ストパンのVRゲームでウィッチになる話   作:通天閣スパイス

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イントロダクション2

『――当基地の全てのウィッチに告ぐ。本日より三日後までの全ての出撃を中止とし、各員は心身の休養に努め、鋭気を養うことを第一とせよ。繰り返す、本日より――』

 

 朝食が終わり、少し経った後に始まった身体を怠けさせないための訓練が終わった頃。

 飛行場での走り込みを終え、タオルで汗を拭きながら乱れた息を整えていた俺達の耳に、そんな放送が聞こえてきた。

 

 訓練を共にしていたJG3のメンバー達は、皆その内容に戸惑いを隠せないようだった。

 細かい状況までは下には知らされていないものの、現状があまり好ましくないことはこの基地の誰もが理解している。ネウロイに追い詰められつつあるこの状況で、数日とはいえ重要な戦力であるウィッチを出さないというのはどういうことかと、皆で顔を見合わせた。

 

「……何かある、と言わんばかりだな。ウィッチを全員温存するとは、どうにもマトモ(・・・)じゃない」

 

 タオルを首に掛けた隊長が、独り言のようにそう呟いた。

 

 上層部も馬鹿ではない。この命令も何か理由があってのものだろう、というのはすぐに推測出来ることだが、それが何なのかはどうにも予想出来る気がしなかった。

 隊長も、俺も、他の面々も、訓練を行っていた面子は皆訝しげな表情を浮かべている。この命令の裏にある真意を、皆が計りかねているのだ。

 

 チラリ、と隊長がミーナに視線を向けると、ミーナは黙って首を横に振った。話を聞かされていなかったということだろう、彼女も同じように怪訝な表情をしている。

 部隊の司令官クラスには知らされていない、つまり、上層部のみで何かが進められている――そういうことだろうか。アニメやゲームのお約束なら無茶ぶりに等しい任務を与えられたりするんだろうが、さて。……どうも嫌な予感はするものの、その予感が外れてくれることを祈るしかなかった。

 

「……皆、聞いたわね。本日予定していた出撃任務は中止、各自別命あるまで待機すること。復唱!」

 

 パンパン、と。素早く気を取り直したミーナが手を叩いて、訝しんでいるままの皆の気を引く。

 視線が集まったのを確認すると、彼女は背筋を伸ばしながら口を開いて。司令官としての役目を務めるべく、訓練終了の号令を掛ける。

 皆のJawhol、という返事の後に続いた命令復唱の合唱を聞いて、ミーナは「よろしい」と満足気に一つ頷いた。

 

「では、これにて訓練を終了とします! 解散!」

 

 一際声を張り上げたミーナの声に、負けじと大きな声で皆が終了の挨拶を返して。お疲れさまでした、と皆と同じ言葉をどうにか口にしながら、俺は――

 

「……えっと。ヴェラさん、大丈夫?」

「……」

 

 ――走り込みで息も絶え絶えになり、呼吸が整うどころか未だにぜぇぜぇと肩で息をしていた俺は、心配して声をかけてきたミーナにサムズアップを返した。

 

 

 

 

 

 はぁ、と。一つ溜め息を吐きながら、俺はぶらぶらと基地の中を歩いていた。

 

 特に目的地はない、暇潰しのための散歩である。任務が中止になったはいいものの、その空いた時間に何か予定が入ることもなかった俺は、その暇を少々持て余していた。

 部屋でのんびりしていようか、と最初は思ったものの、部屋の扉の隙間から甘ったるい声が聞こえた時点で回れ右をした。ルームメイト達は無理矢理襲ってくるようなことはしない、と一週間ほどの付き合いで分かったものの、流石に百合百合な光景を見ながら休めるほど俺も剛の者ではない。

 いっそエーリカ達に会いに行こうかとも思ったが、偶々食事の席が同じになっただけの関係で押し掛けるのも図々しい気がして、それも結局止めにして。結果として当てもない散歩に出てみた、というわけである。

 

 飛行場だの、格納庫だの、普段あまり細かく見る余裕もなかった場所を見ていくのは、まるでゲームのマップを埋めていくようで少し楽しかった。楽しかったのだが、一時間もすればどこも見終わってしまって、やはり飽きてきてしまう。

 途中で拾った空きクリップ――銃弾を縦に並べたものの抜け殻を五つほどジャグリングしながら歩く、という凄いのだか間抜けなのだか分からないような行為に挑戦してしまうくらいには、暇を感じてしまっていた。

 

 ひょい、ひょい。そんな擬音が付くに相応しい流れるような動きで、五つのクリップを宙に舞わせていた。

 器用さのステータスは、こんなことにも使えるらしい。無駄のない無駄に洗練された無駄な動きによって、クリップ達は綺麗な軌跡を描きながら舞っている。

 退屈によって始めてしまったこの曲芸も、最初の方は中々に難しく感じたものの、コツを一度掴んでからは容易く出来るようになってしまった。これも飽きたら、次は何をすればいいだろう――。まさかゲームの中でこうも暇になるとは思わなかったと、俺は再び溜め息を吐いた。

 

「……あ」

 

 ふと。新しく暇を潰せそうな、今まで記憶の隅に追いやっていたものを思い出して、つい声が出た。

 このゲームの仕様というか、おそらく出来るであろう機能について、何だかんだと後回しにしていたものがあったのだ。その存在を今しがた思い出して、早速それを使ってみることにする。

 

 まずは、じぃ、と。ジャグリング中のクリップの一つに視線を集中して、しっかりと意識を向ける。すると視界にウィンドウがポップして、これがゲームだということを感じさせてくれる画面が浮かび上がってきた。

 

『Kar98k用クリップ』

 カテゴリ:アイテム/補助・投擲

 残弾数:0/5

 説明:装填時に用いることで、より素早い給弾が可能となる。Kar98kのみに仕様可能。

 

 半透明なウィンドウに、そんな感じの簡潔な情報が記されている。

 とりあえずその情報はここでは無視して、そのウィンドウを下にスクロールしてゆくと、『ボックスに入れる』という選択肢があった。それを選んでみると、あら不思議。宙を舞っていたクリップのうちの一つが、急に姿を消してしまったのだ。

 

 続いてメニュー画面を出してみて、項目の中から『アイテム』と書かれたものを選ぶと、画面がゲームではお馴染みの、幾つもの升目に分かれた空白が並ぶ――多くのゲームでは『アイテムボックス』と呼ばれるものが視界の一部に広がった。

 使っていなかったのだから当然ではあるが、開いたそのボックスの中には何もない。――ボックスの一番左上の片隅にこっそりと入れられている、先程消え去ってしまったあのクリップを除いては。

 

「わあっ」

 

 VRゲームではお馴染みの仕様はこのゲームにも搭載されているようだ、と。実際にアイテムボックスという謎空間に収納されているクリップを見て、つい声を漏らした。

 

 このようなアイテムとアイテムボックスの関係は、二十世紀の頃から基本的なものは変わっていない。アイテムを選択して収納する、それが今のゲームでも大抵の場合に採用される、伝統的な仕様である。

 故に、このゲームでそれが出来たこと自体に対しては、そこまで驚いてはいなかった。むしろ重要なのはこの仕様を何か別のことに利用出来ないかどうか、その一点に尽きた。

 

 ジャグリングを続けていたクリップを次々にアイテムボックスへと入れながら、この仕様を有効に使う方法について考える。

 アイテムを持ち運べる、というだけでも便利ではあるものの、それだけに終始していては話がそこで終わってしまう。別にそれで害があるわけでもないのだが、暇潰しということを考えると何か思い付きたいものだった。

 

 例えば――銃を入れ替えながら戦う、というのはどうだろう。装備の持ち換えは昔からある、オンラインゲームでは当たり前な技術の一つだ。

 属性だの相性だの、そういったものがあるゲームなら敵毎に装備を換えて戦うことも多い。だがこのゲームでは……どうだろう。ライフルを持って、サイドアームを持って、正直それで事足りるような気もする。

 精々、重装甲の敵用に破壊力のある武器を用意しておくぐらいだろうか。パンツァーファウストでも持っておけば、確かにいざという時には役立つかもしれない。……軍曹にそこまで良い武器が支給されるか、という問題はあるけれど。

 

 そんな風に色々と考えを巡らせながら、暫しの間むむむ、と頭を悩ませて。

 

「――君。少しいいかね」

 

 突然背中に掛けられた声によって、強制的に中断させられた。

 

 振り返ると、いつの間にやって来ていたのか、中将の制服を着た男が俺の背後に佇んでいた。彼の顔は何処かで見たような気もするが、すぐには思い出せそうもない。ただ少なくとも原作に出てくるマロニーのような無能軍人ではないらしい、彼からは非常に落ち着いた印象を受ける。

 慌てて向き直ると同時に敬礼をし、何の用かと丁寧な言葉で尋ねてみる。彼は返礼を行いながら、じぃ、と俺の顔を一瞬見詰めて。やがて口を開いた彼は、その印象に合った理知的な声で俺への用件を口にした。

 

「少し尋ねたいんだが……。どうも君が先程、物を忽然と消失させたように思えてな。あれはいったいどうやったんだね」

「……えっ?」

「ほら、君が曲芸をしていた何かを、空中でいきなり消しただろう。少し遠くからだったが、何かが消えた瞬間ははっきりと見えたよ。

 君は、見たところウィッチのようだが……。ふむ、君の固有魔法かね? 物を消失させる魔法なぞ聞いたことがないが」

「え、いや、あの。ただのアイテムボックス――」

「……?」

「――固有魔法です。私の魔法は、異空間に物を出し入れ出来るんですよ」

 

 アイテムボックス、という単語に彼が首を傾げたのを見て。これは説明するのは面倒だと、とりあえず誤魔化すことにした。

 

 ゲームの仕様はゲームの中では当たり前のこと、というのはゲームにとっての暗黙の了解のようなものだ。モンスターを倒したらお金を落とすのも、倒した敵の死体が残らずに消えてゆくのも、大抵のゲームでは――どんなに現実的じゃないとしても――突っ込まれることはない。

 だが、いつの時代もひねくれ者というのはいるもので。一部のゲーム、特にリアルな体験でプレイ出来るVRゲームの一部のゲームでは、そういった『ご都合主義』に対してゲームの中のキャラが反応する、というものもあった。

 例えば、勇者が他人の家に入って箪笥を漁るとする。普通のゲームなら咎められることはないが、それらのゲームなら勇者には不法侵入と窃盗の罪状が付く。そういった良く言ってリアルな、悪く言って面倒臭い仕様を好む人間は、ユーザーも制作者も、決して少なくない。

 

 このゲームも、どうやらそれらのお仲間らしい。アイテムを収容する行為を見咎められたということは、この世界のキャラクター達は現実のような価値観(・・・・・・・・・)で動いているということだ。

 ゲーム的な仕様は存在していても、それが常識ではない。きっと彼らはステータスやレベルなんて分からないだろうし、この世界がゲームだなんて露ほども思っていないだろう。

 故に、先程のようにゲーム的なシステムを使った行為は、キャラクターにとってはおかしなことでしかない。もしどこぞのTASさんよろしく乱数調整を狙って奇行を繰り返すような真似をすれば、ゲームの中といえども窓に格子の付いた病院に連れていかれるはずだ。

 

 面倒臭い、と思うと同時に、早めに知っておけて助かったとも思う。

 もし気づくのが遅れて、システムを利用したバグ技等を試しでもしていたらどうなったことやら。……とりあえず、基地内での交遊関係が悲惨なことになるのを回避出来ただけでも、良しとすべきか。

 

「ふむ……。少し試したいことがあるんだが、いいかね?」

 

 俺が内心そんなことを考えていた頃、何やら顎に手を当てて思考を巡らせていた彼は、そうこちらに問いかけてきた。

 中将閣下の言葉なぞ軍曹にとっては命令も同然であるし、俺は表情を笑顔にしながら快く了承して。その返事を聞いた彼は、ついてきなさいと、俺を伴い何処かへと歩き出す。

 

 会話もないまま数分間、彼の背中を追って進んでゆくと、到着したのは司令部が入っている建物の中の一室。

 ノックもなしに入室した彼は、入りなさいと俺を手招いて。おずおずと足を踏み入れる俺を横目に、彼は部屋の奥の執務机の椅子に腰掛けた。

 

「……ああ、心配しなくてもいい、ここは私の部屋だ。楽にしたまえ」

 

 キョロキョロと、忙しなく周囲を見渡す俺の様子を見かねたのか、椅子に座って一息吐いた彼はそんな言葉を掛けてくる。

 あはは、とそれに愛想笑いを返しながらも、内心は無理に決まっているだろうと必死に首を振って。下士官が将校の執務室に入るというのはこんなにも緊張するのかと、現実にこんな思いをしている軍人への尊敬の念を芽生えさせていたりした。

 

 幸いにも彼は特に話を引っ張ることもなく、さっさと流して話を進めて行く。机の引き出しを開けた彼は、そこから一丁の拳銃を取り出したかと思うと、中の弾を抜き――なんと、こちらに差し出してきたのだ。

 思わず呆気に取られた俺に、彼は落ち着いた口調のまま、これを異空間とやらに入れてみろ、と言った。

 最初は少し躊躇ってしまったものの、やがて彼の視線の圧力に負けて、俺はその銃を受け取って。先程と同じようにアイテムに意識を傾けて、ウィンドウを表示させて――

 

『ワルサーP38(マンシュタイン)』

 カテゴリ:装備/銃器

 装弾数:0/8

 残弾数:0

 整備状態:良好

 説明:カールスラント軍が制式採用した軍用自動拳銃。マンシュタインが個人的に所有している独自モデル。

 

 思わず目を見開いた。

 

「……? どうかしたかね」

 

 驚いた表情で視線を銃から彼の顔に向けた俺に、彼は訝しげな表情をする。

 何でもないです、とその場を誤魔化しながら、俺は彼の顔をじっと見詰めて。彼の顔が、以前見た写真――WW2当時における最も優れた指揮官の一人、ドイツ陸軍元帥エーリッヒ・フォン・マンシュタインの写真のものと非常に似かよっていることに、ようやく気がついた。

 

 ――マンシュタイン! 今俺の目の前にいるのは、あの(・・)マンシュタインか!

 これがゲームの中だと知っていても、俺の知っている歴史とは違う世界だとしても、こうして未来にも名が残る有名人を目にして見ると、なんとも不思議な感慨深さがある。

 恋愛とか、そういった感情とはまた別の興奮と感情が、波のように俺の心に押し寄せてくる。頬が熱を持ち、胸の奥底から湧き出てくる喜びの感情で、口が弛みそうになるのをなんとか抑えた。

 

 握手を申し出よう、という逆らいがたい誘惑を振り切って、まずは彼の命令に従うことにする。もう一度視線を彼の銃へと戻し、ポップしたウィンドウの選択肢を選んでアイテムボックスへと収納した。

 すると銃の姿が一瞬で消え、俺の手にかかっていた重みと同時にその存在が消え去る。その瞬間を見たマンシュタインは感心したように少し口端を上げて、しかし冷静な表情のまま、今度は取り出してみろと命令した。

 

 出しっぱなしにしていたメニュー画面のアイテムを選び、先程と同じくアイテムボックス画面を表示させる。五つのクリップの横に新しく出現したアイテム、ワルサーP38を選択して取り出すと、これまた一瞬で拳銃が姿を現した。

 俺の手の上に現れたそれを握りながら、チラリ、とマンシュタインに視線を向けてみる。彼は顎を手で擦り、暫しの間何やらを考える仕草を見せていた。俺の手、正確には手に握られた拳銃を見つめながら、彼は何かを考えている。

 

「……軍曹。君の姓名と、所属を教えてくれ」

 

 数分後。思考が纏まったのか、冷静な表情は崩さぬまま、彼はそう口にした。

 その質問に俺が答えると、彼は次に「ゲーリング少将を知っているか」と問いかけた。……ゲーリング? はて、あの太っちょ元帥と何か関係があるのだろうか。

 

「ゲーリング、少将ですか? 元帥ではなく?」

「ヘンリエッタ・ゲーリング少将、ゲーリング空軍元帥の娘だ。……その様子は、本当に知らないようだな」

 

 はてなマークを浮かべる俺を見て、マンシュタインは呆れ半分、そして何故か安堵半分の溜め息を吐いた。

 どういう人間なのかと尋ねると、彼は少し悩んだ後、知らない方がいいと首を横に振る。そして逆に出来る限り関わり合わないようにと注意され、俺のこの魔法(・・)に関しても、決して彼女に口外しないようにと念を押された。

 

「……君のこの魔法は、おそらく君が考えている以上に有用性が高い。この魔法の詳細を、誰かに伝えたことはあるかね?」

「いえ、ありませんが……」

「それは良い。では私が許可するまで、君のこの魔法についての他者への情報開示を禁ずる。使用も可能な限り、命に関わる場合を除いて控えてくれ」

 

 え、と。あんまりと言えばあんまりなその命令に、俺は反論しようと口を開きかけて。

 

「――君はカールスラントを救うかもしれない」

 

 遮るようにして放たれた彼の言葉に、出しかけた声を飲み込んだ。

 

「……どういうことですか?」

「……何。君が英雄になるかもしれない、ということだ。期待しているよ、ヴェラ軍曹」

 

 そう言って、彼は意味有り気な笑みを浮かべた。

 ずっと変わらぬ表情をしていた彼が初めて見せた笑みは、どこか暗い雰囲気を感じさせるものだった。それに何が隠されているのかは分からないが、少なくとも先程の言葉は何か含みがあることは間違いない。

 

 いったいどういうつもりなのか。それをこの場で聞いても、おそらく彼が答えることはないだろう。

 聞きたいことは山ほどあるし、言いたいこともたくさんある、が。

 

「ありがとうございます、中将。……粉骨砕身の思いで頑張らせていただきます」

 

 今俺が出来るのは、こうして表面的な受け答えを続けることだけだった。

 

 敬礼しながらのその俺の言葉に、彼は二言三言の短い言葉で返答をした。そしてそれから何度か言葉を交わして、退出の挨拶をした後に、俺は彼の部屋を後にする。

 扉を閉め、司令部の外へと出てからふと、空を見上げた。先程まで晴れていたはずなのに、上空の風の流れが速いのか、遠くの雲が流されてきていて。

 

「……」

 

 つい、思わず。晴天が雲に覆い隠されつつあった空模様を、縁起が悪いと睨み付けてしまった。

 

 

 

 

 




ストライクウィッチーズの裏側とか考えると、あれですね。楽しくなりますね。よっしゃマンハッタン計画進めよう!(錯乱)

Q.陸軍としては海軍の提案に反対である

A.ぶっちゃけるとオマージュです。提督の決断の新作出ないかなぁ……

Q.主人公の使い魔は?

A.一応設定はあるのですが、出すかどうかは未定。原作でも空気設定だし、うん

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