン(レオネ・デイ・チェーリ)Ver.(バージョン)V.(ボンゴレ)!!

 

 

XANXUSのと同じ大空のライオンシリーズの一つ。

だが、ボンゴレ独自の技術が付加され、細部の形状が通常の天空ライオン(レオネ・デイ・チェーリ)と異なるのだった。

 

喉をならし、唸り声を響かせ、百獣の王にふさわしい猛々しい咆哮を放つと同時に、咆哮の先のウミヘビが全てピシリと固まり、ただのコンクリートと化した。

 

大空の石化によってすぐさまそこからコンクリートになったウミヘビを破り、ツナと天空ライオン(レオネ・デイ・チェーリ)のナッツは、ウミヘビの檻からの脱出に成功した。

 

天空ライオンには、咆哮と共に大空の調和により、対象を周りの属性と同じにすることが可能。ウミヘビを周りのビルと同じコンクリートにすることで、普通なら雷の炎を纏って突破できないながらも、ただのコンクリートにさせることで、ツナはウミヘビを打ち破る事に成功させたのだった。

 

脱出し、すぐさま炎をグローブから放出して、ビルの前にいるトリカブトに向かう。だが、接近した瞬間、トリカブトの後ろのビルにヒビがひとりでに入り、一瞬にして大量のウミヘビがビルの中から外へと飛び出してきた。

 

「くっ!」

 

不意を着いた攻撃に、ツナに切り傷が走る。

だがそれだけで終わらず、一瞬怯んだツナの前後左右、全方位をウミヘビが囲んだ。

 

(避けるのは無理か……)

 

弾丸のごとく飛んでくるウミヘビの大群。数が多いのに加えて素早く、攻撃力も高い全方位からの攻撃。直ぐに避けるのは不可能と判断したツナだが、その目は諦めている目ではない。その判断の先には、次への突破口がすでに見えていた。

 

「ナッツ、形態変化(カンビオ・フォルマ)防御モード(モード・ディフェーザ)

 

その瞬間、ツナの腕にいるナッツが雄叫びをあげて、額のボンゴレの紋章が光り輝く。そしてだんだんと瞳を鋭くさせ、その体を変化させた。

 

だが、その間にもトリカブトの攻撃の手は止まらない。周りから飛んで来たウミヘビにツナは避けることができず、突き刺さる大量の黒いウミヘビは、最終的にツナを中央に添えてウニのようになってしまった。ツナの姿がウミヘビに囲まれ消され、その生存は絶望的になった。

 

「さ…沢田殿!」

 

瞳を見開き叫ぶ観覧席のバジル。京子やハルも、顔色を青くして画面を食い入るように見つめる。

 

ディーノ達も難しい表情をする中、ディーノの肩に乗っていたリボーンは、唐突に口を開いた。

 

 

「ボンゴレ匣ってのは、匣アニマルそのものが武器になる、ボンゴレが独自に開発したものなんだ」

 

形態変化。

 

それがボンゴレの技術が埋め込まれたボンゴレ匣の特徴。

 

基本的に匣アニマルは、単体で挑ませる、もしくは使用者とタッグを組んで戦う、というようなもの。だが、ボンゴレが独自に開発したこの兵器は、匣アニマルを武器へと変形させて、使用者が実際に身につけることで戦闘を行うシステム。

 

そして、このボンゴレ匣の変形により現れる武器は、初代ボンゴレファミリー、つまりボンゴレⅠ世とその守護者の使用していた武器が元となっている。

 

ツナの天空ライオン(レオネ・デイ・チェーリ)の変化形状、それは……、

 

 

バサアァ!!

 

 

突き刺さるウミヘビを容易に打ち払い、中央にいたツナの姿が現れ、その身に纏われていたのは、大空の炎のと灯された、漆黒のマント。

 

 

全てに染まりつつ、全てを飲み込み、抱擁する大空、|Ⅰ世のマント《マンテッロ・ディ・ボンゴレプリーモ》!!

 

 

 

 

 

 

 




現在戦況

白神光努(イリス側標的)VS(シン)捧日(ホウジツ)(ガロファーノ隊通称龍)

沢田綱吉(ボンゴレ)VSトリカブト(パフィオペデュラム隊真6弔花)

入江正一(ボンゴレ側標的)、スパナ(ボンゴレ)ボンゴレ基地にて指令中

デイジー(パフィオペデュラム側標的)パフィオペデュラム基地にて待機中

緑鬼(ガロファーノ側標的)ガロファーノ基地にて待機中


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